紫
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いつもの仲間と、お弁当タイム。
ちょっとみんなの様子がおかしいことに気づきました。
「あ……、さては……」
きょうは私の誕生日。
きっと何か準備してくれているんだろうな。
サプライズ好きな私は、ついつい自分のサプライズに事前に気がついてしまいます。
さぁ、どうしよう。
どんな顔をしようか。
きっと「ハッピーバースデー」とか歌ってくれるんだろうな、などなど考えながら、お弁当の席に座りました。
すると……。
だれかが私の頭にいきなりダンボールでできた手作りの活火山・富士をかぶせ、いきなりみんなで歌い出しました。
「たんたんたんたん、誕生日♪
たんたんたんたん、誕生日♪」
あまりにもイレギュラーな演出に、もうおかしさとうれしさとがいっしょになった笑いが止まりません。
ひとしきり笑ったあと、プレゼントもありました。
なんと、私が先日まで「失くした〜」と言っていた爪切り。
もちろん新品です。
私の「言葉」を覚えていてくれた友たちの存在が、とてもとても、うれしかったです。
夕方、いつもの洋食屋さんに行きました。
あんまりにも睡眠不足だったので、早々に帰るつもりが、パソコンのメンテナンスをしていたらちょっと遅くなりました。
「あらあらあらあら……」
よく遊びに行く友がやってきました。
遠方に住んでいるのでウイークデーにはめったに会わないのにフシギ……と思っていたら「お誕生日、おめでとう」と花束とプレゼントをくれました。
「え゙ーーーーーーーーっ!」
遠路はるばるやってきてくれた彼女の気持ちにおおいに感謝。
そして、そこに居合わせた私の気の置けない友たちに、私の記念日にいっしょに時を過ごしてくれたことにも、感謝。
うれしい、うれしい、を抱えて帰ると、テーブルの上にフラワーアレンジメントが……。
「お誕生日、おめでとう」のメッセージカードと、焼酎が。
ごめん。
もう、堪忍。
誰もいない部屋でひとり、とめどなくあふれる涙をぬぐうことなく、この感謝の気持ちをどこに向ければいいのかわからないまま、今年の私の誕生日をこんなふうに祝ってくれたことが、とてもとても、とてもうれしくて。
シアワセ者です。
おやすみ。
「カンパ」ってなんでしょう。
「お祝い品を渡したいので、カンパをお願いします」と言われました。
もちろん、それには大賛成。
でも、名前と金額をチェックされます。
出していない人は、催促までされています。
カンパって、そういうもの……?
いったい、カンパの語源って?
で、さっそく調べました。
「カンパ」とはロシア語の「カンパニア」からきているそうです。
政治活動・労働争議・罹災者の援助などのために、資金を広く大衆から集めること。また、その呼びかけに応じて金を出すこと。また、その金。
<http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A5%AB%A5%F3%A5%D1&kind=jn&mode=1>
などなど。
政治活動、か……。
では、やっぱり記名式でないとまずいのかな。
だから、催促してもいいのかな。
なんとなく腑に落ちませんが。
おやすみ。
夜になって、電話がありました。
早起きの母は、もうすっかり寝てしまっている様子。
仕方がないので、受話器をとりました。
「きょう、届いたよ、云々」
父の岩手の実家からでした。
父の兄弟・親戚は、みんな岩手にいます。
父だけが岩手を離れて、どんどん南下してきました。
四十九日が終わり、お香典へのお返しが届き出したようです。
「みんなのところにも届いたから」
実家といっても、電話をくれたのは私のいとこです。
いとこといっても、私の母よりも年上です。
最初は、私を母と思って話していたようですが、途中で私が「娘です」というと、声色まで変わって、なんとも懐かしがってくれました。
そう、私はこの電話の主に、ずいぶんとかわいがってもらいました。
彼らが元気なうちに、また岩手に遊びに行かないと。
おそらく、父といっしょに育ったいとこたちに、父の話を聞かないと。
「また、遊びに来て」
そんな社交辞令なセリフを、ホントにするのが、私の得意技です。
岩手へ。
ふるさとをたずねて。
おやすみ。
四十九日でした。
朝からお花やおまんじゅうなど買出し。
ちょっとあわただしいなか、お寺さんが到着しました。
葬儀のときと同様、とても気さくでおだやかで、形式にこだわらず、何も知らない母と私にていねいにわかりやすく、四十九日のすすめかたを教えてくれました。
母がずっと懸念していたことも、すっかりおさまりがつきました。
耳に親しい「般若心経」を唱えました。
色即是空(しきそくぜくう) 空即是色(くうそくぜしき)
私の好きなお経に心地よさを感じながらも、いろんなことにこだわりすぎな私を、このお経が解き放ってくれればいいのに、など思いながら、経文の文字を追いました。
これまで、とある理由により神社仏閣に手を合わさないできました。
たぶん、これからもそれは続くでしょう。
それは、私が無宗派を通しているわけでも、神を信じていないわけでもありません。
驚かれるでしょうが、むしろ、仏教の歴史は私の興味をくすぐるところでもあり、神は存在すると思っています。
お経が終わりました。
父の位牌とお骨が仏壇に入り、四十九日が終了。
母がようやく、ほっとした表情を見せました。
まだまだ、やるべき手続きはたくさんあるけれど、これからはもう少し気楽な気持ちになっていけるのでしょう。
きょうは、とっても暑い日でした。
暖かい日、ではなかったことに、季節の神様へ感謝をしながら。
おやすみ。
きのうと、きょうと。
1日中、立ちっぱなしで、非常に疲れました。
学生時代は、夕方17時から明け方4時過ぎまで、ほぼずっと立ちっぱなしでバイトをしていました。
かなり疲れます。
そのときのことを思うと、きょうの疲れは平気なのですが……。
それでもやっぱり。
疲れたーーーーっ!
なんだか、いろんなことを考えます。
考えるのは、いいことなのか。
それとも、考えないほうがいいのか。
ちょっと息苦しくて。
おやすみ。
岩手山で、ご夫婦が遭難死されたそうです。
遺族のことを思うと、胸が痛いです。
「天気」が急変したのが原因だったとか。
どんなに装備が充実していても、自然現象には勝てません。
思うに。
山に登る人たちに、いちばん必要な装備は「体力」なのでしょう。
技術は、仲間同士でカバーしあえるけれど、「体力」はどうにもカバーできません。
日々のトレーニング。
これが、大切。
冬のあいだ、なんにもしなかった私には、これからの登山シーズンを楽しんでいけるのかどうか疑問ですが、毎日の1〜4階までの昇降でけっこう鍛えられるかな。
この夏に向けて、これからトレーニング再開、です。
おやすみ。
今日も母と役所に行きました。
世帯主が変更する、ということはどうにも手続きが大変です。
連休の合間の平日で役所は大混雑。
待ち時間のあいだに、昼食を食べてきたので「待った」という感覚はありませんが、ところどころで職員の人を怒鳴りつけている声が聞こえてきます。
怒っても、仕方がないのにね。
待ち時間の長さに怒るくらいなら、無愛想な態度をとる職員に怒ればいいのに……、などなど思い、3月に私に冷たい態度をとった職員の顔を思い出しながら、手続きをすませました。
もう、私の気持ちから「訴訟」なんて文字は消えました。
父が弱かったのです。
ただ、恨むべくは、暖冬を続けてきた冬と春の間に突如としてやってきた大寒波が、父をますます弱らせてしまったのです。
父の死後、背中に感じる太陽の暖かさがどうにも悔しくて、例年以上に誇らしげに咲く桜が妙に切なくて、この春の到来を素直に喜べなかった私。
「今年は花の当たり年やね」
車のなかで母が言いました。
そういえば、私の住む山は桜もつつじも例年以上に満開。雪柳も見事でした。
今は落ちたイチョウの花でアスファルトが覆いつくされています。
そっか。
花の咲く、年、なんだな。
花の好きな母が、花を見て喜ぶ。
そんな春の到来を、やっと「喜んでみようかな」と思えるようになりました。
おやすみ。
とある「イベント」に向けて、みんなで一生懸命に準備しています。
それぞれに役割分担があり、自分のやるべきことをしっかりとこなしていきます。
昼休みも同じ役割の人と食事をしながら打ち合わせ。
その後もその前も、行動をともにすることが多くなります。
私の相棒は、もともと仲良くしていた人なので、意思の疎通もうまくいき、私の弱いところをせっせとフォローしてくれて、それはそれはたいへんお世話になっています(笑)
今日も、ほぼ1日、相棒といっしょ。
忙しいなかでも、笑いのたえない人が相棒でよかったな、と思います。
これからも、まだまだいろんなイベントがあります。
グループワークも増えていきます。
どんな人たちでも受け入れられるように、大きな心を養いたいな、と、夕食を食べているときに、ふと、思いました。
でも、大きな心、って、ある意味、人に無頓着になることなのかもしれません、ね。
おやすみ。
「祝日法の改正により1973年(昭和48年)年4月から設けられた休日」らしいです。
けっこう最近にできたんだな……というよりも「祝日法」というのがあるのに驚きました。
そしてまたまたちらっと検索。
その意義にふたたびびっくり。
「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける」
そうか。
祝日って休む日ではなく「祝う日」なんだ。
読んで字のごとくですが、単なる休日という意識のほうが強くあります。
でも。
きょうは振替休日。
とくに何を祝うでもなく、休日。
休日にふさわしいスケジュールではなかったけれど、今日を休日にしてくれた「祝日法」に感謝する日かな。
おやすみ。
まだまだ毎日、あわただしくて、早く、連休が過ぎると、いいな。
おやすみ。
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