| CORKSCREW Diaries(米国編) |
「Lucky」を 聴きたくて、 とても聴きたくて、 部屋中をひっくり返して探して、 思い出した。 そう言えばあれはMDに入っていたんだった。 MDプレイヤーを処分してしまった今は聴けない。 仕方がないから自分で唄ってみる。 フルカワミキはいないけれど。 バンド組んでどんな曲がやりたいかって言われると、 「Lucky」って即答。 ツインボーカルのバンドが組みたい。 女の子はベースじゃなくていいけど。 こんなタイトルでいつか日記を書いた。 想い出というものは、 確実に風化していくもので、 1年2年3年前の、 たかだかそんなちょっと前のことなのに、 もうかなりの部分を忘れている。 ただ覚えているのは、 ふたりで「Lucky」を唄ったこと。 気が狂いそうなゴールデンウィーク。 あんな連休なら無いほうがマシだった。 家にいても何も出来ない。 外に出ても何も出来ない。 眠ることすら出来ない。 何も食べずにいっそ死にたかった。 振り回されるのは嫌いじゃない。 振り回されたいと思う相手に振り回されるのは。 だから僕はB型好き。 今度付きあうなら出来ればB型。 関係ないが乙女座好き。 乙女座B型で仲良くならなかった人はいない。 知り合いだけで既に5人。 「恋する乙女」はその典型。 「人は悲しいぐらい忘れていく生き物」 とはミスチルだが、よく唄ったもんだ。 まさしくその通り。 いいのだ。 悲しいことも辛いことも忘却という武器によって、 僕らは海に沈めることが出来るのだから。 |
最近の日記はどうかしている。 GWに入って僕はどうかしてる。 たぶん後遺症に犯されてる。 相変わらず。 狂気の一歩手前で踏みとどまって、 これから僕は何処へ行く? 夢の中でも逢いたくなくって、 何処にも行きたくなくって、 何もしたくなくって、 何で自分は生きてるのか、 一体何がしたいのか、 どうしたらいいのかすら、 分からない。 分からないでも分からないなりに何とかしなければならない。 どうにもならなくとも何とかしなくてはならない。 たぶん僕は、 来年も再来年も、 このゴールデンウィークに入ると、 それまできれいさっぱり忘れていた、 その後遺症に犯されて、 訳が分からなくなるのだろう。 誰か助けて下さい。 この地獄の底から僕を引き摺り上げて下さい。 でも僕は、人が差し伸べてくれた手を、拒否し続けている。 痛みは本当にいつかは消えるの? title from HEART BAZZAR 「SHIKISAI」 |
と言うことを知った。いや、知ってしまったのはちょうど一年前の出来事。 そんなことは当たり前のこと。 そんなことはずっと判っていたはずなのに、 気付かないふりをしていたのは僕だった。 一年も経つと、色んな事が変わって、 色んなこともあって、 今は割合と平穏無事に過ごせている。 内面を深く抉り込むような日記を何度も書いた。 けれどもそれは却って自分自身の傷を深く掘り下げるだけだった。 結局気付いたのは、自分は自分を傷つけずには生きていけないこと。 この日記を本格的にリセットして再開させたのは 昨年5月からであり、まあ時として10日ぐらいは間隔が空くような事はあっても、 それ以来、僕は日記というものを書くことによって、 自分を表現しようとしている。 それはいいことなのか、無駄なことなのか、所詮は只の自己満足なのか、 今に至っても、よく分からない。 もし人から聞かれたなのならば、 「当然素晴らしいことだ」と僕は即答するだろうが、 こと自分に関しては、そんなことを思う気にすらなれない。 なるほどそうか、所詮はそのようなものかと、 そう思いつつ、 僕は本来の醒めた人間であることを再び思い出した。 妹には、冷たいとか罵られるが、 たぶんこれが僕本来の姿。 熱い事を平気で書ける僕も、勿論本当の僕の姿でもあるが。 でも本当に僕はすっかり醒め切ってしまった。 春の世の夢から。 あれは幻だった。 夏の恋も幻だった。 残ったものは何だろう… 永久未来続くものなどありはしない。 そんなものを信じる気にもなれない。 そんなことを学んだ。 冷酷と言われようがそんなことは知ったことではない。 救い様が無いかもしれないがそれも仕方が無い。 全ては幻。 春の夜の夢。 |
言語のしくみ 今回はもう少し詳しく日本語の解析をしましょう。 ってことでまずは合成語の修飾部と被修飾部分である主要部について。 この辺、僕ら日本人にとっては直感的に分かるものが多いんだよね。これが僕らが日本人たるゆえんで、感覚的に分かっちゃうから日本人なんだよなあ。が、自分が分かってても人に教えられなければ意味がないのだ。 で、例えば野球少年という合成語は、 野球をする少年ってことが僕らには分かる。 野球(修飾部)-少年(主要部)と言う感じになってる訳。 これが逆になったら、 少年野球 これだって分かる。 少年のする野球。高校野球もプロ野球もそう。前の部分が修飾部で後ろが主要部。 意味するところは、分かるよね。 でまあつまり、合成語って言うのは、 このように前の言葉が後ろの言葉を修飾しているのだ。 で、前後の位置はその場合も変わらない。 以下、合成語の細かいルールなどについて詳しくみていくことにしよう。 合成語は、二つ目の言葉が濁る傾向にある。 これを「連濁」と言うのだ。その場合でも、修飾-主要の位置関係は変わらない。 僕らはあんまり気付くことなく使ってるけど、 コレ、かなり多くあるのだ。 例えばね、 「まつり」+「たいこ」→まつりだいこ 「ほん」+「たな」→ほんだな 先生が例としてあげてくれたものとしてはこんな感じ。 これは見ての通り、連濁が普通に起こるもの。 ま、例外は当然のごとくあるんで、それがどんな感じか見てみると、 「しぜん」+「たい」→しぜんたい これはねえ、後の「たい」が音読み→つまりは漢語からの借用語だから、濁らないのだ。 同じ様な感じで、 「こうきゅう」+「ほてる」→こうきゅうほてる これも濁らない。なぜなら、ホテルはやっぱり外来語だからなのだ。 例外として、こんなのもある。 「いろは」+「かるた」→いろはがるた いろはがるたと言っても、京都にある居酒屋のことじゃあございません。 あんね、「かるた」って言うのは元々ポルトガルからやってきたのよ、 てんぷらとかこんぺいとうとかと一緒にさ。 だから本来は外来語なんだけど、まあ500年近くも経つうちに和語化したと見なされて、で連濁するようになったって訳さ。まああんまり多くはないけどこう言うのもあんのよ。 他に濁らないパターンとしては、 「やまと」+「ことば」→やまとことば 「やまと」+「たましい」→やまとだましい なんて言う比較にも見ることは出来る。 これは何でかって言うと、後ろの語に濁音が入っちゃってるでしょ? 上の例は。 こう言うときも濁らないらしい。 まあ濁音が連続すると、発音的にも汚くなるもんね。 と考えるとみょうに納得してしまう。 それから最後に、 「くさ」+「き」→くさき 「やま」+「かわ」→やまかわ これも濁らない。これは前後の関係が修飾ではなく、並立の関係だからなのだ。 連濁が起こるのは修飾-主要の関係だけなのだ。 これらのことは、普段僕らが感覚的に使っているもので、 いざこうやって勉強して初めて気付くものだ。 日本語を学ぶって言う事は、 普段こうして、「当たり前」って思っていたことを、 再認識することから始めるものなのかもしれない。 続く |
日本語教師養成講座のまとめを書こうかなんて考えていたが、 今日も書けそうにないので、別の日記を書こう。 って大したことも書けないけど。 釜山PAGODA学院もしばらくお休みということで、 亮佑が日本に帰ってきた。 男4人がむさ苦しくもめでたく集まって、 凱旋祝い、 何故か牛角で焼き肉。 亮佑韓国に行ってるのに何故焼き肉・・・ ってツッコミはこの際無しにしてもらおう。 勿論亮佑おごり(KOREAN STYLE)と言うことはなくって、 日本式に、ダッチペイで解決。 焼き肉は美味しかった。 デザートの桜アイスまで美味しかった。 また来月に会おう、って言って別れたけど、 あ、ワールドカップ、もう来月なんだ。 来月にはまた釜山に行くんだなあ。 行けるんだなあ。 また色んな人に会えるんだなあ。 って思うと、 とても嬉しくなった。 |