彼方に見える海が暴れたあの日
陸前高田のガーデナー 吉田さんは津波で家もお庭も流されました。 その地を耕し土を入れ替え、ヒマワリのタネを植えました。
2011年の3・11の半年後9月11日を『ヒマワリ祭り』の日に決めて お世話を始めました。 『何もすることがない』という被災された方々が少しずつ集まり始めました。 そして満開のヒマワリ畑でみんなは乾杯しました。 こうして、吉田さんは悲しみの節目の日をお祭りに変えてしまったのです。
世界中のガーデナー、園芸雑誌からの支援がたくさん届き、ボランティアも集まり、 その地に 今、広大なメドウガーデンが出来上がりました。 海を見据えて、負けずにタネをまく人間、これに応えて見事に咲く花々。
「津波に負けない」「笑顔で生きる」 被災地の吉田さんも皆さんも笑顔です。
二色混じってるみたい。 「スノーフレーク」と「エリザベス」です。
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