CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年03月21日(木) TSUTAYA復活希望


日記ってのは一日の終わりでもいいけど、
書きたいことが出来た瞬間に書かないとあかんねって思った今日この頃でございます。
そりゃあいつでもパソコンに向かっていられる状況下にあるとは限らないけどさ。
と昼ごろ書きたいことを見つけていたのにお昼寝をしたらすっかり忘れてしまった状況下で書いています。

休日だからバイクに乗って何処かに行こうかと思っていたんだけど、
なんか天気が悪くなってしまって、結局今日はお昼寝をして過ごしてしまい、
5時過ぎに目覚めて買い物に行く。
ついでにCDを借りに行く。
EGO-WRAPPIN'借りねえと。
折角行ったんだから。

いちばん近いレンタル屋はあんまり好きじゃない。
選曲がなんか流されすぎててイヤ。
しかもお気に入りのTSUTAYAを潰しよった。
TSUTAYAなら絶対にある僕の借りたいのが無い。
友達曰く、「アダルトビデオは充実してますよ」
う〜ん、それはいいんだけど今うちにビデオ無いしなあ。

本気で借りるモン無くって、
EGO-WRAPPIN'はそれでも一枚借りたんだけど、
僕「SUPER BUTTER DOG ありますか?」
店員「シングル一枚あるのですが今延滞中です」
僕「じゃあHermannn H.& ThePacemakers は?」
店員「はあ?もう一度言って下さい」
「だからヘルマンエイチアンドザペースメーカーズ!!」(もうイヤ)
店員「ありません」
僕「・・・じゃあ、GOING UNDER GROUNDは?」
店員「あ〜これです」(と持ってくる)
あの〜しかしGOING UNDER GROUNDはもうインディーズじゃないからインディーズのコーナーに置くのはやめて欲しいんですけど〜。
しかしなんでヘルマンもSBDも置いてないねん! 
は〜ハマサキ30枚置く余裕があるなら一枚ずつでいいから置いて下さい。

でもGOING UNDER GROUND最高!
5月には京都来るらしい。
行こうかな。
ミナミホイールで見られなかったのが本当に悔やまれる。
ああ、やっぱり、失ったものは大きすぎるのかもしれない。







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2002年03月20日(水) 今は目の前に種をまいておこうぜ


結構仲良くさせて頂いた先輩が辞めるという話を聞いた。
「マジ?!」と思うと同時に、かなりショックだった。
うちの同期も故郷に帰るらしい。
忙しい部署の同期。
毎日毎日日が変わるまで仕事するなんて正気の沙汰じゃない。
いや、たまにはそう言うこともあるかもしれない、
が、毎日というのは以上だったりする。

冗談じゃない。
僕はそんなことをするために此の世に生を受けて来たわけじゃないのだ。
プログラマーが徹夜続きでプログラムを仕上げて、
締め切りが終った後は遊ぶってのとは訳が違う。
毎日午前様とか言うんだったら、
せめて夏休みは4週間下さい。
そうしたら一ヶ月短期留学に行くからさ。

だから今年は勉強の年にしよう。
やれるうちに出来るだけのことをしよう。
とりあえず、英語と韓国語と日本語を勉強。
そうしてとっとと海外に逃げ出してやるんだ。

ああ、
未来を考えると鬱になる。
苦労しながらも自分の好きなことをしている亮佑が本当に羨ましい。
だったらオマエも負けんなよって自分を叱咤激励しながら、
そう思ったら行動しなきゃって本当に思う。
遊んでる暇は無いぞって。
だから今年は本当に勝負の年です。
仕事も落ち着いた年だからこそ、ね。



title from 「ピーナッツ」中村一義


釜山滞在記 3月17日分にちょっと書き足し。
      3月18日分の日記も新設しましたよ。
      またみてね。




2002年03月19日(火) 世界は僕のもの


二日も飲み会が続くとしんどい。
折角バイクもあるのに、乗れないのが非常に辛い。
今からでも乗りたい気分なんだけど、さすがに遅すぎる。
酒もまだ入っているし。

飲み会に行く前にタワー寄って、
くるりの新譜を買った。
4月13日に倉橋ヨエ子が来るらしい。
ちょっと行きたい。インストアライブはタダだし。
飲んだ帰り道、自転車を漕ぎながらCDを聴いて帰る。
また難解なアルバム作ったなあ。
と言うのは聴きながら帰った時のファーストインプレッションだ。
ワールズエンドも結構聴きこむうちにめちゃめちゃ好きになったから、
このアルバムもまた好きになっていくんだろうか。

世界は僕のものとか一度でいいから言ってみたい。
君は僕のものすら言えそうにもない。
自分を愛せないかぎり人を愛することなんて出来無いなんて、
以前書いたけど、今はそれほど自分は嫌いじゃない。
4月からどうなるか分かんねえけど、
僕は僕だし、自分で何とかしていくしかないんだろうなって、思う。
成長したのか、あきらめたのか、
いいや、でもまだ僕はこれから。
ある程度歳とっちまったけど、
バンプ聴きながら時々泣く僕も、僕は決して嫌いじゃない。







2002年03月18日(月) 釜山滞在記3 (4/6追記 二日目終了)


3月8日釜山・・・続き

ここで、JUNGさん登場! 
授業を終えて教室でぼや〜っとしてるところに、なんやら色眼鏡をしたお兄ちゃんがやってくる。韓国では色の入ったレンズは極普通に使われているんだけど、やっぱり日本では色の入ったレンズつけている人ってちょっと怖い人のように思えてしまうんだよね。
もうハッキリ言って色んな人と接しすぎて疲れまくった僕は、この人も亮佑の生徒かしらん? とか思ってたんだけど、実はPAGODA学院でアルバイトをしながら夜学に通う勤労青年、JUNGさんだった。最初、ちょっと怖い人かな〜?! なんて思ってたんだけど、話しているうちにすぐに打ち解けて話せて嬉しかった。
亮佑とかに話したりして、友達になって、そんで日本語を磨いているみたい。「クレヨンしんちゃんで日本語を覚えたんですよ〜」って亮佑に紹介されたけど、いやいや、JUNGさんの日本語能力はかなり高かった。本当に。会話に関しては完全に合格点を出せるぐらい。
ってJUNGさんに言ってんのに信じてくれないんだからもう。信じてよ!〜JUNGさん〜
しかしJUNGさんと僕は会ってから一時間というのに、可愛い生徒が通るたびに、アイコンタクトで「今の娘可愛かったねえ」みたいなメッセージを送れるほどの仲になったんだって。こう言うのは万国共通だね、やっぱり。
亮佑先生は女性ばかりを紹介してくれたけれども、やっぱりこう言う出会いもすごく楽しい。会ったばっかりなのにもう何年も友達だったみたいだ。
本当はもう少しJUNGさんとも話したかったんだけど、夜にはまた亮佑も授業があるし、できれば今回はメガネが買いたかったので、JUNGさんとはここでお別れ。昼ご飯を一緒に食べるぐらいはしたかったんだけど、JUNGさんも仕事中だったし。残念。メガネなんて買わずにJUNGさんと話してても良かったなあ、今思えば。 ごめんJUNGさん。また必ず僕は行くから、だから待っててくれ。


そして昼ご飯だ。亮佑お薦めのデジカルビクッパを食べに行く。なんか本格的な韓国料理を食べるのこれが初めてかも知んない。とん、とん、と並べられるお総菜の数々を眺めながら、これ、これ、これなのさ! 僕が食べたかったのは! ともう楽しみで仕方ない。この料理は、豚骨スープの雑炊って感じの食べ物で、全然辛くないから日本人でも安心して食べられるのだ。ただ僕は辛いもの大好き日本人だから、ちょっと物足りなかったかも。ユッケジャンとかテンジャンチゲのような超辛いスープで汗かきながらご飯をかき込みたい。
でもこれで3000ウォンなんだよね〜。安い! 美味い! だから韓国大好き!
本当に焼き肉だけじゃないんだから。

そうして僕らは地下鉄に乗って南浦洞に向かう。ここには韓国最大の魚市場であるチャガルチ市場や釜山タワーのある竜頭山公園とかもあるのだ。その他、マックやロッテリアとか並ぶまあお洒落な町だったりもした。一応行っておくかって感じで竜頭山に登ってみる。観光客がいっぱい来てるなあ。おじいさんやおばあさんもいる。家族連れもいる。憩いの場って感じだった。
釜山の町並みが見渡せるなかなか素敵な場所だった。もう少ししたら梅の花が咲いていい感じだったんだけどね。

二年前のちょうどこの頃、韓国に来たときはまだ寒かったなあ。3月10日から22日までいたけど、日に日に暖かくなって行くのが実感できた。でもこの日の韓国の日中はかなり暖かくって、日本から持っていったマフラーが要らないぐらい。そうそうそう、韓国の男の子はあんまりマフラーをしないみたいで、観察してみたけどほとんどいなかった。JUNGさんは僕のマフラーの巻き方がよっぽどおかしく見えたらしく、「きつくないですか?」とツッコんでくるんだけど、まあ日本では別におかしくないんだけどなあ、って思う。日本に帰ってきてから観察したら同じような巻き方の人ちゃんといたし。 まあね、韓国じゃあ、もう季節は春なんだって。だからもうマフラーもしないらしい。でも実際はまだまだ結構寒かった。特に昨日はもう死にそうだったわ。しかし日本では飛び散っているスギ花粉、どうやら韓国までは飛んでこないらしくアレルギー性鼻炎も結膜炎も韓国滞在中は全然大したことはなかった。直ったわけじゃない証拠に、日本に帰ったら再発したのが悲しかったんだけど。(2002/03/20 wrote)

釜山もきれいな街で、街中なんかはもうほとんど日本と変わらない。知らない街の知らない場所を歩いてても、違うのは文字と言葉ぐらいなもので、まあそれ程感動は無かったなあ。チャガルチ市場もちょっと歩いてみたんだけど、どうも朝早くからの授業がたたってこの頃が一番疲れていたみたいで、なんとなく歩いて終ってしまった。あんまり亮佑を付き合わせるのも悪いし。
亮佑はいろんな所に電話している。女の子ばかりってのが笑える。僕を接待するために友達を呼んでいるんですって言うのは亮佑のお言葉だけど、ホントは僕をだしに使ってない? ひょっとして、なんて思わなくもない。いや別に全然いいんだけど、折角だからどんどん使って頂戴。僕はなんでも協力するぜ。じゃなきゃ6時半から授業に付いていかないって。

「今からまた女の子をゲットしました」と亮佑。さすが! ゲットってなんかすごいけど・・・と僕はビタースマイルで答える。と言うことで、僕のメガネを作るために、(それだけじゃないんだけど)大学の観光学科(こう言う学科は絶対日本でも作るべき!)のイさんとパクさんが来てくれました。美人です。もう亮佑ったら、こんなんばっかり!(待て写真!) 
韓国は新学期は3月から始まるらしくって、今はもう学校が始まったばかりの大事な時期だ。いいのかなあ呼んじゃって。でも来てくれて大変嬉しいです。韓国の人は基本的に恥ずかしがり屋だね。なんか亮佑曰く、「日本人の男の子が遊びに来てるから紹介するわ?」とか言ったら、「え? 男? ホント〜!?」ってすごいノリノリで来たみたいなんだけど、いざ話そうとするとなかなかお互い話が進まない。ひょっとして、僕がお気に召さなかったとか?! まあコンパじゃないんだからそりゃあねえだろう。僕もそんなに初対面からぺらぺら喋るほうじゃないからね、ごめんね。まあ日本でもよくある光景だね。コンパの前が一番盛り上がるという感じの。

で、メガネを作るためにイさんとパクさんに付き合ってもらう。
国際市場って所にメガネ屋さんがいっぱいあるのだ。優柔不断な僕はけっこう迷ってしまって、結構待たせてしまった。ごめんね。結局選んだのは縁無しの眼鏡。フレームは日本ではあんまり無いタイプのやつだ。少々強度に問題があるんだけど、結構いい感じ。


で眼鏡が出来上がるのに一時間ぐらいかかるって言うので、ちょっとお茶でもして時間をつぶすことにした。興味があったので釜山のスターバックスに。
基本的に韓国のコーヒー紅茶は甘い。砂糖をたっぷり入れるのがこっちのスタイルらしい。アイスティーを飲んでえらい目にあったこともある。普通のコーヒーが飲みたかったら外国資本に行くしかないんだな。が!、スタバ、高い! 噂には聞いていたがホンマに日本と変わらない値段だ。コーヒー飲んだら普通の食事が出来てしまうじゃんこれ。

だからかどうか知らないが日本とは大違いで韓国のスタバは空いている。高いからここ一番でぐらいしか使わないんだろうと思われる。外国人の姿も見えなかったなあ。ただし、日本では1000円以上するマグカップが700円で売られていたので即購入。釜山モデル。僕はこの手の地域限定商品に滅法弱いのだ。しかし釜山モデルは韓国製だったがSEOULモデルはMade in Thailand。なんでやねん! 

さすがにスタバの味は全世界共通だった。さすがだ。旅行記を書くたびに言い続けているが、日本と同じものを食べたかったらマックとかスタバに行くのが一番。まあ韓国まで来てマックでハンバーガーなんて食べたくはないけど。あのあま〜いコーヒーもその内に慣れちゃうと平気になるんだから。

そうして過ごしていたら女の子二人はちょっと席を外した。トイレにしては長い。 作戦会議? まさかそんなモンやる訳ないしなあ。と思って待っていたら、
!!!! 本日二個目のケーキですよ。亮佑くん。
ふたりは亮佑の為にケーキを買いに行ってくれていたらしい。亮佑先生(あ、このふたりは生徒じゃないから先生はおかしいんだけどね)マジでもてもてである。でもこうやってお祝いしてくれると本当に嬉しいね。僕も自分のことのようにうれしく思う。この果報者! ちゃんと二人の誕生日にはお返ししてあげなよ。かくして誕生日パーティーパート2始まれり。ってロウソクに火を付けてお祝いしただけだけど。韓国の人って本当に情が深い。普段は他人に深入りしないことにしている僕だけど、こんだけしてもらったら感動する。亮佑、本当に友達は大切にね!

ところでケーキを食べたのは実はスタバの中だったりする。 いいのかなあ? とドキドキしていたのは僕だけで、韓国って言う国はこう言うのにはすごく大らからしい。日本だったら店員さんがすっ飛んで来そだもんな〜。僕みたいな部外者がゲスト参加とかもさせてもらえないだろうもんな〜。

そうこうしているうちに眼鏡が出来る時間がやって来た。出来上がった眼鏡は、なんかちょっと今まで使ってた眼鏡と違ってた。使い続けてたらたぶん慣れるんだろうけど、今の時点ではなんとも言えんなあ。イさんが本当に心配そうな顔して僕の顔を覗き込む。いかんいかん、気を遣わせたら。なんて思いつつ。とりあえずOK!  ほっとしたイさんのを見て僕も安心する。でも眼鏡は結構いい感じだ。日本ではあんまり見かけないタイプだし。新しい眼鏡の方がいいよ、ってみんな言ってくれた。前の眼鏡は真面目すぎるって ・・・う〜んそうなんだろうか? やっぱり韓国と日本ではセンスが違うのかもしれない。

彼女達も今日はバイトがあるってことで、お別れ。ごめんねあんまり話せなくって。昨日から色んな人に会いすぎて正直かなり混乱気味。誰が誰か分かんなくなるからちゃんと整理しないといけないな〜。僕ももう少し韓国語を勉強しようと思う。買い物に付き合ってくれて本当にありがとう。今度はもっといっぱい話せるといいな。

そうして僕らは再びPAGODA学院に戻る。最後の授業が待っているのだ。これが終ったら一週間は終わり。亮佑先生も本当にお疲れさま。
(2002/03/21wrote)

最後の授業。長かったようで短かった今日もこれで終了。日本語教師一日体験の僕も、この授業をもって集大成としたいところ。あ〜惜しむらくは写真をもっと取ったら良かったなあってこと。だからこの最終授業では授業風景を撮ろうって思った。

まあ、最後の授業ってことで、気合いが入るんだけど、このクラス、
滅茶滅茶レベルが高い!!!
マジですか? 亮佑先生。
こんな美人教えてるんですか?
しかも一人だけいる男の人もカッコいい。
びびります。これは写真撮らないといけないなあ。
さすがに夜のクラスだけのことはあるねえ(あんまり意味はない)

さてさて今日既に2つも誕生日ケーキでお祝いしてもらっている亮佑先生だけど、またもやこのクラスでももらいよった。もうもてもて亮佑先生。羨ましいなあもう。
持ってきてくれたのは日本のキャラクター(ハローキティとかのね)が好きな20歳の女の子。亮佑ファンらしい。これが日本にいる彼を良く知る我々にとっては全く持って謎なんだけど、げに海外は恐ろしい所か。

実はケーキ食べ過ぎでちょっと食傷ぎみだった僕らだったんだけど、彼女の持ってきてくれたケーキは大変美味しかった。いやね、今まで持ってきてもらったケーキはバタークリームだったんだけど、彼女のケーキは日本と同じような生クリームだった訳。もうケーキはたくさんです〜。と言っている亮佑を尻目に僕はその日の晩に残ったケーキを頂いた。美味しかった〜。他にもヤツは携帯に付けるキャラクターを貰っていた。いいなあ〜。 「じゃあ、来る?」って言われそう。そんなこと言われようものなら、「是非!!」と二つ返事で答えそうな自分が怖いんだけどね。

でケーキを囲んで記念撮影。やっとのことで写真を撮りましたわ。
ついでに生徒の皆さんを撮らせてもらう。みんないい笑顔! いいねえ、こうでなくっちゃね。と言う感じで授業に入る。基本的に日本語会話クラスは男性が少ないんだけど、今回も男性は一人だけ。ただこの男前のお兄ちゃんは、結構話したら答えてくれたのが嬉しい。同じ社会人として、韓国のサラリーマン事情が知りたかったからねえ。まあ韓国も以上に休みは取りにくいらしい。やっぱりなあ。何とかして欲しいなあ。

このクラスの美人ふたりは日本語学科の学生らしくって、日本にも行ったんだって、で、食べ物はまずかったそうな。尾道行ってラーメン食べたら塩ッ辛くて、他のもの食べたら味がしなかったとか。だけどコンビニ弁当は美味しかったそうな。
・ ・・味付けが濃い方が韓国の人は好きらしいね、これを聞くかぎりどうやら。
それにしてもやっぱり韓国の人が一番びっくりするのは、女子高生のスカートの短さらしい。なんだかんだ言って韓国は儒教の教えがまだ結構残っていて、女性は圧倒的にスカートをはくことが少ない。パンツの方が多いのである、これがまた細くて足長いから綺麗なんだわコレ。スカートはいていても生足は出さないと言った感じである。勿体ない! そんな彼女達からしてみたら、
日本の女子高生はあんな太い足をよく出して街歩けるよなワレ! (そんな汚いコトバを使ったりはしません、念の為)だろうな〜。でも女子高生の太い足を見て自信を持ったそうな。そりゃあそうだ。って言うか君たちそれだけ美人なんだからこれから整形するとかは絶対にやめてよね。日本に来たら間違いなく周りの男性陣は振り返ります。さすがの亮佑も、彼女達に手を出したら自分の日本語教師生命がヤバイって分かっているらしい。さすが亮佑、成長したねえ。お兄さんはとても嬉しく思うよ。まあ僕は通りすがりの日本人だからいいんだけどさ。

このクラスは最後ってことで、ちょっと僕は真面目に話してしまった。
これはすげえ、自分に対しても言えているんだけど、語学って言うのは、本当に話してなんぼの世界だから、出来得るかぎり積極的に話したほうがいい。って言うか、話したもん勝ちの世界だからさ。先生にしたって反応が良いクラスの方が教えがいもあって楽しいし。だからできる限りの手段を使って、その学びたい言葉を使わなければならない。先生と友達になってお付き合いするのも本当に一つの手段だ。勤労学生のJUNGさんなんて本当にうまく利用していると思う。利用って言うのも、すごく表現が悪いけど、まさしく使えるものは全て利用するべきで、そのために、亮佑や、僕を、どれだけ利用してもらったって、一向に構わない。僕も亮佑も時間に余裕があるかぎり相手するし、ましてや授業では、親身になって相手をするからさ。だから頑張って欲しい。

ってことを全て言ったわけでもないけど、まあこんなことを言った訳。亮佑と僕とでね。まあ教室は結構しんとしてしまった。後で亮佑はそれについてちょっと反省していたけど、ちゃんとしたことを話すことは悪いことではないのだ。君が言ったことは、必ず生徒には通じているはずだからさ。

と言うことでこれで授業は全部終了。
あ〜楽しかった! 本当に。異文化コミュニケーションがどれだけ上手く行くか正直、心配だったんだけれども、すごい想像以上に、楽しかった。それとともに、思う。
以下、その日に書いた日記から。

先生は大変。
いろんな生徒に気を遣わなきゃいけないし、
クラスの授業も盛り上げなければならない。
僕が参加したことによって、少しでも韓国の皆さんの役に立てれば、
これほど嬉しいことはないんだけど。
でもね、本当に5時間があっという間に過ぎたの。
中には日本語の上手な人もいれば、上手じゃない人もいるんだけど、
でもみんなそれぞれ、伝わってくるんだよね。
韓国人は、本当に、情が熱いって思った。
いろんな人に出会って、
いろんな話をして、日本のことも少しでも多く伝えられたかな。
疲れたけど、すげえ、充実した日だった。

日本語の先生をしているリョウスケは、
本当に毎日がそうやって充実しているみたいで、羨ましい。
日本を出てから4ヶ月だけど、異国の地でもまれたのがよく分かる。
僕は一体何やってんだろう?
今のようなぬるま湯につかっていて、それで人生終わるの?
かと言って夜中まで経理なんてやりたくもない。
人生、ひょっとしたら道を間違えたかも知れない。
リョウスケの大変だけど充実した生活を見ていると、
僕の人生はまるで垂れ流しの汚物みたいなもんだ。
ねえ、もう僕はいろんな誓いを忘れたの?
いや、決して忘れてはいない。
なくしたものを取り戻すのは、まだ間に合う。
今ならまだね。
とりあえずは、本当に出来るかどうかは分からないけど、
英語を勉強して日本語教師の資格をとってやる。
出来るかどうかは分かんねえけど。
で、今を抜け出して、海外にでてやるんだ。

亮佑の生き生きしている姿。
僕は僕でこのままでいいんだろうかって。
自分のやりたいことは、実はここにあるんじゃないのかって。
今の安定した生活を捨てても、自分自身大事なものがあるんじゃないのかって。
そう思った。本当に思った。
それが分かったこと。そのことこそが、今回の旅の、一番大きな出会い、そして収穫だったのかもしれない。(2002/03/24)



こうしてPAGODA学院での授業は全部終了した。
最後に韓京先生と一緒に写真撮影。毎週金曜日は講師もスーツを着なくてもいい日だって言う事で、亮佑もカジュアルな格好で参加していた。カジュアルな韓京先生はなかなかキュート! 先生に直接言ったら喜んでた。韓国人女性は結構ノリがよろしい。先生キュートなのに独身って言うのはやっぱり理想が高すぎんじゃないのかなあ。などと思ったりする。一緒に晩ご飯を食べに行けば良かったかなあ。

とかとか思いながら帰る。今晩は亮佑の同僚、福岡に6年間留学していた博多弁の流暢なお姉さんのところに行くことになっているのだ。亮佑の家のすぐに近所に住んでいるってことで、彼女と一緒に帰る。彼女もJUNGさんというのだが、紛らわしいので博多娘としておこう。怒られるかな? ややキツめの美人。韓国人は本気で美人が多いと思う。
一日に3つもケーキをもらってしまった果報者の亮佑はお腹が一杯ってことで、普通に晩ご飯を食べるのはやめて、屋台で適当なものをつまんで食べる。棒餃子とか、おでんとか。結構美味いんだけど、これが食事の代わりになってしまったらちょっと辛すぎるかもね。

朝6時半から授業に出たから疲れる。本当はもう寝たかったのだけれども、博多娘との約束もあるから、ちょっと寝られない。ようやく彼女の家に向かったのは11時を回っていた。彼女の持っているマッキントッシュの調子が悪くて、一応マック使いの僕が見るってことになったのだ。

ってことで行った彼女の部屋は滅茶滅茶いい部屋! ひょっとしてお金持ち? マックも見たらちょっと旧型なものの高級機種。周辺機器もばっちり揃っている。羨ましい。
ま、そんなことはどうでもいいとして、やっぱり日本に6年も住んでいると色んな意味で日本的な生活習慣に慣れてしまうらしい。彼女は亮佑と違って文法のクラスで先生をしているとのことだが、やっぱり少々頼りなさ気な亮佑には甘いんだろうけど、彼女にはそれなりに厳しいんだろうな。美人で鼻っ柱も強そうだから、結構ぶつかり合うことも多いんだって。とかそう言う話をした。日本人とほとんど変わりないぐらい話せる(ただし博多弁)彼女とこう言うふうに日本語で話すのはとても不思議な感じだが、向かうところ敵無しって言う感じのする彼女もやっぱり本当に苦労してんだなって良く分かった。僕は完全に旅行者で短期滞在だけど、長期に渡って「生活」するってのは本当に大変なことだ。(2002/04/06)





2002年03月17日(日) 釜山滞在記2


遂に本日、バイクをもらう。
高槻まで取りに行って、京都まで乗って帰ってきた。
途中で一度エンストしてかなりヤバイことになったけど、
あとは順調に京都まで帰る。
一時間足らずで帰ってこれたかなあ。
さすがにまだ慣れないのでかなり緊張して走る。
教習車ともさすがに違うしね。
慣れるまでもうちょっと時間がかかりそうだ。
まあバイク生活はこれからだから、ゆっくりやっていこう。

で、晩はまたもや宿直。
だるすぎるのだ。
おかげで大分テキストも書けたけど。


エンピツの一日の書ける分をオーバーしてしまったので、
仕方なし、こちらに書き足します。
一大どれだけ書いてんねん>俺




2002年3月8日 釜山

いよいよPAGODA学院で今日は授業に参加の日。
朝6時半から授業開始!!! マジですか亮佑さん?
と言うことで朝5時半に起床。本気で眠い。しかし、生徒の皆さんがオイラを待っていると聞いたら行かない訳にはいかん。頑張って起きるのだ。
しかし寝ぼけているうちに時間は迫ってきて・・・結局、学院までダッシュ!するはめに・・・。
朝から何してんねん>俺
いやすみません、これは全てぼんやりしていた僕の責任なんだわ。

・・・で、なんとか時間には間に合って学院に到着。
ダッシュしたおかげだな〜。徒歩で行くにはちょっと遠い距離。
自転車が欲しいところだ・・・
!!!!!!!!
韓国には自転車と言うものが無い。
ほとんど誰も乗ってない。
車は普通に走ってるし、バスも運転が少々(?)荒っぽいのを気にしなければまあ普通。
狭い道をスクーターで乗りつける人もいる。
街中もまあ日本と変わりない。
が、自転車だけが無いのである。
規制しているわけではない証拠に、自転車に乗っている人は存在する。
が、なんか本当に趣味で買った様なマウンテンバイクなんだよね。
当然、路地に放置自転車もほとんど無い。
自転車って言う乗り物が、他のアジア諸国でもあまりにもポピュラーな乗り物であったためこれまで全く気付かなかったんだけど、自転車が無いって言うのは、新たな発見だった。
しかし韓国に5回も行ってるのに、何で今までこんなことに気がつかなかったのかが不思議なぐらいだ。まあおそらくは、普通に生活してないからだろうな〜。
生徒に質問してみたら、「危険だから」みたいな答えが返ってきたけど、
それは日本だって大して変わらないしねえ、まあ、韓国は日本にも増して車優先社会だから、自転車に乗るのは却って危険なのかもしれない。だから人々はバスや地下鉄、徒歩で移動するらしい。これが普通になったら慣れるんだろう。そう言えば自転車屋も全く見かけなかったわ。

話が大分逸れてしまった。
自転車について気がついたのは授業をしているときにふと気がついたのだが、今回の旅での一番の驚きかもしれない。って言うか、かなり、カルチャーショック。(もっと早く気付けよ)


と言うことで授業が始まる。
それにしてもね、朝の6時半から授業ってすごいよね。こんな朝早くからでも生徒の出席率は高く、教室は一杯。日本では朝の6時半からやってる所なんて無いでしょう? 
皆さん授業受けてから会社や学校に行く訳よ。すげえよ。
絶対日本はそのうち韓国に負けるね。こんな状態じゃあ。
しかしさすがに朝6時から外国語の学校に行く気はしないなあ、って僕は思ったのだった。

これから5時間連続で授業である。
最初の時間はもうとにかく緊張。
まずは自己紹介。韓国語で話す。一応ちゃんと通じているらしい。あ〜良かった。
今日はリョウスケ先生、普段のテキストを使わずに僕という教材を使ってフリートークの時間にするらしい。折角だから徹底的に僕を使っちゃっていいからね、って亮佑には言ってある。
そのためにこんな朝早くから来たんだからさ。
生徒にとっても、普段接する日本人は亮佑ぐらいだから、一般人の僕はまあ、格好の教材なんだろうな〜。まあ、でも日本人の英会話学校でもよくありがちなんだけど、皆さんなかなか恥ずかしがって話したりしないね。会話って言うのは本当に話してなんぼの世界だから、どんどん話したもん勝ちなんだけどね。だからどうしても積極的に話す人と、あんまり話さない人の
間に差が開いてしまう。先生はあんまり話さない人に対して、質問をしたりして、話させようとするんだけど、やっぱりそれも難しかったりする。その気遣いがゲストの僕にすらひしひしと伝わってきて、本当にご苦労様と思ってしまった。でもやっぱり言っておこう。語学は、自分からどれだけ積極的に機会を利用するかってのにかかってくるんだよ! って。
そうは言ってもまあ僕も韓国語を使うのは少々照れるんだけどね。英語なら普通に話そうとするけど。

やっぱりどうも緊張して、お互いに何を話したかはあんまり覚えてないんだけど、聞きましたよ、昨日の疑問を。
「左手の薬指に指輪をしているのは、あれは結婚しているの?」って。
お答えは、「あれはただのファッションです。だからどこの指にはめてもあんまり気にしない」んだって。 おおっ〜!! いいこと聞いてしまった。これで一安心。(何がやねん)
とまあ韓国に来てから一番の疑問に回答を頂いて、(他にもいろいろ話したはずなんだけどねえ)あっという間に一時間が終了したのでした。楽しかった! 大変だけどすごくやりがいのある仕事だなって僕も思う。亮佑が本当に羨ましく思う。


それで2時間目。
「2時間目は中級クラスってことで、さっきのクラスよりももっと話せて楽しいですよ。」とは亮佑先生。ってことはさっきのクラスは初級クラスだったのか〜。
でも結構話せてたと思いますよ。

今回のクラスは、亮佑先生もやりやすいって言ってるぐらい、和気あいあいとしてて、話も盛り上がりました。よく話す生徒が何人もいて、雰囲気がいい。昨日お世話になったジョンさんも次の日お世話になる新聞記者のイさんもこのクラス。亮佑先生も、いろいろツッコまれたり、楽しんでた。亮佑ファンが結構いるんだよな〜このクラス。やっぱりシンパを作っておくのはとても大事なことですね。僕もこのクラスは雰囲気が良くてあっという間に時間が過ぎたなあ。会話の内容は結構レベルが高くて、禁煙について聞かれました。
「日本は禁煙はどうなっていますか? レストランとかでは禁煙が進んでいないのはなんで?」 とても頭の痛い質問ですね。亮佑先生ちゃんと答えられてるのか知らん?
まあ日本では、パブリックな部分では結構禁煙が進んでいるんですよね。例えば駅の構内とか、病院とか。ただ、プライベートな部分はまだまだ規制かけられないんですよねえ。だから難しいんです。とか本当に適当に答えてしまったんだけど。
いやあ、本当はとっとと日本も禁煙化を進めて欲しいわ、マジで。

後この授業でのトピックは、韓国の高校生は一杯勉強すると言う事!
夜の10時まで学校の自習室に残って勉強しているらしい。男の子に至っては夜中十二時まで勉強することもあるみたい。すごいわ。って言うか、まあ勉強自体は僕も高校時代はそれなりにしたんだけど、一応公立と思われる高校が10時まで開いているのがすごい。先生どうすんのさ? そんな時間まで残ってんの? それとも用務員の人が管理してるのかなあ。 
大体10時ぐらいならともかくとして12時まで勉強してたらバスとか無くなるでしょうに。
「夜遅いときはどうするの?」
って聞いたら、そう言う勉強してる学生をまとめて送ってくれるようなサービスがあるらしい。それもすごいね。教育熱心ってことはよく聞いていたけれども、まさかこれほどとはねえ。多少管理教育って感じはしないこともないけれども、この熱心さには敬意を表しますわ。
受験戦争はどこの国に行っても厳しいみたい。まあ僕も勉強していたなんて言っても、音楽聴いて、「冨カン」聴いて、そんで勉強してたもん。いやあホントにそのうち日本絶対負けるね。こう言う生の話を聞けたことはやっぱり貴重だね。大体この2時間目の授業だって7時40分からなんだから。この時間に僕は毎日起きてんだよな〜。

そうそう、「ダッチペイ」のことを聞いたのもこのクラスだった。
「go Dutch」って言う熟語は覚えてる? 英語で「割り勘」って意味。高校生の頃、「チェック英熟語」で怖〜い英語教師の奥村先生に覚えさせられたんだよね。「バカ!」とか罵声の飛ぶすごい授業だった。この先生の来るクラスと来ないクラスでは英語の平均点が10点違うというすごい先生だった。なんでも大阪外大首席卒業とか・・・(なんで高校教師なんかやってんねん) 
しかし「go Dutch」自体なんかオランダに対する差別のようなコトバだな〜なんて当時の僕らは思ってて、本当に口語として使っているとは思っていなかったんだけど、まさか、韓国ではダッチペイと言う言葉で普通に使われているとは・・・
昨日分でも書いたのだけれども、韓国ではダッチペイではなく、おごったりおごられたりがまあふつうみたい。日本では最近はダッチペイの方が多いよね。僕も基本的には自分の分は自分できちんとしたいから、基本はダッチペイで行ってます。たぶん僕が女の子でもそうだろうな〜。(なんか借りを作ってしまっているみたいで嫌なんだよね)
韓国の人はやっぱり男の子が払ったりするみたいです。さすが! 男らしい。でも人間関係が密になっていい面もあると思うよ。僕も今回出会った人が日本に来たとか言うときはもちろん出させていただきます。傷つけられたプライドは10倍にして返してやるんだけど、「与えてもらったものは倍にして返そう(byTRICERATOPS)」が僕のモットーでありますから。
亮佑もちゃんと友達の誕生日にはケーキぐらい買ってあげなよ〜。
(2002/03/20 wrote このパラグラフだけ)


まあ韓国の人の勉強熱心さは本当で、PAGODA学院でも自習室は常に満員、皆さん静かに勉強しておりました。入り込めないぐらい。これが金曜の晩になるとさすがに人いなかったけど。遊ぶときには遊んでるみたいだねえ。韓国の人もちゃんと。金曜日土曜日は街もオールナイトで開いてるし、バスもかなり遅い時間まで運行しているみたい。この辺はさすがは韓国かな。オンとオフはきっちり分けているのかもしれない。

とまあ、日本と韓国の比較に驚きながら、この2時間目の授業はあっという間に過ぎてしまいました。楽しかった。これだけ日本語話せたらみなさん十分ですよ。これからの時間お仕事頑張って下さいね。



3時間目。
そうそう、今日は亮佑先生の誕生日ということで、この時間は生徒がケーキを持って来てくれたのだ。すごいな〜。ホールケーキだからそんなに安くないだろうに。亮佑先生なかなか人望ありますな、ふふふ。それを見ていると僕も大変嬉しく思う。

と言うことで、ケーキを食べながら授業。いいんかいな? 日本じゃちょっと考えられない。結構韓国というお国は礼儀に厳格な割には、授業中も携帯の音が鳴り響いております。で、電話に出たりするの。マナーモードもちゃんとあるらしいんだけど、あんまり使ってないみたい。と言うか、マナーにしててもちゃんと出てしまうんですわ、授業中だよ〜って答えて、切るみたい。いいんかな〜。まあ別に、僕はそれをお国柄の違いと思うけどね。と言うか、僕が日本から亮佑に電話したときも、切れたと思ったら授業中だったらしい。まったくもう。

もう一つ閑話休題ですが(ホンマに多くて申し訳ない)、韓国の携帯は地下でもガンガンに入るのだ。地下鉄に乗りながらも平気で電波が届く! 不思議だ。不思議すぎる。 これに気がついたのは一昨年のことだったんだけど、マジカルチャーショック! 韓国の携帯は一体どうなってんねん!? 仕組みが知りたい。他の国々でもそうなんだろうか? しかも電話代が安いと来てる。亮佑も結構使いまくって日本円で2000円かかっていないんだって。しかも国際電話とかもしててだぜ。そりゃあ韓国では携帯が流行るって。日本じゃ電話代が高すぎて最近じゃあすっかりメールで用件済ませることの方が多いのにね。通信費用の違いは何とかして欲しいと切に僕は思うなあ。いいなあ。

で、ケーキ食べながら、授業が進むと思いきや、これがあんまり弾まないの。このクラスは初級ってことだったんだけど、まあ話すネタ話すネタ話が続かずに途切れてしまう訳。まあ途中から日本のアイドルとか日本の音楽とかの話で持ち直したりしたんだけど、なかなかコミュニケーションが進まない。さんざん書いてるけど、語学は話してなんぼなんだけどねえ・・・。
亮佑も生徒に発言を求めたりして、なんとか口を開かせようとしているのが分かるんだけど、なかなか、本当にこれが難しい。だから本当にこの授業は時間が過ぎるのが遅かった。ひとりひとりに質問していくんだけど、「ありません」とか言われると辛いね。僕は先生じゃないけどちょっと心が痛かったなあ。頑張れ亮佑! 


4時間目

4時間目は高級クラス。
日本語能力もほとんどネイティブと変わらない人のクラスだ。当然、会話の内容のレベルも高いし、生徒の年齢層も高く、人数も少ない。心配なのは亮佑が格調高い会話についていけるのかどうかだが、まあなんとかやってるみたいでとりあえずは安心した。どっちかって言うと、亮佑先生、アイドルとかの話の方が得意だからな〜。
上級じゃなくって、「高級」クラスと言う表現は面白いね。聞き間違えただけかも知れんけど。
でまあここでは主に日韓比較文化を主に会話にさせてもらった。夜遅くまで学習する韓国の高校生について、より深く質問させてもらったりとか。
やはり日本語がこれだけ流暢だと楽だ。普通の日本人と変わらないレベルで会話が出来る。韓国まで来て、これだけ話せると大変嬉しい。留学経験があるとのことだが、なるほど、さすがにこのレベルだけのことはある。

ひとつ気になる発言があったのは、生徒の方曰く、
「日本人は韓国にやって来て買い物しかしない」
う〜ん、まさにその通り。バカ日本人多いからなあ。
韓国と言ったら、「焼肉」みたいなイメージ。オマエらアホか!
いやあまあそうだけどさ、韓国まで来て焼き肉だけしか食べないのも本当に馬鹿馬鹿しい。他にも美味しいものいっぱいある。しかも安いし。

でもね、買い物をしたくなるだけの魅力は確かに韓国にはあるんですよ。それは悪いことじゃない。それにね、本当に韓国が好きで、こうやって日本語教師をしにきている亮佑みたいなヤツとか、喜んで学院の授業に参加しに来る僕みたいな人もいるんです。今回、買い物もしたけど、やっぱり一番の財産はあなたたち韓国の人とこうやって話せたことなんですよ。で、少しでも勉強の役に立てたら、それでいいかな、って僕は思ってるんですよ。だから、そう言う日本人もいるってこと、覚えていてくれたら僕は大変うれしく思うのです。


5時間目

午前中の最終授業。時間もお昼のど真ん中ってことで、生徒もこじんまりと3人で。いいねえ、これぐらいの人数がやっぱり授業的には一番やりやすいでしょう。僕もすっかり日本語教師が板について来たって感じ。 今回の生徒は学生がひとりと主婦がふたり。亮佑先生は叔母様キラーみたいで、マダム二人はわざわざ亮佑先生のクラスを選んで来ているらしい。
こうやってファンを増やしていくのは本当に重要なことなのだ。やっぱり営業成績ってのはあるからね。特におばちゃんは味方につけておくと後々得することも多いだろうし。こう言うことをあれこれ考えているきみも本当に成長したなあ、と僕は実感。

韓国のマダムは、こうやって昼間の時間はカルチャースクールに通うなどする人が結構多いらしい。マダムなんて書いてるけど実際はごくごく普通のおばちゃんだったりする。これもまた、日本とはえらい違いで、日本人でハングルとか英会話に通うおばちゃんってあんまり知らない。まあうちのおかんは学校の先生しているから分かんないんだけど、韓国のおばちゃんはエネルギッシュだ。そう言えばユン君のうちのお母さんもネットで株の取引やってたなあ〜。韓国のおかんパワーはものすごいと思う。やっぱりね、主婦をずっとやってて生活に疲れている人よりも全然素敵だね。


と言うことで午前中の授業はこれで終わり〜。4時間はもう、予想以上に短かった!
やっぱり緊張してるからねえ、それ以上に楽しかったって言うのもあるんだけど。とにかく、とても貴重な体験であったことは言うまでもない。まあ僕は今回はゲストとして参加だから気楽な立場だったけど、先生の立場だったらさぞかし気を遣うことに違いない。本当にね、皆さんの役に立てるとともに、亮佑の授業が少しでもやりやすくなったら良かったんだけど。後はみなさんに喜んでもらえたのならば、僕は嬉しい。

と話をまとめてるけど、まだまだ授業はもう一時間あるんだってば〜。しかしそれにしても、朝6時半から亮佑先生、大変お疲れさまでした。  (2002/03/17)

つづく・・・

*エンピツサイトの一日分の日記制限量、原稿用紙20枚分を越えてしまったので分割します。






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