東京の片隅から
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子どもに夕食のリクエストを訊いたら「しみしみだいこん」とのこと。おでんかと思ったらそうではなく、ナスの揚げ浸しだった。おでんの大根も好きだけど、今日はそっちじゃないらしい。 保育園の給食のおかげか、ピーマン・セロリ・しいたけが好きという子どもらしからぬ味覚である。まぁ私もピーマンとしいたけは好きだったので、味の好みが引き継がれているのかもしれない。
子どもの学校では放送委員会でリクエストデーがあり、好きな楽曲を流してもらえるらしい。一応先生のチェックがある。条件は、CDを持ってくること。この前はスピッツの「優しいあの子」の入っているCDを持っていった。朝ドラの影響である。その前はくるりの「ばらの花」。これは「ムジカ・ピッコリーノ」から。
今どきだと流して欲しいけどCDを持っていない子もいるらしい。そりゃそうだろうなぁ。いまは配信主体だから好きなだけ聴けるけどCD買うのはハードルが高い。 そもそも家の近所でCDを買えるのはどこだ?と考えたら、結構遠いブックオフだった。ショッピングモールにはショップは入っていない。取り寄せだったらコンビニ引き取りも可能だろうけど、現物を見て選ぶのはできない。 いわゆるCDショップは電車に乗って何駅も先のターミナル駅に、たぶんある。入ったことはないけどTSUTAYAがあるからたぶん買えるはず。あと、たぶんあの街ならまだCDショップがあると思う。 もうCDの円盤を買うのは少数派なんだな。こうやって文化は遠くなっていくのだ。
だからこそ子どもには思春期に電車通学を経験して欲しい。中学受験はやめたけど、でも、学校帰りに本屋でずらりと並んだ背表紙に圧倒されたり画材屋で絵の具1本しか買えない財布と相談して選ぶのに時間かけたりCDショップで知らない曲を試聴したりジャケットワークにどきどきしてほしいんだな。
週2テレワークが始まったのだが、紙の仕事がメイン業務なので、家ではまったり。結局出社した日に倍速で仕事をこなさなければならない状況。効率悪し。
そういえばこの前NHKで「悲熊」というミニドラマ?を続けてみたのだが、かなりシュールだった。 もとは4コマ漫画?らしい。 ドラマでは熊の着ぐるみに男の子(あの顔パーツはおそらくジャニーズであろう)が入っている。 「彼」は鮭を捕る会社で働いていて川で鮭を捕ったりそれを商店街で売ったりしているのだが、なんとも要領が悪くてまどろっこしい。着ぐるみで動きが不自由なのがそれに拍車をかけているのであった。 NHKの動物番組のパロディが混ざっていて、ナレーションも含めて出来の良さに笑ってしまった。
これ映像化した人偉いなぁ。
朝イチのショッピングモールにポケモンの映画「ココ」を見に行った。 開店前のショッピングモールの入り口に着付けと美容院の案内が出ていて、あぁ成人の日なんだなぁと思った。 自治体としての式典はなかったらしいが、それでも着物を着て神社にお参りしたり写真を撮ったりする新成人はちらほらと見かけた。
映画なんだけど、なんか今回ロケット団かっこよくない?作画にも力が入ってる感じ(笑) 終わった後ドーナツだけ買って帰宅。 ショッピングモールは空いている。がらんどうで平日のようだった。
実家に顔を出してきた。 病み上がりだから何もしなかったけど、何もしないのも張り合いがなかったらしい。 まぁねえ、実家も大家族だし婚家も大家族だしそもそもお節作って売ってたし(笑)店を畳んでからも家族は多いから鍋一杯の栗きんとんとか一緒に作ってたな・・・(遠い目)。あれは部活で正月も登校していた姉がタッパーにぎっしり詰めて部室に持っていったはず。 でも病み上がりだしコロナだし、もっと調子がよくなって暖かくなったらお花見でも何でも集まればいいよ、と話し、年末のスキーのお土産を渡す。 花豆の甘煮。豆は難しいのであった。
「エンピツ」さんが復旧している。今回は早かったな。 個人で運営されているので、いろいろ大変なこともあろうかと思う。 前回のトラブルでは電話やFAXで連絡を取ろうと試みたり、比較的近くにお住まいのユーザーが住所に行こうとした(すごい行動力)と2ちゃんねるで読んだ記憶があるが、今回もFAXを送信してみたひとがいたようだ。 インターネットの世界なのにすごいアナログだけど、最終的にはそうなるよなぁ。 サービスがどうなっているかよりも管理人さんの無事を確認したい、という感じが私も含めてインターネット老人会感。 実際未だに日記だブログだと書いているのは年齢層高めだろうとは思う。
緊急事態宣言の発出が金曜日だったり定時間際/定時過ぎてからだったりして、去年もそうだったが、そんな時間に出されてもすぐに動けないんだよ! それでテレワークに非協力的と言われてもねぇ。アンタバカなの?と真剣に問いたい。
うっかり見逃した「100分de名著 萩尾望都」、再放送があるので忘れないように予約。ゲストからして信頼できる感じ。 しかし24年組界隈では萩尾望都が突出してよく語られる印象。山岸凉子は家族問題で短編ホラーを思い出す人が多い。竹宮恵子とか木原敏江とかは少なめ。竹宮恵子は長編大河的な作品が多いから? 萩尾望都にしてもファンだった云々でなく作品のテーマについて語られるのは「イグアナの娘」以降という印象がある。 作品の優劣というよりも読み手が自分事として引きよせて思わず語りたくなる作品かどうか、特に家族問題に関係する作品の有無(毒親「イグアナの娘」「天人唐草」あたりか)によるものなんだろうけど、全集を買い集めた人間としては、嬉しい反面居心地の悪さも感じる。
年明けからテレワークが再開された。 今週はとりあえず週1だが、緊急事態宣言が発出されたらテレワークは週2になる模様。 テレワークが可能な部所と不可能な部所が社内に混在しているので、できない部所からは不満の声が聞こえてくる。 私のいる部所はテレワークは可能だが、基本的に紙ベース。テキストと図と表と手書きが混在しているうえ、字が小さかったり読みにくかったりデータが重かったりして、電子データにしても使い勝手が悪く、在宅でできる仕事に限界がある。 結局、家では時間を持て余し、出社したら会社でしかできない仕事に追われて、バランスが悪い。
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