+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX|過去のことさ|次


2002年03月06日(水) 今日が未来

 この時、この歳で生きているということを意識してみる。
 そんな、大それたことでもなくほんの些細なことで。(戦争や貧困という厳しさが、この暖房の効いた部屋でマシンに向かう現状に直接関わる経路を想像するのは、わたしには困難だから。)

 東京で生まれ育ったわたしには、遠い親戚の家で出会う藁葺き屋根や土間、機織りに繭、そして見つける工芸品や郷土習慣や風習、それらのものが全て昔からのものでありながら新しいものとして認識されていく。

 そして年は過ぎ。

 随所で目にする日本の伝統的な芸術は、わたしを深く共感させる。
 その感情の一部には、幼い頃に目にしていた日本という地に生まれたゆえの懐かしさがあるのかもしれない。
 それでも、どこかに海外の芸術を見ると同じように、日本の芸術を見ているのかもしれない。
 日本に居ながら。それが、実際に見たいと思わなければ見ることの出来ないものが沢山あることにも気付く。

 名作を残した芸術家が生きた時代とは違うからと、一括りには出来ない時の流れをちゃんと感じようと思ったり。

 そんな風に人形師の方と会わせていただくたびに思うのだけれど、やっぱり何も伝えられないまま、人形の顔に魅入るばかりであった。



 昼は咲き、夜は恋ひ寝る、合歓木(ねぶ)の花、君のみ見めや、戯奴(わけ)さへに見よ

 昼に咲いて、夜には恋しい想いを抱いて寝るという合歓(ねむ)の花を私だけに見させないで。ほら、君もここに来て見てごらん。



2002年03月04日(月) Jazz Bar


 「今度は、あなたのことを聞かせてくださいよ、杉浦さん。ガールフレンドはいるんでしょう?だれか特別な人がいるんですか?」
 杉浦は片手をスラックスのポケットに入れたまま、暖房の効かない部屋に居るように背を丸めた。カウンターには彼ひとりが座り、残りの客はみな奥のボックスシートに居る。そこからはもちろん聞こえるはずもない会話の声も、スローなジャズが消してくれていた。
 「いまはだれもいない」杉浦は答えた。「出張先で知り合った女性とときどき会っていたけれど、もう終った。」
 「その人は、いまもそこに?」
 「さあ。ぼくは友達でいたいのに、彼女はそうじゃなかったんだ。わからないよ、女は」杉浦はきりだした。「男はすぐに友達以上のものを求めると言うくせに、友達でいようとするうと、それも気に入らないらしい」
 「おっしゃるとおりですよ」カウンター越しに、マスターがゆっくりと頷いた。「よくわかります。女ってやつは、どうして欲しいのか、なにが言いたいのか、はっきり言わないし、自分でも認めようとはしない。したくないことには文句を言うし、煮え切らないやつだと思われるのは嫌がる。まあ、結局は男を焦らして喜んでいるんでしょうよ。うちの女房は気がいいやつですが、こうして明け方になるまで仕事でくたくたになったり、わたしが休暇や祭日に一緒に買い物に出かけないことで手がつけられなくなったりするんです。でもまあ、あいつからしてみれば、わたしだっていい加減なもんなんでしょうから。
 たまにあいつにこう言ってやればいいのかと思うんですよ。「心から愛しているよ」とか「今日のおまえはほんとうにきれいだ」とか「すまないと思ってるんだよ。おれたちの一番いい時代に殆どおれが傍にいられなくて。離れていても、いつもおまえのことを思っているよ」とかね。きっと、わたしはそれがダメだということを認めなくないんでしょうな、女房にも自分にも」
 マスターはひっそりと笑った。「もう手遅れでしょう。知り合った頃のようには戻れない」
 「ああ、言いたいことはわかるよ」杉浦は慰める言葉を選んだ。


 と、まあ、そんなことを話しているんじゃないかと想像しながら、遠くから男二人の様子を眺めてきました。
 普段は、お酒と言えば居酒屋かスナック、カラオケボックスになるのですが、静かに飲むような大人のバーに連れて行ってもらいました。酒が呑めないので手持ち無沙汰かというと、案外そうでもなく、こんな風に想像しながら結構、時間が経つのを忘れてたりします。
 仄暗いキャンドルの灯りは、時間の感覚を麻痺させますね。それにみんながドラマ仕立てに見えてくるし。家でも試そうと思ったけれど、今ある蝋燭は太くて赤いものしかないので、こりゃまた妙な雰囲気になってしまいます。まして非常用の蝋燭では、なんの雰囲気も出てきません。カンパン食べるのがせきのやまです。

 あー、オトナにはまだ程遠いんだなあとあらためて実感しました。


 ジェラシック・パーク�靴鬟譽鵐織襪粘僂泙靴拭�だから、シリーズ作はダメだって言われてしまうのよ、と。


2002年03月03日(日) ひなまっちゅりー


 自分で読み返しても、面白いとは言わないまでも、ああこんな日があったんだなあと、思えないような雑記をアップしてるんじゃ、来て下さった方はなおさらツマラナイもんなんだろうなあ。すみません。
 このところ、あまりにマッタリとし過ぎる日々を送っているのでというのは理由にはならないと思う。

 そういえば、去年の今頃もガス欠だと騒いでいたかもしれない。もはや年中行事なのか?いや、あの時はもっと酷かったから、これはその前触れなのかしら。
 その割には、弄ってる時間はあるのよねえ。


 さて、こんなボケ気分とは違って、季子(戸籍上も女性です、ここで紹介するとオカマと真っ先に思ってしまうあなたは、まんざら間違いではありませんが、彼女は正真正銘の女性です。)から、今日 連絡をもらいました。なんでも、インターネット専門雑誌「iP!」4月号に掲載&付録CDに収録されているそうです。
 ほお!
 どちらかと言うとパッと見が、M女さん風味の彼女は、たまらなく可愛いです。(これはネット内の画像から受けた印象だけでなく、リアルの彼女を食した感想です。げへげへ。)
 あまりに親し過ぎると、おもてだって褒めるのがちょっとワザトラシイというかイヤミに見えて、いやんな感じですか。
 今日は、そんなことは気にせずに。

 彼女から、お報せをもらってなんだかワクワクしました。
 あー、どうせならナマ季子が良いけど。

 コンビニ売りの雑誌だそうですので、危ない写真や記事は掲載されていないハズです。
 ごめん、まだCHKしてません。

紹介した季子のサイト
 季子の告白 生・SAY・性 に行くと、上記に紹介したアダルトチック以外のテキストへのリンクにも出会えます。ったく、芸達者だよホント。


2002年03月01日(金) 春三月になりました

 春は眠いねえ。
 寝ても寝ても、眠い。そりゃ寝すぎだから眠いのかもしれない。

 昼間はポカポカの良い天気で、近くの土手までチャリ飛ばして日向ぼっこをしに出かけました。梅の花は満開、桃も七分咲きでした。平日昼間なので、ノンビリとしているのは釣り竿を持って居眠りしているおじさんだけでした。
 持参したシートを広げ、単行本と来る途中のコンビニで調達したペットボトルを持ってゴロン。ほんの数頁読んだだけで、ポカポカ陽気が眠気に変わっていきました。
 ふと目の前を見ると、先日あたまの中でグルグルとその言葉が回った「たんぽぽ」発見!「蕾の時は、こんな形なんだあ。」と観察していたつもりが、いつの間にか寝ていました。

 と、こんな生活を送っているとストレスなんて無いだろうと思われがちですが、実際ありません。
 こんなグータラで良いのかと自分で思う程に。
 それなのに、ストレスによる云々と言われ通院しろって何かの陰謀ですよね。(他人に害を及ぼすような電波は送受信してませんので、ご安心ください。たぶん)以前、処方された翌朝にくちの中が苦くなると脅された薬は、まだたーんと残ってます。


 桃の花が満開になると、桃色の霞みになってキレイだお。


2002年02月28日(木) イタチゴッコの風俗店


 前の表示は、作成の段階であまりに見すぎたのでアップした途端に飽きました。そして、やや見辛いと教えて下さったので、訪問された方に優しいサイトっぷりを見せようと、サクッと変更しちゃいました。この数日間に、いらしてくださった方は、そんなわたしに呆れました?いつものことで、慣れました?そりゃ、どうもありがとうございます。
 なんてね、ちょっとデキル風を装ってみましたが、やっぱり飽きたのが本音です。

 また次に思いついた時にでも、妙な頁が出来上がることでしょう。

 文字だらけなんだから、読みやすいサイトにするべきだとのご意見は多々あると思います。もっともだとも思います。だけど、こんなんです。しかもコピペだけなのに疲れ果ててます。
 なんだか今日の文は、自分だけの覚書です。

 と、言ったらアレですが、「新宿女学院(本校)」が禁止地域内営業での取り締まりとかで手入がありましたね。
 捜査員がドカドカと店内に入っていって、「はい!そのまま!(と、言ったか言わないかは不明ですが)」で、サービス途中での総検挙。しかも従業員の一番多い時間帯を狙っての捜査だったらしです。(夕方からの張り込み?)
 従業員や女の子はもちろんのこと、一番にアワ喰ったのはお客さんだろうと思います。「あー、やっと順番が回ってきたよ。」と、ホクホク顔のサラリーマンとか、シャワーも済んで、さてバスタオルを取ってムフフ状態に突入のお兄さんとか。そんなことはお構いなしに強面の捜査員がノックもせずに入室して「ハイ、そこまでよ。」でしょうから。
 そういった場合、料金の払い戻しっていうのは、やっぱり無しなんでしょうかねえ。トホホと情けない唸り声もあげたことでしょう。
 しかも、調査という名目でサービス過程もこと細かく言わなくてはいけないお客さん(お兄さん方)は、安くない料金を払って、散々だったと思います。

 と、ついつい客の立場になってしまいました。だから男だと言われてしまうのかしらん。

 もちろん、このことは想像ということにしておいてください。


2002年02月27日(水) そんな歳でもないでしょうに








もうね、良いんだわ、これが!

内容なんて二の次で

彼を見たいばっかりに

ドラマなんて観てます。


今夜の夢に

出てきますよーに。


マジでやばいよ。

この状態!



 こんな内容の時は、更新しましたなんて言えないよね。

 ごめんね、今日はポーッとしてます。でへでへ。






2002年02月26日(火) 沈丁花


 日が落ちれば、やっぱりまだ寒いのに、もうそこまで春が来てるんだね。この良い香りはどこからしているんだろうと、自転車を止めて誰も居ない暗い小学校に侵入してきました。

 家の近くの小学校はあまり警備が厳しくないのか、いつでも解放状態です。日曜日でも校庭は解放しているし、この間の獅子座流星群の時も数人が夜中に入れるぐらいですから。
 去年の秋も、夕方にアヒルの鳴き声がするので思わず金網を乗り越えてプールを覗いてしまいました。あ、これはちょっとダメ行為ですね。
 ん?アヒルですか?居ましたよ、プールに5羽も。ガアガアガア。

 まだ風が冷たい春先の夜には、犬を散歩させている人も居なければ、もちろん夕涼み風のオヤジも、わたしの他にはだーれもも居ません。
 裏門から入って、校舎から体育館に続く渡り廊下を突っ切って、校庭に出る途中でその香りが一層つよく感じたのですが、花が見つからない。
 鼻をくんくんさせながら、も一度そこを往復して・・・。
 やっと見つけたそれは、植え込みの奥の方にありました。
 まだ蕾だらけなのに、ほんの数個の花が咲いているだけで、こんなに香るんだなあ。

 花壇の縁取りのレンガに腰掛けて、ボーッとしてきました。
 月がおぼろげで、とっても満足!
 おー、さぶい、さぶい。

 たんぽぽは、まだのようでした。




香月七虹 |HomePage