CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年07月12日(金) いっぱい泣いたタオルは洗濯機で洗おう


今宵も倉橋ヨエコで行こうと思います。
この人の書くコトバと言うのはシンプルながらも、
すごく分かり易いコトを言っているなあって思うのです。
それがシンプルなピアノに乗って流れてくるのです。
僕はシンプルな音楽と言うのは好きなのです。
ピアノとかギターの弾き語りみたいなものとかね。
無駄な贅肉をこそぎ落としたシンプルな音楽。
昨今流行の打ち込みに比べたら本当に好きです。
個人的には、生オト重視なんです、僕は。



いっぱい泣いたタオルは
洗濯機で回そう
うん 回ってる
うん 消えてゆく
そんな気がしたの
さよなら

抽象的かもしれないけど分かるなあ。
シンプルなメロディにシンプルな歌詞。
そう言うのがとても素敵なんです。
と言うことで音楽ジャンルをもうしばらく抜け出せそうにありません。


♪倉橋ヨエコ「屋上にて」



2002年07月11日(木) ハッピーはきっとやって来る 頑張った人には頑張っただけ


しかし本当にポイント2倍セールがあるたびにタワレコ行ってるなあ。
そしてその都度日記に話題にしてる。
それ程までに僕にとって大きなイベントなのか?!?!

倉橋ヨエコいい!
もともと僕は轟音ギターよりも
硬質なピアノの音の方が本当に好きみたいで、
だからこそクラムボンも一度聴いて好きになったぐらいなのだ。
キーボードはソリッドなオトに限る。
ジャズピアノって言うのは本当に聴いてて心地よくって、
飛び跳ねるように弾くピアノはポップで、
聴いている僕も飛び跳ねたくなるよう。




ハッピーはやって来る
きっとやって来る
頑張った人には 頑張っただけ
信じたっていいと思う
私思う

と言う曲があって。
うんうんそうだよなあ、などと思う。
頑張った人には必ず頑張っただけ幸せって言うのはやって来る。
きっと、必ずね。
神様が見てくれている、
とかそんなことを思ったりはしないけど。
本当に、信じたっていいと思う。
僕も思う。


♪倉橋ヨエコ「聴こえたから」



2002年07月10日(水) 僕はもう空の向こう飛び立ってしまいたい あなたを想いながら


毎日GOING STEADYを聴きながら通い続ける毎日です。
やっぱり日頃バイクにばかり乗っているとカラダのなまっているのが良く分かります。
その分音楽はすごく心に沁みます。
どうしようもないぐらい沁み込んでいきます。

日記というものは自分のために書いているものであり、
決して他人のために書いているものではありません。
安定している時も不安定なときも、
それはそれで全て僕自身の一部であるのです。
僕はいつも後ろ向きでばかりいる訳ではありません。
けれども、常に前向きでいられるほど強い訳でも無いのです。
どうしようもない時には、
落ち込むところまで落ち込んで、
ココロとカラダの中に溜め込んだ全ての汚れた瘴気をを洗い流すまで静かにじっとして、
その嵐が通り過ぎるのを待つようなことをよく僕はします。
そう言う時に流される文章というものは、
当然その瘴気が含まれている訳です。
そうやって僕は自分の中の悪い血を抜いているのです。
瀉血するように。

何度も書いていますが、
だからこの日記の文章は人を選ぶものです。
そして読んでくれる人もこれを選んで読んでいてくれる訳です。
それを僕はとても嬉しく思うし、すごく感謝しています。
日記の方に直リンクしておられる方はひょっとしたら知らないかもしれませんが、
この日記は本編のページには、小さく片隅に「diary」としか書いてありません。
小さな5つの文字が並んでいるだけです。
でもそれでいいのです。
別にこれはテキストサイトじゃないのですから。
旅行記なんかは明るい文章ですから。
誰が読んでも楽しく読めるはずですから。

でも日記は別モノ。
読みたく無ければ読まなくても良し。
分かんなかったら分かんないでいいです。
突き放してるようですけどこれは本当で、
全ての人が普遍的に読めるようになんて書いちゃいませんから。

カウンタも6000を越えました。
自分で一日一回は必ずカウントしているとは言えそれでも結構な数です。
よくぞここまで続いたものだと半ば自分自身に呆れながら、
読んでくれている人には本当に感謝しています。
それだけでも本当に励みになるのです。
たとえ誰が読まなくても僕は書き続けるのだろうけど、
ひとりでも読んでいてくれるのなら僕は幸せです。

そんな皆さんと僕にとって大事な人々が、
これからも幸せでありますように。



♪GOING STEADY「銀河鉄道の夜」





おまけ 蔚山サッカースタジアムでの所感
ワールドカップ観戦記より抜粋

やっぱりチケットは売れ残って地元住民で穴埋めをしているみたい。
日本じゃ考えられない状態で、明日の光州の試合ももし韓国がベスト8に進まなかったらこの状態だったに違いない。
明日はきっとスタジアムは超満員で赤一色に染まるのだろうけど。
これだったら共催なんかにせずに日本だけでやった方が良かったんじゃないだろうか。
と埋まっていない客席を見ながら思う。
少なくとも日本でだったら埋まったはずだ。
ワールドカップと言う世界最大のイベントを目一杯楽しもうとする日本人と、
韓国と言う国家を世界に知らしめる最上の機会と認識している韓国人、
この感覚のズレがここに来て如実に現れてきてしまっているような気がする。
満員御礼、赤一色のイタリア戦と、このガラガラの準々決勝を比較して思った。
このイベント自体には韓国人は興味がほとんど無いのかと。
共催という事になって日韓の間の距離は大分縮まったと思う。
色んなところで日韓の交流が進んでいる。
それはそれでとても素晴らしいことだ。
僕だって韓国という国も・人も・みんな大好きだ。
だけれどもここワールドカップ自体に関してだけは違和感を感じる。
この空席が目立つスタジアムを見て感じる。
これだったら、韓国が出る試合だけ韓国でやって、
後の試合は日本でやったら良かったんじゃなかったんだろうか、なんて事を本気で思った。
それでも韓国の人にとっては不満はないだろう。
日本人は少しミーハーすぎる気もするが、
韓国の人は少し自分の国の事しか考えてなさ過ぎる。
このときそんなことをちょっと思い、そしてその思いは次の日にさらに現実のものとなる。

僕はそれほどワールドサッカーに詳しい訳では無い。
少し前の文章では日本人はミーハーすぎる何て書いているくせに、
実際ミーハーサッカーファンと言われても仕方が無いような奴である。
もっとも、ただのミーハーファンは韓国までは行かないかも知れないが。
ドイツで知ってるのってカーンとクローゼぐらいだし。
しかもクローゼも今回の大会に入って初めて知ったぐらい。
ちゃんとしたサッカー好きな人と一緒に行くと自分の無知さに赤面してしまいそうになる。
僕の知っている欧州のチームなんて大半の日本人が知っているのと同じく中田とか小野、稲本の所属するようなチームぐらいだし。ダメだよなあ。
そんでも一応サッカーが分からないと言う人がよく言うオフサイドに関してはまあ、分かる。
だいたいどんなものかぐらいかはだけど。
サッカー自体はオフサイドを除いたらそんなに大して難しいルールは無いし
、最悪だだっ広い草原さえあればどこででも出来てしまう素晴らしいスポーツだ。
常に動きがあるからライブのようにはらはらどきどきしながら楽しむことが出来る。
道具がいろいろ必要な野球に比べたらボールひとつあれば何とでもなるサッカーはやっぱり世界標準のスポーツだと思う。
それだからこそ4年に1度行われるワールドカップはこれだけ盛り上がるのだ。






2002年07月09日(火) CORKSKREW


僕の感情は日々コークスクリューのように揺れ動き続けている。
上がったり下がったりぐるぐる回ったり。
楽しいことがあれば笑い、
悲しいことがあれば凹む。
たまにこっそり泣いたりもする。
あなたがいつも笑顔でいてくれさえすれば、
僕もずっと笑っていられるのに。

ティベリウス号が故障中に付き、
2週間ぐらい自転車で通勤を余儀なくされそうだ。
京都市内を西から東へ。
片道25分。
この暑い中通うのはとても大変だが、
毎日音楽を聴きながら行けるのはいい。

優しくあるためにはまずは強くなければならない。
強さの伴わない優しさなどあり得ない。
そんなことを思う。
最近よく思う。



2002年07月08日(月) あなたがいるかぎり僕は逃げない


普段から読ませていただいているニッキのタイトルから頂いたこのコトバ。
すごく素敵なコトバだと思って、
自分のニッキのタイトルにもしてみたくてたまんなかったりして、
けれどもやっぱり遠慮していたりもして、
だけど使いたくてたまらなくなったので使います。
キリンジの歌詞と言うことです。
キリンジって聴いたことが無かったのだけれども。
これは一度聴いてみようかな、なんて思ったりもする。


オトかコトバか、
音楽にとってはどっちも重要なファクターであるのだけれども、
僕にとってはすごくコトバって言うものはとても大事なものだ。
オトのためだけに音楽を聴いているわけじゃない。
もちろんコトバのためにだけ音楽を聴いているわけでもない。
GOING STEADYを聴いて思った。
コトバってものはやっぱり僕にとってはとても重要なものだなあと。
彼らの言葉には飾り気なんてものは無くって、
直球勝負のプリミティブ・アートのような魅力を感じる。
純度がすごく高い。
だからこそは美しいんだと思う。
それがオトに乗って流れるから、
音楽は素晴らしいものなのだと思う。
「オマエもっと洋楽を聴けよ」と友人は言う。
それは確かにその通り。
だけれども僕にとって音楽にコトバは不可欠で、
そして僕は日本で生まれて日本で過ごしてきて、
本も好きで結構それなりにたくさんの本を読んできたりもしたから、
詞を読んで共感できないとやっぱり音楽は聴けないと思う。
少なくとも僕はそうだ。
オトだけ聴いてそれでカラダで感じるのもいいけど、
頭の中で音楽を理解したいと思う。
そして声に出して唄いたいと思う。

同じようなことを去年の11月23日に書いてたのを思い出して読んでみた。
ホントに同じようなこと書いてるな。
変わってねえな(笑)
成長してねえのかな、僕って。

20代も半ばを過ぎて、
ゴイステだのバンプだのに感動して涙流している僕は、青いのかなあ。
なんてことを思ったりもする。
その年齢に合ったオトを聴けって言うことなんて、無いよね。
そんなの全く無いよね。
そう言う自分も決して悪くないと思う。

最近ライブ行ってないな。
サマーソニックぐらいはせめて行こうかなと思っているけれども。
ジャンル「音楽」からお引っ越しする日も近いかも知れない。



あなたがいるかぎり僕は逃げない

そう口に出して言ってみる。
使い古されたコトバかも知れない。
でもいいコトバだと思う、とても。
あなたがいるかぎり僕は逃げない。
絶対に逃げない。




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