想い出の樹

2003年02月05日(水) ピティナ千葉支部主催公開講座

今日は岩田先生の公開講座を聞きに、千葉まで行って来ました。
遠いと思っていた千葉。結構近いかも・・・・。

千葉での講座は、こちらではまだやっていない後期の作品があったりして、
まだ聞いたことのない内容がたくさん含まれていました。
最初の方は、印象主義などについての説明。
ここはシリーズを聞いたことのある人間にとっては復習ですが、
そういう人もいるだろうことを心得ていらっしゃる先生は、
プラスアルファで、聞いたことのない内容もちょこちょこ入れてくださいました。
今までシリーズで得た知識の総まとめができた・・・といった感じです。
ということで、和声についても時代背景についても、
すり込みすり込みと同時に、まとめまとめ・・・といった感じで、
鉛筆を持たずに、頭の中で反芻するように聞くことにしました。

そして曲の分析。
分析の方法、それを演奏に生かすための説明などは、
こちらのシリーズと同じ方針で説明されました。
大学時代の講義を受けているような感じです。
その中で、シリーズではまだ語られていない、
サティとの交流についてお話しがあったり、
ソステヌートペダルについてのお話しがあったりして、
本当に充実した内容の濃い講義でした。
きっと私を含めあの場にいた人たちみなさん、
2時間頭をフル回転させたことでしょう。(笑)

今回も「例」として、様々な演奏がありました。
アクセントとしてのペダリングを用いるところで、
モーツァルトのトルコ行進曲が出てきたり、
ベートーヴェンの減7の使い方として、悲愴が出てきたり・・・。
ジャズのペダリングは・・・とジャズを演奏なさったり。

和声の不安定な音から解決へ・・・という例についても、
ハーモニーを実際に演奏なさっての説明。
そして、これらの音をどのように表現したいのか・・・
といったところまで語られるあたり、
やはり分析から演奏へ・・・の復習でした。
何度も何度もきくうちに、
どう表現したいか、という説明ができるようになっていきそう。。。

もう今回で5回目の講座。
やはりすべてに共通するものがあるわけで、
それが私の中に刷り込まれれば刷り込まれるほど、
私の身に付く・・・はず!(笑)
これを今度はレッスンで、自分がどこまで出来るか試す。
で、試して演奏までなかなか反映できていない自分を露呈し、
がっくりくる・・・と。(^‐^;;

落ち込んじゃうことも多いですが、
このサイクル、私の中で最高なのでは?なんて思っています。
公開講座→レッスン→公開講座
こういったサイクルの中で、共通点である
分析→演奏表現の部分をできるだけ学び取り、
自分のものにしていきたい!

ここ数日ほとんど順子先生漬だったので、
あらためてそんなサイクルに恵まれた自分を発見しました。
うんうん。日記なんか書いてる場合じゃないぞっ!!
復習復習〜〜〜(≧∇≦)


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中嶋 [HOMEPAGE]

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