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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

トランジスタ
2001年06月30日(土)

サークルの練習に、安曇さんやおずさんやまろんさんや左将軍や少佐が来てくれていた。
その後お酒を飲むと言うので私も参加してみた。
大変楽しく過ごせた。

今日はトランジスタが発明されたらしいが、トランジスタってなんなんだろう。



ただ水を飲んでも
2001年06月28日(木)

またわけわかんないことを思いついてしまった。
納会で俺の作った「フリスク」を演奏したいな、と思ったのだ。
あと一週間なんだけど。

でさっきまでアレンジしていた。
七夕バージョン。
とりあえず、フルート、1st、ドラは出来た。でも合わせてないからなんとも言えない。
そして演奏者が集まるかどうか。たぶん各パート1人ずつは弾いてくれる予定(私の中で)なのだが、募集中なのでK大の方、やってくれる人はいませんか?簡単なので2年生でもできますよ。

俺みたいなわけわかんない奴でも曲って出来るもんだなあ、まあ、変かもしれないけど。

それで、ちょっと振ってみようかな、と思ってるのだが。

出来たらいいなあ。

そういえばだいぶ前だけど、「あいのり」でりんごが帰った時は泣けたな。

ところで「ただ水を飲んでもスイート」って言葉を見かけたので、題名をそれにしようと思ったのだが、スイートっていうのがなんだか恥ずかしくて書けなかった。




ディティールこそが命
2001年06月27日(水)

細部にこだわれ。
となんとなく思った。

ディティールこそが命。

どこまでも自分好みに。

はああ。

真面目に、こ

あれ…何書こうと思ったんだっけ?

まあいいや。

就職活動といえども、活動って出会いだなあ。
となんとなく思った。

そういえば、昔は人生に一度であろう就活なら、変な会社とか意味無くまわって、面白い思いをしようと思ったけど、まあ、そんなことしてないな。

前髪ちっとも伸びない。



テルミンにうってつけの日
2001年06月26日(火)

やりたい事がたくさんありすぎて、生きている間に終わらないように思う。
長生きしたい。

就職してもいいけど、やりたい事が他にもたくさんあるのにどうしたらいいんだ!!!(エクスクラメーションマーク)

!!!って程でもないが……

でも生活において「マイペースほど大事なことってない!!!」(!!!って程でもないが)と考えているので、私のスピード(大分のんびり)で生きてくんだろう。

そんなスピードでやってれば、やっぱり時間が足りなくなるだろうな。後悔するかな?

後悔しない生き方ってあるのかな。

ああ、わからない、でも。

あと生活において気を付けているのは「世界が小さくなる事だけは避けたい」ということだ。
目に見えている世界だけがほんとうの世界じゃないんだぞ、というか。
私の世界はこんなもんじゃない、というか。
例えば、サークルにはまっているけど、サークルだけが世界ではないわけだし。サークルの人を見て世の中の基準を作ってはいけないし、通用しないと思うし。部員だってサークルで見せているキャラクターだけでは見たくないし。自分だってサークル以外のとこに行けば違う役割すると思うし。

それから目に見えない世界もほんとうの世界だと思う。思索の世界とか読書の世界もあるし、えー、それから、色々。

そして世の中ってもっとすっごく変わっている人もいると思うし、そんな人を想像しながら生きていきたい。

ところでテルミンを弾いてみたい。(弾くって言うのかな)
デル・セルゲルヴィッチ・テルミンというロシアの人が作った、世界最初の電子楽器だそうだが。
むかし小山田圭吾が弾いてた。






恋とマシンガンと源氏物語
2001年06月20日(水)

卒論の第二次題目の事を先生と話したので、サークルの練習をお休みした。
何故か夜の8時半の約束になってしまったから。

私は源氏物語の浮舟について書こうと思っているのだが、浮舟ってご存知だろうか。
源氏物語の二部、宇治十帖の最後に出てくる。(宇治十帖はおまけで完成度が低いとか言われるけれど、淡々としていて私はいいと思う)
浮舟は源氏物語に出てくるのに別にいい女って訳でもなく、個性的でもなく、ただひたすらはかなげで少女っぽい。
でも、更科日記の孝標女が夕顔と並んでこの、浮舟に憧れている。
やはり、ばかな文学少女の孝標女、はかなげな女の子が好みなのか。
気持ちはわかる。
私も憧れる。

浮舟って二人の男の人(薫と匂宮)に求婚されて、どっちか選べなくて悩むかと思ったら、そこでは悩まずどちら共といとなんじゃって(いとなむっていうか)、あげく思い悩んで自殺しちゃうっていう奴だ。ばかだ。

しかもたぶん、ほんとうは二人とも浮舟の事をそんなにすきじゃない。
匂宮は、コンプレックスのある薫と張り合いたかっただけなのだろう。
薫は、元々、浮舟ではなくお姉さんの大君が好きで、その大君が死んでしまった後、大君に似ている浮舟と出会ってすきになっただけなのだ。
浮舟は「お姉さんの代わり」の域を出ない。
要するに薫は浮舟を、人形のように可愛がっているだけだ。
実際は誰も浮舟のことなんて見ていないのだ。

この「似ているから好きになる」というのは源氏の最初の方にもある。
源氏が、すきだった継母に似ている若紫を、引き取って育てて妻にする話だ。
この同工異曲がなぜ描かれたか考えないといけない(とか先生が言ってた)

わからないけど、紫の上は美人で知性もあって、源氏と結婚して、一番大事にされて、幸せそうだけれど、でもだから何というか、
女の人生ってそれでいいのか?という感じで。

反対に浮舟の方は川に投身自殺を謀ったのに死ねず、僧に助けられ、出家してしまう。
生きている事を知った薫が手紙を出してくるが、無視する。
そんなに幸せそうでもないが、この冷めた感じが、いいな、というか。

浮舟は確かに最初はなよなよして、どうしようもないけれど、最後には強く冷めるというか、そこが魅力。

宇治十帖というのは、確かに政治の闘争や、恋愛沙汰も、前編ほど描かれていないし(恋愛ですらない気がする)、読む人によっては終わり方が中途半端だと言われたりもするかもしれないけれど、そういうのって男の人の意見なんじゃないかな。
女の子の生き方の問題なんじゃないかって思う。






ラズベリーとボリス・ヴィアン
2001年06月19日(火)

前から思っていたけれど、俺はリーダーシップってのが、苦手だ。
取るのも取られるのも苦手。
誰の事も引っ張りたくないし、誰にも引っ張られたくない。

昨日も書いたが、ほんとうのリーダーシップっていうのは、自分が、と出て行くのではなく、みんなの話しを黙って聞くことが出来る事じゃないかと思う。
一人一人の良さを引き出すことが出来る、そして上手く流れを整えていくことが出来る、自分は控えめでいられる、そういう事が出来る人じゃあないか、と思う。
先頭は切らない、様子を見て後から付いて行く。

それにしたって、よく就活でリーダーシップのある人って受けがいいように思うけれど、ほんとうはそんな人ばかりだったら、仕事進まないだろう、と思う。
色々な人がいないとどうしようもないのだ。

集団というのは、微妙なバランスで成り立っていて、一人でも抜けてしまったら、違う集団になってしまうと思う。

別に情に流されてもの事を考えている訳でもないが、世の中はそうシステマティックなものでなく、目に見えないものすごく色々な物が絡まって、微妙なバランスと絶妙なタイミングで進み、今の状況があるのだと思う。

まあ、なににせよ、俺はリーダーシップなんてものより、深く物事を考えたり、自分の考えでひたすらマイペースで行動したり、マイペースでいながら人の気持ちには敏感でいられる、そんな事が出来る人に魅力を感じるな、という事を考えた。
そんな人になりたいな、と。
まあ人それぞれってことか。

スピッツのラズベリーの音を取ってみた。
ちょっとエッチなとこがいい。
あと、ミーコがどうのって歌。題名わすれてしまった。
遥かと冷たい頬も少し。

ボリス・ヴィアンの日々の泡を読み返してみる。

俺の好みはロマンティシシズムの地平を離れない。

曲も本も、うっとりするもの、せつなくなるもの、がすきになる。

それにしたって音楽は不思議。
卒業するまでに、もっと音楽について知っていく事が出来たら……と思う。



オリーブ復刊
2001年06月18日(月)

考えるのに時間のかかる人がいたら、他の人で話しを進めた後、しばらくしてもう一度その人に「さっきのことで、いいアイデアあった?」なんて聞いてみると、すごくいいアイデアを喋ってくれる時がある。

何もみんなの前でハキハキ喋れたり、中心になれたり、そればかりがいい事ではない、というか。
そういう事をしない人の中にも、いい物を持っている人は沢山いて、だから、そんな人に水を向けてみるといい意見が聞けたりする。

自分から話す、積極的に、みんなをまとめる、そういう事も大事かもしれないけれど、私はそういう事をしない人の話を、もっともっと聞いていきたい、話し易い雰囲気を作れる人になりたい、と思う。その方が絶対面白い話を聞けるはず。

ちょっと話がずれるかもしれないけど、「みんなの意見を聞いていたらまとまらない」って思うかもしれないけれど、まとめるのってそんなに大事なことなの?
雑なまとまり方になったとしても、沢山の意見を聞いた方が、もっともっと大きないい集団になると思う。だってそれだけアイデアが増えるのだから。
それに話を聞いてもらえるだけで、その人のやる気は随分かわるはずだ。

一部の人でことを決めて進めて、他の人はそれについて行く、なんていうのは、僭主制?よくわからないけれど、専制政治じゃない。

みんなの国じゃない。

と、かなり離れて国まで行ったのでこの話題はやめよう。

でも、思うけれど、小泉首相とかのことだけど、そりゃあ、意見に対してぱっと切り返せるとか、言葉で人を惹きつけるとか、そんな感じですごいって思うし、政治家ってそういうの大事かもって思うけど、なんか「上手いな」の域をでないというか。
精神異常者に対する刑法を見直すとか、なんか変だと思う。

ところで、今日は「オリーブ」の復刊の日だ。高校の時にずっと購読してた雑誌なのだが、休刊してたのが、6/18に復刊、という事で、楽しみにしていたのだった。
ちょっと大人のオリーブに、なんてコピーだったから、ふうむ、と思ったが、可愛くなくなってた気もする。前はもっとちっちゃくて薄くって紙質もぺらぺらだったのに。それに広告もかわいいのばかりだったんだよなあ。
広告。私は雑誌にいやな広告が入ってるのが、どうも嫌で。


ところで、新聞にいい科白があった。
「本当に美しい音楽は大声で語らない。表現したいのは『気配』」
というの。




ルミナリエ
2001年06月17日(日)

毎日海日、迷ってばかりだ。

梅雨前線もお休みね、と母が。
ふっ。

前から思っていたが、友人っていらない気がする。
いや、いてくれたらそれはそれで嬉しいのだけど、いないと駄目ってこともないし、ひとりも楽しいし。

雨降りの話なんかをずっとしていたい。
「最近雨ばっかり」なんて、当たり障りの無い話好きだ。

日曜の朝って、特別な感じがする。
氷を沢山入れてカフェラテを作る。自分でカフェラテと思っているだけで、つまりはコーヒー牛乳か。イタリアのカフェオレの意味だって聞いたけど、何か違うのかな。
目玉焼きがあったのでケチャップをかける。(前にみんなで「目玉焼きになにをかけるか?」って話をした時にみんな醤油って言っていて、私も醤油だ、と思ったのだけど、それじゃ話が盛り上がらないと思ったので「やっぱケチャップだよ!」と無駄な嘘を付いてから、ケチャップにした)

代々木で筆記テストを受ける。難しい。





土曜日
2001年06月16日(土)

私は自分にものすごく自信がある。

就職しなくても、いい気がする。

私はまわりに思われているよりも、ずっとしっかりしているし、1人でもきちんと生きて行けるような気がする。

経験者は後輩に、アドバイスをしてはいけない。

以上



荒野の1本の木、砂漠のコーラ
2001年06月15日(金)

 コーラはプールの味がする。
プールを飲んでるようだ。
すうっとお腹に水をため、塩素を投げ入れる。
音のない水の中で息をとめ、鼻に水を吸い込み、つんとさせる。
小さな私は胃の中で、じっと座禅を組む。

 意外と、詩人の瞑想という曲は、いい曲だ。
今日は一日、詩人の瞑想が耳のうずまき管をぐるぐるしていた。

 今日はシケモクさんの誕生日だった。
本人は否定していたが。

 それから、Kちゃんがちょっと感じが変わっていた。

 5限は職業に貴賎はない話。

 ところで、自分って公共のものだな。
色んなものが流れ込んでいて、自分で決めたことなんて何一つない。

 モナに「キューさんはフリーターになるじゃないですか…」と言われて、びっくりする。就職するよ。
ちょっとむっとして、急に就活にやる気がでるも、どうしていいかわからず、帰ってから、部屋の掃除なんて始めてしまった。








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