紫
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来月、高校3年生のときのときの同窓会があります。
3年生といっても、高校時代は3年間ずっと同じクラスだったので、高校時代の同窓会、と言ったほうがいいのでしょう。
仲のいいクラスでした。
1年生の文化祭までは、分裂しかけていたけれど、そのあとなぜか一致団結しました。
互いが互いを「思いやり」の目で見るようになったからだと思います。
きっかけは忘れました。
それでも、3年を卒業するときには、全員がかけがえのない「仲間」」になっていました。
その同窓会が、来月あります。
最近、その連絡を何人かにしました。
みんな喜んでいます。
来られない人は残念がっています。
高校時代の仲間は、一人、遠く遠くにいってしまったけれど、きっとその彼女も今回の同窓会を喜んでいるはず。
同窓会の連絡をしていると、その彼女と最後に会ったときのこと、最後に交わした会話を思い出さずにいられません。
きっと楽しい会になるからね。
だからどこかで………。
そんなことを思いながら、今日は最後の2人に連絡しました。
みんなみんな、集まればいいね。
おやすみ。
十数年前の話。
友といっしょにバイクで伊豆にツーリングに行きました。
帰り道にどしゃぶりの雨に降られて、バイクの調子も悪くなり、アクセルをまわしてもスピードが出なくなってしまいました。
仕方なく横浜でもう1泊。東京まではあと一歩のところでした。
翌日はうってかわっての晴天。
気分も新たに残り少ない帰り道を楽しもうと思い、エンジンをかけました。
ぶぉん、ぶるるん
私のバイクは、昨日の不調がウソのようにエンジンがすんなりとかかりました。
「わーい、かかったかかった♪」
と友のバイクに目をやると…。
ぶる…、ぶる……、プス…。
エンジンがかかりません。
もともと友のバイクは、つねにオイルがじんわりと漏れていて、よくエンジンがかからなくなっていました。
こうなると、何度、セルをまわしても無駄です。
さて、どうしましょう。
友は、近所の広い駐車場までバイクを転がして行きました。
はい、ここで「押しがけ」です。
友がハンドルを握り、私がうしろを押して、思いっきり走ります。
けっこう体力を使います。
すぐにかかればいいのですが、なかなかうまくいきません。
走ること30分。
もう二人ともあきらめの色が見え始めたそのとき。
ぶぉん!
「かかったっ!!」
「かかった、かかった!」
あのときの喜びは、どう表現していいのかわかりません。
昨日よりも疲労困憊(こんぱい)したなか、それでも気分はそのときの空と同じく快晴。
いい気分のまま、第三京浜をさっそうと帰っていきました。
今日はなぜかそんな昔を思い出しました。
これからは2日に1回はエンジンをかけましょう。
今日も昨日もおめでたい会、でした。
いつもいつもあたたかくてやさしい会。
そのやさしさに心があたたかくなる会。
さて、明日もがんばりましょう。
おやすみ。
いろんな「思い」も過ぎてみれば「笑い話」。
おやすみ。
出版社に転職して2カ月ほど経ったころ。
文字の間違いを見逃してしまう、という校正ミスをしました。
まだ本になる前の段階で、「大きなミス」というわけではありません。
そして私自身も、校正の大事さを知らなかったころです。
それでも、私に「編集」を教えてくれていた上司は、私に校正の大事さを口をすっぱくして言っていました。
無口で曲がったことがキライで、いつもぶっきらぼうに仕事をしていて、周囲の人たちからは「偏屈者」よばわりされていたその上司。
自分にも人にも厳しい人でした。
それでも、たまーに休憩がてらにコーヒーを飲みに行ったり、仕事帰りに飲みに誘ってくれたり。
会社から離れたときに見せるその上司の笑顔があったからこそ、いくら仕事で厳しいことを言われても、「ついていこう」と思えたのかもしれません。
私が、生まれて初めて出会った「編集者」でした。
そんな上司に、私の校正ミスを指摘されました。
入社2カ月。ちょうど緊張感が抜けはじめていたころです。
それでも、私にはまだ「編集者」の自覚も芽生えていませんでした。
そんな私に上司は、いつも以上に声を荒げて怒鳴りました。
「あんた、編集のプロなんだよ! もっと責任を持てよ!」
私が「ガツン」ときた一瞬です。
「新入社員」という言葉に、甘えてちゃいけない。
ここにいて、給料をもらっているかぎりは、私は「プロの編集者」なのだから。
それからだと思います。私が自分自身の「プロの目」を意識して、雑誌や本を読み出したのは。
毎日のように本屋に寄って、デザインやレイアウトを盗み覚えたのは。
きっと「仕事」ってなんでもそうなのでしょう。
料理人でもカメラマンでも、営業職でも事務職でも、「プロ」として自負するのではなく、「プロ」の意識をもちながら働くからこそ、その道の「職人」としてのびていくのでしょう。
「プロとしての意識をもつこと!」
会社にいたころ、今度は私が後輩によく言っていました。
どれだけ伝わったかわからないけれど、その言葉を言うたびに、もう編集者を辞めてしまった偏屈者の上司が、「よく言うよ」とどこかで私をにやにやと笑っているような気がしてなりません。
「編集者は料理人と似ている。まずいものを作れば誰も食べに来ない。おもしろくない本を作れば、誰も読まない」
久々に「編集」について「編集者」同士で語り合えた夜でした。
「中華料理の店に行って、フランス料理を出されても客は喜ばない」
そうそう、その通り。
読者が喜ぶ雑誌を作りたい。
ずっとずっとそう思っていました。
そして、去年、会社を辞めてからしばらく忘れていたことです。
最近は、「仕事」について自問自答することが多くて、どうにも「内」にこもりがちだった私。
今日は本当に有意義な時間が過ごせました。
「世の中にたくさんある情報をいろんな立場から収集して、読者が情報におぼれないよう、情報不足にならないように、取捨選択しながら情報提供していきたい」
いつも読者を不安にさせない本づくりを心がけていました。
問題提起をしたら、どこかにその答えが書いてあるように。
今日は、私が我が子のように愛していた雑誌について語ってきました。
いまだに新しい「親(編集者)」には馴染んでいないようだったけれど、それでもこれからの「変化」に一抹の「期待」が芽生えた時間になりました。
私もがんばらなくちゃ!
「我が子」に負けてはいられません。
コンのみ日記、不調。
なんとかして。
これで、よかったのかな。
なんとなく不安。
おやすみ。
2003年09月15日(月) |
ホームページのススメ |
最近、「のみすけ日記」を再開しました。
のみすけ日記をつけはじめたのは、これで3回目。
1回目も2回目もいろんな理由で、途中でやめました。
今回は、写真を取り込めるレンタル日記を借りたので、なんとか続きそう。
といいつつ、ついつい写真を撮り忘れてしまうのですが。
それにしても、コンのみの掲示板もコンのみ日記もコンのみアルバムものみすけ日記もすべてレンタル。
なんて手抜きなホームページなのでしょう。
のみすけ日記なんて、パソコンがなくても、携帯メールで更新ができるすぐれものです。
私はカメラ付き携帯ではないので、もっぱらパソコンから更新していますが。
ということで、トップページさえ作れば、気軽にホームページが更新できます。
みなさんも、この際ホームページを作りませんか?
お互いに掲示板に書き込んだりハーボットで遊んだりオフ会したりしましょう。
ホームページ作成、いっしょに勉強していきましょう。
おやすみ。
ふわふわ、ふわり。
眠いよぅ。
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