■日々コレ精進ナリ■

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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
その一覧はトップページにあり。

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2002年07月07日(日) 『Vertical Limit』はNZロケ

 一日中大雨だ。どうなっているんだろう?オーナーに聞いてみても、「今年の雨は多すぎる」って言うくらいだから異常なんだと思いたい。ということで、何もする事がない。Turangi周辺には幾つか短めの遊歩道があるらしいのだが、こう雨続きではやる気も削がれてしまうというものだ。

 テレビでもよくわからん番組やってるし、通信販売の番組では毎回毎回「Absolutely FREE!!」とか言いまくってるし。なーもせんうちに夕方が来てしまった。晩飯を作る気力も失せてしまい、2日続けてfish'n'chipsと相成ってしまう。けど、ここの魚とポテト美味いんだよー。店の名前は"Grand Central Fry"。こんな小さい町でも少し行列が出来るくらいで、確かにイケる。もう一日ここに泊まるとするなら、3日連続でポテト食ってたかもしれないな。

 日曜日の映画タイム、今日は『Dr.Dolittle(ドクタードリトル)』がTV2で20:30からあるのだが、この宿はSKY Moviesという別のチャンネルが見られるので『Vertical Limit(バーティカルリミット)』を見ることにする。今日は6人しか泊まっていないようで、番組選択権は俺にあった。

 これは一度日本でも見たことがあって、内容がわかる分言葉が聞き取れるかなーと思ったけれど、何せ1年半以上も前でほとんど覚えてなくて、ダメダメで終了。

 やっぱりこの映画無理がありすぎます。あんなすごいガケのところの壁に向かってジャンプしたら、岩壁に当たった時の衝撃はハンパではないはずなのに。


2002年07月06日(土) ジグソーの一日

 ここNational Parkでは何もする事がない。あるとすれば、町(集落といったほうが正しいか)の周辺を見て歩いて、近くのCafeでコーヒーをいただくくらい。昨日からの雨は一向に止む気配がないので、外に出るのは本当に億劫だ。ということで、夕方にバスが来るまでのあいだ、ラウンジに置いてあるジグソーパズルに挑戦する。バスの出発は16:30なので6時間以上もパズルに費やせるのだが、それは果たして贅沢と言えるシロモノなのだろうか?

 750ピースのものがあったのでそれを選ぶ。広い庭の中にぽつんと建つ家が写った風景画で、異常に同じ色が多いのでコレは困難をきわめそうだ。食べ物がないから異様に腹が減る。ずっと持ち歩いてる食パンも食い尽くしちゃったしなー。“Ski FM”というこの地方ならではとも言えるヒネリなしの名前のFM局から最近の曲がかかってくるけど、誰の何という曲かが全くわからない。曲の最初に言うことがほとんどで、最後に言ってもらったとしても聞き取れない場合が多いので、よって曲名とアーティスト名を知るのはテレビでプロモーションビデオを見るときくらい。未だにNZシンガーの"Anika Moa"と"Bic Runga"の区別がついてない。ダメダメ。

 そういえば、日本ではテレビでほとんどP.V.が流れてないな。どうしてだろう?テレビ局も少しくらい手抜きしたっていいのに。むしろ、そういう作品を俺は見たい。日本の歌手はせっかくビデオ作っても見てくれる人が少ないんじゃないかな?あ、ビデオテープ(かDVD)として売るのか…。

 休憩を挟みながら、なんとかパズルの4割方が出来あがった。しかし時間切れだ、仕方ない、ここまでだ。このままテーブルに放置して宿を離れることにする。しかし誰かが続きをやってくれるかは、はなはだ疑問だが。

 16:30にバスが来て、およそ東に50km離れたTurangiトゥランギへ向かう(バス代は15$)。あらかじめ予約していた宿であるExtreme B.P.に17:30に着いて、食料を買うために急いで閉店前のスーパーマーケットへ買い出しに行き、その足で近くにあったfish'n'chipsの店でいつものようにfish、1/2chips、そしてspring rollを注文。おっ、なかなかウマイじゃないか!

 今日は土曜日だけど、テレビ映画が流れていた。タイトルはうろ覚えなんだけど"Muppet in space"とかだったかな?『セサミストリート』あたりに出てきそうな人形たちが出てくるそれは、非常にわかりやすいないようだった。

 この宿は評判が高いことを聞いていたのだけど、広いラウンジでかなり居心地がいい。いい気分で眠れそうだ。


2002年07月05日(金) すごい車に乗せてもらったな

 久々にきれいな朝だ、しかし外は寒い。今日でWanganuiを脱出して次の土地を目指す。天気の良さを利用してヒッチハイクを2ヶ月半ぶりにやってみようと試みる。Backpackersから500mほど離れたヒッチハイクには丁度いい場所を見つける。

 途中にあった店からもらってきた段ボール紙に目的地を書きこむ。1文字が10cm(それ以上かも)くらいの大きさで書きこまないと運転手に見てもらえない。書き込んだ地名は『National Park』。そう、National Parkという地名なのだ。だからといってこの町が国立公園のど真ん中にあるのかといえばそうではなく、限りなく端に近い。理屈の通じない地名なんて山ほどあるのでどうでもいいことだが。そこは、今いるWanganuiから北へ120kmほど進んだ所。

 午前10時からヒッチハイク開始。最初の5台はほとんど無視に近かった。まあ始めはこんなモンだとひたすらThumbing(親指上げ)。マオリ系の人たちはなぜか反対方向の車線を指差すのだが、どういう意味なんだろうか?「今すぐ帰りな」とでも言われているのだろうか。

 時間にしておよそ1時間半後、ようやく1台の車が止まった。60歳前後のオジサンで、「6km先の次の集落まで送ってあげる、そのほうが車が引っかかりやすくなる」と言うのだ。とても迷う。6km移動するとなると、先に進むしか方法はなくなる。4時間ほどヒッチハイクチャレンジしてそれで駄目だったらまたWanganuiの宿に戻ろうかという考えもあったし。でも…もし移動したところでヒッチが駄目だったとしたらまた6kmを逆方向にヒッチすればいいんだから、と思い、6km移動の意見を呑んだ。

 そのオジサンは次で降ろすという場所に住んでいる(集落の名前はUpokongaroウポコンガロ)。そこで植木鉢や食器など様々な陶器造りをしているんだそうな。広い家が持てて嬉しいよ、と言っていた。少し話しているうちにあっという間に到着。そして降ろしてもらったところで改めてヒッチハイク開始。

 するとなんと2台目が止まった。さっきのオジサンの言うとおり、簡単に車がつかまった。止まってくれた車には女性が乗っていた。だけど、彼女はびっくりするほど荷物の詰まった84年製5ドアに乗っている。後部座席は倒されトランクと一体化していて余す所なくぎっしりといろんな荷物(ギターや着替え・遊び道具など)が詰まり、助手席は荷物のせいで一番前まで席がつめられていて、そこにはなぜか鳥カゴが。

 俺の目的地を説明すると、彼女はここからおよそ300km離れたHamiltonハミルトンに行くというので、俺が行きたいところは途中に通るから乗せてあげられるという。しかし…こんな荷物満載の車のどこに乗れというのだ?とりあえずバックパック類は後部のスキマに積んだが、バックミラーが使用不可になった。

 そして俺は…?──どうやら鳥カゴを抱えて乗ってくれ、ということらしい。実際に乗り込んでみると、足元にまで何か置かれていて、とても足を伸ばして座れる状態ではない。そして足をたたんで座ると、前まで座席が出てきているせいで頭がフロントガラスに当たる勢いだ。とてもシートベルトは着けられない。かなり苦しい状態で出発する。鳥カゴには実験用によく使われているようなラットが入っていて、鼻をひくひくさせながら俺を見ていた。大丈夫、殺しはしないから・・・。

 乗せてもらった彼女の名はPickie(たぶんこんな感じ)、Dunedin生まれのニュージーランド人でこの冬休み中に旅行をしているようだ。昨日は車の中で寝たということなので、さっきバックパックを入れた空間は彼女が寝る場所だったようだ。寝る前にはある宿のシャワールームを勝手に使ったとか。おいおい、やめとけよそれは…。

 無理な体勢で車に乗っていたため、30分ほどして気分が悪くなってしまう。外の空気を吸いながら、「鳥カゴ(ラット)持ちはキビシイ」ということでそれを無理矢理トランクに入れてもらった。それでも足場は苦しかったが…。

 山間をひたすら進み急なカーブで気分が悪くなりながらも、2時間ほどで目的地のNational Parkに到着する。ここはVisitor Informationもないので、車を降りた場所から一番近くにあったHoward's B.P.で落ち着くことにした。ラウンジも大きめだし、暖炉もかなりイイ感じでジグソーパズルもいっぱい置いてあった。

 14時前に宿に着いたが、誰もいない。オーナー曰く、ほぼ全員がスキーに行っているそうだ。車での無理な体勢を続けてずいぶん着かれたので休む。ここにはスーパーマーケットすら無いので今日は晩飯抜きで終わらせよう。夜になるとスキー帰りの客がたくさんいて、どうも中国系の家族連れがいる。ガキンチョもいるけど発音のいい英語を話す。産まれてからずっとNZにいるらしい。

 昼から降り続いている雨が止む様子は全くない、むしろ強くなっている状態だ。明日はバス移動だが16:30出発で、半日近くも何もないここで待つのはだるいな。


2002年07月04日(木) ガイドブックには載らない日本人基地

 改めてこの辺(Wanganui周辺)一帯のパンフレットを見ていると、姉妹都市の建物があることに気がついた。しかも日本との繋がりだ。これは行かなくてはと思い、朝から出掛ける。その姉妹都市の名前は「長泉町」…どこの町だろうか。まずはそのFriendship Centre(交流センター)に行く。しかし…思いっきり一軒家だ。

 裏口に回ってみると、一人日本人のおばさんが部屋にいることがガラス越しにわかるが、外に俺がいることを向こうは気付いていない様子。仕方がないのでガラス戸を軽くコンと叩いて気付いてもらう。

 どうやらこのセンターで住んでる人らしく、その後主人も現れた。50歳前後だろうか?今は夫婦でいて、2年毎の交代制で長泉町の人が切り盛りしているという。で、その長泉町というのは静岡県東側の町。お互いに年に何回かその町の学生だったり大人だったりが行き来してるそうで。日本のことを伝えるために特別に作った茶室を見せてもらった。久しぶりに畳の匂いを嗅いだように思う。

 その後「ゆっくりしてって下さいよ」という言葉に甘え、お茶とお菓子をいただいた。ワーキングホリデーを終えてからの生活はどうする、とか、観光でこんな所に来る人はほとんどいない、とか何やかんやと話していたら2時間近く経っていた。いつまでもいるわけにもいかないので切り上げる。八百屋のバイトやファームの仕事もあるかもしれないという話だったが、時期がわからないという返事だった。やっぱりな…。

 町へ出て、『SPIRIT-Stallion of the Cimmarron-』というドリームワークスの馬アニメ映画を見る(日本では2003年度以降に公開予定)。びっくりするくらいセリフの少ない映画で映像を見ているだけでほとんど理解することが出来た。それなりに面白い内容だったし良かった。

 夜は、またRyoichiと置いてあるギターで何を弾くでもなく、とにかくジャカジャカと。そんな一日の終わりを過ごす。



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真冬の7月に更新した日記はこちら。↓



==(07/04)ただいま最高気温14度==


ひたすら寒いです。

最近はあまりに書くことが多すぎて、いざネット接続した時に
果たして何を書いて良いやらわからなくなってしまうんです。

まあそんな中、近頃頻繁に思う事は

「花火が見たい」

ということでございます。
ただ、日本の夏は果てしなく気温が上がり、そして湿度も高く、
タオル無しではやってられませんという状態。
特に大阪、京都あたりは最悪・・・

思い出しただけでゾッとします。

ダメだ。
やっぱり計画立ててないと何も書けないや。


2002年07月03日(水) Wanganuiのすっきりしない状態

 どうにもはっきりしない天気が続く。昨日他の人から聞いた、この町にある小高い丘に立つ塔に登ってみることにする。高台に行くためにエレベーターが使えるらしいのだが、その「エレベーター」という言葉が妙に気になった。実際そこまで歩いていくと、確かにそれは「エレベーター」以外の何物でもなかった。けれど別に階段も用意されていて、それに乗るためには1$かかるようで、その1$をケチってしまった。

 階段を上りきったところに塔があったのだが、その塔の最上部に上ることも可能なようだ。かなり高め。階段の段数を数えると163段だった(間違いかもしれないが)。丘の下からの階段を全て合わせると300段はゆうに超えているはず。最上階に着くととてつもない風が吹きつける。同じ時間に上ってきた子供たちはキャッキャッと騒いでいた。とりあえず写真だけとって下りる。また雨が降ってきたので図書館で雨宿りをしてそのまま戻る。

 今日も晩飯にチャーハンを作ったが、評価は60点。ごはんが柔らかすぎるのでダメダメだ。


2002年07月02日(火) 日本てのは本当は温かい国のはず

 昨日の天気予報通り朝から雨が降り続いているのでヒッチハイクはやめにして、バスを利用する。バスの時間を確認すると、15:15発とのこと。予約した時はまだ9時過ぎだったので、およそ6時間ほどこの小さな町で時間をつぶさなければならない。

 とりあえず雨が止むのを待って、10時にVisitor Info.まで移動。そこの受付でバックパックを預かってもらう。隣に図書室があって、軽く内部を見回していたら、つい足を止めてしまった。それほど大きな図書室でもないのに、明らかにふさわしくない巨大な“ひな壇”が飾られていたのだ。注意書きがあって「Minori Lions Club(みのり?ライオンズクラブ)」から送られたものらしいが、“おひなさま”と書きたいはずなのに“OHINASANA”・・・「おひなさ」と書かれていた。

 みのり?その名前は初めて聞くけど、どうやってこんな大きなひな壇を運んだかはともかくとして、何故こんなものがこんな小さな町の図書室にあるのか?どうしても知りたくなってしまった。けれど冬休みということもあってか、図書室の従業員の人たちは子供たちの相手をしてて手が離せない様子だ。

 もう一度Visitor Info.に戻って詳細を聞いてみる。俺のつたない英語力でわかったことは、ここStratford Lions Clubのメンバーの一人が日本を旅行した際に、東京から2時間ほど車で北に行ったところにある“Minori”という町か村かのLions Clubを訪問したという、それがおよそ8年前。それ以来、Minoriの町とStratfordの交流が続いているらしく、それぞれの町民がお互いの町を訪問することがあるのだとか(後日そこの役所に問い合わせて確認済み)。

 それでその縁から2000年にこの町に大きなひな壇をプレゼントした…俺の解釈が正しければそういうことになる。経緯を聞いて改めて感じたことは、日本のガイドブックなんかには絶対載らないような町にもしっかり日本との繋がりがあるのはすごいな、と。なんか感激してしまった。

 その後近くの本屋でハガキを買って、再び図書室に戻り日本に向けての手紙を数枚書いていると

「日本のドコから来ますか?」

という不思議な日本語が聞こえてきた。何だ?と思い横を向くと、さっきから横に座っていた女の人(明らかに日本人ではない)が俺に話しかけてきたのだと理解した。その変な質問に答える前に
俺は「え、日本語喋れるんですか?」と聞き返してしまった。
「はい、少し…」と答えを聞いて、この人は日本語を勉強している最中なんだろうな、とか思いつつさっきの質問
俺「あ、大阪です」
「私行ったことないなー」
俺「日本に行ったことあるんですか?」
「はい、3回ほどね」

いやーあ驚いた。この地で2度も日本との接点を得ることが出来ようとは。色々話を聞いてると、彼女はKatrinaという名前で、日本では“りな”と呼ばれていたそうだ。群馬の川(名前忘れた)でラフティングを教えているとのこと。日本の友達の喋りを覚えているから少し変な日本語だけど、充分会話できるくらいのレベル。けど本格的に勉強してないから文字はほとんど読めないらしい。不思議な感じだ。日本の文字は難しいんだろう。発音が全然違うのに「わ」「れ」「ね」とか「め」「あ」「ぬ」が似ていたりするし。彼女はシンガポール・イギリスなどなど英語圏の国にはいくつか行ったことがあるらしいが、「言葉がそのまま使えるからつまんない」と言っていた。俺の発想だと、一つの言葉でいろんな国に行けるから便利なのに、なんて思ってしまうけどな。そんな感じで彼女としばらく15分くらい話しこんでいた。

 昼飯だといって彼女が出ていったあと、俺も外へ出る。朝から降っていた雨は完全にあがっていた。ここStratfordの地名の由来は、Stratford-upon-Avonというイギリス内の2〜3万人くらいの小都市からきていて、Shakespearシェークスピアの出身地らしい。なぜその名前をとったのかはわからなかったけれど、この町の通り(street)の名前が著作の出演者の名前にちなんでいるのだ。これはLonely Planetのガイドブックに載っていた情報なのだが、ここに来たもう一つの目的がそれらをカメラに収めることだった。

 昨日泊まったところがあった通りの名前が“Romeo Street”。それならば、この近くに必ず“Juliet Street”もあるはずだと思い、昨日Visitor Info.でもらった地図を見てみると確かに存在していた。Romeo St.が横に、Juliet St.が縦に走っているのだが、意図しているのかどうかは知らないがその2つのstreetは互いに行き止まりになっていて、交差することはない。なかなかシャレているじゃないか。余談だが、この町の中心を通る道の名前は“Broad Way”。

 そういう場所を写真に収めているうち、バスの時間が来てしまった。宿のオーナーはそれほど愛想が良くなかったが今日会った人たちは皆親切でうれしかった。昨日通ってきた道をバスで引き返し、Wanganuiへ到着。近くの"Tamara Backpackers"に宿泊。

 昼間歩きまくって疲れてしまったのでスーパーマーケットに買い出しにも行かず、ごはんと具なしラーメンで晩ごはん終了。一緒の部屋にいたRyoichiはこの宿の掃除を手伝っているらしいのだがどうやらギターを持ってきているようなので少し演奏させてもらって音楽話で盛り上がった。明日も雨か…頼むからスッキリと晴れてもらいたいものだ。


2002年07月01日(月) July Chill(寒い7月)

 Wellingtonには実質3日しか滞在しなかった。もう少しいても良かったかな、と思ったけれど早いところ次の目的地へと向かいたいから脱出、といったところかな。

 で、その次の目的地というのはここから北上したところにあるStratfordストラットフォード。は?どこだそれ?とNew Zealandに行った経験がある人でもそう思うかもしれないような場所。Lonely Planetのガイドブックによると、人口1万人弱の町でバックパッカーズは2軒あり、富士山の形に似たMt.Taranaki(タラナキ山・Egmontとも呼ばれる)に最も近い町だとある。地球の○き方には載っていない。

 ちなみに、この周辺一帯の中心となる場所はこのStratfordから更に北へ進んだNew Plymouthニュープリマスという人口5万人の町。しかし今後の行動予定としてはNew Plymouthまで行ったとしてもバスの都合上また南下しないといけないので、それなら小さな町でも泊まる場所さえ確保できれば問題ないから途中の町であるStratfordに決めた、というわけ。まあバス代にすれば46$と52$で6$しか変わらないんだけどね、気分の問題さ。

 Wellingtonを10時に発ち、長いバス旅を経て16時前に到着する。Stratford Visitor Informationで地図を見せてもらうと様子が変だ。ここVisitor Info.の近くにあるはずの宿が無いのだ。

「近くにBackpackersがあると聞きましたが…」と係員に尋ねると
「ここが移動したの。Backpackersは南に15分ほど歩くわね」と返された。
そう来たか。指図通り15分ほど歩いて今日の宿"Taranaki Accommodation Lodge"に到着。

 とりあえず受付を済ませてMt.Taranakiを探す。あれか?と思ったそれは確かに左右対称の山だったが思いっきり雲にかぶってしまっていて、どうもこれでは写真に収めても仕方がないかもしれない。明日早起きするかな、寒いけれど…。

 少し町を歩いたけれど、ここは基本的生活には不自由しない所だな、と感じた。スーパーマーケットはあるし、一通りの銀行支店もある。さすがにThe WAREHOUSEはなかったけれどね。

 夜、テレビで天気予報を見ると"July Chill"という表示があった。7月の寒さという意味だ。確かに寒い。明日は小雨か・・・。ヒッチハイクを久々に挑戦しようと思っていたのにな。Mt.Taranakiの写真も撮れないし、うまいこといかないな。今日の晩飯はPalmarston Northでバスの休憩の途中で買って来た韓国カップラーメンで終わり。他の客がいなくてメチャ寂しいので21:30に就寝。


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