紫
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東京から友が遊びに来たので、飲みに行きました。
最初はコギレイな居酒屋さんを探していたけれど、せっかくなので「大阪」っぽいなぁ、と私が思った店で飲むことにしました。
1軒目は梅田の「立ち飲み屋」さん。
女性ふたりで入るのは、ちょっとためらいましたが、勇気を出して入ってビールを1杯。串2本。
ま、ここは雰囲気を味わう程度にしておいて、2軒目に行きました。
2軒目は天神さんの近所の「串焼き屋」さん。
ここは、友たちと合流して5人でわいわいと飲みました。
私は例によって途中でぐーぐーと寝てしまいましたが、初対面のはずの3人が妙に盛り上がっていたそうです。
お酒の席って、こういうところがいいですね。
そして、3軒目。
最後に1杯だけ、と友とふたり、梅田で生ビールを飲みました。
終電までの1杯勝負!だったけどこれまた楽しかった。
ただ、私は久々に最終電車になり駅からタクシー。
友は終電をなくしてしまい梅田からタクシーになりました。
1万円は軽く越したかと思われます。
最後の最後が痛かったね。
でもまた飲みましょう。
今日は楽しい楽しい夜でした。
おやすみ。
行きと違い、帰りはにぎやかな子どもはあまりいません。
それでも、フェリーは満室とのことでした。
思い切り疲れていたのでしょう。
昼過ぎまでぐっすり快眠したあと、昼食を食べにレストランに行きました。
讃岐うどん700円。
ま、いいでしょう。
それから、お風呂に入り、これまた昼のサッポロクラシックを飲んで、またまた昼寝。
帰りのフェリーの中ってホントによく眠れます。
すっかり体力が回復したあと、もう夕飯の時間(笑)
さしておなかも空いていないのですが、せっかくなので、カフェにラーメンを食べに行きました。
カフェにはテレビが設置されていて、ちょうど高校野球が放映中。
八重山高校でした。
しばらく野球観戦をしたあと、荷作りのため、部屋に戻り、そうこうしているうちに、下船の案内。
とうとう舞鶴に着いてしまったのです。
帰りはひたすら高速道路を南下。
心配していた台風も、予想以上に進路をそれてくれたようで、雨にはひとつも会わずの旅になりました。
1週間の旅。
ちょうどいい長さかな。
初めてのバイクひとり旅。
また、近くでもいいから、ふらりと行きたいな。
まずはともあれ、無事に帰ってきたことに。
おやすみ。
きのうのちゃんちゃん焼きの残りを雑炊にして、朝ごはんを食べました。
まったりした朝ごはんと語らい。
う〜ん。キャンプ場の朝はいつもすがすがしくって、よい(笑)
温泉に入って体の汚れを落とし、湯船でつるつるになりました。
ホントに北海道の温泉には、はずれがありません。
昼過ぎまでみんなでおしゃべりしたあと、それぞれに出発しました。
宿主夫妻たちは比布へ戻り、私は士幌、富良野経由で小樽へ向かいます。
今日もまたみんなに見送られて出発。
なんともシアワセ者なワタシ(*^。^*)
それにしても、今日はホントに暑い日でした。
富良野を抜けるときは、道の駅ごとに20分ほど休憩しながらの走行。
体を抜けていく風も、もあ〜っと暑い!
それでも、15時を過ぎてからどんどん涼しくなり、小樽到着したのが19時半。
なかなか快適な気温になっていました。
初日に泊まった「とまや」さんに寄って帰りの挨拶をし、港で待ち合わせをしていた友と、恒例の「魚真」でちらし寿司と生ビールを2杯。
これがホントに北海道での最後の食事になりました。
23時半出航のフェリーに乗り込み、S寝台にごろりとよこになると、そのままくーくーと寝てしまいました。
走り疲れたのでしょう。
こうして1週間の旅が終わりに向かいました。
あしたは舞鶴。
バイクを置くまで、まだまだ旅は続いています。
おやすみ。
昼過ぎに到着したばかりの「ハヤシライス」を、芝生の上でそよ風に吹かれながら食べました。
そして、午後1時に友に見送られて出発。
3日間、どうもありがとう。
さて、今日は比布(ぴっぷ)の宿で北海道最後の夜をのんびり、ゆっくりくつろごうかと思っていましたが、なんとその宿が満室!?
ということで、糠平(ぬかびら)温泉でキャンプになりました(笑)
ちゃんちゃん焼きとダッチオーブン料理と。
サッポロクラシックと頭の上の天の川と。
結婚したばかりの宿主夫妻とその友たちと。
さすがにテント泊のため、くつろぐ時間はありませんでしたが、今日も楽しい楽しい夜になりました。
旅の最後には、ふさわしいかな?
おやすみ。
友人夫妻といっしょに、「雨竜沼(うりゅうぬま)湿原」に登ってきました。
そう、登ってきたのです。
湿原といえば、車で横付けして木道の上を歩いてのんびり花を散策する……というイメージがありますが、この雨竜沼湿原は、まずは車で登山口まで国道から1時間ほどかかります。
細い細いダートの道に先行き不安。
やっと着いた登山口の「南暑寒荘」で、朝ごはんと休憩、準備をして、さて登山。
あらかじめ調べてきてよかった、とつくづく思いました。
まさに、登山。
かなりの、急登。
何度も休憩して2時間半ほど経ったところで、やっと湿原に到着しました。
あぁ、こんな山の上に広大な湿原が広がっている。
こんな場所の湿原を見つけた人たちっていったい……と思いながら、湿原に咲く小さなかわいい花たちを観察して、展望台で休憩しました。
来てよかった。
ホントは、余力があったら南暑寒別岳まで登ろうと言っていたのですが、ここでダウン。
でも、次回は増毛まで縦走してみたいです。
下山後は、北竜(ほくりゅう)のひまわり畑を見て、滝川でラーメンを食べて帰ってきました。
旅先で筋肉痛は困る!と、念入りにストレッチをして21時過ぎには就寝。
とてもとても、楽しい1日でした。
ぐったり。
おやすみ。
朝6時に起きて窓の外を見ると、どこもかしこもガスで真っ白。
今日の天気予報は「雨」でした。
アンヌプリ登山はまた今度、ということで、温泉だけ入りに行くことにしました。
「ニセコ五色温泉」。
かなりつるつるな湯。
あ〜、気持ちがいい!
ただ、露天風呂が向かい側の展望台からは丸見えだったので、内湯だけにしておきました(笑)
露天に入るともすこし長湯できたんだけど……。
それでも、サイコーに気持ちよい湯上りのまま、羊蹄山のふもとをぐるりと一周しました。
途中で、おいしそうな「蕎麦屋」発見。
ちょうどお昼だったので、そのままそこで昼食をとりました。
ここでもやっぱり山かけ蕎麦。
田舎蕎麦でおいしかったです。
小樽まで戻って、それから海沿いに少し北上。
そして、途中で内陸に入りました。
今日の宿は、友人夫妻の家。
今年の冬に行ったときは、もちろん雪で真っ白だった景色が、いろんな色に覆われていてちょっと驚きました。
家の前が芝生だったのもびっくり!
仕事を終えて快く迎えてくれたふたりに、感謝です。
芝生の上でバーベキューをして、ビールを飲んで、わいわいとおしゃべりタイムでした。
旅の途中で友を尋ねる。
とても、ぜいたくな感じがします。
さて、明日は早い。
おやすみ。
2006年08月03日(木) |
のんびり出発。余市から積丹、ニセコへ |
朝8時からの朝食に合わせて、ゆっくり起床。
キャベツの千切りと目玉焼き、ウインナー、お味噌汁とごはん、というこれまた懐かしいメニューの朝ごはんを食べて、縁側でのんびりしていました。
友人である宿主夫妻と赤ちゃんと、今までのこと、これからのことについて話をしながら、あっという間に10時をまわりました。
もう1泊したい気持ちをおおいに抑えて、次の街へ旅立ちました。
いつまでも見送るふたりに、かつてのフェリーでの出港を錯覚。
妙にじーんと来る瞬間でした。
五号線を積丹方面へ向かう途中、余市の「ニッカウヰスキー工場」に立ち寄りました。
日本のウイスキーの父、竹鶴さんとその妻リタさんの物語をじっくりと読み、あらためて「創始者」のすばらしさに感動。
試飲コーナーでは、1杯くらい……という心の悪に打ち勝って、ニッカのオレンジジュースをいただきました。
思いがけず時間をとってしまったため、積丹半島に着いたのが午後2時過ぎ。
念願のウニ丼を食べてから、ニセコへ向かいました。
今晩の宿は、倶知安(くっちゃん)にある「ぐりぐら」。
ニセコアンヌプリが目前に見える宿です。
評判どおり食事がとてもとてもおいしく、宿主さんも気さくな人で楽しい夜になりました。
明日は、天気がよければアンヌプリに登ろうかと思っていますが、さて、どうなることやら。
おやすみ。
2006年08月02日(水) |
フェリーの1日と小樽の夜と |
夜中、何度か目を覚ましました。
そのたびに、ここはどこか、と自分を探しました。
私の「部屋」は、フェリーの中央部分にあり、窓がありません。
カーテンも遮光されていて、廊下の蛍光灯でさえ部屋の中にあまり入ってきません。
寝たり起きたりを繰り返していくうちに、館内放送が鳴りました。
「朝食のレストランがあと20分で閉まります……云々」
そっか。
もう9時を過ぎていたのか。
身支度をして、お弁当のおにぎりをひとつ、食べました。
フェリーの中をとりあえず歩いて、部屋に戻ってきました。
さすが夏休み。
どこもかしこも子どもの奇声で、かなりにぎやかです。
午前中は惰眠をむさぼり、午後イチで展望浴場でのんびりしてから、どうにか海の見える場所に座って、昼のサッポロクラシックを愉しみながら、旅の予定を立てました。
そんなこんなで、お弁当のおにぎりを、もうひとつ、ふたつ、食べていくうちに、小樽港入港。
21時です。
今夜の宿は、去年の秋にオープンした民宿「舎(やまきち)『とまや』」さん。
仁木の友が思いがけず港まで迎えに来てくれて、道案内をしてくれました。
ありがとう。
懐かしい友たちとの再会と、新しい命との出会い。
懐かしい懐かしい語らいのひと時と、小樽の街を見下ろす絶景。
来て、よかった。
ちょっとためらっていたけれど、やっぱり来てよかった。
すっかり酔っ払って、ベッドに入りました。
おやすみ。
2006年08月01日(火) |
時速80キロで舞鶴へ |
午後9時。
タンクバックを取りつけ、小さくまとめた荷物を後部シートに積んで、舞鶴へ出発しました。
きょうから1週間ほど、北海道へ旅立ちます。
初めての北海道へ向かうときと同じようなドキドキ感と不安。
なんといっても、今回は最初から最後まで「バイクひとり旅」です。
作ってもらったお弁当をタンクバックに詰め込んで、いざ出発。
舞鶴到着は、23時過ぎでした。ほぼ予定通りかな。
レーンに並ぶライダーは40〜50台くらいでしょうか。
全盛期から比べるとほぼ半分だそうです。
しかも年齢層がかなり高い。
最近の学生には、バイクは高価な「おもちゃ」なのでしょう。
23時半。乗船開始。
今回は「S寝台」というほぼ個室の等級を予約していました。
約2畳ほどの広さにベッドと荷物置きがあって、入り口はカーテンで仕切られています。
これから約20時間。
ここが私の部屋になります。
売店で買ったサッポロクラシックと、大きな海老フライで旅の初日を祝いました。
明日の夜は、小樽に到着です。
今回はどんな旅になるのかな?
おやすみ。
もう一昔以上昔の話。
当時、付き合っていた「彼氏」の家から、彼と彼女が腕を組んで出てきたのを目撃したことがあります。
もちろん、私はストーカーのように、彼の家の前で待っていての出来事。
その瞬間を、彼の部屋の前で待っていたのです。
当時はまだ「ストーカー」なんて言葉はなく、強いて言うなら「絶対絶命」くらいでしょうか(これでは古すぎ?)。
その後、ワタシはドウシタカ?
言わずもがな。
ふたりに見つからないように隠れてしまいました。
だって、彼と腕を組んでいる彼女は、今、シアワセいっぱいで、今、私が出ていって、そのシアワセを壊すのは、なんとも酷だな、って思ったから。
そしてそれから私が苦しんだのは、これまた言うまでもありません。
今日は、そんな古い傷を思い出しました。
泣きたいときには泣こうよ。
おやすみ。
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