goyan's diary

2001年12月22日(土) 週末の虹

朝から降っていた雨は夕方近くにはあがっていた。
帰り道、北西に虹が出ていた。
虹に向かって走る。

バックミラーには灰色とオレンジ色の空が映っている。
低くぼこぼこの雨雲の切れ目から夕日に染まった空が見えている。

虹は近付いてきてもだんだんと薄くなっていった。
家に着くと辺りはオレンジ色の空気に包まれていた。
車を停めるとガラスがゆっくりと白く曇っていく。
急に寂しくなって車から出る事ができなかった。
灯はついていても誰もいない家に入れなかった。
しばらく車の中でぼおっとする。

会いたい人に会えない時はどうすればいいのだろう。



2001年12月21日(金) 検問

今日は朝から雨が降っていて寒かった。
3連休前ということもあってか、夕方から道は大混雑。

夜には混雑も少し緩くなっていたが、今度はなぜか渋滞。
で、見ているとあちこちで検問していた。
スピード違反ではなく、全ての車両を停めて免許証の確認。
私も車を停められ、免許証の提示を求められる。
暗い中、バッグをごそごそと探し、免許証を差し出す。
・・・・ゆうパックのポイントカードだった。
気を取り直し、また探して今度はちゃんと免許証を出す。
「酒気帯びの検問かと思いました」と言うと
「それもやってるんですが、コーンを倒して逃げる人もいるんですよ」と。
そんな事やったら「酒飲んで運転してます、ごめん〜〜」って言ってるようなものなのにね。

酒気帯びでの事故は少なくはない。
できればそういった事故は起こらない方がいい。
もっと自制できんかな〜と思ってしまった。
寒い雨の中の検問、お疲れさまです。
少しでも事故の抑止になりますように。



2001年12月20日(木) エンジンのかからない日

自分の体の中のエンジンがかからない日がある。

例えば
昼過ぎに起きた日
起きたのに二度寝してすんごい時間に起きた日
前の日遊びすぎた日
寒くて布団から出たくない日
お腹があまりすかない日

それに「予定が入ってない」という項目がプラスされると、エンジンがかからなくてもいいような気がしてくる。
そんな日は日溜まりで丸くなって燃料補球。

食べ物より薬より
そんなダラダラが私の燃料になっているらしい。
明日はかかるか?エンジン!



2001年12月19日(水) 早めのお祝

ちょっと早いけどお誕生日のお祝をしてもらった。

本来の私の誕生日は国民の祝日なので忙しい。
ゆっくり、のんびり楽しく祝ってもらった。
おいしい料理と手作りのケーキ、そしておしゃべり。
普通の日に産まれていたら、こんな気分の誕生日なんだなって思った。

でも、特別な日に産まれてるから、その日と一緒に私の事を思い出してくれる人も多いんだろうな。

なんか朝から夜まで嬉しい気持ちでいっぱいだった。
ありがとう



2001年12月18日(火) たんこぶ

今日、とある事務所に行った。
そこの中を伺おうと顔をひょっこり出した・・・つもりだった。
ゴン!とあたり一帯に響く音。
自動ドアのガラスに力一杯私のおでこがぶつかった。
目から星が出た。
とても痛かった。
とても恥ずかしかった。
何の音かわからずキョロキョロ見回す人もいた。

・・・・もうすぐ○○才にもなるのに・・・・
今はたんこぶとしてその事件の名残りを伝える。

しかし、本当に痛かった。



2001年12月17日(月) 仲直り

夕べ、日付けが変わる頃。
友だちから久々の電話。
もう1年近くやり取りしていなかった。

久しぶりに会いたいとのこと。
自分から会いに行けないので来て欲しいと。
都合のいい日に来て欲しいと。

1年程前、何度か約束してすっぽかされ、頭にきた私はずっとその人と連絡をとっていなかった。
すっぽかされる度に、謝りの電話は入るのだが、また同じ事を繰り返す。
当時、まだ勤め人だった私にとって日程を調整するのは大変な事だった。
今なら笑って次の約束をするのだろうが、当時は何度も約束を破られて怒ってしまった。
数カ月すると私から仲直りしようにも連絡のとりようがなくなっていた。
これを逃すともう二度と会えないかもしれない。

笑って新しい年を迎えられるように、仲直りのチャンスが来たのかな。
それにしても正月が近くなると、みんな私を思い出すようだ。ははは



2001年12月16日(日) 花の匂い

夜、洗濯物を干すために外へ出た。
すごくいい花の匂いがただよってきた。
この匂いを嗅ぐとなぜか雨上りの夜道を思い出す。
まだ車に乗っていなかった頃。
この匂いを嗅ぎながら家路に着いたっけ。
自宅の庭から漂ってくる匂いではない。
でも、庭の想い出の一つとして、この匂いは存在する。

勤めていた職場の駐車場でもよくこの匂いが漂っていた。
同僚とお喋りしながら車に乗り込む少しの時間。
この匂いを楽しんでいた。

今は思い出すだけ。
胸いっぱいにその匂いを吸い込んで、中に入った。


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