紫
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きょうは、満月でした。
でも、月は見ませんでした。
見なかったけれど、つい、百人一首で有名なこの和歌を思い出しました。
月見みれば、
ちぢに物こそ
かなしけれ
我が身みひとつの
秋にはあらねど
大江千里(おおえのちさと)
(秋の月を見ていると、いろんな思いが押し寄せてきて、むしょうに切なくなる。秋は、私だけにやってきたわけではないのにね)
恋の歌です。
会いたいけど会えない恋人のことを想って詠んだ歌なんだろうな……と感じます。
古人(いにしへびと)の詠む歌が、現代を生きる私たちにもなんとも相通じるものがあるのは、和歌が「心の声」を詠(うた)っているからなのでしょう。
なんだか、再び「短歌」を詠んでみようかな、と思えた夜でした。
満月は見なかったんだけどね。
おやすみ。
会社勤めをしていたときは、ほとんど毎日スーツで通勤していました。
気持ちも引き締まることもあるけれど、とにかく朝と洗濯が楽だったからです。
朝は、服選びで悩むことなく、適当に選んだ上下ぞろいのスーツを着ていけばいいし、選択はアンダーに着るシャツにアイロンをかけるだけ。
スーツは時期をみて、クリーニングに出せばきれいになってかえってくるし、いいクリーニング屋さんは、取れかかったボタンもつけなおしてくれています。
会社勤めをやめてからは、ほとんどスーツを着ることはなくなり、山ほどあるスーツは洋服ダンスにも入りきらず、部屋の片隅にひっそりとかかっています。
ちょっとかわいそうかな。
でも、冠婚葬祭やちょっとした儀式のときには、袖を通すこともあり、そのときは私もスーツもちょっとうれしそう(笑)
スーツの代わりに増えた服は、やはりなんといっても山の服。
速乾性のTシャツや山用の長袖シャツ、フリースやチノパンなどなど。
スカート派だったワタシしかしらない人たちには、かなり驚かれます。
いえ、きっとカジュアルなワタシしか知らない人たちには、私のスーツ姿なんて、想像だにつかないのでしょう。
なーんて、部屋にかかったスーツをながめながら。
おやすみ。
「カメムシが大発生する年は、大雪になる」
そんな言い伝えが、去年、ホントになりました。
NHKの天気予報士が、「そんな迷信」と言ったことを年末に訂正していたくらい、当たっていました。
「カメムシが大発生する年は、大雪になるんです」
今年はどうかな?
ふと、今年初(?)のカメムシを見つけて思いました。
今年はカメムシはあまり多くはないけれど、得体の知れない黒い小さな虫が目に付きます。
いったいなんでしょう。
ワタシの疑問は、この日記に投げかけておいて。
おやすみ。
早起きは、もうしばらく続きます。
おやすみ。
早朝から活動。
疲れた。
おやすみ。
ツーリングでした。
大人数でのツーリングは2回目。
まだまだ「いっしょに走る」ということには不慣れで、ちょっとどぎまぎしながら一生懸命にみんなのペースについていっていました。
日ごろは仕事先にバイクで行くくらいで、誰かといっしょに走る、というのがほとんどありません。
だから、きょうはかなり疲れました。
いや、疲れた理由は、あまりにもカーブが多かったから……ともいえますが。
あのカーブがいずれ楽しくなるのでしょうか?(笑)
とはいえ、楽しい1日でした。
川魚に温泉、気持ちのいい風、秋の顔になろうとしている太陽が、ますます楽しさを引き立てていました。
これからツーリングシーズン。
そして、山シーズンでもあります。
キャンプも楽しいでしょう。
数年前まで「無趣味」で通していた私ですが、いつのまにか「多趣味」になっています。
三日坊主の私。
さて、いつまで続くことやら。
おやすみ。
ほぼ1年ぶりに東海自然歩道を歩きました。
比叡山の山頂をイッキに下るコースです。
途中までは、境内の中のゆるい坂道を散策、という感じでお気楽にしていたのですが、最後のお寺が過ぎてからはいきなり急な下り、そして七曲の登り。それから信じられないほどの急すぎる階段の下り。
階段とはいえ、ほとんど人が通っていないような自然歩道。
あちこちずるずる滑ります。
ちょっと道が広くなって安心したところで、私もいきなり転びました。
ざざざっ!
ざざざざっ!
声を上げて泣こうかと思ったくらい、痛かったです(涙)
「もう帰る〜」
と言ったら、友が笑っていました(笑)
なぜかといえば、帰るには、そのままこの道を下るしかないからです。
どんどんくだって、住宅街を抜けてファミリーマートという都会のオアシスでアイスクリームを買って、電車に乗りました。
あぁ、東海自然歩道。
ホントにいろんな表情を見せてくれます。
これから先。
どんな険しい(あやしい)姿を見せてくれるのでしょう。
おやすみ。
全滅……。
おやすみ。
槍ヶ岳縦走のDVDを、みんなで観ました。
私はかなり眠かったので、途中までしか観ませんでしたが、けっこうおもしろかったです。
イメージトレーニングって大事ですね。
とはいえ、私は「槍」にどうしても登りたいというわけではありません。
もちろん、憧れはおおいにありますが、それはどの山に対しても同じです。
それよりも、なぜか私は、一度登った山にまた登りたい、と思います。
「あの時の景色が最高にきれいだったから、もうその山にはできれば登りたくない」という人がいます。
それはそれでわかるけれど、私は逆に「いろんな姿を見てみたい」と思うのです。
だから、何度でも同じ山に登ります。
違うルートを調べて登ります。
六甲山は、ルートをかえるごとに、違う姿が発見できます。
その姿を発見するのに、楽しさを感じます。
自分の知らない山を知るより、かなりマイナーなのかもしれませんが、自分の好きな山のすべてを知りたいな、って思うのは、おかしいのかな?
そんなことを思いながら、DVDの険しい山を見つつ、「いつか私もここに行きたいって思うんだろうな」と思いながら眠りにつきましたとさ。
おやすみ。
今日は昼はずっと勉強。
夜は約束していた人からかなりあいまいにすっぽかされて、ぽっかり時間があきました。
ま、こういうことは慣れっこです。
ドタキャンのほうが、自分の時間を大事にできてまだよかったな。
おやすみ。
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