MIKI.PRUNEの方丈日記
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行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。 よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、 久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある、人と栖と、またかくのごとし。
(ゆく川の流れは絶えることなく、それでいて、もとの水ではない。 流れの停滞している所に浮かんでいる水のあわは、一方で消えたかと 思うともう一方では新しく出来て、長いこと同じ状態でとどまって いることはない。 この世に生きている人間と、住まいも、無常という点でまたこれ 水・あわと同じようなものである。)
これはご存知、鴨長明の「方丈記」の1節です。 人の心は何故、移り行くものなのだろうか? 変わりたくない自分がいて、変わろうとする自分がいる。 日々、考えることにより、少し立つ位置が変わるからなのだろう。
私もこの世に生きている人間のひとりとして、移り行く自分の心を 書き留めて行きたい.
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