東京の片隅から
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女性の多い会議がなぜ長引くのかと言うなら、男性ばかりの会議がなぜ早く終わるのかも問わなければならない。喫煙室や居酒屋などの非公式な場所で勝手に内輪だけで決めているからなのか、男性は上の立場のものにおもねり媚びへつらうからまともな議論が起きないのか。もしくはいてもいなくてもいいお飾りのトップだから大事な話から最初から外されていることに気づいていないのか。
会社の人、お子さんの中学受験は無事終了したとのこと。 勉強はあまり好きではない子だそうだが、とにかく中学受験の体制に持って行けただけで尊敬する。家はどうあがいてもダメだった。 学童を続けないでさっさと塾に放り込んでおけば良かったのかな。まさか4年生で入れるとは思わなかったんだよな。 もう過ぎたことなので仕方ないのだが、これからずっと、もう(受験しないと)決めたんだけどもやっとする、そんな場面が続くんだろうなと思う。
テレワークの時の昼食が面倒くさい。自分一人なら適当でいいが、義父がいるのでなにがしか形にしなければならない。「適当でいいよ」と言われても額面通りにとれないのが実情なわけで、でも料理するほどの時間はない。麺をゆでるのがギリギリ。結局食パンがあればそれとハムと野菜を適当に並べることが多い。毎回同じものでも気にならない二人だからいいが、こだわりのある人だと面倒くさいだろうなぁ・・・。
リゾート地でリフレッシュも仕事も、という動きがあるようだが、無理じゃないかなと思っている。 有給休暇を取ってもスキー場のゲレンデに電話がかかってきてネットワークのトラブル対応に追われるまーさんを見てると、あまりいいものに思えないんだな。
ハード面での条件としてはWi-Fiが飛んでいること、電源が潤沢にあること。自分のパソコンは持って行くにしてもプリンターはできれば現地にあってほしい。あと仕事が出来るサイズの机と椅子とちゃんとした照明。よくホテルなんかにある電球色の薄暗い照明、アレではダメだ。できればモニターも欲しい。 そもそも先立つものがなければ大変だ。それとも自社の保養所を活用するのか。昔友人家族の勤務先の関係で出版社の保養所に泊まらせてもらったことがあるが、確かに作家をカンヅメにしやすそうだった。温泉がついていてリフレッシュルームで卓球が出来て自室もあるしリビングもある。
実際、成果主義で時間に縛りがないならともかく、勤務時間の縛りがあったらリフレッシュする時間がない。昼休みや定時以降ぶらぶらする?上げ膳据え膳ならともかく自分で食事の支度して食べて片付けるって1時間結構ギリギリだと思うよ。定時以降は田舎はもう外が暗いからなぁ(苦笑) 共働きの場合、片方だけワーケーションになるのだろうか。子どもも連れて行ってもデイキャンプみたいに面倒見てくれるような場所はないだろうから、結局片方は子どもの世話に追われて仕事できない。それだと自宅と変わりない。片方だけワーケーションに行ったら「お父さん/お母さんだけずるい」になるのは容易に想像できる。 結局、これは、独身者か既婚者でも子どもがいないかもう大きいか、そしてお金がある人が考えた机上の空論なんだろうなぁ。
あまり出歩かなくなっているので、久しぶりに出かけると、町の変貌に吃驚することがある。 会社の近所でも忘年会に使っていた店がなくなっていたり、店のみならず建物ごとなくなっていたり。逆に何か出来ていることもある。 最近は行動範囲も狭いので、都内で歩けばもっとそういう場面に出くわすだろう。千駄ヶ谷あたりは「今浦島」になりそう。
来年度のPTA本部役員の互選会。 事前に希望役職は提出してもらっているが、全員の希望を叶えるのは難しい。イメージしやすい仕事に人気は集中するので実際の仕事内容を説明し、再考慮してもらう。快調が継続なので、比較的すんなり決まる、。 当初の希望とは違う役職になった人もいるが、実際には役職はあくまで主業務であり、手が足りなければ他の人も手伝うチーム戦である。 来年度のメンバーは比較的専業主婦が多め。飲食業パートで今は仕事を休んで暇だから、と応募してくれた方も。ありがたい。パソコンを使えるメンバーが何人かいるので、なるべく各係に分かれてもらうようにお願い。全員がパソコンを使える必要はないが、全員使えないのも結構困る。LINEは全員可。この場でグループを作ってもらい、主立った連絡はなるべくそこで行うこと、なるべく集まらなくてもいいようにすること、等々お願い。 今はまだ空気がぎこちないが、そのうちなじむだろう。
本来ならここで旧役員で飲みに行きたいところではあるのだが、このご時世、さっくり解散。コロナが収まったら飲もうねと約束。いつになるかなぁ。
ツイッターのトレンドに一路真輝さんのお名前があったので何かと思ったら、2.5次元の舞台(刀剣男士)に出演されるらしい。時節柄コロナかと思ってひやっとした。 「ベテラン女優」としか認識していない2.5次元舞台ファンの若いお嬢さんたちと「元ヅカの男役トップスター」として認識している妙齢のお姉さんたちとの呟きが混ざってツイッター上はかなりカオスだった(笑)。 女性役で出演されるようだが、いや、あの、お顔と言い迫力と言い立ち居振る舞いと言い、刀剣男士が束になっても敵わない感がひしひしと・・・。 宝塚歌劇団そのものが2.5次元に様なものなので、絶対強い。
しかしここまでのビッグネームをゲストに引っ張り出せるようになったんだなぁ。2.5次元舞台がキワモノイロモノじゃなくて演劇の1ジャンルとして認知されたんだろうな、と思う。 もっとも演出や脚本の名前を見ると小劇場出身の人が多いので、先入観なしに見ても面白いかもしれない。惑星ピスタチオメンバーのお名前を見たときは懐かしかったです。
アップリンクのパワハラ騒動にしろ、「映画秘宝」の非常識ツイートにせよ、サブカル男子の悪いところを全部集めて煮詰めたような世界だな、と感じる。 作り手にも受け取り手にも男女両性がいるのに、なぜか同性だけで群れて固まって自分たちだけがその世界の代表者・理解者であるような顔をする気持ち悪いホモソーシャル。 「○○女子」と命名する一連の流れもそう。ご新規さん大歓迎ではなく、新参者として「絡む」対象とされているようだ。
私は映画が好きだ。でもそういう空気が変わらない映画業界なら、滅んでしまえばいい。
2021年01月27日(水) |
あと何回買い換えるか |
スキーウェアの買い換えを検討していて、この前も店を覗いてみたんだけど、今ひとつ気持ちが乗らない。 まぁまぁかな、と思ったのは袖が長かった。海外アウトドアメーカーだからか。 来年はオリンピックだからもうちょっといろいろ出るかな。とりあえず今シーズンは今のもので乗り切る。 自分の年齢を考えると、次に買うものが最後のウェアになるかもな、と思う。 車もそう。そろそろ「買い換えるのはあと○回」と考えるようになってきた。
近所に古い家がある。建ったのはたぶん1980年代前半。屋根瓦の趣味がそんな感じ。 引っ越してきた当初は人の出入りを見たような気がするのだが、今は誰も住んでいないようだ。庭木が伸びきってしまって鬱蒼としている。 塀の内側に埃を被った中型バイクがあるので、私たちくらいかちょっと上の年齢の息子がいるのだろうと思う。 最近屋根が浮いてきていて、隣家から苦情でもあったのか、ネットが張られた。 それでも取り壊しできない何かがあるのだろうと思う。持ち主が病院や老人ホームに入居しているとか海外にいるとかで身動きが取れないのかもしれない。持ち主は既にこの世に亡く、相続で揉めていて手をつけられないのかもしれない。 でも、これからこういう家は増えてくるんだろうな、と思う。 近所でも他にも老人だけの家は多いし、住んでいるけど(人が出入りするのを見た)窓ガラスが割れていて廃屋寸前とかそもそも住んでないとか、そういう家も見かける。 まだ街中だから家の解体処分ができれば土地としての買い手はあるだろうけど、もっと不便なところになるとそうも行かないだろう。 令和が終わる頃、この国はどうなってるんだろうな。
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