自宅の階段から落ちた。 足と頭が痛い。 親は・・・笑っていた。 すべる靴下は嫌いだ。
痛い。くすん。 右手ひねった。ひーん
友だちが引っ越したので、ケーキと焼きたてパンを持って遊びにいった。 コーヒーとケーキを楽しみながらおしゃべりしていた。 気付くと、私の正面に夕日らしき光。 その部屋は西側に窓があり、すりガラスが入っている。 そのすりガラスの向こうにオレンジ色の夕日が見えた。
視界が効く時の夕焼けもきれいだが、すりガラス越しの夕焼けも今までと違った感じがしてとても良かった。 最近はなかなか写真を撮る機会がないが、またこの素敵な景色を自分の目に収めるだけにする。
あのぼよんとした輪郭、色。 いつも見るものと違うのは新鮮だ。 明日も晴れるかな?
昨日、今日と仕事に行った先は丘の上だった。 東シナ海を見下ろし、賑やかな市街地の景色も見える。 ここから見る夕焼けは絶景だ。 風も強く、他に高い建物もない。 横を見ると丘の稜線が見え、木々が揺れるのを見る事ができる。 12月といえども、晴れるとすごく暖かい。 でもそこはいつでも強い風が吹いている。
いつもそこに行く度に、景色をカメラに収めようと思う。 でもまだそれは実現していない。 もっと別な部分で景色を楽しみたいようだ。
好きな景色。 でもそれは写真に残すと違うものになる。 まだ目で脳で心で味わいたいのだろう。
今日は午後から会議室にてお仕事。 男性ばかりの集まりだ。 寒いので窓は閉め切っている・・・ ほとんどの方が喫煙者。 煙りの苦手な私は、夕方頃から目はかすみ、くしゃみは止まらず・・・ 頭は煙り臭く・・・
たばこは吸わないで・・・とは思わない。 でも休憩時に吸って欲しいな。 ずっと煙りの中にいる私は、それだけできつかった。
「煙りが目にしみる」は名曲だけど、実際はいやだねえ
朝から強い風が吹いている。 何もかも吹き飛ばすみたいだ。 屋外に灯った灯りもゆらゆらとこころもとない。
まだ吹き消さないで欲しい。 まだやり残していることがあるだろうに。 まだ話したい事があるだろうに。
その強い風にも負けず、まだ灯りを消さないで。 私からもまだ伝えていない事があるのだから。
久しぶりにいろんなテープを引っぱりだして聞いている。 大好きなイタリアのバンドだ。 高校生だった私はその声にびっくりし、また感動した。 それ以来、入手できるものは手に入れた。
深い森の中を男の人がゆっくりと歩いている。 もやがかかってあたりは静か。 確かインスタントコーヒーのCMだったと思う。 その静けさとは打って変わって、カンツォーネの発声でロックを奏でる。 衝撃的だった。
来日講演は運良く、私が東京にいる時にあった。 生で聞く彼女の声に私はずっと鳥肌がたっていた。
そういうことを思い出した。 あれから何年たっただろう・・・ この声を聞くといつも私は背筋が伸びる。 大きく息を吸い、一緒に歌う。 今までの時間を思い出しながら。
ぽかぽかして気持ちがいい。 いつの間にか寝ている私の顔に太陽の光が射す。 目を閉じていても明るい事がわかる。
ん〜 暖かくていいなあ・・・・ と、次の瞬間「今何時だ?」と気付く。 太陽が顔に射すまで寝ていては大寝坊だ。 それまでの幸せな気分は吹き飛び、慌てて飛び起きる。 身支度を整えていると、やっと気付く。 「あ、朝は予定がなかったんだ」と。
そうして半端な身支度のまま布団に戻る。 またぽかぽかした暖かさを楽しみに。
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