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ひとりごと〜リターンズ〜
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2001年06月18日(月)
よい先生、ワルい先生、フツウの先生(3)

大学には色々な先生がいます。
よい先生、ワルイ先生、フツウの先生。
もちろん、好きな先生、嫌いな先生、どうでもいい先生も。
その日何らかの意味で気になった先生をご紹介するこの企画。

今回はよい先生編。
世間様で言われるよい先生と意味合いが一致するかどうかは別として、
とにかく私が独断と偏見で評価する好きな先生です。


第三回:良い先生編 「課題図書」

 2時間目の芸術学という講義です。
 年のころはまぁそこそこいい年。
 服装はいつもこざっぱりとしたブレザー。 
 口調は結構上品、というか丁寧。
 まぁ、結構素敵なおばちゃんって感じの先生です。
 
 芸術というものとはっきり言って縁遠い私が何故こんな講義を?
 と思った方、正解です。
 この授業も結構楽に単位をいただけるらしいんです、やはり。

 しかし私大も最近は出席についてうるさく言われるようになったらしく、
 
 「出席とは別に課題図書を毎週一冊提示しますので、
  それについて自由レポートを提出してください。」

 テーマも、内容も、分量も、提出するかしないかも自由である。
 もちろん、提出すれば試験の成績に+αしてくれる・・・と私は信じている。

 先生も毎週毎週よくネタがあるなぁと思うぐらい、
 きちんと課題図書を紹介してくる。
 就職活動も終わり、最近は毎週講義に出ているため、
 さすがにこれら全てを読むことは不可能だ。
 なので興味を持った本だけでも読んでレポートを提出することに決めた。
 いつって、今日決めたの。

 今日の課題図書は2冊。
 一冊は講談社新書の・・・えっと・・・アレクサンドリアがどうたらこうたら。
 そんな本。

 もう一冊は、こっちが読みたい方なんだけど、
 「全国アホバカ分布考」
 知ってる人は知ってるだろうか? 
 あの探偵ナイトスクープが発端となった本だ。

 先生・・・
 なんかまじめくさい本ばっかり選ぶと思ったらこういうのも読むのね。
 と思ってたら本の紹介が始まった。

 よく聞いていると、結構すごいかも。
 言語学から、果ては民俗学にまで言及しているとかいないとか。
 前から気になっていた本ではあるし、買って読んでみようかな。


 ということで購入してしまいました。
 思っていたより分厚い本で500ページぐらいあったりする。
 他にも色々買ったので読むのはいつのことになるかわからないが・・・。 
 まぁ、そのうち読むだろうよ。(笑)



2001年06月17日(日)
体調微妙に不良。

体の調子があんましよくなかった。
いや、すごく微妙にだけど、頭が痛かったのね。

風邪かなー?
漠然と思った。
今日も藤原さんたちと岩登りに行く予定があったのでどうしようか迷った。
が、藤原さんも上多さんも携帯電話等を所持していないので、
諦めて同行することに。

いやぁ・・・・バテた。
岩場にたどり着くまでの山道ですでにバテた。
頭痛もさることながら息切れが激しい。

今日はダメかもしれないなー。

先週と同じで私レベルには少し難しいルートが多かったのだが・・・・
それでもせっかく滋賀県まで来たからには少しでも登っておかないと・・・
もったいないでしょう。
そういって風邪を悪化させたらもっともったいないけど、
そん時はそん時。

「ここやったらいけるやろう」
藤原さんたちもそれなりに気を使って、
私にももしかしたら登れるかも知れない(微妙)ルートを選んでくれる。

見てろよ・・・・ちょっとでも登れるようになってやる・・・。
まぁ、何度も落ちたりしながらも今日はなんとか登れたといえば登れた。

しかしまだまだだな、という感もある。
難しいところに行けば行くほど腕を使おうとする。

クライミングと言うと腕力の強い人々を想像するかもしれないが、
実際は案外そうでもない。
もちろん筋肉はあるにこしたことはないし、無駄な贅肉なんてない方がいい。

でも実際には腕だけを使っていたんではすぐに登れなくなる。
必要なのは足を使う事。
いかにバランスを取れるか。
いかに足で立ち込めるか。
手は支えるだけ、補助的に使うだけ、
というのが基本的には上手いクライマーの条件なのだ。
(もちろん例外は数多くある。)

それがどうやらほとんどできていない。
まだまだ・・・・トレーニングが必要だな。

またちょっとやる気が出てきた。
昨日のラーメンと餃子が効いたかな?
ともあれ、何事も気持ちが乗っている時にがんばらなくては!



2001年06月16日(土)
餃子が一番。

時々レポートしているうちの近所のラーメン屋。
5月はお金がなかったので行かなかったかもしれないけれど、
基本的に月一回ぐらい、
やる気がなくなったときなどに食べに行くと非常に効果がある。

今日はなんとなくその周期が巡って来たようで無性にラーメンが食べたくなった。
しかも前回食べに言った時餃子が品切れだったので、それもかなり食いたい。

ちゅうわけでいつもよりちょっとはやめの6時過ぎ、
授業終了と同時に自転車で飛んで行った。

「何にしますか?」
混んでいるのを覚悟していったが案外すいている。
これから混んでくる時間帯なのだろうか。
ともかく運が良かった。

「ラーメンと餃子とライスの定食。
 今日は餃子あります?」
ここでニヤっと笑う。

大将もクスッと笑いながら
「はい、今日はありますよ。後何時間もつかわからんけど・・・」
と焼く前の餃子を見せてくれる。

3月23日の日記でも書いたけど、
ここの餃子は味噌ダレが美味いんだって。
いやマジで。
ラーメンも食べたいからついついセットで頼んでしまうけど、
餃子とライスだけで注文してもたぶんライス3杯ぐらい食べられると思う。
(ライスはおかわり自由)

あのタレは何で作られているんだろう。
多分味噌とすりゴマ、それにニンニクといったところか?
単体ではそれほど美味くない餃子を天下一品の味にかえてしまう。
ほとんど魔法のような調味料。
ためしにこそっとそのまま御飯にかけてみたらやっぱり美味い。
多分これだけで御飯食べられるだろう。
(餃子とライスだけで3杯食えるのはこれが理由)

ラーメンで腹八分満たされた後でもついつい満腹になるまで食べてしまう。

ふぅー。
やっと満ち足りて水を飲んでいると、
隣の席に座ったカップルが餃子を普通のタレで食べている。
ああ、そろそろ客が増えてきて大将も味噌ダレの解説する余裕がないのね?

せっかく2人前も注文してるのにもったいないなぁ。
これはほとんど人生の20%を損しているに等しいぞ。

それにしてもこのお店も随分客が入るようになってきたなぁ。
ちょっとうれしいような、淋しいような。
そんな心境。
また来月ぐらいに来るかなー。



2001年06月15日(金)
よい先生、ワルい先生、フツウの先生(2)

大学には色々な先生がいます。
よい先生、ワルイ先生、フツウの先生。
もちろん、好きな先生、嫌いな先生、どうでもいい先生も。
その日何らかの意味で気になった先生をご紹介するこの企画。

今回はワルイ先生編。
世間様で言われるよい先生と意味合いが一致するかどうかは別として、
とにかく私が独断と偏見で評価する嫌いな先生です。


第二回:ワルイ先生編 「関西人のレベル」

 2時間目の話です。
 授業開始時間から5分が過ぎました。
 いつも授業時間前に現れる先生が今日はまだいらっしゃいません。
 この先生出席を取るので(3分の2出席すれば、試験0点でも単位取得可)、
 それ目当ての学生がざわつき始めました。

 なんだか月曜日と同じ始まり方ですが偶然にもそうだったのだから仕方ない。

 やがて先生が現れ前の席にプリントを山積みにします。
 今日の分のレジュメだから各自取りに来いということらしい。
 仕方なく重い腰をあげながら前まで取りに行く。 
 たくさんの学生が群がっているためなかなかもらえない。
 この先生いつもは授業開始前に準備してるので
 割りとスムーズにプリントを取ることができるのだが、
 今日は先生が遅れてきた分学生も一時に集中していた。混雑するのも仕方ない。
 
 が、その様子を見ていた先生。

 「プリントを取るのに整列することもできない。
  それが関西の学生のレベルですよ。
  JR大阪駅といっしょや。
  東京で電車乗ってみ、みんな整列してるで。
  要するに君らは自分の損得の事しか考えてない。
  回りの人間の気持ちを考えようとせぇへん人間が
  経済学を学んでも意味がないねん。」

 この先生はアホやな、と思った。
 とりあえずJR環状線大阪駅へ行った事のある人間ならわかるだろう。
 あの駅で整列乗車に協力しない人間はかなり勇気ある挑戦者だと思う。
 でもそんなことは別として。
 この先生の矛盾点は、自分の意見に固執するあまり、
 学生を批判的に観察しすぎ、自分の過ちに気付いていないところだろう。
 
 前にプリントを山積みすれば、
 それを取りに来た学生によって混乱が起こるのは火を見るより明らかだろう。
 ならば、そのプリント、
 「1枚とって後ろに回してください。」
 と一言加えて順番に送っていけばよいのではないか?
 こうすれば時間的なロスも少ないし、教室内の秩序も守れよう。
 また、どうしても整列させたいというのならば無意味だが別の方法もある。
 先生が学生一人一人を前に呼び出しプリントを手渡しすればよいのだ。
 
 この程度のことがわからない人間に
 関西の学生のレベルが低いだのなんだのと言われたくないものだ。

 最近の私は、実は非常に気が短い。
 「このボケは何言うとんねん」
 と最後列一番端から教壇に向かってニラミを聞かせ続けていた。
 まさしく一触即発。
 もし私が一番前の席に座っていたら何かが起こっていたかもしれない。
 昨年の中国語の授業でも・・・・いや、この話はまた別の機会に。
 
 とにかく私はとことんこの先生が嫌いだったわけだ。
 今日のその件に関しても不快感を体中からオーラとして発していた。

 しかし。
 それと同時に私は周りにいる他の学生どもにも失望してしまった。
 あんだけクソミソみたいに言われてもまだヘラヘラしゃべってる。
 そしてその点を先生に突っ込まれる。 
 
 「あんだけ言うてまだしゃべってんのか!」
 その通りだ。
 お前らあんだけ言われて腹たてへんのか?
 それともおっさんの戯言やからって聞き流してるのか?
 なんでそんなに簡単に割り切れる?
 あんたらには関西人としての(別に関西人でなくてもいいが)
 プライドはないのか?
 なんでそんなにガキでオトナなんだ? 
 
 その点に関してだけは、
 「この大学の学生はレベルが低い」
 という先生の意見も完全には否定できないな。
 

 なんてことを考えてしまった今日の授業だった。
 あー、なんか感情に任せて随分熱いことを長々と書いてしまったかもしれない。
 どうも「ワルイ先生編」は単なる愚痴に終始しそうだねぇ。(苦笑)



2001年06月14日(木)
ネタ

基本的にネタには困っていない。
なんていうのか、毎日色々なことが起こるので飽きない。
まぁ今は特に忙しい生活してるからね。
学生やりながら、バイトやりながら、クライミングもやったりして。
(全部学生か。)

でも、それでなくても。
毎日同じことの繰り返し・・・なんてことは、はっきり言ってありえない。

どんな些細なことでも何かを見て、聞いて、感じて。
何かしらそういうことが必ずある。

何故こういうことを書くか?
いや、ネタは必ずあるはずなんだけど・・・・思いつかない。(こら)

というのはまぁ冗談で、どんなしょうもないことも必ずネタにできるということ。
今日はとりたてて大きなことがあったわけではないけれど、
それでもやっぱり書くことはある。


雨が降っていた。
それはもう・・・酷い雨だった。
梅雨の面目躍如。
昨夜の夜雨が降り始める直前に帰宅したため、
昨夜から降り続いている雨には、今朝初めて雨に遭う計算になる。

傘が必要だな。
と思ったがどうやら前に雨が降った時どこかに忘れてきたらしい。
仕方がない、コンビニで買ったビニール傘で我慢しよう。

しかし300円ぐらいで買ったこの傘って小さいなぁといつも思う。

この大きさではないよりマシとは言え、
自分の身体をすべてカバーすることもできない。

まして荷物など持っていたら余計だ。

私は大抵、傘をさすとき荷物を優先して雨から守るようにしている。
そうする人って他にはいないのだろうか?
かばんの中には常に本が最低一冊入っている。
それ以外にもノートやルーズリーフなども濡れては困るがやはり本だ。
読みかけの本が濡れてしまうと少しブルーな気持ちになってしまう。

それだったらいっそのこと自分が濡れたほうがマシだ。
そう思って小さいビニ傘で一生懸命右肩にかけたかばんを守りながら歩く。

駅に着いた時には左半身ずぶぬれになっていたが意に介さない。
首尾よく京阪特急で席に座れたらすぐにかばんの中身をチェック。

・・・・・。
あれだけがんばったのにカバーをつけた文庫本の一部が濡れている・・・。

これはショックが大きい。
ズボンも服もびしょびしょだったがそんなことはどうでもいいぐらいショックだ。
服なんてすぐに乾くんだからどうでもいいの。

本は濡れると乾いた後でシワになるんだから!!

深くため息をつきながらしおりの挟まったページを開く。

もっと大きい傘・・・買おう・・・。
これじゃ梅雨の間もたないや。

ああ、また出費がかさむなぁ・・・。


こんなときは大抵、本の内容は頭に入ってこない。



2001年06月13日(水)
聞き込み。

現場での調査は朝一で即終わった。
なんだ、あっという間じゃないか。
と思ったら、まだすることがあるらしい。
ヒアリング?
といってもどうやら英語の試験ではないらしい。(そらそうだ)
聞き込み調査のことをそのように呼ぶらしい。

今回の渓流調査は、
昨年9月の豪雨による土石流などで崩壊が起こった地域が対象となっている。
当然、近くの民家に住んでいた人は何らかの被害を受けている場合もあり、
それらの人から当日の被害状況、避難状況などを聞くのも現場での仕事の一部。
私は社員の里中さんが聞いた内容をメモするのが主な仕事となった。

ある意味で現場での調査より面倒いなぁと思ったことは白状せねばなるまい。
だが、実際やってみてその見識は大きく変わった。

私らのやってる仕事(バイトだが)は、
重に渓流や斜面等の崩壊による被害状況を調べたり、
道路や構造物などの耐久性をチェックしたりする仕事が中心だ。
だが、その多くは現場に行って調査するのみの場合が多い。
つまり、
「このあたりは落石が多くて危険だから処置が必要だ。」
「この渓流が氾濫するといけないのでダムを建設した方が良い。」
など、モノを見て判断するのがほとんどなのだ。

だから、会社で内業やっていてももうひとつピンと来ない。

そんな私にとって今回はとてもよい経験になったかもしれない。
現地で被害にあった人の色々な言葉が直に聞けたのだから。

当日の土砂崩れの様子。
それが家の真裏で起こったことに対する恐怖。
その後しばらくはどんな小さな音を聞いても当日のことを思い出して怯えた話。
隣の家が全壊して亡くなった方がいるという話。
半壊した家を取り潰して別の家に引っ越すという家族。

そういう話を聞くことによってこの仕事の重要性というのがよく分かった。

以前私がバイトの内容を説明したとき、
「地球を守ってるんだね」
という反応を頂いたことがあり、
「なんか違うなー」
という違和感があったが、やはり違う。

地球はほっといても大丈夫です。

むしろ、地球のもたらす自然の脅威から地元の人間を守らないといけない。
そんな仕事なんだなー、と思いましたとさ。

でもまぁ、それで仕事のやり方が変わるかってぇとそうでもないのだけれどね。



2001年06月12日(火)
よい天気、良く働く。ルーキーを見る。

昨日夜より、私は名古屋にいる。
バイトの関係で出張してきたと思ってもらえばほぼ間違いない。
昨夜は移動のみで仕事はなし。
まぁ昨夜した事といえば「あいのり」を見て、
後は飲み屋から帰ってきた社員さんの話に引き込まれないように、
必死で眠りについたぐらいだろうか?(話長いねんー。寝かせてくれー)

まぁ、今日の作業はなんてことのない渓流調査です。
多少体力は使うけど、室内業務で頭を使うよりよっぽど楽だったりする。
(というのは人にもよるけどね。)

私は大体こういう仕事は嫌いじゃない。
確かに身体は疲れるけど、基本的には社員さんの言うとおりに動けばいいだけ。

「そこで赤白ポールもって立ってて!」
「じゃ、この斜面の一番上からそこまでの距離測って。」
楽なもんだ。
ただ、まぁちょっと調子に乗って仕事がサクサク進みすぎた。

どうやら・・・3日間の予定だった仕事が2日で終わりそうな勢いだ。
ってことは・・・明後日帰るはずが明日になったのか?
あー、3日間名古屋でゆっくりする予定(?)だったのにー、残念。

でもまぁ仕方ないか。
夕食には久々に味噌カツも食えたしね。

そして営業所(兼宿泊施設)に戻った時には結構よい時間。
「ルーキー」やってたんですねー。
堂本光一が出てる刑事ドラマ。
「なんか今さらー」
とか言いながら今まで見ていなかったのだが、
一緒に仕事していた里中さんが毎週見ているということで見てみる。

割と一話完結のドラマなので今日いきなり見てもそれなりに楽しめる。
いや。。。。なかなか面白い。
なんだよー、もっと早くから見てればよかった。(前にも何かで言ったな。)
というような事体が・・・昨夜の「あいのり」でも起こっていた。

私ってもしかして、結構・・・いやかなり単純な性格なのか???



2001年06月11日(月)
よい先生、ワルい先生、フツウの先生(1)

大学には色々な先生がいます。
よい先生、ワルイ先生、フツウの先生。
もちろん、好きな先生、嫌いな先生、どうでもいい先生も。
その日何らかの意味で気になった先生をご紹介するこの企画。

今回はよい先生編。
世間様で言われるよい先生と意味合いが一致するかどうかは別として、
とにかく私が独断と偏見で評価する好きな先生です。


第一回:よい先生編 「集中力」

 3時間目の話です。
 授業開始時間から5分が過ぎました。
 いつも授業時間前に現れる先生が今日はまだいらっしゃいません。
 この先生出席を取るので(本人はあまり重視しないというが)、
 それ目当ての学生がざわつき始めました。
 相方の大東君も、
 「今日休講らしいで」
 聞こえよがしにガセネタをデマゴークしています。(笑)
 更に騒然となる教室内。(こらこら、遊ぶな大東)
 
 「遅れてすいません」
 そういって入って来た牧先生(仮名)。
 いつもどおり授業を始めますが、今日はなかなか静かになりません。
 何度か注意しますが皆聞かず。
  
 「じゃぁこれから集中力のつくビデオを見てもらう!」
 ついに先生怒ったのか!?
 と思った矢先、スクリーンに映し出されたのは・・・・

 マジック?? 

 え・・・手品・・・よね?
 
 なんかこう・・・手錠を何個も使って手足を何重にも拘束し、
 上から巨大のこぎりが下りてくるまでにヘアピン一本で脱出する・・・
 そんな映像。 

 え???
 なんでこれで集中力がつくの??
 
 と思ってる間にものこぎりがどんどん近づいてくる。
 あ、やばい、きられるぞ、これ!!!

 プチン。
 え?

 「さぁこれで集中力ついたやろ!」
 え?
 え???続きは!?
 
 「この続きはみんなが授業を静かに聞いてくれたら見せてあげます。」
 ひでぇえええええ!!!!!
 気になるじゃないかぁあぁあぁあぁぁぁぁ!!!!!

 「この後すごいことが起こるんですよ。
  この人はミスターマリッ●みたいなチンケなマジックとは違いますよー」
 あああああ、気になるぅぅぅぅ!!!!
 
 確かに集中力はついたらしい。
 その後教室は非常に静かになった。
 授業は無事終了し、私たちはその後の華麗な脱出劇を見ることができた。

 しかしふと疑問に思ったことがある。

 この「集中力のつくビデオ」。
 先生は毎日持ち歩いているのだろうか?
 教室が騒がしくなるのを想定して・・・・?
 それってある意味すごく変わった先生かもしれない。
 が、最後の先生のお言葉。

 「どうですか? 
  ミスターマ●ックなんかとはスケールが違うでしょう?
  でも●リックもすごいことしてるんですよ。
  来週はマリッ●のビデオも見てもらいましょう。
  そうすればどっちがすごいか違いがわかるでしょう。」

 ・・・・・・。
 てことは結局今日あのビデオは初めから見せるつもりだったのかな?
 だから、「集中力のつくビデオ」と称して見せるために、わざと遅れてきた?
 
 もしそうだとしたら・・・
 先生、あんたこそ本物のマジシャンだぜ!!(妙なところで感動)



2001年06月10日(日)

痛っ。
キーボードたたくのも痛い・・・。
むぅ、日記核の止めようかなぁ。
違う、日記書くのやめようかなぁ、が正解。
変換ミスを直す気もうせるほど手が痛い。(何処まで本当だか。)

でも冗談抜きで手が痛い。
何故って?
それは・・・・。


今日バイト先の藤原さんと上多さんの3人で、
滋賀県にある芹谷というところに行って来た。
芹谷といっても大多数の人にはピンと来ないだろう。
天然記念物「河内の風穴」というのをご存知だろうか?
あの近所である。

雨がふったら何処にも行かない予定だったが、
急遽雨がふらなくなってしまった。
だが、そしたら今度は
「いつも行ってる所は混んでて登れやしない」
という問題が浮上してきた。

じゃぁ藤原さんが車を出せるというので少し遠出、ということに。

だがこの芹谷。
超初級者の私には少々レベルが高すぎた。
まともに登れるルートがほとんどないのだ。
どうも私は自然の岩場での成長が遅いのだろうか?
春からこっちあんまり伸びていない気がする。

ぼやいていてもしょうがないので挑戦はする。
でもやっぱし全然歯が立たない。
何度もやっているうちに少しマシになってくる。
「を?そろそろいけるかな?」
と思った頃、右手中指がなんか痛い。
よく見たら爪と指の間に内出血・・・。
なったことある人は分かると思うが、これって結構痛い。
しかも登ってる(登ろうとしてる)時はあんまし気が付かないが、
冷静になればなるほど痛い。

これが痛みの理由その1。


その2は・・・・帰りの話。

芹谷の岩場は、到着するまで結構山道を歩かなければならない。
しかもものすごく歩きにくい道だ。
帰り間際、雨がばらついていたので、
「これは、帰り道すべるだろうなぁ」
なんて漠然と考えていた。
そしたらやはり見るからに滑りやすそうな泥々の道。

だが、「さ、帰るよ〜」と言う段階で他の二人が動かない。

「ああ、先に行って。」
は?
上多さん何言ってるんですか?
「僕、こういう道後から行く方が好きだから。」
・・・・素直に先に歩くのが嫌だって言えよ。
藤原さんもニコニコ笑ってる。
・・・はいはい。先に行けってことね。

仕方なく歩き出すが・・・・やはりものすごく歩きにくい。

何度も滑りそうになりながら、回りの木や草をつかみ、
できるだけ慎重に慎重に降りていった。

が・・・・

ズルッッッッ

どうやら油断したらしい。

グアッシャァァァ!!

こんなところに岩があるとは思わなかった。
見事に滑って左からこけた。
だがまぁ若干の防衛本能が働いて左手をついてカバーした。
最近の子供はこけるときに手をださず頭からこけるらしい。
そんな話が瞬間頭をよぎったのだが、
この時ばかりは素直に尻もちをついておいた方が得策だったかもしれない。

もうお分かりでしょう。
その後なんとなく、
いや結構左手の平親指の付け根あたり(わかる?)が痛いのだ。
あ、後左腰も微妙に痛いけどそれは微々たる痛み。

因みにそのこけた私に向かって上多さんの一言。
「君のお蔭で僕が滑らずに済んだよ。」

ムゥッカツクゥゥゥゥゥ!!!!
なんでそこで一言多いかなぁ!?

と叫びそうになった。
いや、むしろ叫んだかもしれない。
とにかく凄くむかついたのは事実である。

やっぱコイツ嫌いだ。
見てろよ、もっと上手く登れるようになって、いつか見返してやるからな!!
でも、でも、でも。

当面は左手と右手中指が痛い。
特に左手。
折れてはないと思うけど捻挫ぐらいしてるかも。
とりあえず冷やしておくかー。



2001年06月09日(土)
モニタ復活

昼前頃、佐川急便が現れた。
ようやっときたか、モニタの交換パーツ。
というか交換用のモニタ。

以前にもお話したかもしれない。
現在モニタが面白い状態になっているのだ。
表示領域が狭まって、大体半分ぐらいになり、真ん中らへんで縦長になっている。
しばらく見ていると自分がなんか不思議の国にいる気分になれる。
そんな素敵な状態だったのだが。
当然長く耐えられるはずもなくサポートセンターにメールしたのだ。
ここで電話ではなくメールにするあたりが私も親切になったと思う。
(そうか?)

とにかく度重なるメール交換の末、部品交換で様子を見るという結果になった。

で、その部品が今日届いたというわけだ。

慎重に箱から取り出したモニタを、やはり慎重に取り外したモニタと交換する。
各ケーブルを付け替え、電源を入れると・・・・

おお、映った映った。
違う!
映るのは当然だ。
うん、ちゃんと広い画面で映っている。
しかし広い、こんなにワイドな画面だっけ?
今まで狭い狭い画面で我慢していただけあって、
現在の状況がむちゃくちゃワイドに見える。
ちょっと得した気分。
でもこの得した気分も、また1、2週間過ぎたら当たり前になるのだろう。
そう考えるとちと淋しいなぁ。

なんて考えながら、
取り外したモニタを、運ばれてきたモニタが入っていた箱に入れてやる。
約5日後、こいつを受け取りに業者が現れる。
それをもって部品交換終了なのだが・・・・。

それまでこのドでかい箱は6畳一間の我が部屋を占領し続けるのか・・・・。
むぅ・・・・。

ディスプレイ 広くなったと 思いきや
 今度は部屋が 狭くなりけり