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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

それは ちょっと
2002年08月09日(金)

鈴木清剛の小説の中に、
「愛撫の仕方は猫に教わった!」(注;!は引用者が付けた)
っていう文があって、それ、すきだ。

そういえば、昔、緒川たまきが、
「『猫苔』っていうのがあって、触り心地が猫に似てるんです。
本当の名前はなんていうのか知らないけれど、私は『猫苔』って呼んでいる苔で、
猫がいなくて触れなくて寂しいとき、
『猫苔』を触って我慢してるんです」
って言ってて、なんかいいな、と思った。
私は猫飼ったことないし、本当はよくわかんないんだけど。

猫飼いたい。
それよりも犬飼いたいな。
お金持ちになって、屋敷で飼う。
本当はミニチュアダックスがいいなと思うのだけど、ここは大きい犬だろう。
でっかい黒い犬を飼って
でも やっぱりだめ
だめだめだめ
わーがままだかーらー




誤訳人生
2002年08月08日(木)

ローソンのカウンターで、夏なのにおでんを見て、
陽に当たって、ゆげがふわふわしてて、
この暑い中、買う人いるのかなって、
でも何でもそうだけど、
日光に当たってるものは何もかも、祝福されてるなって、

ああ、でもなんか、微妙に捨て鉢な気分


本に囲まれて過ごすことが多いのに、
まったく読まない日が多いことに気が付き、
ガクゼンとする。
こんな日々でいいのか?

部屋の蛍光燈が一週間くらい前から、
切れてるのになおす気もない。
いつも帰って来て暗い中、ポンと、
ベットに横になって眠ってしまったり。
気にならない!

こんなだから本読まないのか?

社会情勢にも疎くなった気がして不安。
今年はAERAやヨミウリウィークリーに目を通して、
新聞は毎夜、気になる記事をスクラップしよう、
ともくろんでいたのに、
早目に挫折している。

大学時代にも、新聞スクラップしていて、
それはシラバス(あの厚くて重い、でもすぐに使い道が無くなる)に記事を切りとって貼り付けていた。
それも何時の間にか止めてしまった。

もっと余裕のある暮らしがしたい、と思う。

ときどき、引き出しがいっぱいいっぱいになって、
閉めようとしても、洋服が飛び出してペロンと出ているような精神状態になることがある。

今は学校がちょっと夏休みなので少し楽。
でも課題してない。

そして旅に逃げようとしてる。

島熱は冷めた。
だって、宿がさ、7件ぐらい電話したのにさ、満員なんだもん。
みんなそんなに小笠原がすきなら、すきでいればいいじゃん。
私は降りるよ。
べたべたに夏に南の島に行きやがって。
お金だってかかるしさ、だったら外国行け。

私は南なんてしらない。北に行く。
東北。



終わらない夏
2002年08月06日(火)

45799236
意味不明な数字で始まる夏

「54ページから開いて下さい!」

何でもそうだけれど、始まるときは、終わりを強く意識してしまう。

夏もいつか終わる、と思うと、キョウレツに胸が痛くなる。
終わらないで生きるということは出来ないのだろうか?

終わっていく感じを味わうのが、いやだ

始まりは終わりの始まりで、終わりは始まりの始まりだ。

バキューン

さて、この前戸田の友人の家で花火を見た。
部屋から花火大会が見えるのですごーいと思ったのだが、
みんなあまり花火を気にせずに、たこ焼き焼いていた。
ひっくり返すのが楽しい。
タコが無くなってから、たこ焼きくん、みたいなお菓子を代わりに入れて焼いたので、不味かった。

花火は、すき

でも、子供の頃は火が怖くて苦手だった。

花火か

ズガーン



ヘアカット100
2002年08月05日(月)

夏に髪が長いという現実に不慣れだ。

ここ何年か、いつも冬は伸ばしているのに、夏になると意味不明なくらい短くしていた。伸びるのが速いのですぐ伸びちゃうけど。髪伸びるのが速い人はエッチなんだよって、ああ、そうですか。

なぜか今年は長いままでいる。

春にパーマかけてばかみたいなふわふわを、この前ストレートパーマでふわふわをやめさせた。

5月くらいに美容院に行って以来髪は切ってないのだが、その美容院は妙だった。
せっかく表参道に通ってるのだから、表参道の美容院に行ってやろう、と、ネットで探して、期間限定で半額でしてるところを見つけて赴いた。
妙だと思ったのは、まずタメ口なこと。
「前髪短くして下さい」
「いいよ」
って感じだ。
それになんか、見かけも話し方もホストみたいなんだよ。
どうでもいいことずうっと喋ってるの。服とか顔とか誉めてくれて、リラックスした時間を過ごしてもらおうとかってサービスなのかもしれないけど、
私はまず、知らない人に髪を触られるだけでもちょっと苦手なのに、
べつに話かけてくれなくていいのに、って思うよ。
ちゃんとした技術職の自覚持ってまじめに切ってくれたら十分だよ。
それで、名刺もらったけど、名前しかないんだよね。
忘れちゃったけど、「礼治」みたいな感じだ。
なんか、へんじゃない?普通なのかな?

それにさ、
「あんまり女の子っぽいありがちな感じじゃなくて、元気な感じで」
って頼んだのに(まあ、そのオーダーもどうかと思うけど)、
その頃の私を見た人は知ってると思うけど、すごく女の子っぽくなっちゃった。
ふわふわに。

それで、夏になったら、学校の近くにある妙な看板(へんなおじさんの写真の看板で一見、美容院とはわからない)で根こそぎ切ってやろう、と思ってたのだけど、
やっぱりやめて、長いままで夏を過ごすことにした。

いつも、夏は「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグくらいにしてやろうと思ってるのだけど、そこまで出来ない。
似合わない、とは思いつつ、すごくさっぱりした髪型にいつかしてやりたい。

坊主とかね





さかな
2002年07月26日(金)

さかなをたべた。


雑誌依存
2002年07月23日(火)

左下の奥の歯が痛い。
水を飲むとしみる。
こういうの何て言うんだっけ?

……虫歯か。

最近、雑誌依存が強くて、今月は一万円以上雑誌に使ってしまった。
あんまり読まないで、ぱらぱらっとしか見てなくても、また買ってしまう。
仕事が終わって、ご褒美、とか思って、1,2冊。
で、いつもカバンに雑誌が入ってないと、落ち着かない。

給料全部本代で使ってやろうか、と思う。

夏目漱石は教員生活の頃、給料が入ると、そのまま全部持って本屋に行き、本を買ってしまって生活費が全くなくなり、奥さんが困った、らしい。

私も、給料全部本代にして妻を泣かせたい。あなた、ミルク代が……、と言われたい。

夜、子供を置いて、ポケットウイスキーをコートに隠して家を出たい。

飲み屋に行って、さくらんぼ食べたりして、
「こんな高級なもの、うちの子供たちは食べた事ないだろう」
とか思いたい。

そういや今年の桜桃忌は気が付かないうちに過ぎてしまった。

太宰のようによわっちくなりたい。



梅雨明けます
2002年07月20日(土)

梅雨明け宣言がされた。

私は先日、気象庁だけが宣言出来るということに疑問を抱き、「私も宣言してもいいのではないか?」という結論に達した。それで一週間前に先に勝手に梅雨明け宣言をして置いた。

そのため、雨が降る度、ももちゃんから苦情のメールがきた。彼女によると「雨が降る度にセンサーが反応して携帯から同じメールが送られるように設定した」とのこと。
でも本当に梅雨明けしたらしいので、それも終わったみたいだ。

今日は本当に暑い日だった。
最高温度36℃説を聞いたが、そこまでではないと思う。でも、夏休み風だよね。小学生の頃の、通知票もらって帰る、昼下がり風だよね。
それで、明治神宮に行って、噴水の中にいた亀に、「カメラ」と名付けて帰ってきた。



クリスマスよりも
2002年07月13日(土)

今日は学校でスナフキンの続きをしてから、ともだちと、冷製パスタを食べた。
それから、レモンスカッシュをのんで、代々木公園で踊ってる人を見た。

七月も半ばを過ぎた。
未だ、どうしようもなく子供っぽい私がいる。

元気のない人が元気になって、
疲れている人が疲れてなくなって、
前に進みたい人が前に進めればいいと思いました。



私のすきな季節
2002年07月10日(水)

だけれども、肝心なとこでいつも俺は、ああいうことをしてしまうなあ。
グループというのはどうも苦手だよ。
それから、……

ちょっと、文の続きっぽくして、誤魔化してみましたが、
前に日記を書いた時から、時間が空いてしまいました。あらまあ。
W杯熱もとっくに冷めて、7月ももだいぶ過ぎました。

その間、私は、
ABCで知り合った映画好きの女の子とパフェを食べたり散歩したり、
モスコちゃんとコーヒーを飲んでから五反田でマンドリンの練習をしたり、
学校の友人に連れていってもらって初めてクラブというものに行ったりしました。
クラブは小西康陽がDJをするというので行ったのだけど、小西さんが思った以上にのりのりで面白かった。私は老人化のせいかオールがきつかった。

あと、フリーペーパーを作ろうという話になった。その名も「焼鳥」。
スナフキンの特集を組むことになった。
それで、スナフキンにピーコみたいなファッションチェックをやらせよう、とういう企画のために、四人で、渋谷駅前で色々な人に声をかけて、写真を撮った。それが楽しかった。
声をかけた人の中の一人の男の子が、ジュエリーデザイナーで、裏原宿にお店がある、と言うのでその足で覗きにいったりもした。

あと、セールのシーズンだったので、暇を見つけては買い物した。
戦利品は、ワンピース一枚、シャツ一枚、キャミソール四枚、スニーカー一足。




カモン、イングランド!
2002年06月21日(金)

イングランドVSブラジルを、カフェみたいなところで見た。
実況が英語のテレビ中継で、だからまわりのお客さんも、6、7割方、外国人だった。

私は何度も書いてるが、イングランドの優勝に賭けていて、オーウェンファンだった。熱く見守る。

イングランドの味方の人の応援は面白い。

「カーモン、イングランド!」

みたいな感じ。

「カモーン、イングランド」
「オーウェン」

みたいな感じ。

オーウェンが最初一点先取したのよ。
で「オーウェン!」
(オにアクセント、喉から出す感じ)

私、それが可笑しくて。

楽しかった。

結局、二対一で、ブラジルが勝ったのだけど。

ブラジル、やっぱりうまいな、と思った。サッカーのことよく知らないけど、
でも、すすーって抜けちゃうし。

それにしても、イングランド、W杯を随分盛り上げてくれたよ。

ベッカムなんて、存在が面白いよね。
メディアの中のデビッド・ベッカムが。




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