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理屈
理屈というのは、つい納得してしまうものなので注意しないといけない。
本当はいくらでも、たくさんの理屈をくっ付けられるような物事でも、一つの理屈だけを聞いて「なるほど」と思ってしまう。
理路整然と説明されたときほど注意がいる。 理屈では決して納得してはいけない。感覚で納得する方がまだいい。
ただ、それは理屈というものをばかにしてる訳では決してない。 私はどんな物事でも理屈で説明できると思っている。 人の気持ちでさえも。 だけど、それはとてつもなく複雑な理屈なので、通常は説明が恐ろしく難しいはずなのだ(おそらく説明に1億年くらいかかる)。 そういうときに、物事を簡単にしてしまう理屈をひょいっと持ってきてしまうと、「気持ちが理解できた」という勘違いが起こってしまうから、危うい。
パイナップル
お昼に千疋屋でオムライスを食べた。 なんだかフルーティーなオムライスだったけど、なんの果物かわからず。 (私はケチャップにパイナップルが入ってる気がしたけど)。
大島弓子の『綿の国星』で、猫が発表の場で「相変わらずですけど、頭の上でミルククラウンが輝くようになりましたわ」って言うシーンがあったように思う。そのときに「女の感性、女の感性」「男にゃわからん」って野次が飛ぶ。(マンガが手元にないので、おぼろげなのだけども)。 そこが妙に好きだ。 「女の感性、女の感性」「男にゃわからん」って書いてしまう大島弓子のクールさがかっこいい。 私は「女の子の感性」とかっていう言葉のことを、だいっきらい、とか思ってしまうのだけども、大島弓子は、鷹揚に構えていて、まあ、そう思う人もいるわよねえ、って感じに思っているように見える。
月餅(胡桃入り)
妹に誕生日プレゼントとしてマフラーをあげる。 妹からは何故か月餅をもらう(中華街に行った模様)。
フルーツパーラー
忘年会をやろうと言って、大学のときの友人たちと渋谷で会った。 妙な、幕末のお店(新撰組の写真とかがいっぱいある)で朝までお酒を飲む。 幕末に自分がいたらどうするか? と聞くと「フルーツパーラー開く」(倒幕の後?)とか友人が言っていて面白い。 が、その後、途中から来た奴とけんかをした。今思い出してもむかむかする。仲直りしたけど。 朝になって、我々が卒業した大学にしのびこんだら、守衛さんに見つかり、怒られた。「なんなの。さっきから行ったり来たり」と言われた。 体力の衰えを感じ、もう徹夜は止めようと思った(特に次の日に予定があるとき)。
遠心力は存在しない
荷台に6歳くらいの女の子を乗せて、お父さんらしき人が自転車を押している。 お父さんは、 「遠心力っていう力は存在しないんだよ。慣性の法則っていうのがあって、それでぐるぐる回ってるんだ。だから、慣性の法則の一部分のことを『遠心力』って呼んでるだけなんだよ」 などという小難しい話をしていた。わかるのか? といぶかしんでいると、女の子が、 「じゃあ、遠心力っていうのはあ……」 などと、まともに議論し始めたので、面白かった。
さて、みなさんがいちゃいちゃしている間に、私は小説書いちゃいます。
大磯
友人の結婚式のため、大磯へ。 空が晴れてて、海もきれいで、素敵な式だたった。 いいなー、私も伴侶に会いてー。 披露宴はイベント好きということで、なんか趣向を凝らしていた。 私は新郎の方の友人なのだけれども、新婦の、新郎に宛てた手紙と、ご両親に宛てた手紙があんまりにも良かったんで泣いてしまった。感動した。 二次会でビンゴゲームをしたら、コーラガムが当たって「奇跡、私にぴったりだ」(私はコーラ好き)とひとしぎり騒ぐ。 新郎、酔っ払っていたが、新婦がしっかりしていた。幸せになって欲しいものだ。
ふざけ過ぎ
今まで生きてきた時間の中に、まじめに過ごした時間が、一時間もみつからない。 私の大好きな『肉体の悪魔』という小説に「マルトは悪ふざけをするようなことは全然なかった。陽気にはしゃいでいるときでも、しんはまじめだった」という文があるのだけれども、私はこれの反対だ。どんなときでも、しんはふざけている。
どんな状況でも「頭の中は自由」と思うと、まじめな顔をしていても、心の中では常にふざけてしまう。 こんなんで30歳、40歳になってもやっていけるのか、不安だ。 おそらく変わらないだろう。
版画
版画を彫る。
鶴の子
東横線でマンドリンの練習へ。 楽しくて、気が晴れた。
夜、九州の叔母さんたちが泊まりにきたので、遅くまでお喋りする。 楽しくて、気が晴れた。
クリームと『運命』
専門学校のときの友人たちとお酒を飲んだ。 そしたら、友人のお酒(クリームの入った甘いやつ)の中に、クリームを絞るときの道具の先っぽがコップの中に入っていて、笑った(なんで作った人は、それが外れたことに気が付かなかったんだろう)。「これで割り引きになりませんか?」と聞いたら、割り引いてくれた。
それから、名曲喫茶に連れて行ってくれた。昭和っぽい椅子や柱を触ってやった。友人がベートーヴェンの『運命』をリクエストするので、笑った。
ここのところむしゃくしゃしていたので、気が晴れてよかった。
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