東京の片隅から
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「応仁の乱」読了。これも新書。 「観応の擾乱」「応仁の乱」とも室町時代関連の書籍で、数年前に買って読みかけで積ん読していたのだが、ここに来てちゃんと読む気になったのはやはり「麒麟が来る」効果なのか。書籍の中でも「太平記」「花の乱」に触れられていて、研究者としても大河ドラマはちゃんと見ているんだなぁと・・・そういう視聴者を掴むために新書があるとも言える。 応仁の乱も、教科書では山名細川の争いでした、でさらっと終わったりするんだよね。人間関係が流動的だし最終的な勝敗もうやむやな感じなので取り上げにくいんだろうけど。興福寺からの視点は面白かった。
「観応の擾乱」読了。 足利尊氏・直義兄弟を中心とした室町初期の争いについての新書である。 日本史の教科書でもさらっと流されてしまうところなのだが、習ったことを記憶の底から引っ張り出しながら読み進めた。 争いの動機などは人の心によるものが大きいので、結局のところ後世の我々がいくら考えてもわからない部分はある。 幕府とそれぞれの武家の関係も結構流動的だし、わからないところはわからないのだな、と思う。
夜中、子どもが突然起きて洗面所で嘔吐。朝までに数回吐く。たぶん胃腸炎。 久しぶりだが、気持ち悪くなって自分で起きれたこと、起きてトイレに行ったこと、それは確実に成長なのであった。布団関係の洗濯物が出なかったのが奇跡だぜ。 朝になってから医者に連れて行くと、やはり胃腸炎であった。 スポーツドリンクを飲ませ、学校は休ませる。 午後見守りを頼んだ義母によると、一日とろとろと眠っていたらしい。疲れが出たかな。
2020年02月17日(月) |
映像研に気をつけろ! |
子どもが今気に入っているアニメは、ポケモン、妖怪学園、ラディアン、鬼滅の刃、映像研に気をつけろ!。 前3つはリアルタイムで視聴。鬼滅はアマゾンプライムで一気視聴、映像研は録画。
鬼滅は友達から聞いたらしい。アニメを一緒に見た感じ、首が飛んだりする場面もあるが、それほどスプラッター要素もないのであまり怖くないらしい。全話見て思ったのだが、絵が綺麗だな、と。元の絵柄もあるのだろうけど、静止画に着彩されたときに切り絵のような効果があり、戦闘シーンも動きが綺麗。動きにタメがあって、見ていてリズムがいいのと、作画が乱れない。ずいぶん力を入れて作ったな、これでは人気が出るのもわかるな、と思う。
お正月の一挙放送で嵌まって録画を始めたのが映像研。アニメーションを作るというのがアニメ好きの子どもの琴線に触れたらしい。会話のテンポもいいし、街の設定が迷路みたいでそれも楽しい。一緒に見て、アニメ作りのところは私が補足説明を入れている。キャラクターだけでは面白い話にならないこと、世界設定やストーリーも大事なこと、作るにはいろいろな手間がかかること、そういうところを上手く描けている作品だと思う。うっ頭が・・・!と過去の自分の黒歴史を思い出すお母さんは全国に沢山いるんだろうなぁ(苦笑) あと、主人公たち3人の造形がいい。女子高生なのに美少女じゃないし巨乳じゃないし一人読者モデルという設定の子はいるが、絵柄的に萌えキラキラではない、しかも好きなことは早口というヲタク全開ぶりが斬新。会話のテンポもいい。キャラクター担当、世界設定担当、プロデュース担当と分かれているこの関係、なんとかスタジオを想起させますねぇ・・・。でもいいアニメーションなので、日曜の夕方とかあまりアニメに興味のない人が見るような時間に、ちゃんと放送してくれるといいなぁと思う。
朝、出勤途中でときどき会うボーダーコリー。顔の毛色が白と黒があるのは普通だが、その境界線が妙に直線的で、毛色も白黒なものだから前髪長めの七三分けみたいなのである。七三分けと言うよりもビジュアル系バンドにいそうな感じ。ああいうバンドマンいそうだなぁ。
会長をやらないかという話が回ってきてしまった。今引き受けると卒業まで3年間やらなくてはいけないのが目に見えているので、学校側には申し訳ないが、固辞する。やったら家庭が崩壊する。
いよいよ新型コロナウイルスの患者が発生し始めた。 まぁそりゃそうよね。急に発生したというよりも病院で検査するようになって感染していることが判明した、というのが本当のところだろう。 実際はもっと前から患者は発生していて、インフルエンザとかただの肺炎とかで片付けられていただけかもしれないし。 中国の患者数にしたって、病院に行って診察してもらえた人の数なわけだから、あの国の病院事情(「激流中国」でもやってたな)を考えるとその何倍も感染者はいるはずなのだ。
PTA総会の日程が決まった。エンドが決まると俄然力が湧いてくる。あとちょっと、がんばろう。
2020年02月12日(水) |
お上は守ってくれない |
中国本土在住の日本人に対して一時帰国勧告が出たらしい。 遅い、国は日本人の命を守る気持ちがないのか!と噴き上がっている人がいるけど、守らないよ。 去年の「いだてん」でもあったね。戦中戦後に在外邦人に対して国がどういう政策をとったか、それを知っていれば、政府は一般人のことなんて何も考えていないことは自明。 ちょっと前までは「大地の子」をはじめとする戦争物のテレビ番組とか、周囲の引き揚げ話とか戦争中の苦労話とか聞いてみんな知っていたはずなんだけど、こういう人たちは例え聞いても記憶にとどまっていないんだろうな。 ちなみに私の実家は、両方の祖父が明治の人で、戦争で商売用の機械を金属供出で没収されたり建物疎開で家を壊されたり空襲で家を焼かれたり隣組の組長を押しつけられたりいろいろ面倒な目に遭っているので、「お上を疑え」というのは基本路線なのであった。文字にするとずいぶんアナーキーだな・・・。
雛人形を出した。 子どもにも、この前ヨーカドーで雛人形の前を通ったときに「気に入ったのがあれば○○ちゃんの買うよ」と言ったが、興味が薄いようだ。 ポケモンの雛人形ならほしがるのだろうか(苦笑)この前吉野家で出てきた東西トリトドンでも並べるか。
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