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2002年07月07日(日) おりひめ

 「くぅーっ!堪んねえな」心の中で、そう何度呟いたことだろう。
 まるでファッション雑誌のモデルのような女、俺にしちゃ上出来の女が、今目の前で俺の言う通りの肢体を晒して、ソファにで寛ぎ素面を装う俺を挑発してくる。この一瞬を撮って後で思い出すだけでも、スコスコスコってもんだ。
 相手の思惑通りにことを進めては、がっついていることが見え透いてしまうし、ここはひとつ煙草を燻らせて、勿体ぶってみよう。
 ワイシャツの胸ポケットから残り少なくなった煙草1本を取り出し咥え、店の名前の入った安物のライターで火を点けた。手に持ったままのライターを見て、「クラブ胡蝶か…」ふと思い返してみる。薄暗い部屋で燻らせたそれは見事な細い紫煙になり、それを辿りながら。
。

 まったく、休みの前日だっていうのに今日は本当についてなかった。
 取引先との連絡は行き違うし、そのことで上司に呼ばれ延々と説明をしなければならず、定時に帰社をして彼女と待ち合わせをして美味しい食事や、その先の美味しいことも全て断らなければならないだなんて、ついてないと思うしかなかった。
 安アパートに一人で帰って、遅い夕食をとる気にもなれず、ふらっと寄ったのが「クラブ胡蝶」であった。

 クラブとは名ばかりで、近所のオヤジ連中の憩いの場、商店街のスナックという風情だった。学生風の雇われた女の子はGパン姿だし、あまり色気を売るような店ではなかった。
 俺が店に入った時には、奥のボックスに客が一人居るだけで、まだ賑わってはおらず疲れた気分には、丁度いいと思った。
 仕込み途中で顔を上げた女性の声に促されるまま、俺は迷うことなく店のカウンターに座った。五脚しかないその一番奥に座りながらビールを注文して、今日一日で初めて腰をおろしたかのように、溜息をつきながらドッサと座った。
 「はい、おつかれさま」カウンター越しにオシボリが渡され、それを受け取る時に初めて彼女の顔を見た。
 人の好みは夫々で、やれおっぱいは大きいほうが好きだとか、目は切れ長の涼しげがいいとか聞くが、俺の前でオシボリを手渡す女は、まさにドンピシャ俺の好みの女だった。
 掃溜めに鶴という表現を当て嵌めるのなら、それこそ彼女がそうであろうと思うほどに、俺の目は釘付けになった。
 「このお店は、もっと遅い時間にならないと混まないのよ」そう言いながら、彼女は俺の隣りに腰掛け、ビールを注いでくれた。その遅いと言われる時間まで、こうして話をしてられるのなら、今日一日の疲れも癒るというものだ。話は弾み、酒も進み半ば社交辞令のつもりだったはずなのだが、何時しか俺は彼女を口説いていた。彼女の困った素振りも社交辞令と見てとった頃には、俺は随分と出来上がってたのだろう。
 遅い時間になっても、あまり混む気配もないまま、店の灯は消えた。

 そして今、その彼女が俺の前で、言われるがままの肢体を晒している。
 テーブルに置かれた少し大ぶりの大理石の灰皿で、吸いきった煙草を揉み消す。既に緩んでいたネクタイを指にかけ解こうとしたその時。

 「ね、混んできたから起きてくれるかしら?」肩を揺すられ俺は女の子に起こされていた。 どうやら、空き腹に呑んだためにそのままカウンターに突っ伏して寝てしまっていたようだ。さっきまで、俺の目の前で怪しげな動きで誘っていたはずの女は、カラオケの分厚い本を客に薦めていた。俺はぼやけた頭のまま、会計を済ませ店を出た。

 路地を曲がって、ようやく自分のアパートが見えてきた。
 ポストから郵便物を取ろうとしたその時、俺の部屋の前に仕事の都合で、デートをキャンセルしてしまった彼女が居ることに気付いた。
 汚い部屋に招き入れるのを少し躊躇ったが、そのまま彼女を通すことにした。
 遅い時間であったために、彼女の手土産の惣菜はそのまま冷蔵庫行きになった。ネクタイに指をかけ緩めながら、代わりに飲物を勧めたのだが、ひどく眠たがる彼女を見かねて寝るように促した。今回はネクタイを解き取ることは出来たが、彼女は横で静かに寝て欲しいと言う。
 彼女の言う通り俺は何もせずに、抱き寄せて横になるつもりでゆっくりとベッドに入った。
 間もなく、小さな寝息をたてて彼女は夢の中に先に行ってしまった。

 先ほど店で寝てしまった俺は、薄いカーテンから差込む月明りが充分に明るく感じるほどに目が冴えて、愛しい彼女をそっと見ていられることを幸せに感じた。
 現世は夢 夜の夢こそ誠、となれば、さっき見た夢はまさに「胡蝶の夢」今在る俺と過去の俺とは連続している俺なんだろうかと考えた。
 縁という言葉はあっても、それは自分にしか繋がってないものなのだろう。俺の過去は、既に俺にとっては胡蝶の夢と同等な存在だと言えるのなら、今在る確かな想いすら瞬にして、夢と同じであるのかもしれない。それならば、尚更今を見つめていたい。自分を変えたいと思うのでなく、そんな努力も気持ち良いのかもしれないと感じる自分が居ることに気付いた。過去が夢なら、せいぜい良い夢として未来の自分に託せるように、愛しく感じる君をずっと見続けていたいと想った。


 織姫が天の川を渡って来てくれたように、折りしも今日は七夕である。出来ることなら、雨の日に活躍する鵲の翼が、これからはこの先ずっとその翼を広げていて欲しいと心の短冊に書いてみた。
 明日の朝、目が覚めたらおはようを言う前に君が好きだと告げよう。それが毎日続くようにと今夜の星に願いを込めて、小さく寝息をたてる君の額に口付けた夜。






 織姫と彦星…、当時だったら麿眉でもOK!
 当時って何時よ?


2002年07月04日(木) 久しぶりね、相変わらず元気そうで安心したわ


 昔のように、君は笑って煙草に火を点けた…と。


 鬼ぃのパンツはいいパンツ
 強いぞー強いぞー
 何年穿いても破れない
 強いぞー強いぞー
 穿こう穿こう鬼のパンツ
 穿こう穿こう鬼のパンツ
 あなたも、わたしも、あなたも、わたしも
 さ、みんなで穿こうよ鬼のパンツ
(こちらで、その曲(フニクリフニクラ)が、聞けます)


 一生懸命、身振り手振りで人に教える夢を見ました。ところが、所々忘れていることに気付いて、焦る夢。テストの時間に間に合わないで、廊下を走る夢に似た気分で目覚めました。
 これって、一体いつ教わったのだろう。誰か、この振り付けを覚えている方いらっしゃいますか?


 もう、右も左も紙屑の山に埋もれた更新です。
 お久しぶりです。皆さんはこのジメジメ時期に、お元気でいらっしゃいますでしょうか?わたしは、ダラッとした日々を送り、一日に何度もシャワーを浴びることを日課としておりました。お部屋どんより、身だけサッパリです。そーいえば、ここんとこサッパリですが、ええ色々と。
 サッパリついでに、前の画像を持ち出してまた変えてみたりしたのですが、こうしてサイト更新する気分転換が心地よく、ここに書き出す作文までは思いつきませんでした。

 その間も、いらしてくださったあなた、ありがとうございます。此方以外に、あちこちのサイトを巡回して、たまぁに思い出した時ぐらいで構いませんので(そのぐいらいの頻度と思われますので)微かに思い出した頃に、おいでくださいませ。(含:「忘れないでね」←と、哀願するさま)


 こうね、長い間更新もせずに、愛しい自サイトなのに放置ingしていると、只でさえ平穏な日々なのにその中にある細々したことさえも、取り上げる術をすっかり忘れてしまうのです。こりゃ遺憾と思ったところで、思い出すはずもなく、なので今日はダラダラと(いつものように)書き出してみます。


 この数日間、formより頂いた内容のヒトツについて。
 この膨大な量のネット内で、同文を見つけてしまったのは、わたしの行動半径とあなたの行動半径の交わる場所があったのでしょうか?それとも、物凄い偶然ですか?
 それは日々の出来事を綴ったものでしたが、内容がとてもヘビーでした。
 以前、他の方から頂いたリスカに関するヘビーさとは違った、子どもを持つ母の立ち竦む状況は、わたしには客観的にすら想像出来ないものがあります。児童相談所に行けとは言いません、もちろん学校やPTAに云々とも言いません。わたしが言えるのは、その行為が何になるんだろうと、言うことだけです。わたしは只、その心の内をメールに託して知らない誰かに言いたかったのだろうと、想像するだけです。それだけ近しい人と感じてくれているのか、それとも受け取る側の気持ちを想像出来ない程の状況なのかと、そう思うことしか出来ません。
 不用品扱いを受け、死ななくちゃいけないのかと、小学低学年で真剣に悩んでる息子を抱きしめてやることしか出来ないと、嘆く母である貴女へ。心の内を伝えるのは、わたしではないはずです。どうぞ、も一度その両足で立ってくださることだけは、願っております。(但し、これも一方的ですけれど)




 まだ付いてるとよと喜ぶあなたと
 もう消えちゃったと悲しむわたし

 Passion markってどうして付けるのですか?
 無意識に激しく吸い付いた末に、自然と出来るものなのでしょうか?(手首に残る麻縄の跡とかは、ひとまずコッチに置いて)
 友だちの家に泊まりに行くことを、わざわざ彼氏に伝え許可を貰っていた、まだ青臭かった頃。致した後にそれを伝えたら、突然何を思ったのか、羽交い絞めにされて、Passion markを付けられたことを思い出しました。それって、他の人の前で肌を晒すなという意味だと解釈したのですが、当時わたしはムショウに腹が立った覚えがあります。本当のPassion markって、どういう時に、どういう風に付くものなのですか?どなたかご存知でしたら、教えてください。(わたしが実体験するのはなしで)


 体験と言えば…。
 わたしの可愛い実験君、経過報告ありがとうございます。
 後日、折りを見てここに記させていただきます。



 だらーっと、まとまりの無い文、読んでくれてありがとう。




 ほらね?
 無駄に長い ほのぼのサイトでしょ?>誰彼なく��

 お願いがあります。
 「休止ですか?」とか「閉鎖ですか?」とか言ったらいやん。


2002年06月28日(金) 外出


 奥歯を噛み締めながら心とは裏腹な言葉を吐かせたら、天下一品だろうと想像させる(自己申告によれば、ふつー)の、お姉さん(戸籍上も女)と会ってきました。
 商店街の先からこちらに向かってやってくるお姉さんは、アジアの売人でもなく、ごくふつーのイデタチでしたが、わたしを見つけ手を振るさまは、視力の悪いわたしを気遣ってか大胆な振りで、道行く人を多少なりとも威嚇する風はあったように(ごめんなさい、脚色ありです)

 以前から思うのですが、サイトをお持ちの方とOFFLINEで会って、どこぞの店に入り親睦を深めよう(?)とする時、場所を慎重に選んだりはしませんか?
 例えば、それは普通の会話であっても、隣りに居合わせた見ず知らずの客に聞かれてしまった場合、冷たい視線を浴びる可能性が多々あるように感じるのは、わたしの周りだけなのでしょうか?特に込み入った話をするでもなく、声が大きいせいでもなく、わたしの周りだからとてシモネタばかりに話題が逸れるという訳でもないのでしょうが、小心者のわたしはついぞ気にしてしまったりします。はい、そこ「をい、本当かよ?」と、言わない。ここは突っ込むところではないですから。

 今までも、何度かそうしてサイトをお持ちの方と会える機会が持てた時、活用するのがカラオケボックスです。お互いの喉を披露するのではなく、一応の防音に飲食付きなお部屋として、存分に喋り捲れるからです。ええ、もちろんそこで喉をご披露いただいても、わたしは一向に構いません。興じればノリもありますでしょうし、むしろ好きです。
 今日も、同様にカラオケボックスを利用しました。
 店の人が飲物を運んで来た時に、不自然さがないように一応マイクと歌本はテーブルに置きつつも、喋り放しでしたが。

 いやあ、女で良かったと(現在です)喋り捲っても、まだ話しは尽きず終了予定の時間までの数時間がアッというまに過ぎてゆきました。

 帰りの電車内にて
 乗り換えの時に立ち寄った本屋で見つけた単行本をドア付近に立ち読んでいると、直ぐ脇で女の子のけたたましい叫び声。驚いて振り向くと、その女の子の腕に大きなカミキリムシがとまっていました。きゃあきゃあと騒ぎながら多少混雑した電車内で腕を振り回す女の子。周りの乗客がどんどんと遠巻きに離れていくだけ。そのうちに遠心力に負けて、ポトリと落ちたカミキリムシを女の子が確認して、車内は静かになりました。(女の子は、虫が腕から無くなった時点で、何も無かったかのようにまた、友だちと雑談をはじめていました。うそだろうよ?と思わせるほど普通に)
 ところが、そのカミキリムシが丁度わたしの足元のすぐ前をノソノソと歩いています。電車は次の駅のホームに着き、反対側のドアが開くと、尚も乗客数は増えてほんの先にあるカミキリムシが踏み潰されそうです。それに気付いたのは、わたしとカミキリムシのその先の座席に座っていた女の人だけ。お互い目が合い、そしてカミキリムシを確認して、また目を合わせる…の繰り返し。次の駅のホームに電車がさしかかると、今度はこちら側のドアが開く予定です。そうなれば、カミキリムシはそのまま戸袋に潰されてしまうだろうと、尚もスリリングな思いで、絡む視線。もう、そのころには、変な連帯感が生じていました。
 電車が停車して、ドアが開くその間。わたしはポケットからハンカチを出して、虫を掴んでホームに捨てようとしたのですが、相手は頑丈な足をしたカミキリムシ。ハンカチをヒラヒラさせたぐらいでは、ガンとして離れようとはしません。降りる客の邪魔になり、乗る客が避けるように乗り込みも済み、迷惑とは思いつつもしゃがみこんで、ハンカチを振るわたし。陽気のせいとは言え、完全に変な人です。
 「どうしました?」天からの声が頭上で響き、嬉々として振り向きざま、その声の主にハンカチを差し出して「取って」と一言。その男の人は、簡単にハンカチから大きなカミキリムシを摘み取り、しゃがんでそっとホームに置き、それと同時にドアが閉まり電車が動き出しました。セーフ。
 「ありがとうございました」と軽く会釈をした後に、また本を開いて読むふりをして照れを誤魔化すつもりだったのですが、結局は、目的地の駅まで話かけられたまま話すことに。
 降りる駅が近づいてきたので、再度礼を述べていると、先ほどまで座っていた(カミキリムシの危機一髪の時にわたしと視線を絡めていた)女性も席を立ち、ドアに向かってきます。

 駅の珈琲スタンドで、その女性とカミキリムシを取っってくれた男性とその連れ一人、合わせて4人でお茶しました。

 たまには外出してみるもんですね。





 ほらね?
 無駄に長い ほのぼのサイトでしょ?>誰彼なく


2002年06月26日(水) ありがとね


 くかくかくか。
 ほいみんさんのページ (6/24 331.嗚呼、無情)
 を見て、物凄く頷いてみたり。


 あ、ここは閉じないよ。何があっても。
 なんて不確かなことを言い切ってしまうぐらいに
 ダラダラ書きは止められない。
 そりゃ、最近更新サボッてるけど、
 なんの反応も無いのかしら?と、辺りを伺ってたりするけど
 意味不明な言葉が飛び交って自己満足してるけど
 アダルトサイトに入り浸って時間の大半を費やしているけど
 貰ったメールの返事は保留にしたままだけど
 好きなサイトを読みに行って、ボディ喰らって眩暈起こしてるけど
 次のデザインが決まらずにそろそろ飽きてきてるけど
 好きな人から催促もらって喜んでたりしてるぐらいなんで
 早々には止められない。


 いや、ホントだってばぁ。


 インディアン餅つかない







 今日と同じ日が続いて行くのだけれど、
 それは十中八九、紛れも無く予想出来うることで、
 だからまた明日は頑張ろうと、思えたりもする。


 今日の日付が、特別な日だった人へ。

 永遠に続くであろう時の中で、
 同じ時を過ごし、巡り合ったことに感謝して
 おめでとう、そして ありがとう。



2002年06月24日(月) 無題





 好きなサイトが閉鎖した。

 つまんない。

 毎日欠かさず見に行っていたサイトでなくとも

 やっぱりもう書かないのかって思うと

 つまんない。



 ネットの個人サイトっちゃ、

 そんなもんなんだよね。



 何度かそんなことを味って

 分かってたつもりでも

 やっぱり同じように思うもんなんだな。





 見にきて貰うという

 見せる側としての姿勢っていうのかな

 そういう部分がハッキリと色濃く

 (良い意味でも、悪い意味でも)

 出ているサイトは好きだ。



 トクに媚びる訳でもない

 いつでも同じ姿勢で迎えているような

 そういう処が好きなのかもしれない。





 なんとは無しに、自分の処を見てみる。

 投げやりは良くないよ、投げやりは。







 週末夜、某所での盛り上がりに便乗しました。

 宴も酣、途中でこっそりと抜けての早帰り。

 家に着いて、そのまま大人しく寝ればいいものを

 やっぱりいつものようにPCに電源をつい、

 入れてしまったのが運の尽き

 気が付けば、キーボードに突っ伏して寝てました。

 デコにスペースキーの跡。



 寒さで起きだした午前四時。

 せっかくの早い時間(?)からの活動だと

 何を思ったか、富士山目指して遊びに出ました。





 富士国際花園ってところに行ってきました。



                 





 花を見に行くってわけでもなく

 いつぞや見たTVのクイズ番組で紹介されて

 つい、それをチェックしておいたところでした。



 梟が放し飼い状態という。

 その状態見たさ、梟触りたさで出かけました。

 金の工面で首の回らないわたしに

 これ見よがしのように、グルグルと回る首

 シャッターを押そうにも中々こっちを向いてくれません。

 それどころか、ふてぶてしい態度。

 可愛いじゃないですか。




                 





 呼ばなくても、トコトコと来るさま。

 やっぱり可愛い。



                 





 帰りに、牧場に寄って

 ウサギに襲われたり、



                 




 ヤギを正座させてみたりして

 遊んできました。




                 




 ああ、のんびり。














 とまどうペリカンも好き








2002年06月19日(水) Let's dance with me.

 ホテルのロビー、人が疎らにいる横をすり抜け人知れずひっそりと影を落すその薄闇の先、階段が見えてくる。そこを降りるとホテルの従業員ですら知らない者もいるだろうと思わせる地下室へと通じる。
 階段を下りるにつれ、段々と配管も露出する廊下が見えてくる。非常灯が眩しくさえ感じる、曲りくねった廊下が続くフロアに出る。その奥まった闇に、重いオーク材で堅く閉ざされた扉を隔て、一室がある。重厚感がある扉は、緊張の度合いに拍車をかけているようだ。
 部屋の中には、足元を照らすだけのぼんやりとした明かりと、部屋の中央に取り付けられた映すものをにび色に見せるであろうスポットライトが、歩みを沼に誘い込むように分厚い絨毯で敷き詰められたエントランス浮かび上がらせる。
 顔を上げると、部屋を仕切ろうように取り付けられた大きな扉。
 手前には、大きく黒い皮のソファと、金で縁取られた華奢な作りのスタンドの灯り。高い天井までの大きな仕切りの扉をあけると、このエントラスと続くひとつの部屋となり、奥の壁には、白くクロス状に取り付けられた太い角材、鉄のリング、鎖で繋がる黒皮の手枷。そして、その下には装飾が施された黒皮の足枷。見上げれば太い梁が架り、滑車が掛かっている。
 壁には縄と鞭とが整然と下げられた、とても静かな部屋。
 啜り泣きを吸い込む重い扉の内の厚い消音壁。

 胸から延びる細い鎖の先に、下げる錘の入った小箱、首輪を引く赤い組紐、追い上げる喜びの喘ぎを封じるGボール、悶える扉を開くためのフックのついたクリップ、それらは取り出しやすい棚に綺麗に並べられている。太股を伝う恥じらいの印までも写し出す大きな鏡は壁に掛けられ、さらなる快楽を求める肉体をゆったりと眺めるための深いソファ、愛しく身悶えする柔肌に光る汗を照らす証明へと続く。

 溢れたものをを纏いさらなる湧き出るものを呼ぶ太く逞しい形、喜びに定まらぬ視線の行方を追うのは光か陰か。
 打ち震える胸を絞り出す皮の帯、そして纏い付く縄目、耳元で低く内なるところへと響く囁き声、熱くうなじを撫でる唇、胸の稜線を伝う指先、動けぬ身体をくねらせる姿を楽しむ視線と言葉、微かなワインの香りと咽るほどの蘭の香り、テ−ブルから立ち上る紫煙は一筋、目を射る眩いライトの陰に映るのは、仄暗い部屋の中に一条の明かりで浮き出た肉体、薄く汗ばみ波打つ躯を晒して、一時の快楽に身を委ねてみて。
 壁の絵の貴婦人は微笑み、肖像の眼差しが枷を操る鎖を握る手に視線を送る。ほら、見据える先で広がる甘美な宴。

 狂おしく見つめる眼差しの先にあるものは
 快楽ですか
 愛ですか

もう此処へは迷い込まぬよう




鳥篭は今も部屋の隅に飾り
入り口の鍵の場所は誰も知らない
(カナリア)



2002年06月15日(土) しゅーちゅー


 朝も早くから家を出たので珈琲を飲む時間もなく、現地に着いたら真っ先に珈琲屋を探しました。
 現地に着いた頃は、雨も上がり鳥たちの声が木々の間から聞こえる爽やかさが…梅雨の合間にはそんな都合良くはなく、靄っていました。しかもジットリとした湿り気を帯びた感じで。



                  

       



 日頃のお疲れを癒しに(いや、疲れてないんですが。日頃からダラダラの日々ですが、ががが)気分転換に、ヌルヌルしてまいりました。
 両手に液を付けて、指の間からにゅるりんと出しては擦りつけて、硬くいきり立ったものを下から扱き上げては、またヌメリを擦り付け、上下運動を慎重に繰り返して集中してまいりました。しゅーちゅーぅ。
 一時間の使用料¥1000也。高いのか安いのか。あっという間に、その楽しい時間は過ぎてしまいました。




                  

                    



 ロクロを使って土を捏ねる前に、某氏にこの楽しみを分けようとメールをすると、お返事には「ロクロを使って土でちんこ作るの禁止」と。こんなところまで来て、わたしはちんこ作って帰るとでも思ってるんですか、まったく!

 せっかくお出かけをしたのだから、お土産を選ぼうかと団体さんもやってくるお土産センターに行きました。わたしが、ちんこ作らずとも、しっかりお土産になっていました。





                  

                    



 ここは、そんな観光名所だったのね。
 しかも、消費税プラスで1個70円。
 お買い得ですゼ、奥さん。餡子たっぷり。


                  



                    





 携帯を新機種に替えてから、モバイルカメラが玩具になってます。
 こんなの撮ってもえーんかのぉ?と、
 あらゆるモノを撮っては遊んでおります。
 こんな使い方で、壊れたらシャレにならんかも。






香月七虹 |HomePage