紫
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早朝5時半から、14時まで「ドトールコーヒー」でアルバイトをしたことがあります。
大学4年生のころに2カ月ほど。
カウンター越に接客する、いわゆるファストフードの店で働くのは初めて。
レジを打つのも初めて。
コーヒーを入れたり、お客さん用にサンドイッチやホットドックを作ったりするのも初めて。
初めてづくしにどきどきしました。
ファストフードのアルバイト。
それまでは、「適当」というイメージしかありませんでした。
それが、いざ、自分がアルバイトを始めてからは、「適当」なんてイメージは消えてしまいました。
ほんの短い時間の接客で、いかに気分よくなってもらうかに、アルバイトといえども、一生懸命、です。
毎朝、出社前に立ち寄ってくれる会社員に、「行ってらっしゃい」と声をかけたり、コーヒー豆を買うときに迷っている人にアドバイスをしたり。
そんなときにかえってくる笑顔が、とてもうれしかったのを覚えています。
もしかしたら、その店の「教育」がよかったからかもしれません。
みんながいつもと同じ笑顔で接客していました。
最近は、ほとんどファーストフードに入らなくなりました。
ファーストフードには入らなくなったけれど、よく入るガソリンスタンドの、あのマニュアルどおりの接客には、かなりイライラ。
期待するだけ、無駄、とは思いたくないけど、やっぱり無駄なのでしょう。
ぷんぷん。
おやすみっ。
「今度、塗り薬を持ってくるから、背中に塗ってや」
「いいよ。持っといで」
銭湯の番台のおばさんと、もう80歳にはなるだろうおばあさんとの会話です。
「カゴを拾ってきてんけど、アンタ、いらんか?」
「いらんわ、そんなもん」
はっきり断る番台のおばさんのセリフに思わず、くすっ。
最近の銭湯は、番台が脱衣所に面してないところが増えてきました。
だから、番台のおばさんとも着替えながらゆっくり話し込む、というシーンが減りました。
おじさんが番台に座っている銭湯は、ちょっと困るけれど、それでも懐かしい気もちでいっぱいになるこの銭湯が、私は大好きです。
ジェットバスと、サウナ、そして水風呂しかない銭湯だけど、なんとなく最近忘れがちな「人と人とのつながり」を思い出させてくれるようで、今、どこよりも愛用している私の「お風呂」です。
「アンタ、パンツ、反対にはいとるで」
「ええ。ホンマや。まぁ、えぇわ」
……。
ホントに、「えぇ」んでしょうか。
おやすみ。
今日は、穀雨で仏滅。
静かに、おやすみ。
左の手先が、最近、よくしびれます。
腰痛からくるしびれだと思います。
運動、し〜よぅっと。
ということで、今日は早めに、おやすみ。
印刷用語を覚えなくても、編集ができる時代。
なんとも悲し。
でも、ときどき会話が通じないときに、いちいち用語を説明しなければいけません。
DTPの世の中。
それでも、最低限、知っておかなければいけないことは、あります。
でも、それが、印刷屋さん側の言葉が、編集者の言葉になってきているような気がします。
どんどん進化をしていく業界に、取り残されているのは、もしかして私?
そんなことはない。
そう思い込んでいる今日、このごろ、です。
最近、得意の「昔話」ではなく、「今日、起こったこと」を日記に書いていこう、と思っています。
きっとそれが本来の「日記」なのでしょう。
といっても、「昔」のことも、何かのきっかけで、「今日、思い出したこと」なので、日記の定義にあてはまってはいると思います。
たぶん。
私が「今日」のことを書くと、感情の赴くままに生々しく書きすぎて、あとできっと後悔する、と思います。
現にずいぶん前に書いていた日記は、読みにくかったり感情が入りすぎていたり、酔っ払っていたり(笑)。
それに、家で仕事をするようになってからは、人とあまり会わなくなり、緊張感も減っているようにも思います。
そんなこんなで、毎日の刺激が減ったから、「今日、起こったこと」がなかなか書けなくなったのでしょう。
………。
と、思った今日1日。
これも「日記」です。
くすん。
「大切にしていたもの」が、パキっと音を立てて壊れました。
仕方がないので、しばらくはこのまま。
しばらく…といっても、もう、修復はできないけれど、壊れた形にいつしか慣れるでしょう。
そんなこんなで、割り切って、いきましょうか。
おやすみ。
家から携帯電話に着信がありました。
いつもなら、留守番電話に何かメッセージを残してあるのですが、今日はなんにも残っていません。
すぐにかけなおすと、話中。
なんだか不吉な予感。
そこらじゅうに電話をしているのかも。
もしかしたら、老人ホームにいるおばぁちゃんが………。
それとも、所在不明の兄が……。
または、先日、頭を切ったばかりの父?
と、よくない想像が頭をめぐります。
何度かかけなおしたあと、ようやく電話がつながりました。
どきどき。
「もしもし」
「あ、もう消してしまったわ」
「え?」
「文字の入力ができないねん」
「あ…、あぁ〜」
……。
パソコンの話でした。
「言語バー」がどこかに隠れて見つからないとか。
言語バーの出し方を伝えて、電話を切りました。
ふぅ。
心配性って、疲れます。
これも、母譲り。
おやすみ。
「ちょっと、見てみる?」
テレビの前で、エアロビ体操をしている母を呼びました。
毎日、30分ほどですが、母はエアロビ体操の番組のお姉さんといっしょに、体を動かしています。
もしかしたら、私より運動しているかも。
そんな話はさておき。
私が呼んだのは、母にぜひパソコンを覚えてもらおう、と思ったためです。
数年前にも少し教えてはいたのですが、私のあげたパソコンが古すぎて、母の作った年賀状がうまく印刷できず、そのまま使わなくなってしまいました。
一つのことができないと、ほかのこともできない、と思ったのでしょう。
今回、再び、パソコンに興味をもちだした母。
ここぞとばかりに、数年ぶりに「母と子のパソコン教室」再開です。
日帰りの旅好きな母は、テレビを見ながら「この場所ってどこにあるのかなぁ」とよく聞いてきます。
それをインターネットで検索してもらおう。
画面の文字をほぼ最大にして、クリックの速度もいちばん遅くして、ブラウザを立ち上げると、すぐにヤフーの画面が出るように設定して。
すっかり母モードにパソコンを設定。
これで大丈夫でしょう………。
あっ!!
老眼でキーボードの字が見えない!
……。こればっかりは、仕方ありません。
ただ、母は人差し指にあたる部分の突起を覚えていて、それを探し出すと、ゆっくりゆっくりのブラインドタッチを始めました。
すばらしい記憶力。
キーボードの字の問題は、それでクリアです。
これで大丈夫………。
ああっ!!
「カチ、カチ…。あれ?」
ダブルクリックが、できない!
クリックの速度、というよりも、マウスに慣れない手がちょっと動いてしまいます。
う〜ん。クリックができないのは、キーボードの字が見えないよりも問題かも…。
う〜ん、う〜ん。
う〜ん…。
おっ!
ノートパソコンなので、マウスを使わずに指でポインタを動かせます。
これなら、固定しているので、大丈夫。
カチカチ。
うん。うまくいきました。
そんなこんなで、私のノートパソコンのキーボードは、母がわかりやすいように、「電源(パワースイッチ)」「消す(バックスペース)」「オッケー(Enterキー)」「変換(スペースキー)」「カチ(左クリック)」とシールがペタペタ。
画面の文字、最大。
う〜ん。
使いにくいっ(笑)。
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