紫
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会社の元同僚とランチに行きました。
ホントはきのうの予定だったけれど、急用ができてしまい、きょうに延ばしてもらいました。
延ばしてもらった、とはいえ、とくに大事な話はなく、でも、なんとなくいっしょに話をしたいな、という感じ。
とても楽しいランチタイムでした。
思えば、彼女と二人っきりで食事をしたことがありません。
でも、そんなことは微塵だに思わせないような感覚。
でも、私が在職中に、飲みに誘って、何度となく来てくれたときのことは、なぜか鮮明に覚えています。
きょうも楽しそうに、いろいろと語ってくれました。
「引っ越したら、遊びに来てください」
必ず、行くよ。
これまでの不義理を、今年は挽回しないといけない。
ふと、彼女との会話の合間にそんなことを思ったきょうでした。
おやすみ。
仕事帰り、友を誘って夕飯を食べに行きました。
とくに「おいしいもの」が食べたかったわけでもないけれど、なんとなく「最近、どうしているかな」と思い、ふとメールをしました。
いつもは一定の時間を過ぎると、電話かメールで返事が来るのに、きょうは待てど暮らせど一向に返事がきません。
もしや、入院でもしているのでは?
などと、元来の「心配性」の癖でよからぬことを考えてしまいます。
ううむ。
どうしよう。
そんなことを考えていると、電話が鳴りました。
ほっ、友からだ。
忙しそうではあるけれど、友の元気そうな顔に安心しながら、「おいしいもの」を食べに行きました。
ばくばくと食べて、いろいろとココロのうっぷんを吐き出して、すっかりすっきり。
さて、また明日からがんばるとしますか。
おやすみ。
十数年前の4月1日。
大学の入学式でした。
友と母に見送られ、前日の寝台列車に乗り、東京に着いたのが4月1日の朝6時くらい。
本当は、ひとりで東京に向かうはずだったのですが、出発当日、父がきゅうきょ着いてきてくれることになりました。
東京駅を降りると、雪が降っていました。
こんなに寒いところとは想像さえしていなかった私は、春の装いしか持ってきていません。
それでも、予備に持ってきていたジャケットに着替え、ぶるぶると震えながら入学式に向かったのを覚えています。
入学式に着いてこなかった父は、私の住む部屋の改良に取り掛かっていました。
洋服ダンスを買わなくてもいいように、長押(なげし)に木でハンガーかけを作ってくれたり、開かなかった窓を直してくれたり、近所の電気屋さんで電気ストーブを買ってきてくれていたり。
そんな父の行動は露知らず、「東京に住む」ということにかなり緊張しながら、入学式の1日を終えました。
見慣れぬ町、聞きなれぬ言葉のなか、ひとり残してきた祖母のことを思い、親戚の大反対を受けながら上京を決意したことを思い出し、これから本当にひとりで生きていけるのか、大きな不安に襲われながら、これから住む部屋に戻りました。
電気のついた部屋に入ると、父がせいいっぱい部屋を暖かくして、待っていてくれました。
それでも11度までしか上がらない部屋だったけれど、心がほんのりとせつなくあたたかく感じたことを覚えています。
翌日、父は帰っていきました。
それまで感じたことがなかった「ホントの寂しさ」という感情を、生まれて初めて認めた瞬間でした。
そんな1日。
入学式のシーズンになると、必ず思い出す「気持ち」です。
ちらほらと、桜が開花してきて、ようやく「春」らしくなってきました。
私の通っていた中学校は、校門を入ると長い長い坂道があり、その両側には桜の木が立ち並んでいます。
毎年、春には見事なまでの花が咲き乱れ、そしてまさに嵐のような桜吹雪を見せてくれます。
毎年、その中学校は4月8日前後が入学式で、私が入学したころは、桜が満開でした。
そしてその1週間後には桜吹雪。
田舎の学校だったため、季節の花は欠かさず咲いていたけれど、やっぱり桜がいちばんキレイでした。
そんな季節を楽しんでいた3年間。
ここ数年は温暖化のためか桜の開花がどんどん早くなってきています。
その中学校も入学式には葉桜になっていることが多いとか。
桜のない入学式って、なかなか想像できません。
でも、今年はちょうど入学式のころに満開が見られそう?
中学校に遊びに行きたいな。
今年の気候は、そんな気分にさせてくれました。
奈良の生駒の田んぼの真ん中にある「川波農園」に、農園料理を食べに行きました。
何年か前に一度、行ったことはあるのですが、春の野菜を食べに行くのは初めて。
最近、疲れている体に栄養を…と思い、誘われるがままに参加しました。
掘っ立て小屋からのどかな田園風景を眺めながら、季節の野菜をふんだんに使った7品3500円のコースが次々に出てきます。
菜の花、わさびの菜の和え物、大根とお揚げの炊きもの、手作り豆腐とうまい醤油、天ぷら、ほうれん草の石焼きバター炒め、かもとネギの鍋、じゃこごはんなどなど。
旬の野菜の味を逃がさないようにしているあっさりとした味付けに、体が喜んでいるのがわかります。
日曜日の10〜17時しかオープンしていないこの店(掘っ立て小屋)。
「土の料理人」と呼ばれる大将は、平日は奈良市内の日本料理店「川波」を営んでいます。
「新鮮な旬の野菜を食べてもらいたい」
大将のそんな気持ちから、日曜日だけオープンしている川波農園。
今回は、お客さんが多すぎてお話しできませんでしたが、とてもとても個性的でパワフルな大将です。
要予約。
ぜひどうぞ。
*住所等は、当ホームページの「飲み食いしました」をご覧ください。
疲れた。
へとへと。
ここ数日、痛い思いをしています。
下の歯ぐきにできた小さな傷。
口内炎です。
食事をするとピリリと染みて、歯磨きをするとツツッと痛い。
いったい何が原因でなったのやら。
最近は、暴飲暴食もしていないので胃が荒れていることはなく、疲れてはいるけれど睡眠もきちんと取っています。
思いつくのは、花粉症の薬を飲んだあたりから、口内炎ができたような気が…。
久々に飲んだ薬に胃がびっくりしたのでしょう。
たいした痛みではないけれど、なかなか治らない口内炎。
治療法をネットで検索してみました。
……。
ふむふむ。ビタミン不足でなる?
そうか、では「チョコラBB」でも買ってこようかな。
ちなみに口内炎になりやすい食べ物は……?
………。
………………。
蕎麦?!
蕎麦といえば、実はここ数日、立ち食い蕎麦を食べています。
駅のおばさんと顔見知りになるくらい、ほとんど毎朝。
そういえば、そのころから口内炎ができたような…。
蕎麦好きの私としては、蕎麦が原因で口内炎になるなんてかなりショック。
いやいや、朝のあわただしい時間に、よくかまずに食べてしまうから、消化が悪かったのが、原因なのかも。
と、けっして蕎麦が原因ではないっ、と思い込み、次からは10分ほど早く出て、ゆっくりかんで食べよう、と固く決心したのでした。
まだ、食べるつもりかいっ!
先日、大阪の道具屋筋に行ってきました。
東京で言えば「かっぱ橋道具街」になります。
飲食店の調理道具や厨房設備、食器、のれん、メニュー、食品サンプルなどが売られているところです。。
東京に比べて規模は小さいけれど、活気があって楽しい。
道具屋筋の話はさておき。
その近所に、ちょっと有名なうどん屋があります。
「肉うどん、千とせ」
土日に行くと、お客さんがけっこう並んでいる店で、メニューは丼ものも蕎麦もありますが、表ののれんに「肉うどん」書いてあるのみです。
うどんが切れると、もちろん閉店。
たとえ蕎麦やごはんがたくさんあっても、閉店。
うどんで勝負!と言うほど、うどん自体がうまいというわけではありません。
実はこの店、看板メニューは「肉うどん」だけど、「肉吸い」という肉うどんのうどんなしパターンにごはんというのが、真の看板メニューなのでした。
かつて、吉本興業のだれかが、「肉うどん、うどん抜きで!」と言って頼んだのが、発祥の由来とか。
それだけ、おダシがうまいのでしょう。
肉の苦手な私は、天ぷらうどんやきつねうどんしか食べたことがありませんが、肉うどんも肉吸いも、絶品!(らしい)。
やや気になるのは、メニューに載っていないものを平気で頼む人たち。
もちろん「常連」さんです。
ある人は、「だしまきと小ごはん、ちょうだい」(だしまきなんてメニューにないぞ〜)
とある人は、「肉吸い豆腐入り!」(と、豆腐〜??)
そして、こんな人が…。
「肉吸い豆腐入り小玉」
???
しょ、小玉?!
この「小玉」。
小さいたまごだとか、うどん半分だとか、いやいや小ライスのことだろうなどなどといろんな議論がかもしだされていましたが、どれもあまりしっくりきません。
はたしてその真相は………?
ということで、この間、きょう、明らかになりました。
「肉吸い豆腐入り小玉」の正体、破れたり!
これは、まだ、ないしょ、です。
おやすみ。
「きょうは、私たちのために集まっていただいてありがとうございました」
先日、高校を卒業したばかりの友が、最後のあいさつで「手紙」を読んでくれました。
初めて会ったときは、15歳。
高校1年生でした。
親や先生以外の「おとな」と会話をするのに慣れていない彼女に、私も何をしゃべっていいかまったくわからず、おそるおそる会話をしていたように思います。
喜怒哀楽をあまり表に出さなかった彼女の表情が、だんだんと明るくなってきたのは、いつのころからでしょうか。
自分から周りに話しかけられるようになったのは、いつだったでしょう。
初めて会ったときは、「やっぱり子どもだな、高校生って」と思っていたのに、いつの間にか「私が高校3年生のときって、こんなにおとなびていたっけ」と思うくらいに、みるみると成長した彼女。
人に対する気遣いは、おとな顔負けです。
きょうは、そんな彼女とその友の卒業パーティー。
ふたりとも、とてもとてもやさしくて素直な高校生でした。
そしてそんなふたりのために集まった仲間から、言葉の贈り物。
きょうの日を、いつまでもいつまでも覚えていてほしいな、と思いました。
それから、いつもいつの日もふたりのことを心配している仲間がいることを、心強く感じてほしいな、と思いました。
きょう、ふたりがあいさつをする姿を見ながら思ったこと。
「このふたりに会えてよかった」
心からそう感じざるをえない夜になりました。
卒業、おめでとう。
花粉休み。
つらい。
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