紫
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ちょっとだけ、いい1日でした。
思い出の宝箱に入れるには、まだもったいないから、今日は心のなかにこそっと隠しもちながら、眠ります。
おやすみ。
もう十年前になるでしょうか。
友の結婚を、大反対したことがあります。
反対した理由は、いろいろありますが、たいしたことではありません。
いえ、私にとっては「たいしたこと」だったのかもしれません。
そのとき、友は言いました。
「たいせつな親友に反対されたことはとてもショックだけど、式には絶対に来てほしい。
その『厳しい目』で私と彼がどんな『夫婦』になるか、親友としてずっと見ていてほしい」
両親といっしょに暮らすのは最後だから…と、東京のマンションを引き払って彼女は京都の実家に戻り、仕事に迷惑をかけないように、と1年間、結婚を延期しました。
彼女らしいな、と思いました。
その「遠距離恋愛」の1年のあいだに、私は何度か彼に会いに行きました。
バイクショップで働く彼に、バイクを修理してもらうことを名目に、彼をもっとよく知ろうと思いました。
私が結婚を反対していることを知っている彼は、私の訪問をいやがっているんだろうな、と思っていました。
ホントは、式にも来てほしくないんだろうな、と。
結婚式の招待状が届いたころ、私はまたそのバイクショップに行きました。
とりとめのない話をして、帰ろうとしたとき、彼が言いました。
「式、必ず来てくださいね。あいつの親友は、僕にとってもたいせつな人ですから」
泣き出したくなるのを我慢して、せいいっぱいの笑顔をつくって店を出たことを、覚えています。
そして、1年後の結婚式。
瞳いっぱいに涙を浮かべて「ありがとう」を繰り返す友に、あふれるばかりのお祝いの言葉を贈っていました。
なんとなく、そんな昔のことを思い出しながら。
おやすみ。
忙しくしています。
「金剛山」という名前を、初めて聞いたのは、2年前。
友たちが、こぞって金剛山ハイキングの写真を見せてくれました。
雪が積もっていて、樹氷が見られて、しかも大阪の山で、いや、頂上は奈良県だけど…という話を何度も聞かされ、「金剛山って、いったいどういう山なんだろう」と思いました。
それから何度か、金剛山ハイキングのお誘いがあったのですが、どれも予定が合わず。
そして、今日。
ようやく、金剛山登頂が達成できました。
なんと金剛山は大阪で(?)いちばん高い山で標高1125m。
けっこう、みなさん、毎年のように登る山だとか。
「きつい」と聞いていたので、覚悟して行ったのですが、真冬なのでそれほどきつくなく登れました。
これが夏だと、もうバテバテになるとか。
いや、いい時期に登りました(笑)
頂上で作ってもらった鍋がひときわうまくて。
母が毎回、こしらえてくれるおにぎりは、格別で。
そして、もちろん、初対面の人を含めての山歩きは、なんだか「緊張」をすることなく、とてもとても楽しくて。
きょうは、ホントは前日まで、行けるかどうかの瀬戸際だったのですが、行けてよかったです。
誘ってくれて、ありがとう。
2005年02月05日(土) |
それで?それがどうしたの? |
実はちょっと。
ここ数日。
「寂しい思い」をしています。
人と人とのつながりに。
考え方なんて、人それぞれなんてことは知っています。
私の考えを押し付けようとは思いません。
でも、今、私から隠れるようにしている友が、ひとり、います。
めんどくさーって思います。
子どものころ、母からよく言われた言葉があります。
「男のくさったようなコト、するな!」
兄は、こんなふうに言われました。
「女のくさったようなこと、するな!」
要は、「男でも女でもないうじうじしたことをするな!」ってこと。
つまりは、どうでもいいことを気にするなってこと。
わが母は、すごいな、って思います。
気にしないようにしたいけど、腹は立ちますね。
イヤなことから、逃げてばっかりな友に。
久々の店で飲みました。
いつもの店だったはずの、店。
ドアを開けるやいなや、おじさんが「お、毎度!久しぶり!」と声をかけてくれました。
いつもの店は、久しぶりの店になったけれど、そのおじさんが覚えていてくれたことが、ホントにホントにうれしかった。
自家製の「たこわさ」を頼み、よく笑い泣きする同僚がよく頼んでいた「もやし炒め」を頼み、それから、今日、いっしょに飲む後輩が「す、する天!」と元気よく言ったのがおかしくて。
「毎度!」の一言で、居心地がよくなり、2時間ほどおしゃべりをして帰りました。
楽しい1日。
楽しいまんま。
おやすみ。
むしゃくしゃ、する。
なぜかは、ないしょ。
おやすみ。
いつものことですが、突然に鍋パーティーは始まります。
そして、あたかも以前から声をかけていたかのように、人が集まります。
おいしい豆腐屋で買われた豆腐と、近所のスーパーで並んでいただろう野菜たち。
おいしい焼酎とビール、お茶。
そして、楽しい会話。
文句なしに、いい一日でした。
おやすみ。
ちょっと、忙しくなってきた。
さすが年度末。
母は、毎朝、お味噌汁を作ります。
ちなみに味噌は、マルコメの味噌です。
私が朝ごはんを食べるころあいを見計らって、お味噌汁を少し冷ましておいてくれます。
熱いと、私が残してしまうのを知っているからだと思います。
父は、熱いお味噌汁と熱いごはんが大好きです。
だから、父が食べる直前にお味噌汁とごはんをよそいます。
兄のことは、よくわかりませんが、兄にも同じようにしていたのでしょう。
こういうのって、「母」なんだろうな、と、ときどき胸が熱くなります。
すごいね。
おやすみ。
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