想い出の樹

2002年12月01日(日) グループレッスン

今日岩田先生1回目のグループレッスンがありました。
このときばかりは、師匠と弟子。
こういった気持ちの切り替えも気持ちのよいものです。
しかし・・・その分緊張も・・・(笑)
生徒三人ともに緊張の面もちで、レッスン開始。
早めにこの緊張から開放されたい私は、
一番に見ていただくことにしたのでした。(^‐^;;

このレッスンで嬉しかったのは、
ソナタがよく見えてきた・・・ということでしょうか。
ベートーベンのソナタまでいっちゃうと、
「じゃ、ここは何?」みたいな部分がたくさん出てくるし、
主題も長いし、コーダも長いし・・・(笑)
経過もコデッタも長くって、判断しにくかったりします。

もちろんまだ全部理解できたとは言えませんが、
全体像を把握することが、少しできるようになったかな・・・。
全員ベートーヴェンのソナタを持ってきていたので、
自分のレッスン後、他の人の演奏に耳を傾けながら、
一人で形式に関してちょこちょこメモをしながら見学できたのが、
これまたよかった!

自分でわかる範囲のD-Tは、書き込んできてはいたのですが・・・。
じゃ、それを演奏に反映できていたかというと、
やはりただ頭の中だけで問題を解くかのように書き込んでいただけで、
それを演奏に生かすところまではいっていなかった私。
公開講座を聞いても、今回のレッスンを受けても、
そういった知識を演奏に生かせない自分を痛感しています。
そして、こういう機会がその自分を変えていけるチャンスだと、
ワクワクしながら受講している私もいるのでした。

自分のレッスンを受けて、全体像の把握以外に思ったこと。。。
それは自分が思っているような演奏に聞こえていないということ。(^‐^;;
私はポロポロとしたタッチで弾いているつもりでも、
左右のバランスが私の思っているほど差が出ておらず、
聴く側にはぼやっとして聞こえている・・・・
結構こういうこと私の演奏では多いのです。
で、それがわかっていながらなかなか克服できていない。
それを今回また痛感させられちゃいました。とほほっ

面白かったのは、効果的なデクレッシェンド、クレッシェンドの方法。
長いクレッシェンドやデクレッシェンドって難しいです。
自分の持てる音量の幅なんて決まってるし・・・。
それを音のバランスなどを利用しながら、
そのように「聞こえる」工夫をする。耳の錯覚とでもいうのかな・・・。
これは本当に面白かった!!

次回のレッスンも楽しみ!
吸収できるものは何でも吸収したいっ!
そのためには、やはり前準備が大切。がんばらねばっ!!


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中嶋 [HOMEPAGE]

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