紫
|MAIL
目次|過去の日記|未来の日記
知り合いのかつての給料の皮算用した結果を言いふらして、そんなにうれしいのか?
おやすみ。
デパ地下で、3品盛り合わせのお刺身を買って帰りました。
こんな早い時間に家に帰るのは、久しぶり。
でも、山のわが家までは、都会から2時間。
夕飯に間に合うかどうか、微妙な時間帯です。
途中、やっぱり果物にすればよかった、とか、もっと日持ちのする昆布とかにすればよかった、とか、いろいろと後悔しながら、わが家にたどり着きました。
母は、もう夕飯を済ませていました。
あぁ……。
ま、鮮度は落ちるけれど、明日の夕飯に食べてもらいましょう。
ということで、ちょっと長めのお風呂に入り、台所へ行くと……。
あぁ……。
母が、お手製のレモン酒を飲みながら、刺身をつついていました。
「やっぱり、人がいるって、いいなぁ」
率直にこぼれる母の一言、一言に、苦しいくらいにむせぶ気持ちにも、慣れました。
母とふたり、テレビを観ながら、ゆったり20時まで。
常日ごろ、たったこれっぽっちの時間も作ってあげられなくて、申し訳ない気分になりました。
あと、もう少し、待ってて。
心の中につぶやきは、そのまま、テレビの音にかきけして。
おやすみ。
失速。
なんにもやる気が起こりません。
おやすみ。
バイクの保険の更新に行きました。
開き直りではありませんが、もちろん、バイクは、動きません。
まず、保険の更新だけして、週末に点検のためにバイクを引き取りにきてもらうことにしました。
父が亡くなってから、バイクは、もう、売ろう。
そう思っていました。
母に、心配をかけたくないから。
でも、ふと思い出しました。
以前、大事に乗っていたバイクを売ったきっかけも、「母に心配をかけたくないから」だったこと。
同じ理由で、再びバイクから去るのも、ちょっと……、なぁ……。
以前、バイクを売ったときは、今よりもビンボーだったのでバイク用品といえばヘルメットくらいだったのですが、今回は、ジャケットやタンクバックやグローブや、いろいろと小物を買い揃えていました。
買ったぶんくらい、乗らなきゃね。
ますますビンボー根性丸出しですが、そのビンボー根性を言い訳にして、保険の更新に行きました。
さ、今年もどこかに、行きますか。
バイクで。
学生時代から、夢だった場所へ。
おやすみ。
今日は恒例の買い物デー。
恒例、といっても、久々です。
なぜなら、最近、私が週末ごとに山の予定を入れているから。
去年までなら、当たり前のことだったのにね。
父のいない1年は、まだ始まったばかりです。
これから、何度も、こういう喪失感を感じていくのでしょうか。
喪失感なんて、もう子どものころから十分すぎるくらい、感じていたのにね。
「死」って、こういうことなんだな。
生きているって、そういうことなんだ、な。
おやすみ。
今日は、六甲山系の「東お多福山」に登ってきました。
登ってきたといっても、今回はよく行く山ショップ企画の「読図ツアー」に参加です。
以前、読図について勉強(?)していた友人といっしょだったので、心強く参加できました。
私も読図自体は、山の会で教え込まれたつもりだったけれど、基本のところをすっかり忘れてしまい、もいちど、おさらいのつもり。
地図を読む。
かなり楽しめました。
もともと私が地図上で旅ができるからかな、と思っていたら、ほかの参加者も楽しんでいた様子。
そっか。
いいツアーだったんだ
ただ、かなりのんびり歩行だったので、ちょっと疲れました。
ま、こんな山登りも、いいかな。
おやすみ。
21時過ぎに、電話とメールがありました。
「今から飲みに来ませんか、云々」
明日は山登りなのと、行っても1時間ほどで終電の時間になるので、丁重のお断り。
でも、とてもとても、声をかけてくれたことが、とてもとても、うれしかったです。
とても、とても。
とっても。
おやすみ。
今日で5月ももう終わり。
早いね。
きょうこそは……!
と思い、父の大工道具の整理を始めました。
正確にいえば、始めようとしました。
そして、やっぱり、無理でした。
父の大工道具箱を開けると、やはりそれは、おさないころから知っていた父の匂い。
木の香り。
それに持ちこたえながら、道具の整理を始めました。
いえ、始めようとしました。
そして、ふたたび、無理でした。
単なる長い棒だと思っていても、名前が彫ってあったり、ドライバーのようなものがたくさん見つかっても、どこか家庭用のドライバーとは風貌が違っていたり。
思い切って捨てられたらいいのですが、「捨てることはいつでもできる」という考えを持っている私には、捨てられません。
そう。
捨てることはいつでもできます。
いつでも、できるんです。
ちょっと、ハード。
おやすみ。
目次|過去の日記|未来の日記