■日々コレ精進ナリ■

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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
その一覧はトップページにあり。

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2002年04月14日(日) どよーんどろーんふにゃー

 今日は完全休養日。それゆえYHAにずーっとこもる。こういう日もたまにはイイだろう!


2002年04月13日(土) 風をきって車輪をすすめよう

 今日は、Te Anauから南に20kmほど離れたManapouriマナポウリに21変速マウンテンバイクを借りて行くことにする。自転車なんて最近全然乗ってないから不安だなー(何に不安?)。NZでは自転車に乗る際にはヘルメット着用が義務付けられているので、少しとがりぎみのヘンテコな形をしたヘルメットを乗せて、いざManapouri。道は100km/h制限なので自動車はビュンビュン飛ばして行く。

 特に坂道もなくスイスイ進み、1時間後にManapouri到着。一応中心部といえるところの小さなカフェでカプチーノとパイを食べる、5.50$。それから"Pearl Harbour"という名前のこれまたすっごい小さな港に行くと、Walking Trackがあることを知る。けれどそこは川を渡る必要があって、橋も掛かってないからボートで行かないといけない。5$もかかるし、少し面倒だとためらってしまって結局行かなかった。

 少し遠回りのコースをたどってTe Anauに戻る。が…逆風がヤバイことになってる!行きはずいぶん楽に来ることが出来たなーと思ってたけど、それは追い風の力があったという事実に気付く。うわっ、平坦な道だってのに全然進まない!行きは20kmだけど帰りは33km、キビシイ。変速可能な自転車だったからよかったけど、普通のママチャリだったらと考えると少し怖かった。途中に集落も店もあるワケがないし、水も少なめにしか持って来てなかったし少し焦る。でも所詮33kmくらいワケないさ!と思いながら帰り道を進む。

 何度か休憩を入れていると臀部がかなり痛いことに気付く。やっぱり慣れないことをすると体はしっかり反応するらしい。終わり際、後輪の調子が悪くなった。最後の下り坂でギアチェンジをしたら変な感じになってしまった。そこから5km弱ほど不安な状態で進みながら、ようやく借りた場所まで返却。「この自転車、特に変なことしてないのにおかしくなった」と伝えたけれど特別安くはしてくれなかった。けれどちゃんと修理するって言ってたな。


2002年04月12日(金) 腹が減ったらなんでもウマイ

 Kepler Track最終日は一般に言われる「くだらない日」だ。標高も、行程も、両方だ。でも行ってからはそうは思わなかった。それなりに味もあったし、最終日ゆえ、食料もなくなっているから荷物も軽かったし、6時間の予定をほとんど休憩せずに3時間20分で行ってしまった。間食もほとんど用意してなかったので、「早く着け、着け!」と思いながら13時前に全ての行程を終えてTe Anau YHAに到着した。

 着いて即シャワーを浴びて3日分の身体の汚れを落とし、洗濯をして、その後買い物でビールとポテトチップを買って、自分に乾杯。今まで味わったことがないくらい美味であった。

 YHAに戻ってからは、俺と同じコースを歩いて今日戻ってきたという女性と話をした。彼女は俺より2日遅れて出発したのだけれど、一足飛びで2日間で帰ってきたというのだ。一日でおよそ42km歩き詰めたとか。す、すげぇ…女性は強いなあ。

 近くの図書室のパソコンでWEB日記を更新し、再びビールを空け日本人同士で会話に花を咲かせた。楽しい一日だった。



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この日に更新したWEB日記↓


==ことごとく、マニアック扱い==

久々にマトモな日記が書けて嬉しくて仕方がないエイジです。いやはや。

今日現在、私がいる場所は"Te Anau"(テアナウ)。マオリ語ですな。
マオリといえば、この島の先住民族とされてますが、
マオリ語というのは非常に発音が日本語と似てて非常に面白い。
英語圏の人たちが読みにくい(発音しにくい)地名は日本人はワケ無く読めるという。
面白い世界です。

以前「探偵!ナイトスクープ」でも紹介されてたんですが
『ピアノ・レッスン』(原題"The PIANO")という映画でもマオリ族が登場するんですけど
その時のせりふが「あんな所は生きて通れねえ」と聞こえるんですよ。
もちろんマオリ語ですからそんなことは言ってない。

この時のビデオ誰か持ってませんかね?本当はどういう意味だったのか・・・。

えー、バックパックの旅はまだしばらく続きそうです。
今月中に終えられるのか?それが疑問だ。
来月には農場の仕事を探そうと思ってはいるものの現実味をまったく帯びてない(汗)


2002年04月11日(木) 世界共通カードゲーム

 ───寝られん。隣のヤツのイビキ(snoreという)がとてもうるさくて眠れたモンじゃない。何度もマットレスを叩いてイビキを止めようとするが、2分後には再び「ふごーーーー〜〜」となる。共同部屋はこれがつらい。俺より後に寝たくせに腹立つぜ。

 Kepler Track3日目。とはいっても3・4日目はほとんど平地を歩くのでしんどさは無いに等しい。問題なのは“距離”。それでも大したことはないが…。今日の“距離”は17.2km。昨日は18.6kmで高低差もかなりものだったので、今日は本当に楽勝ルートだ。

 7時に起きたのだが、近くに滝があるらしいので朝食と身支度を整えて見にいってみる。片道30分弱ほどの距離で、かなり豪快にしぶきをあげていた。たまたまそこに人がいたので写真を撮ってもらった。別に俺が入る写真が欲しかったわけでもないのに、誰か人がいるということだけでなぜかお願いしてしまった。ホントに写真嫌いなのかオレは?

 さて、さっきも言ったように行程は楽々で、5時間のコースを3時間50分で行ってしまった。途中特に見所もないので長い休憩もなかったし。今日の小屋は湖畔に建っていて、New Zealand特有の蚊のようなサンドフライという虫がうじゃうじゃいるけど、雰囲気はいい。虫除けスプレーをぬり、外で本を読むとすこぶる気持ちいい。

 夜になってからも小屋内のテーブルで本を読んでいると、隣のグループがカードゲームをしているのが目につく。どうやら、日本で言うところの“大富豪”だ(英語名は忘れてしまった)。俺も参加させてもらった。

 遊んでいると、少しルールが違うことに気付く。基本はほとんど一緒(3が弱くてA・2が強い)だけど、独自の決まりごとがある。出た札が3つ連続すると"sequence"(シークエンス・日本語に訳すと「連番」あたり)、すなわち連続でないカードが出せなくなるのだ。例えば一人目が3を出して二人目が4を出す。三人目が5を出すと、"sequence"成立。その次の人は“6”さらに次は“7”しか出せなくなるのだ。これは、弱者に優しいルールだね!


2002年04月10日(水) ワタシに光を-Kepler2日目

 コースのメインともいえる2日目に突入。朝起きると、朝焼けの色が素晴らしい。そして、麓を見てみると朝日にさらされた雲がすばらしい色を見せてくれている。日本でもこれほどの“雲海”を見たことはなかったかもしれない…。しっかり写真に収めておく。

 今日はひたすら稜線上を歩く。天気が悪いと稜線ゆえ吹きっさらしのめに遭ってしまうけれど、今日もいい天気。日差しが強いからもう少し雲あってくれよと思いたいけど、それはかなりのワガママ。帽子とサングラスと日焼け止め、そして虫除けを用意して朝9時出発。

 今日の行程はおよそ6時間。1時間ほど登っていくと、Mt.Luxmoreラクスモア山への分岐路が見えてきた。ここで貴重品ともう1つのリンゴを持ち、バックパックは下に置いて山頂へ向かう。NZでは珍しく山頂を究めることが可能なのでありがたい。もう一度麓をみると引き続き雲海が残っている。コースに戻るととんでもない強風に襲われる。着ているポロシャツが汗で濡れてしまったので。その強風で乾かしつつなびかせていると、「今にも空を飛びそうだね」というようなことを同行している人に言われた。ちょっと恥ずかしい。

 その後もひたすら稜線を歩きまくる。コースが丸見えなため、進んでも進んでも全然たどり着かないようで、なんともいえないイヤな気分になる。けど後ろを振り返ると前にいた場所がかなり遠くに見えるので、確実に進んでいるとことが実感でき嬉しくなる。途中2つのshelter(避難小屋)を通るけど、同じコースを歩く人が少なくとも20人はいるし、休憩場所として最適だから多少混雑するので俺は休憩せず。

 カメラのフィルムがとんでもないペースで減っている。New Zealandに着いてから5ヶ月弱、1本ムダになってしまったものも含めて現在で9本目に突入した。それだけ残すべき風景がある、ということなんだなー、いやはや。

 今日の小屋Iris Burn Hutはほぼ満員の60人が入ってる。それゆえキッチンが大混雑。でも、よくみるとアジア系の顔は俺しかいない。話しかけると、多少珍しがられているような気がした。晩飯を食べてから大部屋でくつろいでいた20時頃、トラブル発生!懐中電灯が壊れた!!首から引っかけてたんだけど、椅子から立つ際にテーブルに引っかかってしまってバラバラに…。暗がりの中で何人かの懐中電灯の光を借りて、部品を拾う。幸い、簡単な部品ばっかりで、直すのにそれほど苦労はなかった。けれど完全に元通りにはならず。せっかく高いの買ったのに!しかも1週間しかまともに使えてないし。ったく。


2002年04月09日(火) 突き抜ける青空よ

 Kepler Trackへ移動の巻。改めて行ったDOCの話によると、ここしばらくの天気はかなり良好(!)らしく、いい景色が見られるはずだと係の人に言われた。楽しみを胸に秘め10時に出発。平地の歩きはStewart Is.でも慣れてるけど、今日は雲一つない快晴で、日差しも相当にキツイので坂道でなくとも意外と体力を奪われてしまう。出発から2時間足らずで早くも2つ持ってきたリンゴのうちの1つに手をつけてしまう。

 リンゴうま〜〜〜〜い♪

 このコースは1日目に大きく登り、2日目には山間を長く歩いてから少し下り、3・4日目でふもとを歩くようになっていて、今日で登りの3/4を行く。結構キツイと聞いていたけど、言われるほどキツイとは俺は思わなかった。そりゃ疲れはあったけどサ…。

 15時過ぎにLuxmore Hutに到着してしばらく休憩後、歩いて10分ほどのLuxmore Cave(洞穴)に向かう。けど……これはヤバイ!ヤバすぎます、ここ!!話によると奥行きは1kmほどあるらしいけど俺は入って30mほどで引き返した。明かりも小さいヤツしか持ってなかったし、更に奥へ向かう入り口があまりに小さかったから…たぶん半径30cm程度の丸い穴だったと思う。あれは最初から探検目的で行かないと俺は無理だと思った。トランピングついでに歩く、なんていうのは洞穴に失礼。

 夜を迎えても雲一つない天気が続いてるので、21時ごろHutの外に出て夜空を見上げると……それはもう無数といえる星たちが包んでくれた。写真に収めようとしたけど、ヘナチョコカメラではどうしようもなかったな。22時就寝。


(詳しくは秋場研氏のNZトランピング詳細サイトにコース説明があるので参考にしてください)


2002年04月08日(月) 山に恵まれた町、Te Anau

 日本ではこの日付だと大抵は「入学式」とか「始業式」なんてのが行われているだろうけど、俺は至って自分のペースで動いてる。これでいいのかしらん?もっとも入学の時期が4月なんていうのは日本の特徴であってNZでは全然関係ないし、変に形式ぶるのはヤメにしよう。

 InvercargillからTe Anauへ移動するも、途中通過する町があまりにも少なくそして小さく、あっという間にTe Anauに到着してしまった。今日の宿はYHA、かなり日本人がいる。まずは近くにあるD.O.C.に行って天気を調べると、明日からは好天続きらしい。ならば行くぜ、Kepler Track!!3泊4日のルートで景色はかなり良いという噂を聞いているので楽しみだ。

 YHAのラウンジは非常に居心地がいい。いろんな人の話を聞きつつ、明日の準備を整える。22時に就寝だ!


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この日ネットで書いた日記はInvercargillで書いたもの。


=係員のうそつきー(泣)=

ということで、今もInvercargill(インバーカーギル・インバカーゴ)にいるエイジです。

昨日ここ(図書室)の係員の人に聞いたんだけど、
「日本語OKって書いてあるけど、見るのは出来ても書くことは出来ますか?」
って聞いたらその係員「NO」って答えたから無理だと思ったのに!!
"write"ってのがマズかったかな。
この場合は"input"のほうが良かったのかも。

ということで、今までの簡単な活動報告を。

南島を時計のような形に置き換えると、
今いるところは30分あたりのところ。
スタート地点が15分あたりと考えたら、単純に1/4が過ぎたかな。

Stewart Islandは良いところでした、すごくのどかで。

ここのインターネットはすごく高いので
(15分2$、今まで3時間で5$だったのを考えるとバカ高い)
簡単に終わらせます。はい。

次はTe Anau。ここではKeplar Trackという山歩きコースがあるので
楽しむつもりです。


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