 兄弟 (文春文庫) - 作者: なかにし 礼
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/03
- メディア: 文庫
 世界は俺が回してる - 作者: なかにし 礼
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 単行本
「兄弟」 面白かったです。 ほとばしるように言葉が生まれる才能ってあるのだなあ、と 思います。 また得難いご苦労の体験の数々、 満州引き上げに始まって、北海道のニシン博打、 石原裕次郎との邂逅、こんなすごい人生もあるのか・・。
「世界は俺が回してる」の主人公も TBSに実在した破天荒なプロデューサーの物語です。 実名で綴られる日本の歌謡史そのものです。
かつて 映画館で受けた衝撃というのは 忘れもしない「スターウオーズ、エピソード4」。 一番最初のスターウオーズです。
デススターへの最後の攻撃で ルークの戦闘機が デススターの溝にぐ〜〜んと 入り込む場面で 私の身体も一緒に浮いたと思います。 ルークと一緒に突撃してました。
今回のアバターも、それでした。 一緒に空を飛んでしまった!! いやーーあの浮遊感、飛翔感。
歴史の変わり目に立ち会った、と 一緒に観た長女も興奮しております。
映画館では いつも乱視メガネをかけるので さらに 3Dメガネをかけ メガネ2個かけて観ました。
ストーリーは、どこかで観たような・・・これって ナウシカ、ラピュタ、もののけ姫!!!! と思ったら、ジェームス・キャメロン監督は 宮崎アニメの大ファン なのだそうです。
だから 「アバター」の世界観は、我々日本人には馴染み深いものです。 アテルイでもあり。ホカポンタスでもあります。 異文化との融合、大国のエゴ。 目新しいテーマではないけれど、人類って 大昔から未来まで まったく進歩しないのだ というのが監督のメッセージかも。。と私は解釈しました。
行ったことのない未知の惑星の、植物、動物、鳥。 夜の世界の美しさ。
もう一度 行きたいです。 空を飛びに。
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