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2005年06月25日(土) あってもない情報



 6月19日に東京の,日比谷公会堂(日比谷公園内)で行われた「人権擁護法案反対の集会に二千人を超える人たちが集まり、その「非」を訴え,内外に問題提起したのにも関わらず,マスコミでとりあげたのは,新聞社では産經新聞社だけであった。
 最近個人情報でも保護法が決まってから,何を勘違いしたのか,個人情報保護法に基づいて、あなたがメールで注文した商品内容も、あなたに(本人に)お知らせしませんとメールがきた。ではどうやって注文内容を本人に再確認するのか。馬鹿も休み休み言え。

 このうえ「人権擁護法案」が通ったらどういうことになるのか。三権力とは独立させて存在させ,一旦、人権侵害の疑い有れば,警察とは関係なく各個人の家に踏み込む事が出来る強制捜査の権限を持つ組織となる。

あなたが、たん譚が,ご近所に住む人の悪口を半ば冗談でいったとする。言われた本人は冗談だと思わず,人権?を傷つけられたと訴える,そうするとその組織から問答無用て強制捜査され,家に踏み込まれ捜査を受ける事になる。
もっと怖い事に,人権団体はすでに日本全国に散らばって存在し,おまけに朝鮮総連と密な関係に有る。この法案が通ったら,「拉致議連」など朝鮮人への人権侵害という事で即日訴えられ、捜査がはいるだろう。テレビ新聞その他あらゆるところで狩りが行われ,暗黒の世界になることは間違いない。
明日は我が身である。

こんな恐ろしい法律が通ろうとしているのに,チヤンネル桜以外のテレビでは、自衛隊が今日何をしているかを流さないのと同様に、流さない。新聞も一社をのぞきまったくといっていいほど書かない。かっての「拉致事件」の時と同じである。

これに限らず新聞・テレビは,文化欄で言えば、自社に関係しないものは流さない。

例えば現在,産經新聞だけをとっている人には,横浜美術館で開かれている「ルーブル美術館展」は存在しない。主催が日本テレビ放送網、読売新聞東京本社だからだ。美術愛好家のためとか,美術文化普及のためにとかで載せる訳ではない。
同様に,読売新聞だけとっている読者には,現在,兵庫県立美術館で行われている「ギュスターヴ・モロー展」は存在しない。なぜか。主催が兵庫県立美術館、産経新聞社だからだ。
 

<訂正>上記 部分は、そうでない事を自己確認しました。よって撤回します。ルーブル美術館展は小さいながらも、産經新聞のガイドに載っております。05/07/24



人権擁護法案についててっとりばやく→人権擁護法はやわかり










2005年05月25日(水) 1997



 1997年に醸造し樽詰めして,一年寝かせて瓶詰めしコルクを打って寝かせておいた、カベルネ・ソービィニョン60%,メルロー40%の赤ワインをあけてみた。醸造後,三年経った頃あけた時は心底がっかりした。
全然うまくなかった。リンゴ酸の香りが強く,やっぱり置けばいいというものではない,寝かせておく価値の有るワインではなかったのだと,どうにもならず,一口飲んで あけた残りは捨ててしまった。

 ところが,これが七年経って蘇った。美味い! ボルドーのVdP(Vin de pays ヴァン・ド・ペイ)クラスぐらいの味わいは有る。よく一般的には駄ワインは置いても駄目だと言われる。が,実際に七年置いてみた(温度は15 ℃位にて)ら,ちゃんと飲めるワインになっていた。なんでも頭だけで理解して済ませずに,実際にやってみることが大事だとあらためて思った。

感慨に耽っていたら,パリのミシュラン三つ星(よく混同されて五つ星と書かれているのを見るが,レストラン味の格付けの最高位は三つアステリスクで***と表記される。五つと勘違いされているのは,豪華さの五つフォークナイフマークを間違えたのだろう)有名レストラン「ルカ・カルトン」のオーナー兼シェフ, アラン・サンドランスが、同店をより低価格で気楽なブラッスリー(カフェレストラン)に 改造するというニュースを聞いた。
毎年のミシュランの格付けに、ほとほと疲れてしまったらしい。
これで,一・二年前も自殺者を出しているくらいだから,その心労は相当なものなのだろう。
 80年代中頃,「ルカ・カルトン」で夕飯を食べた。新婚旅行を兼ねて3〜4ヶ月ヨーロッパを巡っていたときの事。金はなかった。金はなくても一流店で食べる手だては有る。日本でやると,「一杯のかけそば」になってしまうが,フランスではごく普通に注文できる。値段は半分で済む。ようするに,一人前を二人で食べるのだ。今はそうでもないが,日本人の感覚からすると,あっと驚く量が出てくる。例えば皿にとり丸まる一羽とか。
この時も,リ・ド・ヴォが一人前が一個(一頭分)だった。
二分の一フルコースでちょうど良かった。
ギャルソン(ウエイター)が,両後ろ,あっちこっちに,うじゃうじゃ二十数人はいて,それぞれが,どこかのモデル雑誌から抜け出てきたような男たちばかりだった。場慣れしていないと気後れして,味わうどころではない。
もう以前ほど,一流と言われる店には興味がなくなり,地方料理店や,大人数がわぁわぁ言いながら集って晩餐しているところ,たとへば,世界で初めてのレストランと言われているプロコープなどで,大勢の中(50人~100人くらい)に埋もれて食べるのが心地よく感じられるようになった。

* 胸腺肉。 仔牛や仔羊だけにある、非常に柔らかく淡白な部位。ris de veau













2005年05月13日(金) 象さんゆうり…か?(1)



「唐の国は、ことに人の心の悪しき国にして、よこしまにのみする」
                -賀茂真淵(江戸時代の国学者)-

「中国人は嘘をつくことを恥と思わぬ厚顔無恥」
               -新渡戸稲造-

 カントやモンテスキューも,中国人は嘘つき だと言っている。もっともモンテスキューは同「法の精神」の中で,日本の事を少しいい加減を言っているので、その分差し引くとしても,昔から中国人の評判はよろしくない。

 ついでに言うと,朝鮮人はもっと悲惨である。
李朝末期(明治27年ー明治30年)の朝鮮を歩いた英国婦人のイザベラ・バードという人が「朝鮮紀行」の中で,「世界で二番目(一番は北京)に不潔で,朝鮮人というのはくずのような民族で,その状態は望みなし」とまで書いている。
反面日本人に関してはまったく評価は逆である。

こんなにまでぼろくそに書かれたら,朝鮮人でなくても 立つ瀬がない。この人の本が,韓国で未だ発禁本であるのもうなづける。バードは当時としては,教養ある人で他に著書もある。


 秦の始皇帝や三国志の話がいくら面白くて立派な話のようでも,日本の各時代の成り立ちとは全く異なものである。日本人で,日本の各時代の天下を取った者たちが,夜盗や盗賊団の親玉だと言われたら,納得する人がいるだろうか。まずいないだろう。 
ところが,支那の歴史ではそうなのである。
なぜそうなのかと言えば,こうなのだ。
 いつの時代にも不満分子はいる。そいつが一念発起,革命を起こそうと決意して立ちあがり,徒党を組んで王朝に戦争を仕掛ける。そうすると腹が減る。

 日本と違って,昔支那では兵隊の家族は,鍋釜所帯道具持って軍と共に動いた。だから支那の軍隊は,三十万とか五十万人以上の規模の組織になる。これが食料調達のため,行軍途中の村々になだれ込み,略奪し,食い尽くす。(南京入城後の日本軍のように,支那人から買ったり,後で払うからと,借用書を書いたりなんかしないのだ。)
これをやられると,あの村この町は次の日から飢餓に苦しむ事になる。そこで,仕方なしに村ぐるみ町ぐるみ軍についていく事になる。そうすることで少なくとも餓えはしのげる。
 こうして,軍は膨れ上がる。実戦隊はその内、十分の一くらいで,あとの家族などは谷間に隠しておいて戦うのである。だから,支那ではどんな偉い人でも,天下を取った人,取ろうとする奴はみな盗賊と言う所以である。毛沢東であろうがなかろうが,皆同じである。


「起義」という言葉がある。毛沢東が,中華人民共和国建国後,使い始めた言葉で,党員教育のための教科書として作つた「中国革命と中国共産党」で「秦の陳勝・呉広・項羽・劉邦からはじまり、漢の新市・平林・赤眉(せきび)銅馬および黄巾(こうきん)、随(x陪の。5/06.01訂正)の李密・竇建徳(とうけんとく)、唐の王仙芝(おうせんし),黄巣(こうそう)、宋の宋江・方騰、元の朱元璋、明の李自成を経て清の太平天国にいたる大小数百回の起義は…」という風に使った。
意味は「農民の正義の武装蜂起,又は農民の武力闘争」である。

ところが,陳勝・呉広以下太平天国にいたるまで、それ以前,中国では「盗賊」と呼ばれていた。
毛沢東が勝手に改竄したのだ。

「造反有理」は,不満分子がいっぱい集まって巨大になってやる反乱の元はと言えば 上位のものが悪いのだから,上の者をやっつけてもいいのだ,経営者を殺して食ってしまってもまぁ仕方ない。象さんは有利なのだ,というわけだ??現中国共産党政権が言っている「愛国無罪」あれと同じようなものだ。

ちなみに中国の「正史」はどうやって決めるか。
結局,前王朝から継承されたものが選ばれるか,君臨した長さ!で決める。
信頼できる正しい事実が書いてある歴史書では全然ない。明王朝を倒した李自成が建国した「大順帝国(1641〜44)」は期間が短いという理由から「正史」には載っていない。

参考文献:  歴史から消された日本人の美徳 黄文雄
     中国の大盗賊完全版 高島俊男
      朝鮮紀行 イザベラ・バード









2005年05月11日(水) 災難は続く



コンピュータが十日くらい前から,2台立て続けに動かなくなった。ノートブックの方は貴重な映像が入っていた。知る限りの知識を動員して復旧を試みたが駄目だった。かろうじて起動CDでデータは吸い出せたが,ついにハードディスクは認識されずじまいに終わった。今まで解決できなかった事はなかっただけに,相当こたえた。幸い,まだ保証期間中で無償でハードディスク交換できることになった。
 デスクトップのほうは,Macに親指シフトの小さいキ−ボ−ドを繋ぎトロンで書くという三つのOSを股にかけるという妙な事をやっていたため凍りついた。
仮名入力JIS標準は,四段にわたってキ−ボ−ドを叩かなければならない。
濁点も別に打たなければならない。「だ」は「た」+「"」と二回キーを叩かなければならない。これだったらローマ字「DA」と同じで「だ」を五千回打つとしたらキーパンチは共に一万回しないといけない。
所が親指シフト (ニコラシフト) だと「だ」は一回(正確には二つのキ−を同時に打つ)でいい。これだと「だ」は半分の五千回キーを叩けばすむ。
この差は大きい。
これがようやっと復旧した。

話変わって,先日大阪の中之島公会堂に「新しい歴史教科書をつくる会」主催のシンポジュームに行ってきた。一階は満員で二階席の端に座った。
出演者の面々がちょっと寂しい気がした。

韓国赴任二十年になるという,産經新聞の黒田勝弘記者が二人分の時間を喋ったために時間は大幅にずれた。当の扶桑社の教科書にしても,これ程なかったことが明らかになってきている「南京虐殺」をまだ載せている。しかし朝鮮での閔妃暗殺は載せていないと黒田氏は言った。審査官が自虐史観ならどうしようもない。載せないと通らない。

 今年の合格本すべてから,俗にいう「従軍慰安婦」が消えた。だが小学校高等学校の自虐的史観は旧態依然である。等々


日本人の中国への反撃始まる→日本人の反撃









2005年04月09日(土) 六畳襖の下張り



 先日。頼んであった 襖紙(和紙本鳥の子)が手に入ったので、張り替える事にした。10年くらい前に張り替えたきりで、その時は下張りはそのままで上から張った。今回は下張りも新に全部はがして張ろうととりかかった。
 幾重にもなった下ばりを剥がしていくと、新聞紙で下張りしたのが出てきた。日焼けした新聞は大正十五年二月十八日のものと二十九日のもので大阪毎日新聞だった。
大正十五年(1926)と言えば昭和一年である。約八十年前である。思わず剥がす手を止めて、読みはじめた。
これが中々面白い。当時どんな風に記事が書かれ、どんな広告があったか以下面白いと思ったものを書いてみた。小学生低学年くらいが読める漢字以外は総ルビがふってある。以下はルビ略。

 まず目にとび込んできたのが、廃娼反対という記事。
全国の貸し座敷聯合艚会が反対している。鎌倉時代くらいから公娼制度はあって、終戦翌年の昭和21年(1946年)に廃止になっているから、この時の反対は通ったのだろう。
 世間の事件の類いは
「顔きりまた現る」 ~危うく逃げた細君(嫁さん、妻の事)
悪玉金融の判決 十六日いい渡さる
実直に勤めた青年  女に身を誤る 「二葉」に惚れ込んで 主人の金で身請
手癖の悪い女中 一度許されたにもかかわらず三栄の蟇口(がまぐち)から五圓紙幣抜いて逃ぐ
荒畑寒村釈放される 
現職警官が偽電話で大金騙取
ぼろに包んだ胎兒の死體 木津川運河附近で 

 顔切りも、悪玉金融も女に身を誤る事も警官が悪い事するのも胎児を捨てるのも、80年前も今も何の変わりもない。人は進歩などしないのである。
荒畑寒村は、日本共産党 の創立に参加。ソビエト(四つの国という意味 現ロシア)へ行き、コミンテルンに創立を報告した。 今は亡き日本社会党 の結成に参加した。
 たしか東大生だったと思うが、英訳せよの問題でこの「荒畑寒村」をdesolate field cold villageと訳したアホたれがいたと学生時代に聞いた事がある。
悪玉とか、手癖の悪いとか騙しとりとか、今の三文週刊誌風が面白い。

観劇・催しは
紫明會同人作洋畫展覧會 十合呉服店
踊り子サリー・電光男児 舞踏 祭の夜 松竹座

十合呉服店 とは今のそごうデパートの前身
紫明會同人 とはどういう会だったのだろう。

新醫學博士 支那人周頌聲氏
大荷物背負った十數名の悪支那人 盗んだ品を持ち出し中その中一人だけ捕はる 
物騒がせな贈り物 煙硝と硝石缶詰め 犯人は鮮人か
技手の鮮人殴打

当時シナ人は当たり前の呼称だった事が分かる。鮮人は朝鮮人の事

その他
「佛国カーナックを凌ぐべき巨石遺跡発見さる」天孫降臨の遺跡地たる日向にて 世界を驚嘆させる大発見 鳥居龍蔵博士前後三回調査 
ランラン嬢遂に世界の覇権握る 婦人庭球世界選手権 米のウイルス嬢惜敗
東亜をつなぐ切符 東京ーロンドンが 六百三十圓
萎え行く小鳥王国 天狗は多いが名人少ない「つばめ」を飼えば頭痛がすると愛禽界の迷信 」
永久に咲く殉国の花 第六號潜水艇を 母校の庭へ
小波おじさん等 デンマーク皇帝から勲章

佛国カーナックはブルターニュ地方にあり、イギリスにあるストーン・ヘンジやドルメンのような巨石群をさす。
小波おじさんが皇帝から何の勲章をもらったかは、読み取れなかった。

広告
 健胃固膓丸 家庭に常備、旅行に必携 服用し易き 小粒健胃固膓丸。
 りん病 腎臓病 中風ちうき、 
 京都高辻初瀬川タンス
 香水線香 花之花 
 性欲衰弱・神経衰弱 ネオ・ネオ・ヨチノーゲン 注射壹圓五十銭 
 皮膚治療薬テーム水 インキンタムシ、しもやけ、ひぜん 
 世界的権威ある蛔蟲駆除豫防 マクニン 
 日本一のチェインストア 有田ドラッグ
キヽメ第一ハナトオール 鹿熊薬巌 
守妙モリミョウ 雪を溶かす旭の様にかぜねつを治し婦人冷え込みを防ぎ…

斯界の権威 ダイアナ式 空気銃 青年紳士用十三圓 少年用六圓五十銭 大毎代理部
蜂印香麗葡萄酒ーおいしくてじようになるハチブドー酒ぜひどうぞ、まい食前一杯ずつー

大阪毎日新聞に京都のタンス店が宣伝している。相当大きいタンス店だったのだろう。薬屋のチェーン店は「ヒグチ」「セガミ」や「マツモト・キヨシ」が元祖かと思っていたがなんの、80年前に有田ドラッグがすでにやっていた。

ダイアナ式空気銃とはどんなものだろう、少年用と紳士用の違いは寸法の違いなのだろうか。たん譚も叔父(エアライフルで国体の出場経験有りの本格派)の持っていた独逸製のポンプ(空気)銃でよくあそばせてもらった。普通、ポンプ銃は銃身下にあるレバーでもって空気を圧縮して、弾を飛ばす。そのため手で10回くらいレバーを上げ下げ(自転車の空気入れの要領で)しなければならないが、独逸製はたった一回で出来た。
鉛の弾も独逸製のは高級感があった。

ハチブドー酒はいまでもある。当時は食前酒として飲めといっている。

この年は、大きな発明が二つ、クロームメッキと航空燃料ホワイトスピリットが開発された。貿易は生糸、米国に向けて日本茶の普及活動

オーストラリアの白人濠洲主義を高唱するダブリュー・マックレオドが日本人排斥は人種差別ではなく、その勤勉さで働かれて、外貨を稼ぎ日本にもって行かれたらわが国は破たんするという恐怖からだと言っている。

人口の激増 年々七十五万も殖えて行く人口と書かれている。

現在、北朝鮮の工作船が出入りする清津港は、日本時代、北鮮朝鮮炭の輸出港として総督府本年度より大正二十年をもって終了する清津港築港計画五十万円に更に四百四十万円を追加して、大築港計画を行なった、と書かれている。

この日ついに張り替え他何にも出来ず終わってしまった。

*最初「六畳襖の裏張り」とつけたが、これは映画の題名で、永井荷風のは「(四畳半)襖の下張り」です。それに裏張りだと中ではなく、文字通り裏側になってしまう。よって修正。(4/16)









2005年03月19日(土) 本当の改革者



 不可思議な言動と、出所不明な怪しい人物に世間の多くは注目している。民放に新しい風を吹き込み、新聞を変え、将来はインターネットだけになるといってのけ、*「教科書なんか変えたってどうということもない」と公言して憚らない。この人物の背後には最近ソフトバンクがいるという説が出ている。yahoobbは孫の会社である。以前から朝鮮関係の写真・話題など勝手に検閲し消されていたのもうなづける。
ソフトバンクの孫正義の弟は北朝鮮にいる。
相変わらず「資金はいくらでもある」と言って憚らない。どこからでているのだろう。

 派手な言動、行動をする人はとかく衆目をひく。だがよく観察すると具体的に言っている事は何にも革命的に新しいものはない。フジテレビのディズニーランド化は、今のフジテレビの番組表を見ればもう「完了」している。
これ以上の愚民化番組は必要ないだろう。新聞は「純経済紙」にするという。そんなものはとっくに存在する。どこに新風を吹き込んでいるのか。
会社の名前自体、ドラえもんの「どこでもドア」をもじってつけたものではないのか。新しい事をしたと言えば、世間が眠っている時に、こそこそとコンピュータを使って株を買い占めた事くらいだろう。

 水島総と言う人がいる。この人こそ戦後もっとも新しい事をしたと、たん譚は確信している。去年の夏に知る人は知っているが、まったく新しい形のどこの民放にもないテレビ局をひっそりと開局した。
水島総は、かってテレビ局でドラマや脚本を手掛けた。たん譚が知ったのは、昭和三十年に映画化された、名優加藤大介の南方戦線の体験記を映画化した「南の島に雪が降る」のリメイク版の監督製作したのを見てからだ。

「チャンネル桜」は衛星放送と言う事もあって、今でも世間には知らない人が多いだろう。が、この放送局の出現で、いままで故意に避けてきた朝鮮問題や中国問題の核心をつく報道がなされるようになった。
都合の良い部分だけをカットして流すような事はしない。拉致された横田めぐみさん他に対する、普通の日本人が抱く思いを各番組の幕間に流している。
コマーシャルのスポンサーにも「日本を愛する」という国家意識を持つ事を、最低条件として募集している。この画期的な放送局こそ民放に出てきて欲しい。いままだ100万世帯位の視聴者しかいないようだ。
 
NHKには払っていないが、この放送局「チャンネル桜767ch」には、月額の視聴料約900円はちゃんと払っている。かって山本夏彦は、人は金を払うとなると番組を選ぶようになり、不必要なものは見なくなるとテレビ番組の有料化を言った。

 隠れたヒーロー、以前は考えられなかったような事をメディアですでにやってのけたのは、「ほりえもん」などではなく、水島総である。


*韓国の中国の教科書は反日に満ちている。でどうだろう、今日の両国民の対日感は。悪意と憎悪に満ちている事は誰が見てもわかる。教育によって人は善くも悪しくも変わるのだ。









2005年02月25日(金) 見えている人、いない人



 人の脳は興味がないと今そこにある、まさに目の前にあるものも全く認識できないように出来ている。
例えば支那食材店に行くとする。事前の知識も全くなく入って、ざっと見て出てくる。この時、ピータン(あひるの卵泥漬け)もサメの歯もツバメの巣もフクロ茸も、目に入っても脳は認識しない。これは実際に経験したし、人からも同じ経験をした事を聞いた。ところが支那料理に興味を持ち、その目で食材店に行くと、あらゆるものが見えてくる。

 現在、ライブ・ドア関連の事を見ていると、はっきり見えている人とそうでない人に別れている。
残念な事に見えていない人には、見えない。竹筒から世間を見ているからである。自分で勉強してたどり着くしか手はない。
 
 ライブドアの社長は、何かの座談で、フジ系テレビのディズニーランド化、産經新聞の正論路線(反社会・共産主義、堅実な伝統保守)を取っ払うと言った。この瞬間に見えた人には見えて、そうではない人には見えない事、支那食材料の如しである。

これの少し前に 4年も経って突然NHKの長井(永→長:訂正02/27)某の涙ながらの、一家が路頭に迷うのを覚悟で発表(云々は大嘘で、妻は大学の助教授かなにかで著作物もあるという)した「政治家が放送に関与した」事を取材、今一番毅然と朝鮮問題、歴史認識問題に取り組んでいる、中川・安倍両議員を朝日新聞が名指しで記事にした。
 
 ソフトファシズムと言う言葉がある。一つの考え方と異なった考え方が出て来ると、あげて反対しマスコミ、組織を使ってまでも潰そうとする。
今大流行りである。 戦後で言えば、朝日新聞系を代表とする物の考え方(フェミニズムや日本悪玉史観、米国の核は批判しても中国の核は批判しない)の人々が、産経新聞的な考えを駆逐しようとし、あらゆる手立てを使ってつぶしにかかる。「新しい歴史教科書をつくる会」潰し、軍慰安婦(売春婦)や南京虐殺、100人斬り競争などへの異論などもそうである。これらはほとんど全部朝日新聞発である。反論を許さない。
 
 現在、ようやく韓国や中国の虚偽に満ちた言い分や、北朝鮮の理不尽な拉致等で、世間は見えてきた。ずっと言い続けてきたのは産經新聞に代表する、保守系の新聞、雑誌であった。
 
これをライブ・ドアの社長は潰すと言った。800億の資金が米乗っ取りグループから出ていると言うが、どこから出ているかは実の所分からない。
産経系の正論路線が消えて、親北朝鮮・中国の朝日系言論だけになるとして一番得するのはどこの国だろう。
南北朝鮮、中国にとって産經新聞は目の上のたんこぶである。これが無くなれば後は意のままになる。
 
 もし地上波が外国に買われ、戦後のGHQが日本に対してやったように、毎日、ラジオで「日本はアカン、悪い、アメリカすばらしい」をやられたらどういうことになるか。相手を言いなりにするために、まず放送媒体を押さえるのが戦時、革命時の常識である。
 
 時を同じくして出てくる事項には一見関係ないような事でも、通底しているものがある。見える人には見える。
 
 










2005年02月05日(土) 政治家のNHKへの圧力について。



 侍、衆議院議員西村真悟さんが、「私はNHKに圧力をかけました、NHKBSに出てくる、どーもくんというキャラクターが発する「あーあー、うーうー」という声は、脳性麻痺の人が発する声そっくりなのだが、脳性麻痺を身内に持つご家族の事を考えた事があるのかと圧力をかけたら、NHKは以後二度と流さなくなった」と書いていた。見事に圧力がかかって、以後声入りはなくなった。

さあどうする。

-MHK教育番組で放映された,極端な偏向裁判劇(反論出来ない天皇を裁判にかける)について、安倍晋三・中川昭一議員が、圧力をかけた(後、ねつ造であった事が判明)と、騒いでいる時の、発言。

「政治家は、マスコミなどに圧力関与しては行けないという」門切り型に関し、て西村議員のウイットにとんだ弁-









2005年02月02日(水) 初笑い2



 チャンネル桜の報道ワイド「日本」を見ていたらプレゼントがあるという。
「比内鳥のスープの生ラーメン」で、生物だからプレゼントは都内の人に限る、欲しい人は局に電話くれ、ついでに局まで取りに来てくれといった。
おかしくて思わず笑ってしまった。いいなぁ、この放送局。確かに只でもらうんだから取りに行くのが筋かもしれない。生物だから都内住人に限るというのもそうだろう。で、これを説明していた坊主のつるピカ禿げ丸氏、どうも映画評論家らしくしばらくして 名前が出たのを見て驚いた。

 このぴか氏、ネット上で映画評論のページを公開している。昨今良い評論がなく時々この人物の評論を読んでいた。ある時ある映画について、事実を知らんのじゃないかと、やんわりとメール(メイルなんて書かない。ばんけいほうと読んでまんぎょんぼんと読まないに同じ)を書いて知らせたら、何もかも承知の上でその映画評論を書いたとおっしゃる。 なんの映画とは言わないが、当の映画監督自身が、参考にした当人に著作権料4千万近くを払っているのにも関わらず、それとは何の関係もないオリジナルな物語で発想が素晴らしいなんてかいてある。こう言う時には、自分の読み間違いかもしれないので、二三の人に評論を呼んでもらって、さらにこちらが出したメールを読んでもらい意見を聞く事にしている。

 結果を言えば「ぴか氏は知らなかったと思う、評論と矛盾する」だった。
以後映画評論については、二歩ほどひいて読む事にした。これと全く反対の態度をしめした著名学者がいた。へっぽこ画家のいい分なぞまったく無視しても何の問題もないはずのこちらの意見を真摯に検討してくれ、数日後にメールをもらった。「その通りでした、書き換えます」
心から尊敬した。それ以後その先生の人柄・言説は信用して読んでいる。












2005年01月21日(金) お腹一杯



 テレビが故障して以来、ラジオから拾えるTV音声だけでわりとニュースなどは足りていたが、どうにも、衛星放送のスカイパーフェクTVで放映されているという「チャンネル桜(767ch)」が気になって仕様がなく、ついにチャンネル桜が斡旋しているアンテナ・チューナーセットが、3980円という破格な価格の事もあって、自分でアンテナを取り付けて、一昨日初視聴した。テレビは修理していないので、映画を見るためのスクリーンに写し出してみた。

結論から先に書くと、半官のNHKに変わって、この放送局を準国営放送に推薦したい。

電通と博報堂が握っているTVコマーシャルで民放は番組内容に関わらず、ずたずたにカットされる。
たとへ、地震が起こってもコマーシャル中には警戒情報は流されないだろう。報道も細切れで、「徹底検証」なんて銘打ってやっている番組があるが、一コマーシャル15秒としてx4が一回の平均コマーシャルで、それが何分かおきに頻繁に入る。

一時間番組でも内容は実質40分にも満たない。その中でも、解説者の紹介やその他、内容に関係のない事共をさっ引けば、「徹底検証」なんてよくもまぁ恥ずかしげもなく書けるなぁと半ば呆れてしまうのである。

「チャンネル桜(767ch)」の番組を半日見た。
ものすごく濃い。ある日の午後の番組。

01:00 報道ワイド日本
正論の会の三輪和雄 が司会者。折々のゲストを迎へて行う
2時間、*コマーシャル無しである。これがすごい。

「朝日vsNHK」の事も、誠に詳細に解説していて、よくわかる。各新聞・雑誌の記事をあげて、トータルでものを言う。熱弁をふるう。「徹底検証」をいう民放なぞ、この報道番組を一度見てみるといい。
適度なユーモア・皮肉もぴりりと効いており、覚えずあっはっは!と笑ってしまう事度々。痛快などこにもない報道番組である。
細切れニュースを次から次へと見せられている人々にとって、深く2.3の事を論じる報道は、見ていて多分へとへとになると思うが、多く種類があれば良いと言うものではない。

以下は「桜」のうたい文句
>平易で解りやすい言葉で、報道の解説・分析等を、ゲストコーナー等を交えて紹介していくトークショー。曜日ごとの担当キャスター陣が、公平と不偏不党を基準に、一般視聴者の世論を探っていきます。

03:00 防人の道・今日の自衛隊
憲法や自衛隊法に沿った公正な報道により、国民の自衛隊に対する理解を広げ深めることを目指す自衛隊専門報道トークショー。見識豊かなキャスター陣が、各曜日を担当してお送りします。

04:00 週刊ほめ殺し #19(再)
さかもと未明(漫画家)・ 小山和伸
居酒屋でのよた話形式での罵詈、雑言、誹謗、中傷、妬み、嫉み、恨み、呪い、、、、テレビ・新聞、雑誌、エトセトラ、etc、
面白い!!

05:00 心の日本 民謡の魂

他に、放送の幕間には、美しい日本の歌の独唱がある。
「ツァラトゥストラはかく語りき(映画2001年宇宙の旅のテーマ曲)」が流れバックに3Dの宇宙映像が流れて「チャンネル桜」

 *「草莽崛起 (そうもうくっき 注;吉田松陰の言葉 )」
 チャンネル桜に賛同する各界の方々が、それぞれの分野から、日本について熱く語ります

*「 日本の息吹 」
日本の美しい自然と接する人々、文化や歴史を守る人々、そして現代社会の最先端を疾走する産業で活躍する人々など、様々な分野の「美しく」「たくましい」日本人の姿を紹介します。
司会:水島総 ゲスト:酒井信彦(東京大学史料編纂所教授)

*「桜塾講座」
「大東亜戦争への道 」
講師:中村粲 (獨協大教授 雑誌正論 NHKウオッチング著者)  
   「大東亜戦争は何故、起こったのか? 」
   
「桜塾講座−学校でまなびたい歴史 」
学校の授業そのままのスタイルでおくる目の覚める歴史授業。
「武士の気風を表現した鎌倉時代の文化」

*桜塾講座−日本の文明と芸術
「絵巻物に見る平安末期」 講師:田中英道

*篠沢講座「仏文化と日本文化」
「現代史発掘(2) 明治維新」 講師:篠沢秀夫 学習院大教授(
韓国の朴大統領の暗殺を予言した(超能力とは関係無し)事で有名

軽妙洒脱な語り。ケルト民族の話。

*渡部昇一の「大道無門」
「世界偉人伝 」

*桜ジャーナル「解体新書21」
「日本人は何に躓いているのか 教育・社会・政治 」
キャスター:遠藤浩一
西尾幹二(評論家/電気通信大学名誉教授)

さらに、*「金美齢のおいしい仲間達」
21日のゲスト 花田紀凱(月刊「WiLL」編集長)

これにアニメや寄席などがあってつけっぱなし状態(ただしスクリーン映像は切り)

良い放送局が出来ました。一見NHKの教育放送のようですが、語り口に覇気があり、全然異なものです。


*報道ワイドにコマーシャルは無いと書いたが実はあります。一般的なコマーシャルは、15秒だかの、映像物語を作って音楽とともに作品として流しています。そういうタイプのコマーシャルは桜チャンネルでは、今の所「近未来通信社」のものが唯一?で、後は雲が流れる空を背景に、個人や、小企業の「桜チャンネルを応援します」の簡単な字幕が流れるのみ。
15秒置きに前後と全く関係ない音楽が流れる民放の、各コマーシャルと比べて静かです。もっとも、コマーシャル募集しているからこれからどうなるかは分からない。(01/25 補足)


次の番組への幕間には、拉致されて多分泣き叫び悲観に暮れた後の一種放心した状態の「横田めぐみ」さんの写真が写り、「私達日本国民はあなたを初めとする拉致された人達を必ず取り戻します」という決意の文章が映ります。

美しい桜の樹樹と青い空を背景に、親子3代に渡って唄へる日本の唄が一流の歌手達によって歌われます。歌詞付きなので一緒に唄へます。
(02/28 補足)










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