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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年04月19日(木)
「スリ」

さてみなさん。
先週は「ざわざわ下北沢」のお話をさせていただきました。

うちの大学では毎週木曜日には大学会館で映画が上映されます。
主に昨年、一昨年話題になった日本映画が多いようです。


今週は「スリ」。
黒木和雄監督。
出演は原田芳雄(先週も出てたなー)、風吹ジュンetc。

2000年度朝日ベストテン第2位・・・らしい。


大雑把に内容を説明すると、
かつては名うてのスリだった男がアル中になっている。
その男に惹かれる女性、
その男に育てられた女、
その男に弟子入りした若者。
これらの人々が絡み合っていく人生賛歌(らしい)である。

うーん、長々と説明してもしょうがないので、感想は手短に。

・お酒やめよ―かなーと思いました。
 (でも多分やめないし、そもそもそんなに飲んでない。)

以上。(笑)


映画の話はこれぐらいにして次はドラマの話。(笑)
先週始まった「R-17」。
先週の引っ張り方だと一つの事件が、
だらだらと長いこと続くのかなーと思ったけどそうでもない。
最初の事件は今週で解決(?)してしまった。

一話完結かとことん引っ張るかどっちかにしてくれー、と思ってしまう。
人気あるのかないのか関係なしに、ついつい見てしまうドラマですね〜。
面白いかどうかは個々人の判断に任せましょう。
しかしそういえば最近、「渡鬼」(R17の裏番組)みてないなー。



さぁ、本題に入ろうか?
昨日の日記でしばらくゆっくり考えようと言うことになったが・・・。
その後情勢が変わりました。
出たんだわ、内定が。
正真正銘間違いなく。
因みにMフーズなんですけどね。(牛めし290円)


ちょっと回想シーン。
場所は最終面接会場、面接後の人事担当者とのお話。

「まだ廻ってる会社あるんですか?」
「はい、いくつか。」
「じゃぁ、ある程度受けてみてしっかり考えてください。
 待てって言うなら6月中くらいは待ちますし、
 それで他へ行ったなら、
 『なんだよ、あいつ見る目ねーなー』
 って言うぐらいの自信はありますからね。」

回想終わり。

ということは、あそことあそこの会社を受けて、
ここの会社へこういう連絡を入れて、
あ、あそこの会社はじゃぁ辞退して・・・。
この会社にはとりあえず・・・。

とまぁこのように、
私の頭の中ではどんどんと緻密な計画が立て直されていきます。
スケジュール帳書き直すかー。



2001年04月18日(水)
志望順位

夕方からとある会社の1次面接を受けてきました。
そうそう、あの適正検査を3回も受けた会社ですね。

いつもの通り、いつもの笑顔で(笑)、いつもの言葉で話して来ました。

最後に、
「就職活動、どのように終わらせていくつもりですか?」
という質問が来た。

とことん正直に、志望企業一通りの選考が終わってから、
その中で自分を認めてくれた会社のどこに入るかしっかり考えたい。
と答えた。

「よくわかりました。ところで・・・」
採用担当者さん、なんだか妙に意地悪そうな笑みを浮かべてます。

「私会社説明会で最初になんて言ったか覚えてますか?」
確か・・・名前を名乗って・・・そんで役職?

「私が採用の責任者だって言いましたよね?」
・・・・。
確かに言ってた・・・・まさか!?もしかして!?

「実は今日が1次面接で、実質の最終面接です。」
どひゃーーーーー。

要するに、説明会から適正検査、今日の面接に至るまで、
学生の顔を一番見てきたのはこの人であると。
だから、役員面接で私ら学生を始めてみた人が落したりするのはおかしいと。
なので、今日の面接に合格したら実質内定・・・ということらしいのだ!!!

・・・・え?
で、それを私に説明するということは・・・?

実質・・・内定・・・ってことですか?

「そうです。」


どひゃーーー(2回目)


ただし、それは第1志望で入社するとしての話。
まだ迷ってる会社があると正直に述べると、
5月11日にもう一度会って意思確認をするということになった。

他の結構行きたい会社があるのだけれど、
そちらは多分5月11日にはまだ選考は終わっていない。
3度の個人懇談が終わり、やっと面接が始まっているぐらいだろうか。

迷っているというのは嘘だ。
正直は入りたいのは向こうの会社。
ただ、そちらで内定がでる前に(出るかどうかもわからないのに)、
今日受けた会社を断れるかどうか。
(今日の会社も第2志望ぐらいではある。)

そこらへんを決断できるかどうかで、
なんか自分を試されてるような気がしてきた。

5月11日って事は後24日。
時間はたっぷりある。
ちょっと考え込んでみますか。



2001年04月17日(火)
もちませんでした。(昨日のタイトルへの答え)

シャッ シャッ シャッ シャッ
シャッ シャッ シャッ シャッ・・・・。

包丁が蘇ろうとしている。
何故か実家にあった関の孫六作と書かれた包丁。
随分前から切れ味が落ちて、
「斬っているというより、叩いてるみたい・・・」
とまで言われていた。


何故か今日、私は一日暇だった。

朝起きた瞬間、身体が重く、頭が痛く、何より動く気がしなかった。
これは・・・体調が・・・悪い?
仕方ない・・・もう少し・・・寝よう。
いやその前に、ピポパ・・・。
「すみません、今日やっぱり休んでいいですか?」
「え、もしかして体調悪いんか?」
「悪いです。」
「わ、わかりました、お大事に・・・」
「すみません・・・失礼します。」
里中さん・・・電話起き際に「さむーっ」って言ったでしょう。
「さ」って聞こえてましたよ・・・。
その口癖直せとは言わないからせめて電話をきっちり切ってから言って・・・。


ともかくバイトを休むと連絡をいれてしばらくゴロゴロしていたら、
なんだか急に元気になった。
なんだ、疲れがたまってただけだったのか。
ということで例によってじっとしてられず動き出す。(貧乏性め。)

大学で教科書を買ったり、近くにできたBOOKOFFで買い物したり、
インスタント珈琲がきれたので買いに行ったり、
そして衝動買いしてしまったのが・・・・・砥石だったのです。


シャッ シャッ シャッ シャッ
シャッ シャッ シャッ シャッ・・・・。

どんどん研磨されて鋭くなっていく刃を見ていると、
妙に落ち着いていくのはなぜかしら。

不思議なぐらい集中できてしまう・・・。


休日に、人と会って話をするのは大好きです。
友達と喫茶店で珈琲(おかわり自由)なんか飲みながら、
何時間も過ごすのは恐らく最高の娯楽でしょう。

ですが、
こうして無心になって包丁を研ぐというのもなかなかなものです。
座禅を組んだり、瞑想したり、写経したり・・・
あれに近い感覚なのでしょうか?
妙に落ち着けるんですね・・・。

そんな私は動物占いで「狼」。
1人の時間を何より大切にするのだそうです



2001年04月16日(月)
こんなんで明日もつのか??

・・・・・・。
どこから話そうか?
(そう、なんか最近日記を書いてるというより、
 誰かにお話を聞いてもらってるような気分なんです。)

とりあえず昨夜寝たところから。


3時半頃 就寝 布団で寝ると起きられそうにないので寝袋で。
        山で早起きしなくちゃいけなかった強迫観念がよみがえる。

6時 アラーム 思いっきり叩いて止める。
6時過ぎ 起床 寝惚けまなこで納豆ご飯を食らう、大阪人の裏切り者。
7時   出発 全ての準備が終了して出発。完璧に予定通り。
       (約15分間の2度寝も予定のうち。)

9時過ぎ 大阪市営地下鉄御堂筋線の終点「なかもず」駅 着。
     なんでこんなところで面接(&筆記試験)なんてするんだ―!?
     なんて思いながらも、諸々の質問ににこやかに答える。
     筆記試験で「フィリピンの大統領」が答えられなかった。(大恥)
     エストラダが辞めた所までは追ってたのに・・・。
    (正解はアロヨーかな?アヨロー?)

正午 地下鉄御堂筋線「本町」駅 近くの喫茶店で履歴書作成。
   なんとなく昨夜作ったのが気に入らなかったらしい。        

13時 こちらの会社でも面接と筆記試験を同時に行う予定。
   とりあえず面接からと聞いていたので待合室に連れて行かれる。
   と思ったら思いっきり面接の椅子配置。
   手前に椅子が6つ並び、少し離れて、向かいにテーブルが一つ椅子が二つ。
   いわゆる集団面接である。
  
   「欠勤です。」
   担当の長塚さん(仮名)が2人分の椅子を引っ込める。
   左からバン君、ニシノ君、タカノさんそして私の4人。
   「面接官もうすぐ入ってきますからねー。」
   チェシャネコのように笑いだけをドアに張り付けて、木梨さんが消えた。
   ・・・様な気がした。
  
   そうして入ってくる面接官。
   一人は一度見たことのある人事部長、もう一人は初対面。
   そうして面接が始まる。
   これが・・・・えんえん2時間続いた。
   4人で2時間・・・1人あたりの時間にすれば30分だが、
   それだったらはじめから個人面接にしてくれ・・・。
   なんてことは口が裂けてもいえません。

   長い長い面接が終わって、痛くなってきた腰を伸ばしていると、
   再び入ってくる木梨さん。
   机と椅子を並べ替えて、「ではこれから適正検査に入ります」と。
  
   あ、そう、同じ部屋でやるんだ・・・。

17時 終了・・・疲れ果てて帰る・・・。
   もちろんエレベーターが閉まる瞬間までは笑顔を忘れない。
   

18時40分 大学に到着。
     科目登録カードを提出。
     授業の教室に行く、もぬけの殻。   
     経済学部事務室に行く「教室変更の掲示出てませんでしたよ?」
     「じゃぁ教室変更されてないんでしょう」
     が、
     「もしかしたらあっちの教室になるかもしれません。
      その時は掲示出しますんで。」
     という先週の先生の言葉から「あっちの教室」を思い出す。
     この先生今年来たばっかだからまだ分かってないらしい。
     事務室の仕事が適当だということを。
     あちこち駆けずり回った結果、やっと教室に到着。 
     なんで私は汗だくになってるんでしょうか・・・。

21時30分 本日の・・・講義・・・終了。


帰って着替えた後、簡単な食事。
余り物のご飯、玉ねぎとミンチ肉でできたオムライスをかきこんで、
レトルトのスープを流し込んだ頃には、
もう私の意識は夢の中へと滑り込んでいた。

眠気を必死で抑えていたのは、どうやら食欲だったらしい・・・。



2001年04月15日(日)
面白げな再会(後編)

今日行ったのは先週、先々週と行った裏六甲烏帽子岩の近くにある、
不動岩というところ。

4月の日曜日で晴天とくれば、
それはもうえらい人でした。

暖かくて天気がいいのは当然なんですが、
4月のこの時期は社会人山岳会でも新人のトレーニングや、体験入会(?)、
等を行っているようで素人っぽい人もたくさんいました。

本当にたくさんの人で登りたい岩が混雑してて大変だったわー。

でもまあ、今日は上多さんと二人だったので結構身軽に動けたほうでしょう。

「こっち混んでるからあっち行ってみよ」
みたいなことが簡単にできますからね。

ちなみにクライマーの世界は結構狭い。
上田さんはクライミングジムも結構うろちょろしているようなのだが、
あるジムの人とも知り合いで、その人が今日岩場に来ていた。

「あ、君、パートナー見つかったん?」
「ええ、この間岩場で声をかけて・・・」

パートナー??
私のことですか???
え??
いつの間に・・・パートナー???

などといいつつも、

「いやぁ、烏帽子岩で引っ掛けられちゃいました」
なんてあわせてる私。
私なんかじゃ相棒としては役不足だと思うんだがなぁ。
まぁいいか、
この人暑くなったらまた北海道にもどっちゃうし。(をいをい)


しかし今日は本当に登れなかった。
いや、混んでたからではなくて私のコンディションが・・・・
ってのは言い訳かな。
しかしやる気なり、精神的なものなりを含めると、
やはりコンディションが原因ってことになるのかな。

とにかく登れなかったわ。
多分、今日始めて岩場に行った初心者の方を省けば、
今日あの岩場にいたなかで一番へたくそだったのが私なんでしょうが、
それにしてももうちょっと上手いこと登れるやろう?
ってぐらいにあきませんでしたわ。

なんとなくまた体力づくりからやりなおそうかなぁ、
なんて真剣に思ってしまった1日でした。


そうして帰り際。

「次の土日も岩場行く?」
「えっと・・・」
慌てて頭の中のスケジュール帳を開く。

「土曜は授業あるから無理ですね。
 日曜日は・・・・まぁ行けるかな?」
「じゃ。来週も同じ場所同じ時間集合ってことで。」

はーい。
・・・。

あれ?
そーいや、来週の日曜って藤原さん社員旅行でいないんじゃ・・・・。

うーん、このシリーズ、まだ続きそうですね。

岩場には夢がある、
岩場には出会いがある、
そして岩場には不思議な運命がある・・・・。(多分)



2001年04月14日(土)
面白げな再会(前編)

夜、バイト先の藤原さんから電話がかかってくる。

ああ、日曜日岩登り行く約束してたから、その打ち合わせだね。
もしもし〜?

「ごめん。明日急に内業(室内業務)が入ってんやんか〜」
「ああ、はいはい、わかりましたー。
 じゃぁ中止ってことで??」
「いや、それがやねんけど・・・」
「???」
「上多(仮名)君と10時に前の場所待ち合わせにしたから」
「え?」
「彼には『ごめんなさい』と伝えといて下さい」

上多さんとは先週の日曜日「面白げな出会い(3)」に登場した人だ。
(1月29日に登場している上多さんとは別人である・念のため。)
藤原さんと電話番号交換などしていたので明日も会うのかなーなんて思ってたら、
そこまで連絡とってたんだね・・・。
でも、いきなり仕事で来られなくなるなんて・・・。
藤原さんらしいといえばらしい。(ちゅうか職場のせいか)

ということは・・・。
私と上多さんと二人で登れと?
マジ本気??
まだ2回しか会ぅたことないんですよ?

あ、でもいいか、上多さんザイル(ロープ)持ってるし。
しかも私よりずっと上手だし。

ということで、明日は上多さんと二人で岩登りです。
今回は藤原さんが来ないので倉林君には声をかけないでおこう。
まー、君も就活とか就活とか、他にも就活でいそがしいよな?な?な?

・・・・。
許せ、倉林!!



2001年04月13日(金)
13日の金曜日

どうやらここの存在がばれてしまったようです。
(いや、自分でばらして廻ったんだろう?)

これまで殆ど誰も見てないと思ってたから好き放題かいてました。
これからはちょびっと書きにくくなりますねー。

いや、もちろん気にしながらも今までどおり書くけどさ。(笑)


はっきり言う、今の私に怖いものなんぞない!
あ、ごめん、やっぱり結構あるわ。(爆)

ま、まぁしかし21世紀やし、
私がちょっとぐらい似合わないことしても良いよね?

今までずっと「日記は書かない主義」という不思議な主義を通していたのには、
実は理由があるのです。

それは、こうなるのがわかってたから。
え?「こう」ってどうやねんて??

この日記の目次を開いてください。

そう、日付全部埋まってますね・・・。
やりだしたら書きまくるだろうなーって自分で知ってたから・・・・
だからなんか自分で自分の首を締めるようでやりたくなかったのよねー。

じゃぁ何ではじめてん?

ナイスなクエスチョンですねー。
はっきり言うと、

「なんとなぁく。」


です。

なんかネットサーフィンしてたら、よさげなレンタル日記サーバがあったので、
じゃぁ、なんか書いてみようかな・・・と。

すごーく、安易な理由で始めたんですねー。
3ヶ月目の・・・告白でした。

あ、1月11日にも日記を始めた理由書いてる・・・。
矛盾は・・・してないな?な?
おっし、えらいぞ、私。
(ちなみに今は3月14日午前6時。
 ジェイソンは現れませんでしたとさ。そんかわし眠ぃ・・・・)



2001年04月12日(木)
「ざわざわ下北沢」

さてみなさん。(我が遠い先輩、浜村先生の口調で)
北川智子という役者をご存知でしょうか?

昨年7月に公開された市川準監督の映画
「ざわざわ下北沢」の主演女優でございます。

高校時代サイパンに住んでいた彼女を見た市川監督は、
浜辺で遊びまわる彼女を見て映画にでないかと誘った。

1999年、同監督の「大阪物語」に初出演。
もちろん芝居経験などなかった。

そしてその次にいきなり主演に抜擢されたのが、
先に述べた映画「ざわざわ下北沢」なのである。

因みにこの映画、昨年豪華なキャスティングで話題を集めたらしい。

ピアニストのイングリット・フジ子・ヘミング
原田芳雄
広末涼子
岸辺一徳
鈴木京香
豊川悦史
田中麗奈
渡辺謙
田中裕子
樹木希林
テリー伊藤

などなど・・・・。
・・・・・。
テリー伊藤なんてどこに出てきたっけ?
エンディングのテロップを見てると「ATMの男」って・・・
なんかもう一回見てみたいなー。
今度はもっと注意してみないと・・・。

失敬、話が横道にそれました。

なんでいきなりこの話なのかと言うと、
今日、大学会館でこの映画が上映されたのを見てきたわけです。
そんで、主演の北川智子さんがきてトークショーやってったわけなんですね。
なんでってーと、実はこの人、うちの大学の現役の学生なんですよ。

まー、映画そのものの感想はとりあえず横に置いときまして、
北川さんの感想です。

まー、なんか普通の関西の女の子やねー。
普通にそこら辺におったら全然わからんわー。
映画でも特に演技が上手いと言うわけでもなさげやし。(当然か?)
って感じですね。(感想でもなんでもない。)


因みに帰ったらちょうど「R17」てドラマが始まっていた。
うーん、はまりそうな予感。
私学園モノのドラマに弱いかも・・・・。


だめだ・・・今日はなんか文章にまとまりがない。
早く寝よう・・・・。



2001年04月11日(水)
早朝も早朝

昨日の私はどうかしていたに違いない。

夜、土佐に住む某氏との電話交信の後眠りに落ちる。
陰陽師最後まで見られなかったんだよなー。

で、目がさめたら午前2時過ぎ。
普通はその時点で布団を敷いてもう一度きちんと寝るはずだ。

が、私は何故か台所に向かった。
食器を・・・洗い始めたのだ。
やっぱり・・・その日の汚れはその日のうちに落としておかないとね・・・。

そして・・・
取り込んで室内に干しっぱなしだった洗濯物をたたみ始める・・・。
ああ・・・やっぱり常にきれいに片付けないとね・・・。

それでそれから・・・・
2日分の日記をつけ始める・・・・。
何故か今日に限って内容が異様に細かい。
しかも推敲してるし・・・・。
書いては消し、、、消しては・・書き・・・
そして妥協。(爆)

なんてやってる間にもう4時・・・。
よし、これからシャワー浴びよう!
洗濯もしよう!!

・・・・・。
寝る気・・・ないんかい・・・・私・・・。

そして、結局7時前にはバイトに出かけましたとさ。
京阪電車では首尾良く座れ、1時間もの間爆睡でした・・・。

こうして私の一日は始まった!!
(過程と終わり方はまぁ気にするな。)



2001年04月10日(火)
面白気な出会い(4)

今回は私の出会いではない。

午前の面接が大失敗に終わり、
しかし理由も納得していたので、
むしろすがすがしい気分でいた私は、
午後の個人面談前にモスバーガーで腹ごしらえをしていた。
(何故か最近モスバーガーでの食事が増えている事は近いうち語ろう。)

モスバーガー新大阪店。
三角のテーブルが微妙な配置になっているため、
隣席で食事している客の様子がよくわかる。

何気なく席につき、モスバーガーができるまでの間読みかけの本を開く。
柳美里さんの「フルハウス」である。
が、本の内容は一向に頭に入ってこない。
隣の客の会話が気になってしょうがないのだ。

男女二人連れ、しかしカップルと言う感じではない。
ひとりは24〜25歳会社員男、どうやら新入社員らしい。
いまひとりは40〜50代おばちゃん、多分主婦?

聞いている限り、この会社員と主婦、電車のなかで出会ったらしい。
一体どのような数奇な出会いをしたのかは窺い知れない。
が、どうやらこの奇妙な二人組は人生相談の話題に花を咲かせているらしい。

「手相でそんなこともわかるんですか?」
若い会社員が驚いてみせる。
素直で正直で誠実で実直そうな、
如何にもおばちゃんが好みそうな、ある種の可愛い青年である。

何らかのトラブルに巻き込まれたおばちゃんに手を貸した青年。
お礼におばちゃんが手相を見てあげていた・・・というところか?

おばちゃんはにこにこしながら、
青年の恋人の性格の事や仕事運についても言い当てていく。
そうして人生についての方向性も示していく。

青年は「それさっきも聞いたやん!」と言うようなことでさえも、
一つ一つ「はい。」「はい。」と丁寧に真摯に受け答えしている。
いわゆる聞き上手、というやつだ。

おばちゃんの人生指導もどんどん深くなっていく。
「あなたはまじめで努力家で優しいから、営業としてはきっと伸びるわ。
 でも、してもらってばっかりのうちはあかんよ。
 人にどんどん何かしてあげよう、してあげようって言う方が伸びるのよ。」
「彼女も仕事頑張る方でしょ?
 時間見つけたらできるだけ二人でいい思い出を一杯作りなさいね。
 春にはお花見に行ったり夏には海に行ったり、・・・」
「今あなた二人の女性に思われてるわ。
 でも浮気は絶対したらだめよ。
 そういうのは自分の首をしめることになっていくからね。」

特別な事は何も言っていないようでもある。
だがどれもとても大事なことである。
私の、いや多分回りにいた全ての客の耳はそのテーブルに向いていただろう。
これ見よがしに広げられた私の文庫本は、ずっと同じページが開かれている。

「でも、ほんますごい偶然やねぇ。
 今日仕事やめようか言う日に私と会うなんて・・・。」
「でも、お陰で自信つきました。」

そうして二人は席を立つ。
他の客もそれぞれ自分一人の空間へと帰ってくる。
程なく、殆ど読み進めなかった「フルハウス」を鞄にしまいながら立ち上がる私。

店を出るときふと思った。

実は私も誰かと話したかったのではなかったのだろうか。
偶然出会って手相を見てもらって、人生相談をしてもらって・・・。
うん、すごく羨ましかった。

そういえばさっきの青年は誰かに似ている・・・・。