最近、夜も天気がよいので、月を楽しんでいる。 自宅で車を入れ、門を閉めるときに、一人で影踏みをして遊んでいる。 とても明るい月。 自分の陰がくっきりと庭に映し出され、今が夜であるのを忘れてしまう。 木々の陰、花の形。 昼間とは違った色合いで見えてくる。
ピンと張りつめたような空気。 瞬いている多数の星。 そして大きく輝く月。 冬の沖縄の美しい色がここにもある。 いつまでもこの夜空を見ていたい。
毎日サトウキビの話題ばかりのようだが、毎日見ているのでしかたない。 それに私の冬のマイブームなのだ。
今日はいつもと違う道から夕方の仕事場所へ向かった。 東側から南西に向かって車を走らせていくと、ちょうど夕焼けの時刻。 晴天だったため、雲も少なく空がどんどんオレンジ色に輝いていく。 市街地を抜け、どんどん道は畑の中へと入っていく。 両脇にはキビ畑。 いつも帰り道に通っているが、反対側から来るのは初めて。 それに普段は遅い時間に通っているため、景色がぜんぜん見覚えがない。 サトウキビの花がチラホラさいているのがわかる。 私の背丈より高いサトウキビ。 その先端に銀色に輝く花が咲いている。 まだ畑全体というわけではないが、3割ほど開花しており、とても美しい。 きれいな夕焼けをバックにキビの花がなびく。 写真に撮りたいなあと思いながらも、急いで車を走らせる。
目と頭にしっかり刻み込んで。
12月に入ってからほぼ毎日、サトウキビ畑の側を通る。 行きの道は急いでいるので風景があまり目に入らない。 というより、ここ最近は晴天続きで夕焼けがとてもきれい。 よって、道ばたの風景より空に目がいってしまう。
今年はなかなかサトウキビの花が咲かないなあ、と思っていたら 今週に入ってから段々と花が咲くようになってきた。 旧正月の前にサトウキビの刈り入れがあるので、これから年末に向かって サトウキビの花は満開になる。 大規模な畑になると、サトウキビの花が波のように見える。 銀ともベージュともつかない色。 ああ、ちょうど私の車の色に似ている。
幼い頃から冬の思い出はこのサトウキビの花。 晴れた日の一面のサトウキビ畑の花は、まるで海を眺めているかのよう。 銀色の海。 見てみたくない?
今日は休日。 久々にどこにも出かけない日。 先週からのハードなスケジュールが続き、腰が痛くなったり調子悪くなったり。 ただ、普段より夕食を家で取ることができたのがせめてもの救い。 何も予定しない、出かけない日は本当に久しぶり。 朝もゆっくり起きて、午後は借りていた映画を見たり、昼寝をしたり、母とおしゃべりしたり。 ぼーっとする時間がたくさんもてたことで、とてもスッキリした。 ゴロゴロしていただけだが、長期の休暇をとったかのように気持ちがいい。 さあ、明日もがんばるぞ!おー
今日は夜空がとてもきれいだった。 夕方からオレンジ色に輝く太陽をしょって移動していたが、雲がすくなくきれいな夜空が見れるかも・・と期待していた。 仕事を終えて帰宅し、準備を整え車を出す。 自宅から目的地までの道は昼間通っても好きな道だが、夜はさらに明かりが美しくて大好き。 少し遠回りだが、いつも好んでよく通る。 国道330号線をナハから北上。普天間交差点を左に曲がり、国道58号線に向かう。 しばらくまっすぐ走っていくと、なだらかな長い下り坂。 その右側は基地の住宅地。 この時期は屋根から庭まで賑やかに電飾で飾られている。 映画「シザーハンズ」の世界。 晴れた日は水平線が見え、その色は幼い頃より目に焼き付いている。 今日みたいに空気が澄んでいる日は、夜景も普段より美しい。 空の星が地上に落ちてきたようだった。 オレンジ色の街灯に彩られ、そこだけ別の場所のようだった。
先週の土曜日の昼間、昼食を買いに行く道でヘリの音が聞こえたので空を仰いだ。 青空に白いヘリが旋回ではなく、一カ所で止まっている。 日曜に行われるマラソンの下準備だろう。 かなり高い位置に見えたが、音はすごい大きかった。 職場の近くでヘリを見かけることはそう多くはない。 何かのイベントの時くらいだ。 だが、自宅近辺はほぼ毎日その姿を見る。 演習用のものなので、色も暗く、低い位置を飛ぶ。
今日は9時過ぎに帰ってきたが、その時間も演習していた。 自宅近くの基地へはこのヘリと輸送機がよくやってくる。 何かあると明け方近くまでエンジン調整の音がうるさい。 ウチはまだ離れている方だが、基地周辺の家は眠れないだろうなと思う。 二重サッシの窓になっても、うるさいものはうるさいだろう。 同じ市内にある普天間第二小学校は、基地の中に運動場がある。 墜落や落下物との危険もあり、本当に早くいい方向に返還が進んで欲しいと思う。
夜中の低空飛行のヘリ。日中のヘリ。 ヘリに乗っている人の顔が見えることを普通だとは思いたくない。
今日は借りてきていた「Babe」を見た。 ストーリーはある程度知っていたので、画像を観察しながら見ていた。 牧場ののどかな風景と古いが居心地のいい家がとても印象的。 夕焼けの空の色や早朝の冷たい空気の色にいたく感動してしまった。 羊の群がいる牧草地の緑。その周りの柵。 必要なものを必要な所に配置しただけだろうが、とても美しかい。
あの空の色。 ここでも見ることができるだろうか。 あの居心地の良さそうな家。 古いカップボードまでが暖かい空気を醸し出していた。 自分の好きなものを大切にしたいと思った。
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