思考回路2011
もくじむかしあした


2003年07月22日(火) なんだなんだ、ヤバイのか?

深夜は女の人と二人営業だった。28才のお目目
ぱっちりで、年より若く見える。今まで何人か会った
中では一番まともに受け答えと話しをしてくれた。
深夜の3時半ごろ、店長が来ると聞いたときには驚いた。
わざわざ休憩を取らせるための1時間に深夜の3時に
店に来る!。いやはや、なんという店長。
彼女は平気だと断ったが、行くからと言ったそうな。
そして店長は深夜三時に現れて、彼女に休憩をとらせ
て、1時間半ほどいて、帰っていった。
彼女が休憩のときにはそこそこ混んだので、来たかい
もあったとは思う。
そのことを朝番で来た魔女顔のおばちゃんに話すと
「バカ店長、ホントに来たんだ」と笑いながら言った。
もちろんあきれた笑いで。
そのことを中番で来た元夜番で28才の主婦に話す
と、あたしが夜だったときは一度もそんなこと
してくれなかった。休憩も無い日も多かった。
と言った。
・・・さて。これはどのようにとらえれば
いいのだろうか。
彼女が店長のお気に入りだったので。
たまたまその時間起きていたので。
新入りの様子がどんなものか見に来たので。
うーん。
彼女がお気に入りなのは分かる気がする。
雰囲気が癒し系だし。まともだったし。
ま、そのうち分かるだろう。

朝番に二人来たけど、魔女顔のおばちゃんが
突然もう1人来た、女将風のおばちゃんの
悪口を私に言ってくるし。
三回目にして、もう二人の悪口を吹き込まれて
いる。
・・・勘弁してよ。
入って間もない情報を持たない人間にいきなり
他人の悪口を吹き込む輩の方が、嫌だ。
朝の9時に帰宅。



2003年07月20日(日) 謎な店長

深夜はずっと二人営業だった。
経験から、入って二日目の人間と
二人で営業すると言うことがどれだけ
もう1人に負担がかかるか知っている。
教えることはたくさんあるが、自分の仕事
があるので見てられないし、休憩も行けない。
相方が当然のことながらキッチンを出来ないから。
そんなわけで、ワタワタと二人営業。
「店長」と十回以上呼んだような気がする。
呼びすぎで、途中でブチきれるんじゃないかと
思って、出来るだけ呼ばないようにしたけど
やっぱり、分からない事だらけなので、
どうしようもない。
しかし、この店長。あまり店長っぽくない。
面接の段階から薄々気づいていたことだが
働く人間の個人レベルの事柄について
まったく頓着しない。なぜって、面接なのに
履歴書も見ない。見たのは髪の毛の色。
聞かれたのは1年出来るかどうかだった。
ここの面接方針が、そうなのか、それとも
この店長がそうなのかは分からないが。
数日、聞いたり見たりした限りでは、
「細かい」「バカ店長」と呼ばれている。
上に立つ人間は大抵、アホなので、まぁ
バカ呼ばわりされるのはいいとして。
無表情だ。びっくりするくらい。
疲れは顔に出ているが、普段の様子から
テンションが低いので、感情がよみにくい。
別にまったく笑わない、漫画チックな
キャラでもないが。
掃除機のコンセントがどこにあるか聞いたら
笑っていた。店長も知らなかったらしい。
苦笑に近い笑いだったような。
カフェのドリーなら無駄話のオンパレード
だったろう8時間。個人的な会話は一切ない。
とゆうか、この店長、最低限交わされる
あいさつさえしないから、すごすぎる。
こっちが言っても返さない。
かといって、別に偉そうにしている訳でもない。
仕事ぶりは、見た限りすごく動き回っている。
休み無く。まぁ休んでる時間もないんだろうが。
仕事の指示や教え方も、丁寧ではないが
一応教えてくれる。しかし妙に配慮が足りてな
かったり。
徹底的に一定の距離を保っているといった感じ。
高校の時の先生で、こんなタイプの人がいた
ことを思い出した。口が悪くて冷たい突き放した
しゃべりかたをする。ほとんど笑わなくて、
時々、真面目な顔でボケた事をいって笑わせていた。
そんなタイプの人間なのかはまだ分からないが、
あんまり店長って風じゃないよな・・・。
ドリーみたいなのが店長でも、問題あるが。
精一杯やった朝8時頃、ようやく朝番の人が来た。
たぶん店長より年上の、パートさんが店長に
「大変だったでしょ。大丈夫だった?」
と言った。
長くやってる間柄なのか、お母さんみたいだと
思いながら店長の顔を見た。
そりゃ、大変だったろうな。ピーク中の引継
だったし、入って二日目の新入りとだし。
しかし店長は・・・・。
無言。しかも無表情。視線はここにあらず。
肯定も否定もしない。
びっくりした。
「まあな」とか「大変だった」とか「それほどでも」
せめて、「あぁ」とか「いや」ぐらい言う場面。
なのに無言って。想像外のリアクションに
目をぱちぱちしちゃったよ!。
そんなリアクションにパートのおばちゃんは
慣れているのか、ふつーに流していた。
なんなんだろう、この「店長」は。
「おつかれさまでした。ありがとうございました」
と言うと、
「おつかれ〜、今日はどうだった。大変だった
でしょ〜。深夜やっていけそう?」
なんてことはもちろん言わず
「あぁ、いや」みたいな、しかも
ほとんど聞き取れない声で言っていた「店長」
・・・もしかするとカフェのバイトで、そんな
気づかいの言葉に慣れてしまっていたのか・・・。
いやいや、店長って、そうゆう事をするのも
仕事の一つじゃないのかと思ってみたり。
とにかく、まか不思議な店長。
おもしろい。後から笑いがこみ上げてきた。
そんな配慮が欠けた店長を補うように
朝のパートさんが「きつかったでしょ」と
声をかけてくれたり。
うーむ。
親がダメだと子がしっかりするって感じだね。


2003年07月16日(水) 違う人々

何事も比較から始まる。
初日。
予想通りぶっつけ本番。しかも
こちらは満足に教えず、やらせる系。
しかも店長は完全放置系。おいおい。
ここが初バイトだったら相当きついぞ。
あいさつも満足に教えない。怖すぎ。
まぁいいけどさ。育たないぞこんな店。
教えるバイトさんはムラありすぎ。
教育行き届いていないから、なぁなぁすぎ。
カフェの人々がまともに思えてなんだか
可笑しい。
でもキッチンはみんなで協力して回して
いたから、そこだけは最高にいい。
食材の検品も、仕込みも、洗いも
手伝ってるから。といっても食事が
メインだから当然と言えば当然か。
いきなり初日に、嫌われている人がいる
ことを知らされる。とゆうことは、
そいつよりはマシと判断されたらしい。
オープンからいるので天狗になってる
21才女の子。表面的にはフツーに
しゃべってるところは、どこも同じか。
まぁ、どうなるか分からないや。
どこも、かしこも。


2003年07月14日(月) 背筋が寒いわ

ミーティング。寒かった。
失笑した。
今まで働いた感想を1人1人言わされて、
一番始めに指名された人間が、これまた
気合い入れて長々としゃべったものだから
その後にしゃべるみんなが青ざめた。
簡単でいいって言っているのに、熱く
語るなよ〜!。言った後に拍手。
寒かった。寒すぎた。
紙を渡されて、仕事内容のチェックとやら
で、何が出来て、何が出来ていないか
項目ごとにチェックを入れる。
失笑した。
項目はすべてホールに関してで、
キッチン業務に関しては、何一つなかった。
私がやってきた3ヶ月ちょっとの、仕事は
一体なんだったのだろう。
ドリーが長々と決意表明をしていた。
ノートに言うことを書いていたのを読み上げ
ていた。隣に座っていたSVが長すぎて寝ていた。
さらに、ドリーにダメだしをしていた。
もしかするとドリーに上から一撃を加えられる
唯一の人間かもしれない。しかし、ドリー以上に
クセがありそう。
店長は15日付けで、異動。
影が薄いと初めは思っていたけど、今はいなくなる
ことが悲しい。穏和で頼りなさそうだったが、
実はいろいろ気にかけてくれていた。
いい人だった。
さて、いつ辞めてやろうかな。


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