これは性格なのか、方法論なのか?
私の場合、何かを考えたり作ったりするときに、細かい部分をチクチク作って行く作業より、大まかなフレームをドカンドカンと作っていくことに重点をおきます。スキームがなければディテールなんて意味がないと考えるタイプのようです。みなさんはいかがでしょう?
だからチクチク細かいことにこだわる授業や、そういったお話しの仕方をされる方と話すときなどは非常に体力を使います。心の中で「だから何やねん!」という突っ込みを自然に入れているからです。
フレームが理解できていれば、多少のブレはあっても完全に間違った方向には向かないと考えるのです。細かい点を集中して作り上げなければ最終的に完全に仕上がらないということはその通りなのですが、最初から細かい点にこだわると焦点がずれていくことがありますし危険だなあと思うこともあります。
人に何かを教えるときも、大きなフレームから細かく突っ込んでいく方法は非常に有効な指導法ではないかと考えています。なぜなら、こんな感じになるということが分かって細かいところを見ていくのと、なんだか分からないけど細かいところだけを見せられているだけでは、一つ一つへの興味の持ち方が変わるからです。
これが性格なのか、方法論なのか?と冒頭に書きましたが、実はこれは真理ではないかと考えます。ある授業で先生がこんな言い方をされました。「大枠を呈示されてからの方がわかりやすいと言う方もおられるようですが...」私は小声で思わず突っ込んでしまいました。「どんな人でもそうです。」職人を目指して修行している身ならともかく、高い授業料払ってきているのにわかりやすさを追求しないなんてどんな学校だって思ってしまいますよね。
教え方はともかく、人間が何か物事を達成しようとするときには先ず大きな目的を明確にしてから、細かいことにこだわっていくという過程が大事なのではないでしょうか?
今日は誕生日でした。いつも通りの一日でした。朝からバイト行って、帰ってきて親父と飯食って... 親父は私の誕生日なんてすっかり忘れてるようでした。でも、こちらからは何も言いませんでした。そういう父と息子の関係なんです。はい。しかし、こんなあっさりとした誕生日ってのもいいですね。年取った感じがしないです。
何人かの友達からはメールもらいました。覚えてもらってるだけでもありがたいですね。本当に感謝です。年齢の数字はともかく、意味のある区切りにしたいとおもっています。
誕生日を記念に、勉強用のコーナーを一新しました。言語聴覚士を目指されているみなさん、一緒に頑張りましょう!
布団に入って、「は〜、今日もやるべき事できなかったなあ。」と思いました。いつもなら「まっ、いいか。明日しよ。」で寝てしまうのですが、今日に限って夜中の1時に起き出して最近気になっていた散らかった部屋を片付けました。
電車の中で、「は〜、何だか疲れたなあ。何でだろう?」と思いました。いつもなら「まっ、いいか。寝ようっと。」と寝てしまうのですが、今日に限ってカバンの中から教科書を取り出し、これから試験がある内容に目を通しました。
学校での休憩時間に、「は〜、授業だるいなあ。」と思いました。いつもなら「まっ、いいか。我慢すればいいや。」とダラダラと休憩時間を過ごすのですが、今日は10分の時間を聴覚検査の機械の操作の練習に使いました。
前から、「あの子、なんだか疲れてるように見えるなあ。」と思っていた友達がいました。いつもなら「まっ、いいか。俺が何か言ってもどうにもならないだろう。」とそのままなのですが、今日は携帯メールでちょっとした励ましのメッセージを送ってみました。
「〜しよう。」「〜したい。」という素直な気持ちが湧き上がった瞬間に、「面倒臭いなあ。」という抑制が働きます。その面倒臭いという抑制に負けてしまい時間が経つと、「〜しよう。」「〜したい。」という気持ちが、「〜しなければ。」という義務感に変わっていきます。こうした自分自身に対するプレッシャーが出始めた時点で、最初の素直な気持ちから沸き起こった動機付けは姿を消していきます。
「〜しよう。」「〜したい。」という素直な気持ちが湧き上がった瞬間にそのことに対しての行動を起こしましょう。とにかく結果を出すための行動を起こしていきたいと思っています。
『発達の扉』というこどもの発達の本を読みました。学校でも発達の勉強はしていますが、また違った視点を与えられた感じで非常におもしろい本でした。何よりも、実際のこどもの写真がふんだんに掲載されており、書いてある発達の段階の一つ一つがイメージしやすいのが特徴です。また、著者の先生の文章表現がとてもロマンチックで、本当にこどもの事が好きなのだな、こどもって素敵だなと感じさせるような本です。
エリクソンやピアジェなどの、発達心理学の理論に関してはまったく触れられておらず、一般的な教養としてこどもの発達を知るにはとても分かりやすい本です。しかしながら、この本の中で一貫して述べられているポイントは、エリクソンやピアジェが述べてきた学問としての理論とは違う視点で述べられています。
この本の中で述べられている一番大事なポイント(私が大事だと思ったポイント)は、「こどもの憧れ」ということです。赤ちゃんが寝返りをするのは、普通6ヶ月前後ですが、それはほおっておいたら自然に寝返りを打つということではないのです。赤ちゃんの心の中にもっと周りを見たいという「憧れ」が心の中に芽生えることで、寝返りという高度な運動機能の発達が促進されるというのです。
発達の段階が色々な教科書に掲載されています。何ヶ月には何々ができる。何歳には何々ができる。育児雑誌などにも載っています。お母さんたちはこういう本を読んで、「うちの子は大丈夫。」「うちの子は遅れてるのかな?」とか考えるのでしょう。しかし、大事なのはそういった発達の段階そのものではなくて、そこに至らせるこどもの内面の問題なのです。
内面の発達なしに、機能の発達はありえないのです。反対に、機能が発達しなければ、次の内面の発達も起こってこない。こどもの発達とは外界とこどもとの微妙なバランスの上に成り立っていると本は語っています。大人は、そうした微妙なバランスをうまくバックアップしていけるような環境整備だったり、心理的なサポートだったりを意識的に行っていく必要があるのです。
何だか、本の受け売りになってしまいました。私がこの本を読んで驚いたのは、こどもというのも、大人とは質が違うのかもしれませんが、「〜したい」という動機付けがあるからこそ発達していけるのだということなのです。大人がこどもとちょっと違うのは、発達(または成長)していくためのステップを自身でコントロールしていくことができるという点です。私達には生まれながらにして、動機付けを探していこうとする能力があります。生まれながらにして備わっているのです。
こどもに負けていられませんよ。私達も日々発達です。
「ZONE」という番組で松井秀喜を取り上げていました。番組の中で、松井のお父さんが松井に贈った言葉がいくつか出ていました。松井のお父さんは松井の姿をテレビで見ては、息子にFAX送っていたようです。その中で印象に残った言葉がありました。一つは前から松井のエピソードに必ず出てくる言葉で、「努力できることが才能である。」という言葉です。イチローも言ってましたし、貴乃花も同じこと言っていました。私も、怠けそうな気持ちになるとこの言葉を噛み締めます。
蛇足ですが、この「努力できることが才能である。」という言葉は、夢を持っている人じゃないと言葉の持つ意味は何の役にも立たないですね。夢を持つ事がいいとか悪いとかではなくて。
今回の番組で、「松井のお父さん素敵!」と思った言葉があります。
「夢は大空へ努力は足元で」
理屈では説明できない、この言葉が放つエネルギーに創造力がビビビと反応する感じがします。うん、そうだな。と言わされてしまう不思議な言葉。こんな言葉を贈られる松井が本当にうらやましいですね。松井はどちらかというと落ち着いた感じの野球選手ですが、彼の内側ではこういった言葉が蓄積されて精神的に成熟しているのに違いありません。
昔、どっかの偉い人が「スポーツ選手は頭が良くないと優秀なプレーヤーにはなれない。」と発言してヒンシュクを買い辞職した話しを聞いたことがありますが、あながち間違いではないような気がします。「頭がいい」ということがどんな意味を指すのかによって捉え方は変わりますが、「考える力」という視点で捉えるとやはり「頭がいい」プレーヤーは優秀なのでしょう。
何ができるか?以前に、なぜしたいか?どうやりたいか?という部分を考える事は物事の基本になってくるような気がします。特に夢があるならば...
▼最近読んだ本 『自分に自信がなくなった時に読む本』(PHP文庫) →自信がなくなったので読みました。なかなかいい刺激になりました。
『頭脳200%活性法』(PHP文庫) →頭脳が30%ぐらいしか活性していなかったので読みました。60%ぐらいまで活性されました。
▼今読んでいる本 『発達の扉(上)』(かもがわ出版) →子供の発達について、学校の勉強以外に興味が出てきたので読んでいます。とても良い本です。豊富に掲載されている子供の写真は最高ですよ。
昨日は闘争心の話しを書きました。つにいかに気持ちを熱くしていけるか?ということに興味あります。常々、同じことを書いているので「またか」と思われるかもしれませんが、成功の秘訣は「気持ち一つ」にあると考えています。「気持ち一つ」というのを突き詰めて考えていき、私は「欲」というものにぶち当たりました。自分の「欲」を理解して、それに合わせた環境と刺激を与えてやれば必ず人間は大きな能力を発揮できると考えるのです。
大きな能力とは、決して新しく得るものではなくて生まれたときからみんなに備わっているのです。しかし、正しく「欲」を理解できていない気付かないために、能力が押さえこまれてしまっていると思うのです。「欲」というと変に偏った見方をされがちですが、簡単に言ってしまうと「〜したい!」という気持ちです。普段、普通に「欲」はみなさんの心の中にあるはずです。「おいしいものが食べたい。」「いい洋服が着たい。」「お酒が飲みたい。」「お金が欲しい。」などなど。
人間は「欲」を満たすために生きていると言っても過言ではないでしょう。問題は、その「欲」をどういった方面に向けていくか?ということだけなのです。なまけるのも「欲」だし、何かに努力するのも「欲」なのです。努力というと、一見、ストイックな感じがしますが、その場の苦るしみを耐えられるほどのより大きな「欲」がその裏にはあるに違いありません。
この「欲」をコントロールすることで、物事が楽にこなせるようになります。簡単に言うと、「欲さない」物事をいかに「欲する」物事にもっていくか?ということに焦点を合わせることが大事なのです。そのためには物事の裏と表があることを知り、同時に常に表を見る努力が必要です。そして、目標設定が大事になります。目標設定も、よく考える必要があります。
単に「〜がしたい。」「〜をする。」のような骨抜きの目標は意味がありません。「なぜ?」という部分がしっかりしない目標は「欲」を刺激しません。「なぜ」の部分は本当に時間をかけて、じっくり考えて、自身が納得行くものでなければなりません。大きな目標が設定できれば、あとは自然に小さな目標が見えてきます。こうして「欲」は刺激を受けるのです。
人間は、自分のしたいことができるという効力感を得る事で快感を得ると言われています。快感は新たな「欲」を生み出すのです。
先日、学校のスペシャルゼミという授業で「笑いと健康」という授業がありました。その中で、ガンを告知された人がその後どのような態度で病気と接したか?また、その態度の違いでガンの進行がどうなったか?ということが話題の一つでありました。笑いと健康については何にも記憶に残っていないのですが、この話題だけは非常に印象に残りました。
1、「ガンと闘うぞ!」という闘争心を持った患者 2、「今の状況を把握しよう」という冷静な判断をした患者 3、「もうダメだ。」という悲観的な判断をした患者
ガンの告知後、ガンの進行が一番遅かったの1番の「闘争心を持った患者」でした。ガンの進行が一番早かったのは「悲観的な判断をした患者」だったそうです。もちろん、統計的な視点からみた傾向ですから、個人個人ではまた違う結果があるでしょう。ちなみに日本人に一番多いのは2番の「冷静な判断をした患者」だそうです。私が今ガンだと告知されたら同じように判断をするでしょう。
アントニオ猪木が「今の若者は怒らなさ過ぎる!」と何かの番組で言っていました。確かに闘争心に火がつくことってほとんどありません。しかし、ガンではありあませんが、闘争心を持って物事に当たることも必要かな?なんて授業中に感じました。問題は何に対して闘争心を持つか?ということになります。今、身近に競争相手と思う人も居ないし、何とかそういう相手が欲しいなと思っています。
身近に居るとすれば、それは怠け心を持った自分自身なのかもしれません。
眠さが残る一日でした。昨晩、私の誕生日パーティーをクラスメイトが開いてくれました。サプライズパーティーでした。まったく予想していなかったので、本当にびっくり。こんな風に祝われるとは予想もしていなかったので、うれしさを飛び越した不思議な喜びでした。
9日で31歳になります。年の割には何ともグータラな人生でしたが、今年は気合を入れて人生に勢いをつけたいなと思っています。
体重が減りました。5キロ痩せました。
お金に余裕があります。
目標ができました。
この三つの環境が整ったおかげで、私は精神的に安定しています。いくら本を読んでも、いくら人に相談しても解決しなかった問題がいとも簡単に解決したりしています。なんなんでしょう。人の気持ちとは、こうした環境に大きく左右されるものなのでしょうか。自分の気持ちを自分の意思で変えるということは非常に困難なことだと気がつきました。
だけど、自分の意志で自分の行動を変えれることはちょっと努力がいるけどできないことではないということに気がつきました。アルバイトを始めたおかげで、痩せました。お金が定期的に入るようになりました。様々なボランティアや現職のSTと会う事により、自分がどんなSTになりたいかが見えてきました。元気にならなければなんて考えている間に、バイトで汗を流す事の方が元気に近いのです。学校がおもしろくねえと愚痴ってる間に、一人の先輩を見ることで目指すものに近づけるのです。
とにかく何でもやってみることなのですね。人生とは。
▼マイブーム イチロー、松井、元貴乃花が、みんな言ってること。 「努力に勝る天才なし」
新たな週を迎えて、気持ちも新たに頑張りましょう。ん〜、週に限らず新たな一日でもいいし、新たな時間でもいいし、極端なこと言うと別に気持ちを新たにするのにきっかけなんていつでもいいんですよね。今から新たな気持ちでいいんですもんね。でも、今という瞬間がずっとつながって時間ができていると考えたら、いつでも新たな気分でいることができますね。
この前も書きましたが、すべての1歩を第1歩と考えればいつでも再スタートできるんです。逆に言うならばスタートだけが人生だとも言えますね。
さて、今からスタートします。
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