| 2001年11月29日(木) |
ヴェルサイユの祝祭�� |
今日紀尾井ホールへヴェルサイユの祝祭を見に行ってきました。 バロックダンスって、なかなか見に行く機会がありません。 今日はとても貴重なひとときを過ごすことができました。
私が資料室でお勧めしているバロックダンスのビデオを監修している 浜中康子女史が監修している演奏会で、 ルイ14世時代の劇音楽あり、ダンスありで、とてもためになりました。 とくにこの劇音楽「太ったカトスの結婚」は、 バロック期の舞台作品として楽譜・振り付け・歌い手や演奏者の ステージ上での動きなどが記された完全な台本として現存されている 唯一のものとのこと。 舞台の作りは観客をその時代の貴族に見立てた流れになっており、 その時代の王宮にタイムスリップしたような気分でみることができました。
舞台そのものにも感銘を受けましたが、 なによりも浜中康子の存在そのものに感銘を受けてしまいました。 プログラムをみると、彼女はこの舞踏譜の解読から手がけています。 桐朋のピアノ科を出たあと、バロックダンスの研究に没頭し、 それまでの研究の成果をここまでの形にしてしまう、 そのエネルギーと集中力に非常に感動しました。 あれだけ多くの人が協力してくれ、 一緒に舞台を作り上げるということは、 きっととても魅力的な人なのだろうなぁ・・・などと勝手に想像したのでした。
ひとつのことを極めるって、本当に大変です。 浜中女史の踊りはとても優雅で美しいものでした。 凛としていて、存在そのものに惹かれた私です。 こんな生き方ができるってすごいな、すばらしいな・・・・ そんな熱い思いを胸に抱きながら帰ってきたのでした。
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