支店長の日記(戯言) DiaryINDEX|past|will
「駅徒歩10分圏内の物件は堅調ですわ」と某マンション、戸建分譲会社部長。バブルの頃は地価高騰が影響して、都心部は無理。マイホーム所得実現に向け多少の不便さを気にせず購入された人達は、年もとったせいか不便さが祟って通勤時はシンドイと漏らす。確かに山などを切り拓いたエリアなんかは、坂道等がシンドイかもしれない。そう考えると諺の「住めば都」は、当てはまらないかもしれない。
期末終了して頭を痛めることは、社員の評価である。うちの会社では、職制にもよるが、業績とプロセスのふたつを6:4や7:3の比率で評価する。いつも思うが、これが正等で公平なのか難しい。(予め本人達と“納得”、合意の上で策定するが)結果、目標値の設定や予算の達成率等で毎回“苦慮”する。そう思いつつ早くやらねば“安心”して次の赴任地へ行けない。受験のように単純明快なジャッジが下されないから厄介だ。
今日は有休。選抜の決勝戦見たさではないが見事、名電が初優勝を手にした。同校野球部OBのイチロー選手も喜んでいるだろう。正直、愛知県民の私も嬉しい(元気な名古屋にもうひとつ“大きな誇り”が増えた)。甲子園に出場している何人かの選手達は、プロを目指している。勿論、実現に向け精進する姿はカッコいい。私は、贔屓にしているプロ野球チームは無いが、お気に入りの選手は数人いる。特に、阪神タイガースの赤星選手はその1人だ。彼は“愛知県出身”でもあるが、盗塁が成功する度に、「車椅子」を1台福祉施設に寄付している。プロ野球選手は子供達の憧れである。高額な年棒を所得するのも、プロかもしれないが、ファンあってのプロも忘れずに赤星選手のように「社会貢献」するのもプロだと思う。彼の決意は足の不自由な人達から貰ったファンレターがきっかけから始め、既に100台以上の車椅子を寄付している。社会貢献活動をしたプロ野球選手に贈られるゴールデンスピリット賞にも輝いたプロ野球選手の“鏡”である。今シーズンもベースを駆け巡って、沢山盗塁を決めてもらいたい。
来月からお世話になる販社の入社式に“来賓”として出席した。新入社員達の強張った面持ちが初々しさを感じる。これから研修期間を経て7月に配属となるわけだが、この先「果たして何人が脱落するか?」とネガティブに考えてしまう。販社は正直“ドロ臭い”ところがあるから新人君達も顧客との“人間関係”に苦労すること必至だろう。
平成16年度も終わり。予想通り予算必達ならず虚しさだけが残る。「土砂降りもあれば晴れもある」来月から新たなスタートと行きたいが、私もあと僅かで去る身で引継ぎの準備をしなくてはいけない。心休まる日が少し欲しい・・・
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