| CORKSCREW Diaries(米国編) |
今日はクラムボン。 昨日に引き続いてライブの日。 会場はあ〜忘れてしまったけどすごく狭いところ。 ライブハウスって言うよりも本当にカフェ。 ぼんやりと座っていたら目の前の扉が開いて、 顔を見せたのは郁子さん。 思わず目が合ってしまって、微笑みあう僕ら。 ラッキー、と思ってしまったのは言うまでもない。 Re-clammbon ツアーってことで、 普段のライブじゃみられないようなまったりとした雰囲気の中でライブは進む。 カフェの真ん中に演奏スペースがあって、 クラムボンの三人はそこに座って、 僕ら観客が周りを囲むと行った状態。 ハッキリ言ってものすごい間近だった。 お客さんと演奏者の間に垣根も、ステージすらもない。 こんな場所で演奏が聴けること自体幸せ。 まあ今回のライブは、完全招待制で、 厳選なる抽選を勝ち抜いて行くことが出来たんだけど。 座ってじっくり聴くクラムボンもまた格別で、 あまりにもまったりしてしまって寝そうになってしまった。 ぐらい気持ち良かった。 今回は2部構成ということで、 1部は普通にRe-clammbonの曲を中心にやって、 2部は三人のジャムセッションを聴いた。 これが、何が出てくるか分からないぐらい変化に富んでて、 ドキドキしながら聴いてしまった。 三人のバランスと調和と個性が高度に保たれているのが クラムボンの魅力だって事を以前書いたことがあるが、 このジャムセッションはそれが遺憾なく発揮されており、 これだけで30分近く演奏したんだけど、 これを聴くだけでも今日来た甲斐はあったと言える。 ひさしぶりに感動してアンケートをびっしり書いて出してしまった。 最後に ミトは昨日天橋立の温泉に入りに行ったらしい。 と僕の隣の隣の席で知り合いらしきお兄ちゃんに話してて(すげえ至近距離) 「いやあ、温泉マニアの岸田くんにも電話したんだけどさ〜」 などと言っていた。 ん、岸田君と言ったら僕の知ってる人は一人しかいないような・・・。 とまあそんなすごくクラムボンが身近に感じられた1日だったなあ。 お客さんは別にキャーキャー言うわけでなく、 自分の隣から退出していく三人を笑顔と拍手でお見送り。 さすが! と思った。 クラムボンのファンはやっぱりお上品かもしれない。 |
春一番が吹く頃にこのタイトルを使おう使おうと思っていたのですが、 消えてしまえばいいような気分にならないほど安定してのがちょっと前の僕でした。 今日のタイトルもすげえ、考えて、考えた末にコレ。 まさか生「マーチ」が聴けるとは思わなかったなあ。 感動して決定。 季節は少々ずれてしまいますがどうかご容赦のほどを。 チキンジョージでくるりのライブでした。 最近のどうしようも無い自分をどうにかして吹き飛ばしたくて、 スーツで一番後ろでゆったり見るのはやめて、 ジーンズに着替えて参戦。 今回は素晴らしいライブだった。 選曲が特に。 チキンジョージとか磔磔とかは好きな人多いですよね、 チキンジョージのライブは4回目だけど未だにハズレが無いのは、 やっぱり演奏する側も気合いを入れてやるからなんでしょうか? だって、 だって、 いきなり演奏したの、「東京」なんだもん。 東京ですか? 夢にまで見た生東京ですか? いいんですか? 2曲目も「虹」 ううん、来るなあ。こんな構成アリなんだろうかと思ってしまうのです。 まあその後の曲目って言うのは、覚えているようで忘れちゃったんだけど、 前回聴いたオールドタイマー以外の聴きたい曲は殆どやってくれました。 青い空やってチアノーゼやってワンゲルやって水中モーターやってchinaやって、 街やって。ううん、なんかすごい、並べただけでもすごいラインナップで泣きそうです。 しかも前回「出来るか!」とか言ってた「C'mon C'mon」までやった。 ちょっとだけだけど。 おお〜っリベンジ。 チキンジョージ自体はクワトロに比べると段が無いので、 クワトロほど岸田君のカオがハッキリ見えませんでした。 後音響もクワトロに比べると今一つ。 前回あれだけねっとりと絡みつくように聞えてきたギターも聞こえはなんかちょっと。 って感じ。 ただ選曲はまあよくぞここまで集めたもんだってぐらい最強で、 いろんなフレーズを聴いては、いいなあ、今日の日記のタイトルにしよう、 なんて考えていたんだけど、やっぱりベストは、 特にアンコールの「マーチ」なんです。 マーチが聴けるとはちょっと思ってなかったんで感動。 あのイントロ聴くと鳥肌立ちますもん。 って言うか、東京を聴けたのは大きいなあ。 こんなふうにして、 僕は失いかけていた自分を取り戻したような気がする。 忘れていた。 そう、一番の的は自分自身。 弱い自分自身だって言う事。 それを憎み、克服していかなければ、 何も出来ないのだし、 何も始まらないって言う事。 そうだから、自分をもっと信じてあげなさい。 自分に負けたらどうしようも無いのだよ。 僕のいる世界はここにあるのだから、 自分を見失ったらまた此処に戻ってきたらいいんだ。 くるりを見ていて僕は思いだした。 そうだった。 まけるもんか。 |
春告げ鳥の慟哭を口笛で真似てみたんです。 ひねもす塗り固めた緑青で手を汚しました。 未来を推し量ることでしか、前に進めないのです。 あなたを汚すのならいっそ死んだ方がましなのです。 ハートバザール「共鳴」 ハートバザールの詩は相変わらずいいと思う。 こんな詩ばかりが心に響いてしまっているのが、 現状の僕の状態だったりする。 3年ぶりに体重が58キロ台に戻った。 体脂肪率は11.1%になった。 目標は一桁。 3年前の僕は、プータローで、時給のいい肉体労働ばかりやっていた。 朝9時から5時まで発掘現場で働き、夕方6時から10時まで運送会社で荷物運びをやっていたことなんかもあった。 1日の収入13000円。無茶だった。 あの頃は、働けば働くほど、体重が落ちていったなあと思う。 何も考えたくないからひたすら僕は泳いだ。 泳げば泳いだだけ、夜は疲れてぐっすり眠れるだろう。 一度眠ってしまえば、苦しむのは夢の中だけでいいのだ。 何かに全力を傾けていれば、 確かにいろいろなものから逃げられるかもしれない。 普段は多少力を抜く仕事、それすらも、全力でやった。 一日中全てのことに完全に集中して行うことなんて出来ない。 仕事において力を抜くというのは、決して悪いことじゃなくって、 力を抜けることは力を抜いて、 集中しなければならないところは集中して、 当たらなければならないって事。 全部を100の力でやっていたら、 いつかは倒れてしまうだろうから。 泳ぐことを覚えてから、 確かにまた僕は変われたと思っている。 何も考えずに泳ぐことが、 こんなに色んなことを忘れさせてくれるとは、思わなかった。 このまま何も食べずにいたら、 もっと体脂肪率も体重も落ちていくんだろうか、 なんて事を思った。 それもいいのかもしれない。 ダイエットだなんだなんて、人はよく言うけれども、 そんなの何とでもなるなあと、思った。 体重なんて、悩んで考え込んで食欲無くなってそんで、 泳ぎにでも行っていろんなことを忘れ去ろうとしてりゃあ、 体重なんて、一瞬で落ちる。 |
全部これまでの事 夢なんだって そんな風にしちゃいたくなるけれど やっぱりそれもダメだし ただ死ねなくて 死ねなくて何処にも行けなくて ハートバザール「北風と太陽」 「アンタはマイナス思考偏重だ」と言ったのは妹で、 「またオマエの弱気の虫が出てる」と言ったのは父だった。 母は何も言わない。何も言わないから母なのだ。 そう考えると父と妹は似ているのかもしれない。 母と僕は似ているのだろうか・・・ そんな母よりも血の繋がっていない祖母の方がよっぽど僕に似てる。 状況は決して悪いわけではないのに、 悪い方に悪い方に物事を考えてしまって、 自らを破滅の道に導こうとするのは僕の悪い癖で、 そう言うところは昔から全然変わっていない。 父や妹があんなことを言うのもよく分かる。 そうなってしまうと全てにおいて自信が持てなくなって、 そしてどうしてしまえばいいのか分からなくなる。 以前書いた。 今の安定はあくまでかりそめのもので、 僕は常に研ぎ澄まされたナイフの上を綱渡りのようにして歩いている、 そしてちょっとしたことで奈落の底に堕ちてしまうのだと。 やはり所詮つい先日までの平穏はかりそめのものだったみたいだ。 今の僕は本当に不安定で、 出来ることならば消えてなくなりたいと本気で思う。 |
死ぬまで食べ続ける金魚のように 完璧で一途な生きる意味を求めてた。 兵隊蟻のように一途な唄を。 生きること自体に意味なんて無くていい。 ハートバザール「アイ」 月曜日の憂鬱。 一週間が終わり、また次の一週間が始まる。 その憂鬱に最近僕は耐えられなくなっている。 相変わらず、僕は現実を見ていられない。 現実から目をそむけて、笑っていられたら、 たぶんそれはすごく楽なんだろうけど、 そんな訳には行かなくって、 現実を受け止めて、そこから抜け出さなかったら、 これ以上前には進むことは出来ない。 でも怖い。 現実は怖くって、見るのがイヤで、 逃げ出したくなってしまうんだけれども、 だけど、どうしようも無くって、 自分がどう進んだらいいか分からない。 楽しいことがあって、 その想い出が楽しければ楽しいほど、 現実世界が寂しくなるようなことがよくある。 それでも、 社会人の僕は、 現実世界に生きていかなければならない。 自分がどんな状態にいようとも、 目の前にやるべきことはやらなければならない。 それは、大人になったと言えること。 悩んだり考えたりすることはいつの時代にだって必ずあるだろうけど、 だけど、僕ぐらいの歳になったら、 さすがに自分自身の殻にひきこもっているだけと言うわけにはいかない。 そんなことは、百も承知なんだけどね。 |