東京の片隅から
目次きのうあした


2021年05月15日(土) 魑魅魍魎か百鬼夜行か

PTAの執行部をやったので、この2年いろいろ考えるところがあった。
なくていいとは思わない。
少しでいいけど人が欲しい、というときにいちいち募集するのも手間がかかる。信頼できない保護者が混じる可能性もある。だから、行事ごとにボランティアを募集するにせよ、まとめ役になる役員(固定された窓口)は必要。
あと案外知られてないけど、学校には金がない。大きいものを買うときにPTA会費の積み立てなりバザーやお祭りの収益なり、学校プラスアルファの予算の出所は必要。
PTAを解体してコミュニティスクール方式にすればいいという論説もどこかで見たけど、そっちのほうが面倒くさくなるよ?地域団体=町内会のご老人は時間が余っているので行事を増やしたがる。昔の子どもが習い事をほとんどしていなくて専業主婦が沢山いて動員できる、そんな時代の感覚のままだったりする人もいる。私の代は本部にも専業主婦がほとんどいなかったので、今はみんな何らかの形で働いていたりして動員が難しいと言うことは説明した。

IT化については、PTAでパソコンがあり、ここ数代パソコンを使える人が執行部にいたので、ずいぶん進んでいたとは思う。簡易印刷機も導入していたので、学校側の事前書類確認は必要でも自分たちのペースで動けた。ただ、会議をオンライン化は難しいと思う。子どもに聞かれたくない話題もある。ガラケーの人もまだいて、みんながインターネット環境に不自由していないわけでもない。資料の事前配付はLINEでしていたが、他校に聞くと学校によっては禁止されているところもあるらしかった。以前トラブルがあったらしい。
ただ、コロナ禍で合理化しようという機運があったのはどこも同じだった。
役員の中にもいろいろな人がいた。私の場合、最たるものは一昨年度の会長だった。彼女はまさにモンスターで、会合には一切参加しないが、開会の挨拶など、自分がスポットライトを浴びる場所は絶対譲らない。PTAは無休だからやらないと言っていたが、それならなぜ会長に立候補したのか理解に苦しむし、要するにいいとこ取りをしたいだけの人だった。そういう人だから、何かを問い合わせても返事が来ないし平気で嘘もつくので複数から情報取りをしたり裏から根回しをしたりする必要があった。引き継ぎ書類も目を通さず捨てたらしく、その前の会長が念のためととっておいた書類を(慧眼である)もらったりする事態となった。他にも過去にやらかしたので万が一役員に立候補しても拒否するブラックリストがあったり、いろいろ裏を見た気がする。
そういう人たちと閲して思ったのが、承認欲求の歪みがモンスター役員につながるんだろうな、ということだった。頼りにされたい、褒められたい、そういう気持ちが暴走するんだろうな、と思う。だから、おそらく、仕事を持っていたり趣味があったりする、複数の世界に属している人の方がPTAには向いていると思う。

ただ、メディアで面白可笑しく取り上げるような悪の巣窟ではないのは確かだ。極端なところをわざわざ選んで記事にしているので、現状学校に人員も資金もない状態で保護者や地域が手助けして成立しているような、そういう必要な活動もやりにくくなってしまう。そんな感覚も受けた。
面白可笑しく取り上げている記者さんたちは、是非、お子さんの在学中にPTAの役員、それも会長みたいな「御輿の上」じゃなくて、下っ端の役員をやって欲しいと思う。


2021年05月14日(金) 任務終了!

PTA総会の書面審議、投票結果が出て議案はすべてクリア。新年度の役員も正式に決まり、新体制となった。旧執行部は無事にお役目終了となった。2年間頑張ったぜ。


2021年05月13日(木) 負のスパイラル

職場近くの街路樹に枯れたものがちらほら。そもそもそこに何か植えるのは無理がないだろうか、という立地条件。足元に柵をつけない方針で最初は高木の根元にツツジかなんかを植えていたのだがろくに手入れをしないのツツジは早々に枯れ、土埃防止に木材チップを撒いたらいつの間にかなくなり、まさ土で固めたはいいが、高木が育って幹が太って隙間がなくなり水も栄養も吸い上げられなくなって枯れる、という構図。
管理者設計者は何も考えてないね?


2021年05月12日(水) 問題山積

朝、テレワークの前に住民票を取りに出張所へ。書類を書いて住民票を発行してもらうのを待つ、その間にも高齢者が封筒片手に予防接種について入れ替わり立ち替わり聞きに来る。電話がつながらない、書類の文字が小さくて読めない、代わりに予約してくれ等々。文字が小さいのは封筒に大きく書き写したりマーカーしてあげていたが、他はいかんともしがたい。
大変ですね、と職員さんに小声で言うと、苦笑いが帰ってきた。これは連日こんな感じなんだろうなぁ。何かもうちょっと上手い方法はなかったんだろうか。


2021年05月11日(火) 健康診断

小学校の健康診断、始めてオールクリアだった。毎年心雑音とか歯磨き指導とかいろいろあったので、やっとか、という思い。コロナでステイホームの間にも身長が伸びているので、小学生のうちに私の身長を超しそう。


2021年05月10日(月) 役所にて

半休を取って、父に付き添い役所へ。母関連の手続きを行う。窓口の人は親切で、手続きの順番も教えてくれる。手続きそのものは難しくないのだが、複数あるので窓口をハシゴしてそれぞれで受け付けカードをもらって自分の番まで待つ、その繰り返しがじわじわと疲れを呼ぶ。ましてや身内の死で心は疲弊している状況だ。葬儀社のメニューに手続きすべてを代行するサービスもあったが、さもありなんという感じ。


2021年05月09日(日) 最終日

今年のゴールデンウィークはあっという間に終わってしまった。


2021年05月08日(土) 予防接種予約戦線・その後

義父が公民館のサークルで確認したところ、予約終了したのはうちだけ。電話は未だにつながらないらしい。


2021年05月07日(金) 連休の谷間

今日も休んでも良かったのだが、連休明けがいきなりテレワークなので、一応出勤。職場へ挨拶と、休み前に積み残した仕事の確認・整理。急ぎの仕事はお願いしていたのと、ちょうど連休にかかっていたので大きな積み残しもなく、連休明けからの仕事の準備をしてこの日は終了。


2021年05月06日(木) 予防接種予約

義父母にワクチン接種票が届いた。予約手段は電話かインターネット。電話に集中するだろうと思い、スマホとPCでインターネット予約。2時間ほどで二人分予約できた。
アクセスが集中しているせいかそもそもの作りなのか次の画面への遷移に時間がかかる。まるでダイヤルアップ時代のインターネットだ。これは苛つくしリロードボタン押しまくるだろうなぁ・・・。
あとで知ったことだが、65歳以上に一斉に接種票を送ったらしい。団塊の世代がまるごとはいっていたら混むはずである。もっと年齢で輪切りにして時間差で送付・予約できるようにすれば良かったんじゃないだろうか。
それと、高齢者は行動半径が狭いから、住所最寄りの場所で機械的に日時と会場を割り振って、都合の悪い人だけ連絡下さい方式じゃダメだったんだろうか。


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