支店長の日記(戯言)
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2004年06月09日(水) 「物:もの」か「事:こと」か?

 ヒット商品(物)には必ず「事:こと」が付随している。例えば花王が販売している“ヘルシア緑茶”という「物」は“脂肪を逓減したい”という「事」がある。同じく花王のエコナという「物」は“脂肪を付けたくない”という「事」である。消費者が抱く『不』⇒『不安、不満、不備、不具合』を払拭(解消)してくれる物が売れる。商(あきない)とはそういうもんだ。
 ちょうど今トリビアの泉で「へそくりの隠し場所」をやってるけど、これある意味犯罪(空き巣)の片棒を担いでないだろうか?  我家にはへそくりあるのかな?ちょっと気になる・・・


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2004年06月08日(火) 座右の銘は「率先垂範」派or「男の修行」派?

 今日も1日部下と同行した。そのうち2件偶然にも事務所内に「率先垂範」を目にした。こういうご時世だから経営TOPも現場に出て奮闘されているのだろう。私の会社でも管理職(マネージャー職)がよく口にする言葉だ。私も学生時代に野球部の恩師によく聞かされた。「やってみせ、言ってきかせて、やらせてみて、褒めてやらねば、人は動かず」山本五十六元帥の名セリフだ。私は個人的であるが、「男の修行」の方が好きだ。これも山本五十六元帥の名セリフであり、同じく野球部の恩師に教わったことだ。「苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である」今でも私はたまに呪文の様に唱えることがあるし毎日が「男の修行」しっぱなし。ツライ・・・

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2004年06月07日(月) 岡目(傍目)八目

 今日、取引先の社員(男性)からお礼の電話をもらった。彼はその会社に大学卒業後入社して今年の4月で3年目の社員である。我が支店の取引先の社長もかなり期待しておられる逸材だ。ちょうど3月に私が訪問してそこの社長との会話で「彼は期待しているが中々成績を上げることが出来なくて困った。俺もあいつと同行してるが特に問題無しだが・・・」と社長談。そんな折偶然彼は取引先との電話中であった。その受け答えする態度を私は見てビックリした。彼の肘が机につけて会話、もうひとつ返事がウン、ウンである。正直「これではアカン」と思い。電話終了後、社長に断り彼をやんわりと(比喩を用いて)注意した。その時彼の返答が「えっ!! 私ウンウンと言ってましたか?全然気づきませんでした。」恐らく無意識での受け答えを彼は私に指摘されるまで気づかなかったのと、取引先も気づいてても「最近の若い奴?」感覚で注意しなかったかもしれないし、不愉快な部分もあったかもしれない。その後彼は改め「ハイ」と返事をし電話でも「ハイ」と自然に言える様になった。その後約2ヶ月で驚くほど営業成績が向上したようで5月はその会社での社長賞をもらったことを重ねて私に報告してくれた。正直私も嬉しかった。これを機に彼も更に成績をアップしてくれれば良いが。次回会うのを楽しみにしたい。つくづく社内で気づかなくても社外(異業種)から見れば気づくそんな経験をまた私はした。ちょっと今日は美談かな?いや今回は単なる偶然かも・・・ まっ めでたし、めでたし。
 ※傍目八目(おかめはちもく)・・・傍観者の方が物事の是非、得失が的確に判断できるという意味(囲碁から出た言葉)

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2004年06月05日(土) 昨日の続き

 昨日書いた某アパレルメーカー社長はまだ抜かりない。古着をアフリカ諸国に送っている。そこのアパレルメーカーは自社直営の主力店舗にて自社、他社問わず不要になった衣料を無料で引き取るキャンペーンを打った。結果的に消費者の箪笥やクローゼットが空く、そうすると心理的に「何か買おう」という購買意欲が沸く⇒古着供給で感謝され、国内で自社商品が売れる。一石二鳥である。アフリカ諸国への輸送費はダンボール1ケースでだいたい2,500円前後の負担らしい。企業イメージアップ、業績アップ とたいしたもんだ。

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2004年06月04日(金) 巨大中国市場

 今や中国進出は珍しくもないが中国特需効果でニッコリ傾向の某アパレルメーカー社長との会話。このアパレルメーカー社長は早くから中国へ生産シフトしつつ中国国内にも出店を試みた。実質は昨年上海に4店舗出店した。オープン当初はSARSで出鼻を挫かれたが、まる1年経過して売れ行きは上々らしい。昨年の春確かに私に熱くこう語られた。「俺は中国のニューリッチ(富裕)層に絞るよ。だって中国全土で10%がニューリッチ層だよ考えてごらんよ12億の人口の10%だぜ日本そのものがターゲットになるんだよ!!」おっしゃるとおりである。単純にパーセントで見ると1割であるが数で見ると本当に巨大市場である。あと某大理石メーカーも中国向けで繁盛しているようだ。(中国ではマンション建設ラッシュで付随する建機も良さそうとの事)ちなみに我が会社も中国(深セン)の工場はフル稼働。昨年立ち上げた上海営業所もまづまづ。我が支店の業績は五月攻勢ならず・・・


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