紫
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滋賀県の琵琶湖の北側。
比良山まで、沢登りに行ってきました。
もちろん、ハイキングセミナーの実技のひとつです。
水恐怖症の私。
数日前から、かなり緊張。
「セミナーだからこそ、行かなきゃ」
と、いうことで、意を決して行ってきました。
1泊2日の沢登り。
私は、明日、予定があり、きょうだけの実技になります。
ます、5本指のソックスと地下足袋、それからわらじを履いて、浅い平坦の川に、じゃぶじゃぶと入っていきます。
ふだんは、水場があれば、またいだり、避けたりして、歩く道。
川はもちろん、橋、もしくは飛び石を渡って、水には入りません。
でも、沢登りは、積極的に水に入って、積極的に小さな滝や深いところを歩きます。
これがなんとも楽しい。
子どものころ、水たまりに入って叱られたときとはまったく逆です。
緩やかな坂になっている川を、上流へ上っていきます。
河原でバーベキューをしている人たちから、こぞって見つめられます。
それもそのはず。
両岸に、岸辺があるのに、川の中をじゃぶじゃぶと歩いている団体がやってくるからです。
最後は、まったく背の届かない川を泳いで渡りました。
私が5かきも6かきもしてぜいぜいいいながら平泳ぎで対岸まで渡ったのに、ほかのセミナー生は、3かきで渡りきっていたことは、ちょっと内緒です。
「えーー」
「え゙〜〜っ!」
を繰り返した1日でした。
夜はみんなで、キャンプごはん。
テント泊は、やっぱり楽しい。
団体行動も、いつもこう楽しいといいな。
忙しい1日でした。
きょうのハイキングセミナーの座学は、休みました。
でも、明日は比良山で沢登り。
水キライの私。
ちょっと緊張しますが、がんばってきます。
おやすみ。
子どものころ、私の兄は体が弱くて、母といっしょによくお医者さんに行っていました。
そういうときは、私はたいていお留守番。
隣の家に預けられたり、近所のパン屋さんに預けられたり、仕事を終えた祖母がいっしょに留守番をしてくれたりしていました。
体が弱いくせに、運動神経はとてもよくて、勉強もできて、友もたくさんいて、これで顔さえよければ、モテモテだったんだろうな、と今もよく思います。
いや、兄の名誉として追記させてもらえば、そんなに悪い顔ではありません。美男子でもありませんが。
兄とは正反対に、私は、クラシックバレエを習っていたからでしょうか。
子どものころから頑丈で、走ったり飛んだりするのが大好きで、生傷が絶えず、保健室でいつもヒビテンとオキシドール、それからバンドエイドがお友だち。
兄はといえば、全校集会で貧血で倒れて保健室のベッドの上にいることが多々ありました。
私も、一度、保健室のベッドで寝てみたい。
小学校のころ、体育館で倒れた兄が保健室に運ばれる姿を見ては、いつもそう思っていました。
貧血で意識がなくなる感覚。
私にはまったくわかりませんでした。
昨夜、急に脂汗がにじみ出てめまいに襲われました。
気がついたら、家の玄関に倒れていて、どこかで打ったのでしょう。手足に生傷が数箇所。
それでもだれも私を保健室に連れていってくれる人はいず、大きな音がしただろうに両親も起きてこず、自力でベッドまで行きました。
やっぱり小学校のとき、体育館で倒れたかったな。
そんなことを思いながら、すやすやぐっすりと眠りにつきましたとさ。
きょうはシャワーがしみるだろうな……。
生まれ育った町の市役所に行きました。
パスポートを申請するために、戸籍抄本をとりました。
私の本当の親は……、というショッキングな記載はまったくなく、私は紛れもなく両親から生まれた子だということが記載されていました。
いや、そんな話ではなく。
戸籍なんてもう何度も取っているし、それよりも、母ゆずりのまゆ、父ゆずりの目。母ゆずりの心配性、父ゆずりの「ずぼら」さ。
まさしく親子です。
いやいや、だから、そんな話ではなく……。
………。…。
もうどうでもよくなりました。
ホントは、高校時代に市役所に何度も通って、でも、力になってくれなかった「役所」の存在にほとほとあきれ返った、という話にまとめよう、と思ったけれど。
戸籍。
私の「思い出」の始まり以前が、そこに記載されていました。
おやすみ。
人の「価値観」はさまざまで、あまり立ち入らないようにしています。
でも、きょうは私としては控えめに、その価値観は間違っている、ということを言いました。
でも、後から考えたら、私もよく説教されました。
「お前、その考えかたは、やめろ!」
飲み会の席で、ほかの部署の上司や先輩に冗談で言った言葉を真剣にとられて、後に引けなくなったとき。
真剣に「説教」されました。
飲み会の席で説教。
聞いただけで、イヤかもしれません。
でも、私が就職した会社では、それは日常茶飯事のことでした。
翌日には、説教された側も説教した人も、ケロリとして仕事をしています。
でも、確実にその二人の距離は、縮まっています。
最後に勤めた会社には、女性が多いせいか、残念ながらそんな雰囲気はまったくありませんでした。
でも、しかるべきときにしかるべき場所で、しかるべき方法(言い方)で、後輩指導をしてきているように思います。
きょうは、久々に、価値観について「恐る恐る」意見をしました。
なぜ、「恐る恐る」かは置いておいて、さて、本人は、それを、どう、受け止めているのでしょう。
もしかしたら、本人は話のタネに「冗談」で言った言葉なのかもしれません。
それが、「説教」される環境を生んだのかもしれません。
結果のほうが、怖い、ですね。
とにかく、自分の言動には責任をもつことが大事、なのだ、ということで。
おやすみ。
登山道具ショップのバーゲンがきょうまで。
ということで、梅田まで買い物に出ることにしました。
山の我が家から梅田まで1時間半。
往復1000円ちょっとの交通費がかかります。
駅近辺の銀行で、預金を引き出すつもりで、片道のバス代だけを財布に残し、あとは貯金箱にちゃりんちゃりん。
お札はまったくありません。
行きのバスの中、うとうとと心地よい眠りに誘われながらの小一時間。
駅に着いて、さてまずは銀行でお金をおろそうと、カバンの中のカードケースを探しました。
………あれれ?
どうやら、カードケースは家に忘れてきたようです。
私は現金とカード類は別のケースに入れています。
いつもは、念のため、キャッシュカードを1枚だけ財布の中に入れているのですが、昨日のハイキングに備えて、なるべく財布を軽くしようと、いろんなものを、財布から抜き取っていました。
もちろん、キャッシュカードも。
………あらら、どうしよう。
財布の中味は102円。
登山道具屋さんに行っても、何も買えません。
いえ、それどころか電車にも乗れません。
いやいや、よく考えると、家にも帰れません。
う〜ん。
タクシーで家まで帰る手も考えましたが、それは最後の手段。
友に電話するにも、今は仕事中ですぐには出てこれないでしょう。
携帯電話がカード代わりにならないか考えましたが、そこまで便利ではありません。
とにかく私は、今、どこにも行くことはできません。
う〜んう〜ん。
どうしよどうしよ…。
こんな困った一市民を助けてくれるのは……。
交番!
ということで、無事に交番で400円を借り受けることができました。
いや、正確に言うと、おまわりさんのポケットマネーを借りてきました。
「交番には、お金はありませんよ」
と若いおまわりさん。
こういうときは、市役所に行くと500円ほど貸してくれるとか。
そうか。
今度から、市役所で堂々と借りよう。
それにしても、なかなかステキなおまわりさんでした(はあと)。
東海自然歩道を歩きました。
嵐山から高雄の高山寺(こうざんじ)まで。
曇り空だったけれど、蒸し暑くて、汗が吹き出て止まりませんでした。
途中、清滝の河原におりて、昼食。
狭い河原でしたが、水面が近くて涼しくて、いいランチタイムでした。
東海自然歩道は今回で何回目になるのでしょう。
今回は、急に歩くことを決めたため、最初はひとりで歩こうかと思っていたけれど、みんな、それとなしに予定をあけてくれました。
京都で、東海自然歩道の地図を見ながら反省会。
いずれ、延暦寺のあの急坂を登ります。
「ここを歩くなんて、驚きやなぁ」
友のひとりが言いました。
そして、みんながうなずきます。
こんな遠くもいっしょに歩いてくれるんだな。
そんなことを思いながら、いずれは到着する東京の高尾に思いが馳せます。
東海自然歩道。
もう、私だけの「旅」ではありません。
いずれは、ひとりで歩く道も出てくるだろけれど、でも、どこかで支えてくれる人がいます。
なんとなく、心強く思った「ビールタイム」でした。
おやすみ。
きょうは、1日、取材デー。
疲れました。
取材自体ではなく「人」に。
自分に自信をもちすぎる「人」に。
自信をもつには、それなりの経験があってのことだけど、そのなかにも謙虚さを持ち合わせているのが、「日本人」の良さだと思っています。
「和」だとも思います。
多くは、語らず。
おやすみ。
きょうは、1983年に、任天堂が「ファミリーコンピュータ」を発売した日だそうです。
通称「ファミコン」。
ゲーム好きの兄妹だった私たちは、お金を出し合って「ファミコン」を買いました。
その後、そのファミコンは兄の部屋にばかりあって、私が使用することは1〜2度しかありませんでした。
買う前から予想はついていました。
でも、兄と共同で何かを「買う」ということが初めてだったため、いっしょに買うことに同意しました。
今となっては、いい思い出です。
ファミコンは、今はプレステ2になり、それから……?
私のゲーム人生は、プレステ2で止まっていますが、初めてファミコンで遊んだときのあの興奮は、忘れることができません。
おやすみ。
きょうはすっかり元気。
いえ、きのうも体は元気だったのですが、なにしろ〆切に追われていて、元気を発散できませんでした。
ということで、きょうはちょっとした大掃除ならぬ小掃除。
シーツや枕カバーなどを洗濯して、フトンを思いっきり干しました。
ふぅ、すっきり。
きょうは、そんな日。
こんな日があっても、いいんじゃないの?
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