 元気な「グレンドーラ」 庭の冬支度をはじめました。もうすぐバラも見納めです。
夫は ビルメンテナンスの会社に勤めています。 毎年 今時期は、清掃チームが午前3時に集合して 商店街のアーケードの屋根の清掃をします。
夜明け前の歓楽街ですから、酔っぱらいの騒ぎがあり パトカーがきたり、24時間密着の番組さながら・・
ふと 夫は、歩道脇に落ちている花束を見つけました。 紫のリボンがついて、きれいにラッピングされていました。 「パーティのあと 花束を落とした人が?でもなんでこんなに 花びらが全部痛んでるんだろう?」 夫は不思議に思い、もったいない、と家まで持ち帰ってきました。
それを見て、私は以前、出版社の編集さんに聞いた話を思い出しました。 よっぱらいが目当てのホステスさんに送った花束を、ホステスさんは 近くの花屋に安値で引き取ってもらう・・ それを花屋はまた店に並べる・・。 六本木などではフツウだそうで、盛岡でも同じように 花束のリサイクルがあるのでしょうか。
花びらはどれもこれだいぶ痛んでしました。 ガーベラ、アルストロメリア、カスミソウ、そしてスプレーバラ。 庭の花と違って、花やさん用に作られる花々は人工のようで 造花に近い気がします。
誰かが誰かに送り、それをまた誰かが買って別の誰かに送られ、 何度も店の騒ぎを盛り上げた花々は 最後に道ばたにポイ、と捨てられたのでしょうか。
我が家のバラを足して、飾ってみました。

夫が 大きなブナを見に行こう!と言うので 軽い気持ちでつきあったら・・・
山登りでした。
 賢治も良く登ったという盛岡の南西にある小高い山 「南昌山」です。
岩鐘のきわだちくらき 肩に来て 夕の雲は銀の挨拶
宮澤賢治

階段が急で 7合目付近で根を上げて 引き返しました。 普段 足腰鍛えてないから無理。
 カラマツの黄葉
 あとから振り返るとこんな山 後ろの山です。無理だっちゅうの!!
標高は848メートルだけど 急な階段で有名らしいです。
夫は 山歩きにはまって 最近では 岩手山やら姫神山やら あちこち 登ってるから ちょろいもんでしょうが 私は 無理ですなあ、 もっと鍛えてから出直しますわ。
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