2001年08月07日(火) |
誰にもいえないから独り言を書く。 |
身近な人や実際かかわってる人には情けなくていえないし まったく関係ない人には説明するのがめんどくさい。 だけど自分の気持ち整理したいから書く。 メールの返事も書かずに。 明日の宿題もやらずに。
友達ってなんだ。
前好きだった人と、 「じゃこれからは友達ね」 といってメールアドレス交換したりして、 メール交換したりして、 でも明らかに、そいつからのメールはつまらない。 そしてあたしからやつへのメールもつまらない。 内容が無い。 中身が無い。 だって話題がないんだもの。 だってメール以外で接点ないんだもの。 そりゃー話題無いだろう。話さないってことは 仲良しの友達ってうわべだけじゃん。
毎日塾で会ってるけど会話ないし 別に避けてるわけじゃないけど すんでる場所が違うって言うか やつ理系だし あたし文系だし やつ物理だし あたし化学だし つーか彼は男だし あたしは女だ!
友達ってなんだろう。
私はほんとに経験が少ない。 友達の数は人並み以上だとは思う。それなりに各地を転々としてるから。 だけど友達の種類は少ない。 そして多ければ多いほど、差をつけるのがわからなくなって、 全員と連絡とるの不可能だから、一人二人と消していく、 そのときに「この人消すならこの人も」ってことになる。 結局一人もいなくなるんじゃないかと思う。 だって皆私より大事な友達がいるべ。 私が必要な人はいないよ。 そういうこと言ってるからいけないんだと思うけど。 そういうとき怒ってくれる友達もいるけれど。
本当に経験が少ないから、今みたいなときどうしたらいいのかわからない。 彼は私のこと友達と思ってるのだろうか。 私の中の友達の定義が他人とずれてるであろうことが、恐ろしい。 しょーがないじゃん。誰も教えてくれないんだから。 なんで皆と違うんだろうねぇ。価値観。観念。思考回路。 私と思考回路合うような人とばっか付き合ってたからですが。
あぁもう、私は私が大好きです。自分がな。 でも私みたいな女いたらそっこーお断り。 二度と顔も見たくない。て感じ…。
お互い重荷になるような存在になりたくないんだが。 未練あるとかそういう話は全然無いです。念のため。
千と千尋が見たいです(><)
2001年08月04日(土) |
参院選記事のままじゃあれなので。 |
先日書いた団マチをのっけます。 何で書けたのか、とっつぜんにインスピレーションが、こう。な。 即興らしい簡素な短い文ですが、 何って一人称で団マチ描いたのはじめてっす。 団長の身勝手さが伝われば十分です(笑)
++++ ピアノソロ
「クロロ…あたしが死んだら泣いてくれる?」 「君が泣いたら、死んであげよう」 「ほんと?」 「うん、ほんとだ」
小さなころの思い出だ。 誰も知らない、二人の約束。
「はは。そんな約束したっけね」 まるでたった今思い出したかのように、あたしは笑ってみせた。 「なかなか気の大きいガキだったな、俺も」 クロロはふっと吹き出す。 二人がいるのはなんだか丸い建物の最上階。 ピアノバーがあってピアノがあって、あたしはカウンターに腰掛けて、クロロは向かいの椅子に座っている。 二人で話をするのはずいぶんと久しぶりだ。 そう、きっと、あの約束をした時以来なのかもしれない。 「お前さ…」 クロロがカウンターの向こうを見ながら言った。ウィスキーの品定めでもしてるのだろうか。 「何であのとき、あんな質問したんだ?」 そしてじっとあたしを見る。 気になってたなら、あのとき聞いてほしかったな。 あたしはそう思いながらも、表情には出さずにため息。 「ききたい?」 「ききたい」 「…クロロのこと大好きだったのよね」 言ってふうっと息をついた。 「とっても大好きで…ある日夢を見て」 「俺の夢?」 「クロロが死んじゃう夢」 あたしはカウンターから飛び降りた。何かじっとしていられなくなったのだ。 「目が覚めてから、泣いたのよ」 今、クロロはどんな顔してるだろう。振り向けばいいのに、あたしはピアノに向かって歩いた。 「…弾けたっけ」 「まさか」 あたしは答えてピアノを通り過ぎて、そこで立ち止まった。 ピアノなんか弾けない。 歌なんか歌えない。 あたしにあるのは殺人術だけよ、知ってるくせに。 キィッと音がした。 クロロが椅子から立ち上がったらしい。 てくてくと、こちらに歩いてくる音がする。 「あたしは」 「マチ」 「…なに」 人の話、遮るの好きだよね。 アナタの勘も結構鋭いよ。…あたし今、凄いこと言うところでした。 「俺が死んだら、泣くか?」 その言葉には、あのころ持ってた重みはまったくなかった。死を考えるのは、あなたにとって身近になったのね。 「…泣く」 つぶやいたとき、肩の後ろから二本の腕が回って、ぎゅっと抱きすくめられた。 「あの約束、今も有効な」 耳元で、ささやいた。 「泣かない」 あたしは言い直す。 「…泣かないっ」 あたしは、繰り返した。唇をかんで、眼を閉じる。
「俺もあのとき、マチのこと大好きだったよ」
やさしくも甘くもない、事実を告げる低い声。 そして肩から、心地よい重みが消える。
二人がいるのは、なんだか丸い建物の最上階。 ピアノバーがあってピアノがあって、あたしはピアノとクロロに背を向けて肩を震わせ涙を流す。 クロロは多分(見えないけど)さっき選んだウィスキーのボトルを開けている。 アレが空になるまでは、あたしはここに立っていよう。
あと少ししたらいつものあたしに戻ろう。 ずっと昔の思い出、二人しか知らない約束…。
+++ だから団長が身勝手なんだってば。
毎日素敵に塾生活しています。
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