紫
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きょうは、ひな祭り。
それから………。
うふふ。
おやすみ。
ここ数年、芋焼酎がブームを迎えています。
私が初めて芋焼酎を飲んだのは、かれこれ10年前。
鹿児島出身の同僚に、神田神保町の「さつましゃも」という店に連れていってもらったときです。
「黒じょか」というきゅうすみたいな酒器に入れられて、芋焼酎がお燗されて出てきたときは、びっくりしました。
鹿児島では、「黒じょか」で飲むのは当たり前とのこと。
「くさいっていって、みんな飲まないんだけど、すごくおいしいよ」
そういいながら、盃に焼酎の熱燗をついでくれた友。
「………!!」
盃に口を近づけた瞬間。
なんともいい香りがぷんとして、口のなかに甘く広がります。
「すっごいいい香り!」
一口飲んで思わず友に言いました。
友はもちろん、店の人まで「そうでしょそうでしょ」と喜んでくれたのを覚えています。
飲んだ銘柄は覚えていません。
でも、それまでは、ビールのあとは日本酒だった私は、その日から「焼酎お湯割り」を頼むようになりました。
いろんな飲み方を試したけれど、やっぱりお湯割りがいちばんおいしく感じます。
そんなこんなで、きょうは久々に黒麹芋焼酎「萬膳(まんぜん)」。
三代続いた蔵を杜氏の急死で一度は製造をやめ、ずっと途絶えてきた焼酎造りを、1999年に孫の代でようやく再開。
今は高いところでは1万円を超える値がつけられているそうです。
1つの蔵に、1つの歴史有り。
焼酎の味を楽しみながら、その歴史を味わう。
こんな飲みかたも、いいものですよ。
おやすみ。
古巣で仕事の日々が続いています。
山登りをするときとほぼ同じような服装で行っていますが、社員のときは、ほぼ毎日、スーツで会社に行っていました。
これって、新卒で入った会社での教育の賜物(?)でしょう。
「いつ、何が起こるかわからないから、スーツを来てこい!」
女性初の営業社員として入社した私。
男性は上下スーツにネクタイだけど、私はどんな服装をしていっていいのかまったくわからず、入社早々は、入社式に合わせて買ったスーツを着まわしていました。
会社にも慣れ、初夏にさしかかり、ジャケットをはおるには、そろそろ汗ばむ季節になったころ。
ブラウスとスカートで会社に行きました。
スーパーで会ったほかのメーカーの女性営業さんが、やはりブラウスとスカートで営業をしていたのを見かけたからです。
朝の掃除を終えて、机に向かって1日の行動予定を書いているところに、私の教育担当の怖い上司がやってきました。
「お前、上着はどうした?」
「え、きょうは暑いので……」
「ばかやろーっ! 何を考えてんだ! 取りに帰ってこいっ!」
いきなり大声で怒鳴られました。
周囲がシーンとなったなかを、私はあわてて家にジャケットを取りに帰り、そのあと、私を怒鳴った上司と合流して、営業に出たのを覚えています。
今から考えれば、営業を職としていた私はスーツで仕事に行くのは当たり前。
そういう常識が、身についていなかった新卒時代。
そういう社会の常識を教えてくれた先輩・上司に今は感謝しています。
「あの人がこうしているから、私もしてもいいんだ」
なんて甘い考えかたをしているようでは、いけないということですね。
それでも、もうスーツはなかなか着られません。
あ、着られない…というより、入らなくなったというほうが、適切でしょうか。
おやすみ。
500円ばっかりを集めて約10万円が貯まるという缶を、東急ハンズで500円で買ってから約5年。
ようやく、いっぱいになってきたようです。
もう、どう押し込んでも500円玉の半分しか入りません。
私が大阪に引っ越してきた年から貯め始めたのですが、最初の3年はまったく貯まりませんでした。
500円玉は小銭のなかでも目立つので、ついつい使ってしまいます。
ある日、500円玉貯金をしていることについて、友に何気なく話したところ、その友も、缶には入れていないそうですが、500円玉を集めているとのこと。
ちょっと貯まったら、夫婦でおいしいものを食べに行っているそうです。
「財布に入った500円玉は、極力、使わないようにしているんだ。けっこう貯まるよ」
「!!」
500円玉、あえて使わない。
そうか、そういう手があったのか。
それから、財布の中に入ってきた500円玉を使うことを控えました。
支払いも、お札を使って、500円玉でおつりをもらうようにしました。
必然的に、小銭が貯まって、お財布が重くなるので、1日に貯まった小銭は、すべて出し入れ自由の貯金箱に入れました。
そのなかの500円玉は、ふたの開けられない東急ハンズの500円玉貯金箱へ。
そんなことをしているうちに、あれよあれよという間に貯金箱が重くなりました。
500円玉以外の小銭も、どんどん貯まり、こまめに郵便貯金。
郵便貯金が貯まったら、ちょっとした旅に出たり、買い物したり。
それでも、メインはやっぱり500円玉貯金です。
そして5年目にして、やっと貯まった500円玉貯金。
そろそろ久々に、親孝行でもしてみるかな。
25〜27日の日記は、後日、書きます。
今はとっても忙しくなりました。
また、こっそりと見に来てくださいね(ふくみ笑)
あ〜ぁ〜。
どうしようっ!
小学校1年生のころ。
今もよく覚えています。
環(たまき)ちゃん、という友が、小学校1年の1学期を終えて、奄美大島へ引っ越していきました。
ご両親のどちらかが、奄美大島出身だったように思います。
つい最近まで苗字も覚えていたのですが、今はもうまったく記憶のかなた。
でも、顔ははっきり覚えています。
天然パーマで、おとなしくて、なかなかクラスに打ち溶けられなかった環ちゃん。
みんなで植えた朝顔が咲くのを待たずして、奄美大島へ転校していきました。
今はどうしているのかな。
奄美大島の地名を聞くと、必ず環ちゃんと思い出します。
もちろん、いくら筆まめの私でも連絡なんて途絶えています。
というか、連絡をとったことはありません。
奄美大島。
奄美の「奄」という漢字には「隠す」という意味があるそうです。
隠れた島。
ちょっと魅力的ですね。
いつか行ってみたい南国です。
環ちゃん。
なんて苗字だったかなぁ。
通いなれた道を通って、見慣れた風景の家の前に停まって、車から友が降りていきます。
Uターンして、さっき登ってきた小さな坂道を下る途中、運転席の窓を開けると、今まで隣に座っていた友が、大きく手を振ってくれています。
私も、前方に注意しながら手を振り返して、赤信号で停まったときに、窓を閉めます。
この一連の流れが、なんとも心地よい。
この人は、別れ際を大事にする人だな、って思いながら、家路につきます。
「夕飯、食べませんか」
きょうは、いろいろと思うところがあって、友を誘いました。
いつものようにいろんな話をして、私のとりとめのない話を聞いてもらって、それから友の楽しい話を聞いて。
この一連の流れが、きょうも、なんとも言えず心地よい。
「きょうは、どうもありがとう」
そんな言葉を、ふと寝る前に伝えてみたくなった1日の終わりでした。
おやすみ。
非力だな、やっぱり。
そんなことを思った日でした。
考えることはできるけれど、行動には移せない。
それって、何もしていないのと、いっしょだなって。
でも、それができる人がいる。
すごいな、って感じました。
もちろん、生きてきた年数とか経験とかもあるけれど、そんなことよりも、「人をたいせつにする」ことのあたたかみを知っているからだろうな、と思いました。
なんだかんだといっていても、やっぱり頭は上がりません。
おやすみ。
日記、書けない(汗)。
年度末は、かなり忙しいっす。
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