はるか海を越え大陸を越えフランスから。 タナボタラッキーで飛行機の座席がビジネスになり、エコノミーとのあまりの違いになんだかとってもカルチャーショック♪でも座席が高くて床にカカトが着かないもんだから膝が痛くなりました。一番後ろの席だったので最初のドリンクと食事の選択肢がほとんどありませんでした。やっり私はエコノミーでいいです。 しかし、ただでさえ酒を飲むと顔に出る私が空の上で酒を飲んだら、顔面が内出血したかのような状態になって非常に怖かったです。例えて手渡されたとしても二度と飛行機内で酒なんか飲むもんか!!
そこそこスムーズに空港まで行き、搭乗手続きの際なんか時間がかかると思っていたら、席をビジネスに替えてくれました。察するに、荷物が届かなかった不手際のお詫びだったのでしょうか。その辺はすでに語ったので別にいいですが。 国際線の飛行機の中であまり寝てなかった分、国内線と車の中ではよく寝てました。他二人は帰ってからすぐ寝に入った様子でしたが、私は帰宅後しばらく起きて「は〜日本茶〜(幸)」とか言ってました。結局数時間後に寝ましたけど。
今回の旅行は、いわゆる添乗員付きのツアーではなく、飛行機とホテルのチケット以外は全て自分で自由行動というものでした。初海外でなんて命知らずな。他のメンバーが初めてじゃないし留学経験者とかもいるのでどってこともなかったような気もしますが。つーか最初がこれだったおかげで海外旅行に対する心構えというか根性がつきました。ただし、言語の問題以外は。言語面は人に任せっぱなしだった私、時々「今自分は外国にいる」という自覚がなくなったりして呑気なもんでした。初日からトラブル続きで初海外の感慨も何もなかったせいもあると思いますが。とりあえず、ありがとう二人とも。
この日は、まずエッフェル塔へ。所詮近代の産物というかそんなに面白いもんでもなかったような・・・。それより広場にあったオブジェに色々な国の言葉で色々掘り込んであるのですが、日本語つーか中国語つーかの部分は、妙に下手な字でひたすら「平和平和平和・・・」って書いてありました。こっちのほうがむしろインパクト大。おまけにその正面に士官学校だかそういうのが建ってるんですから面白いもんであります。
そのままセーヌ川沿いをひたすら歩いて、コンコルド広場へ。オベリスクがずーんと鎮座ましましているので「これがオレのオベリスクだワハハハハ(C)遊戯王」などと誰にも聞こえないよう呟いてみてきました(・・・)。なぜか観覧車があるので乗ろうとしたら、係員のおっちゃんに顔のホクロを数えられました。ホクロ多くて悪かったなコンチクショイ。それにしてもフランスの観覧車ってば速度速!!え?もう頂上?え?もう地面ついたよ?みたいな。なんせいちいち止めないと乗り降りできないくらいにして。そのかわり3周さしてもらいましたが。
サンジェルマン・デ・プレ教会を見に行こうとして、その通りすがりに本屋に寄ったらワンピのフランス版単行本発見。それも3巻だけで、他に日本漫画は見あたらず。パラパラ見たけど、絵が反転してるしオールフランス語だから色々違和感が・・・。なんせ「サンキュー、ナミ!」が「Merci,Nami!」なんだよ・・・この世界・・・。・・・えー、行こうとしたサン(中略)教会なのですが、観光客が入ろうとすると係員が断っているのでハテ?と思い友人たちが何でと訪ねてみたところ、向こうも色々頑張って説明してくれたのですが我々に中々伝わらず、最後に言った言葉が「The man is dead.」・・・。「...Sorry!!」っつってそそくさと立ち去りました。
そして最後!ルーブル美術館なのです。にわのまこと先生もスリにあったといういわくつき(?)な場所。ちなみに私もこの美術館の隣の地下鉄駅で不覚にもスリにあいました。被害総額500円にも満たないものでしたけど(苦笑)。に、しても、この美術館構造入り組みすぎです。RPGのダンジョンかここはというくらいややこしい作りしてやがります。設計者誰だ。ニケー像、モナリザ、ミロのヴィーナスと主だった所を見てまわりました。ついでに出る直前に館内の本屋で、挿絵もないし何より読めもしないのに北欧神話の本を購入。自己満足以外の何者でもなし。しかしこの辺まで来ると、3人とも疲れが溜まりきっていたらしくヘロヘロしながら歩いてたような気がします。そんなんだからスられたんでしょーか。でも私が被害にあった後は皆かえって殺気立ってたみたいです(怖)
本日の教訓:人込みで気を抜くな
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