紫
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忙しすぎるよぅっっ!
今年の7月。
北海道を旅していたときに、あふれてきて仕方がなかった「気持ち」を言葉にしました。
言葉にしたら、今度はそれにメロディーをつけたくなりました。
もしかしたら、その逆だったかもしれません。
メロディーが浮かんで、言葉をつけたのか。
今となっては、そんなことはどうでもいいのです。
今日は、恒例になった「お誕生日会」。
今月、誕生日を迎えた人たちのために、笑顔が集まります。
お祝いの気持ちを何かで表現しようと、みんなが一生懸命に歌います。
ふだんとは違う姿がみられるこの会が、私は大好きです。
つい最近まとまった歌に、コードをつけてもらったのが今週の月曜日。
私の苦手な「F」というコードは、練習不足のためとうとう弾けずじまい。
それどころか、その「F」のために途中からギターがばらばらになり、とうとう弾くのをあきらめてしまいました。
それでもみんなの手拍子に助けられて歌い終わると、なんとなく達成感。
ん〜、いい気分♪
人前でなんてぜったい歌えない! と去年の9月まで思っていた私。
それがどうしたことか、今では「言葉」を歌にするまでになりました。
この「場所」の魔法なんだろうな、と思います。
いつかけられたかわからない魔法は、いつまでもとけることなく、いつまでもいつまでも、ここでこうして歌っていたい。
そんなことを思いながら、真夜中のよく見えない夜空を見上げながら、とぼとぼと歩いて帰りました。
夜独特のひんやりした空気が、気持ちよかったです。
ちょっと忙しいのです。
おやすみ。
2000年10月からこの日記を書いています。
最初は、「公開日記なんて…」と思っていたけれど、今はけっこう楽しんで書いています。
最初のほうの日記を読み返すと、かなり笑えます。
(最初のほうの日記は、「目次」のページに飛ぶと、下のほうに月ごとに一覧があります)。
書き出したころは、自分のための日記だったんだな、と思います。
今も自分のための日記ですが、前よりも読んでほしい読者のことを考えながら書いています。
その「読者」は、不特定多数というわけではなく、日記の内容によって日々変わります。
日記の文体も、京都の北のほうで国語教師をしている友からのメールで変わりました。
彼女のようなやさしい文体の日記を書きたいと思ったけれど、それはちょっと無理なようです。
日記仲間も増えました。
がんばって更新している人たちの日記を読むと励みになります。
最近は、下のボタンのような機能もあるようです。
いろいろ、多機能になりつつあるこの日記。
私は、いつまで続けていられるのでしょうか。
そろそろ、やめる?
なーーんて考えた今日の午後。
そろそろマンネリ化してきたかな。
もっと文章力をつけようと思いました。
おやすみ。
つい先日、大きなまな板の上に、シュウマイがひとつ、ありました。
たぶん、ハンバーグ用のミンチを小さく丸めて油で揚げたものに、グリンピースをひとつのせただけなのでしょう。
でも、見かけはホントにシュウマイ。
その遊び心がなんとも楽しい。
まだ16歳の友が、「シュウマイですよ〜」とうれしそうに教えてくれました。
「へぇー」
と言いながら、まないたの上のしゅうまいをパクっと口のなかに入れました。
うん、うまい!
「おいしい♪」と言おうとしたその瞬間、背後からこんな声が…。
「そのシュウマイ、それでおシュウマイ♪(おしまい)」
言いかけたセリフは、そのままシュウマイとともに飲み込んでしまいましたとさ。
おやすみ。
実は先日、遅ればせながら母の還暦のお祝いをしました。
お祝いをしたといっても、現金を数枚、使いさしの茶封筒に入れただけです。
しかも、直接手渡すのはなんとなく恥ずかしいので、台所の流し台の上にちょこん、と置いて、そのまますぐに出かけました。
ふぅ。
これで心に気にかかるものがひとつ、減りました。
ほかにもいろいろと、気にかかるものはたくさんありますが、ひとつひとつ、ゆっくり片付けていくとしますか。
あ、仕事以外ですが(汗)。
おやすみ。
見習い18センチ、7年目以降23センチ。
いったいなんの数字でしょう。
けっして靴のサイズではありません。
これは、帝国ホテルのコックさんの帽子の高さだそうです。
帝国ホテルだけでなく、日本の洋食屋さんでは、地位が高くなるにつれて、帽子もどんどん高くなるとのこと。
そういえば、若いコックさんが高い帽子を被っているのを見たことはありません。
しかもこの制度、日本だけのものとのこと。
なかなかおもしろい決まりです。
「コックさんは偉くなると、味見だけしてあまり動き回らなくていいから長い帽子で邪魔にならへんねん」
とある洋食屋さんの「シェフ」が教えてくれました。
ホントかな〜、と思い、調べてみたら、なんとホントでした。
高さの基準はレストランによって違うようです。
ちなみに帝国ホテルでは、料理長以上は35センチ。
料理長は、ひときわ高い帽子をかぶっているから、何かあったときに見つけやすいからとのこと。
無駄に長いわけではなかったんですね。
はい。
なぜだか突然に、歌わせてもらいました。
しかも今日は、いつもの場所ではありません。
ほぼ即興で、しかもぶっつけ本番で歌を贈りました。
今日は、友の誕生日。
23歳になるその彼女は、とてもがんばりやさんでいろんな可能性を秘めていて、まるで「原石」。それも少し硬めの石。
今、いろんなものに磨かれているところなのでしょう。
どんな「宝石」に磨きあがるかが、とてもとても楽しみです。
お誕生日、おめでとう。
もう23歳なのだから、なんにでもかみつく癖はなおしましょう。
おやすみ。
「ちょっと散髪に行ってくる」
父が玄関で靴をはいていました。
「ええーっ、カッコ悪いからやめて」
母が父を止めていました。
カッコ悪い?
散髪が??
たしかに父の髪質は硬くて、髪の毛一本一本が好きな方向に向いていて、白髪と黒い髪がまざっていて、カッコいいとはいえません。
でも、このまま伸ばしていくとますますカッコ悪くなることは間違いないでしょう。
散髪、いいじゃないですか。
「もう、カッコ悪いわ」
母が私の部屋をのぞいて言いました。
「はさみ持って行ったんよ」
「え? はさみ?!」
父は、愛用のはさみがあって、それで散髪屋さんに切ってもらおうというのか。さすが父……。
と思いきや。
「今日は散髪は外でするんだって。洗面所ですればいいのに」
なんと父は、自分で髪を切るために、マンションの下の芝生まで、行ったようです。
……。
たしかにカッコ悪いかも。
でも、もうおじいさんと言える年齢の父が、ハサミを片手にふらふらと歩いている姿に、誰かが警察に通報しないかどうかのほうが、かなり心配。
「ふぅー、さっぱりした」
15分後、玄関から聞こえてきた父の機嫌のいい声に、そっと胸をなでおろしたことは、父には言っていません。
仕事三昧の日。
あ〜、疲れた。
ふん。
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