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先に書いた朝日新聞の事。年が明けて新たな路線にゆっくりと変わって行くのかと思いきや、12日の朝日の朝刊に、「安倍晋三氏と中川昭一氏がNHKの放送に政治介入」の記事が掲載された。何の事かと読めば、01年1月に放送(教育放送)した特集番組 「慰安婦制度の責任者を裁く<民衆法廷>」で、これに政治介入した事は許されないと言うような内容。
なんで今頃とお思いでしょうが、今年は教科書採択の年ですね。間違いなくそれと連動している。何が何でも阻止したいらしい。安倍さんと中川さんの歴史認識は「新しい歴史教科書(扶桑社)」と同じ、もしくは賛同者である。
それが気に食わない朝日はこの二人に「権力・悪」を印象づけさせるためにやったのだろうが、逆効果だろう。この人達が「北朝鮮拉致」に関してどれほどの貢献をしてきたか世間は知っている。これでまた部数を減らす事になるだろう。
「民衆法廷」と言えば聞こえがいいが、アメリカ開拓時代、広大な米国の事、お上から派遣される裁判員を待ちきれず、勝手に町民が集まり、犯人らしきものを断罪し縛り首にしたあれと同じ、簡単に言えば「リンチ(私刑)」である。 よりにもよって、リンチがNHKの教育放送で流される事自体が異様である。
放送法(国内放送の放送番組の編集等)
第3条の2 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。 1.公安及び善良な風俗を害しないこと。 2.*政治的に公平であること。 3.*報道は事実をまげないですること。 4.*意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
2.左翼偏向、 3.慰安婦は従軍(じゅうぐん、とは、軍から給料をもらって同行する 例:従軍看護婦・従軍医師)などしていないし、日本軍の性奴隷?でもない。 4この会議(民衆法廷)」が九段会館(何でここで??)において開催された時、玄関で検閲があり、意見の異なるものは入れないと念書をとられている。
*広辞苑四版(1992)の従軍慰安婦の項は大間違い、三版(1990)の広辞苑には「従軍慰安婦」の項はない。辞書は複数見た方が良い。 辞書も迎合する。
安倍晋三氏と中川昭一氏が抗議した(05/01/16-抗議する以前の問題であったようである。)事は正しい。
2005年01月10日(月) |
韓流が、あ・かん理由 |
韓国のタレントに騒いでいる人たちがいる。政治と文化は別物だと思っているのは日本人だけで、以下のぺージにとんで、今日本で人気のタレントや歌手達が、自国で人気ものになるために、どんなことをしているか見てみるといい。 根は反日です。
韓国のタレントが何をしているか
01/11 補足 上のリンク先さっそく検閲が入ったようで、本日消滅していた。現代ネット上で行われている焚書坑儒をまのあたりにした。 いったい誰が検閲しているのだろうか。 内容は、自分のプロモーションビデオに日の丸を焼くシーンを入れて発売したタレント達。反日映像に出演して表彰されるタレントなどを映したものなどがあった。他に日韓サッカーの試合で伊藤博文を暗殺したテロリスト、安重根の垂れ幕が掲げられている写真などがあった。
01/31 ↑別ページが見つかったのて、リンク有効です。 02/15 またリンク妨害 確認
各新聞のコラムをいつも読んでいる。産経の「産経抄」、読売の「編集手帳」・「読売寸評」、朝日の「天声人語」「ポリティカにっぽん」・「日本@世界」、日経の「春秋」、この内、保守系の産経と進歩派文化人の集う朝日の名物コラムニストが相次いで降板した。
「産経抄」の石井英夫さんは、先年12月半ばあっさりと降りられた。産経抄には教えられる事多かった。以後の記事、たん譚より、どう見てもその内容から年下の若造が書いている。なんかなじめないが、今はまだ様子を見ている。 筋が通ればそれで良し。
朝日に昔、本多勝一と言う記者がいた。この人は、著書「中国の旅」を、100パーセント中国人の言った事を鵜呑みにし、裏をとらずに書いた。 虚構の「南京大虐殺」を広げた張本人である。今裁判で2.3件訴えられている。本人は、「中国人が言った事をそのまま書いただけ」と、居直っている。
未だ朝日はこの系統の人々の巣窟で、「地球市民」という言葉が好きな「ポリティカにっぽん」を書いていた、早野透がいる。喜ばしい事に、04年12月で終了した。この人、その方の言論人にしょっちゅうやり込められている。 多くの人を変な小理屈でミスリードしてきたのだから、終了してまことに目出たい。
一方「日本@世界」の船橋洋一も04年12月で休載 となった。 これも目出度い。これしか読まない人々はそのねじ曲がった小理屈に簡単に納得してしまうだろう、今まではよかったが、最近は一般の常識人が勝って、朝日に見る小理屈についてくるものが無くなり、部数も減って行っているようで。短期に二度三度勧誘に来るのを見るとかなり逼迫していると思われる。 朝日新聞はこの二人をおろした後、どういう路線で行くのだろうか。
朝日は、中国の都合の悪い事を書かない事を条件に、かって、一社だけ北京に支社を置く事が許された。「北朝鮮はこの世の天国理想郷」とキャンペーンを張り、率先して北朝鮮に人々を送り返した。今はまるで被害者面で拉致家族に同情を寄せている。教科書誤報事件も、産経は一面で詫びたが、朝日は、文化面何段目かのベタ記事扱いだった。
朝日新聞の過去の記録を納めてあるマイクロフィルムには自社の都合の悪い記事は削除されていて、共産党の様(自分達は無謬(誤りが一つもない))である。今後もこの路線で行くのだろうか。国旗国歌も反対で行くのだろうか。
皇室は無くなればいいと思っているのに、先日の園遊会で将棋の米長(東京都教育委員 )さんが「これからは各学校に国旗国歌をちゃんとかかげるようにしていきます(これは法律で決まった事)」と言った事に今上天皇が「強制はいけません、云々」とおっしゃった事に狂喜し、鬼の首をとったような騒ぎで記事にしていた。
決まった事を強制と言うなら、義務も強制になってしまう。そのくらいの事をバランス良く書く能力がないばかりか、にわか天皇ファンになってしまった。 こういうのを二枚舌、すなわちダブル・舌ンダート゜という。
これからどう変節するのか今年の朝日新聞は見物です。
*年賀状は、寒中見舞いという形で出しました。
ある日一人の男が、ニューヨーク自然史博物館の恐竜展に行った時の事。 男は巨大な恐竜の骨格を見て、どれくらい前のものか知りたくなって、隅に座っていた年配の館員らしきおばさんのところに言って訪ねた。 「ちょっとうかがいますが、あの恐竜の骨はどれくらい古いものなのですか?」 館員は男の顔を見て、キッバリと 「六千万三年前です」と答えた。 「六千万三年!??、どうしてそんなに正確に年代がわかるんですか? 信じられない、どういう事なんですか、その六千万三年というのは…。」 館員はきっぱりと 「それはですね、三年前に私がここに就職した時に、あの骨は六千万年前のものだと教わったんです」
*日本を思うと今年は素直に「おめでとう」が言えない。まだ年賀も書く気になれない。
引用文献:脳の中の幽霊(PHANTOMS IN THE BRAIN) V.S ラマチャンドラン サンドラ・ブレイクスリー
国旗と注連飾りを玄関に。
除夜の鐘を聞きながら、先刻打った蕎麦を、スペイン産の CAVA(発泡ワイン)でいただいた。 これは例年と同じだが、今年は雪みぞれ雨と天気が忙しなく変化した。 一夜あけると日本晴れ。快晴。 江戸時代、武家はさておき、一般の人々は、元日はする事少なかったようである。が、江戸上空には鶴が沢山舞ったようで、見物だったらしい。その光景は錦絵にも残っている。 学生の頃、千束(せんぞく)と言う所に住んでいた。この辺り、江戸の頃は田圃ばかりの地で、鶴を呼び寄せるための餌やりがいたそうだ。 将軍は鷹狩りの折、鶴を捕って、朝廷に献上すると言う定めがあった。そのために鶴を餌付けして寄せていた。 だが、江戸を訪れた外国人が狩猟の楽しみに片端から撃った。その結果、明治に入る頃にはもう見られなくなったようだ。
花を飾る事は、ヨーロッパ諸国など今では誰も疑わないが、早くから花を飾ると言う事を実践していたのは日本人だった。 日本に来た外国人達は驚き、馬を駆って、町外れの百姓の住む、藁葺屋根の家を見に行った。藁葺屋根の棟には当時、菖蒲のような花が一列に飾られ植えられ、庭にも可愛らしく植えられていた。日本ではそれは当たり前の景色であった。 当時の外国人達は花を飾ると言う行為に少なからず驚いている。
イギリスで騒がれ、日本でも一部の人達が熱を入れているガーデニングとやらも、もとをただせば日本発とみていいだろう。
当時日本中から集まった大名達の屋敷が江戸にはあって、その家屋敷を飾るため、それを職業とする人々がいて、縦横数キロに及ぶ、樹木や花々の大植林園、花園があった。 これらを目的に日本に来た 英国人の一人は、日本にあるほとんど全種類の花・木を持ち帰った。 長崎の出島に独逸人医師のシーボルトがいて、その家の庭園にどうしても手に入れたい株があるのを知ると、上の英国人はシーボルトの留守中に忍び込んでまんまとイギリスに持ち帰った。
日本から、どんどん日本が無くなり、例えば学校の音楽室にはよその国の音楽家の肖像が並び、多額の助成金を出してよその文化を教へている。 明治人を作った寺子屋にそんなものはなかったゾ。
お正月、とは言っても本来旧暦で言えば、今日はまだ11月21日、ま、それはともかく、せめて大晦日元日は家にいて、日の丸と注連飾りを玄関にしめし、屠蘇をいただき馳走を食べ、静に過ごしたいものだ。
正月になに用あって外国へ
2004年12月13日(月) |
ペンタゴンを貫いたもの |
ちよっとおくればせだが、9.11のペンタゴン(アメリカ国防総省)攻撃の真相の一部始終が、黙ってみてればずばりと(英語・仏語わからずとも)わかる。 まぁ、御覧あれ。激突したのは旅客機ではない事がわかる。
PENTAGON STRIKE 仏語版 英語版
この秋、雷鳥(サンダーバード)を食べた。イギリスでとれたものだったが、鴨の胸肉にもっとレバーの重さを加えたものと思ったらいい。美味であった。
昨日 町内の回覧板によると、町内にもイノシシが出没しはじめたので注意してくれ、の記事。ぼたん鍋は丹波で食って以来だから、これから夜、外に出るときは、なたを持って行く事にしよう。
近くに鹿ケ谷(ししがたに)と言う所がある。ここは、その昔、よく鹿が出た所から付いた名前らしい。今は猪らしい。 ついに異常な気象で、こんな所まで猪が来るまでになった。 多分、度重なる台風で、椎やドングリの実が早々と落ちて、食べ物がなくなって、おまけに暖冬のせいで実が結実しなかったのではないか。それで下界に降りてきたのだろう。 熊も鹿も、山では至近距離で出くわした事がある。 熊の手も、鹿も猪もとても美味い。たん譚に出くわしたら運の尽きと思いなさい。庭から見える、黒谷は、今紅葉している。
もうこれ以上なめられてはならない。
■声をあげてください−皆様にお願い
今こそ経済制裁を!(メール・葉書送り先)
メールは首相官邸のホームページ
のトップページ右下の「ご意見募集」をご利用下さい。
葉書は、100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
もし賛同されましたら抗議をお願いします。
いつもは、つくる会(新しい歴史教科書をつくる)の催しなどがある商工会議所の同じ会場で、「台湾茶と日本茶」と銘打って講演・討論会があった。四時間と少しに及んだが、得るものが多くあった。 出演者は、元台湾省茶業改良場研究員の徐英祥さん、茶研究家の谷本陽蔵さん、食育・料理研究家の坂本廣子さん、司会は関西学院経済学部の助教授、寺本益英さんであった。 話を聞いていても、台湾の人は、本当に日本人と馬が合う。朝鮮と台湾が昔、約50年間日本だった頃(植民地Colonyではなく併合annex)、朝鮮人の待遇の方が、台湾人のそれより上であった。にもかかわらず、敗戦以後、朝鮮人は威丈高になり、少なくとも国やマスコミは反日的になり、日本語を喋る事は忌諱された。 ところが、台湾人はちがった。大陸本土から渡ってきた中国人の態度風体を見て、日本時代とあまりに違う事に驚いた。李登輝(京都大学卒 注:正確には中退、戦時下の42年に台北高校から京大に進学、翌43年に学徒出陣、日本陸軍少尉として終戦を迎えた)の出現もあって、朝鮮と違いとても親日的である事は、台湾の教科書と韓国のそれとを比べでもよくわかる。また台湾には台湾俳壇があるくらい、日本の俳句が盛んである。 今台湾から中国に飛び火して盛んになっている、「茶藝」も、日本の煎茶道やお茶がもとになっている。 そこで「茶藝」、まことしやかに茶藝で言われている、農薬が付いているので一煎目を捨てるなどはとんでもない事で、現在台湾では行われていない。「一煎目を捨ててどうするか!」、が専門家の言。 ずっと鉄観(冠)音は、烏龍茶だと信じて疑わなかった浅学だったが、今回の講演で、台湾茶は大きく包種茶、*烏龍茶に分けられて、鉄観(冠)音はどうやら包種茶に入るようであった。
いろいろ学問的な事も面白く聞いたが、特に印象に残った話は、高級烏龍茶のあのココナッツミルクのような、蜂蜜のような、えも言われぬ香りは、*浮塵子(うんか)がもたらすという。
その浮塵子が茶葉の養分を吸い出す時に、蜜の香りなどを葉に移すのだと言う。良い葉は、煎れた後、葉を広げて、ガラス窓に貼付けて光りにかざすと、点々と黒茶色の刺した痕があるという。これは後日確かめた。確かにあった。
台湾の製茶は開かれていて、日本人にも製法を隠さない。ところが、中国では日本人には製茶法は絶対見せないと言う。
後援会中、徐さんの肩を谷本さんがポンとたたき、 「こいつは、50年前は日本人だったんだ、そういう関係をふまえて、考えていかないといけない」 と言った。見ていて微笑ましく、そう言えば、台湾の高山、阿里山に向かう列車の中に貼ってある日台の鉄道記念プレートには日台兄弟ではなく、日台姉妹と書かれてある。兄弟だと、兄が弟より優位な感じがするが、姉妹だと仲の良い、対等な感じかする所からそうしたのだろう。そこまで考えてくれている(都市間では姉妹都市と言うが…)。
これほどの片思いの台湾より、中国を将来の経済面からだけで重要視し、この前小泉首相は米国で、「台湾独立」を指示しないと言ってしまった。それとは反対に、台湾の重要さをよく知る、石原慎太郎東京都知事が訪れたさい、私は「東方美人」という烏龍茶が最高だと思います、いつも買って帰りますと、その親密さを示した。 一般に日本はアメリカ属国になっているというが、なに、アメリカは靖国神社参拝に反対したり、日本の歴史にちょっかい出したりはしない。いまやどちらかと言えば、中国の属国になっている。主権意識がない政治家が多い日本は、かっての朝鮮がそうしてきたような、事大主義(相手に依存し、強い方につく)に落ちいっている。
*烏龍茶 俗に半発酵茶などと言われるがまちがい。発酵ではなく、カテキンの酸化の度合いによる。
*浮塵子(うんか) カメムシ目ウンカ科の昆虫の総称 稲の大害虫、小糠虫(こぬかむし)
2004年11月17日(水) |
もう一つの戦争展 -日本人としての矜持- |
ちょっと紹介するのが遅くなりました。 今週の土日、京都駅前 ぱ・る・るプラザKYOTOで「もう一つの戦争展」があります。 戦争と聞くと、かたくなに否定してしまう人、拒否する人。今日、世界のどこかで戦争は絶える事なく行われており、戦後の60年、日本は米国の核の傘の下。安穏と過ごしてきた結果、拝金主義者、文化享楽者は増え続け、国の危機や、主権などということはそっちのけで来てしまった。 いつの間にか、最高学府、政府、マスコミ、放送局などに日本を内から崩壊させる日本人が入り込んでいる。
他の国で、国旗国歌でこれほどもめる国がどこにあろうか。 私達の祖先が、命をかけて戦い、負けはした(近代戦で負けたのは、物量にもの言わす米国にただ一度だけである。)けれど日本は残った。 今一度、戦争を違う視点(マッカーサーは日本の戦争は侵略戦争ではなく、防衛戦争であったと認めた)で見直し、いまそこにある現実として、自分自身が、戦争になった時に、どういう態度をとるか考えるよすがとしたらどうだろう。
有無をいわさず、戦争はおこる時にはおこる。

映画上映もあります。 入場無料 「明治天皇と日露大戦争」-1957- 新東宝 監督 渡辺邦夫
「日本海大海戦」-1969- 東宝 監督 丸山誠治 主演 三船敏郎
主催:もう一つの戦争展実行委員会 連絡先 高柳祐一 電話 090-3056-2626
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