MIKI.PRUNEの方丈日記
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2003年08月20日(水) きっと飛べると信じてた

 「きっと飛べると信じてた」は、オグ・マンディーノの書いた
本の題名です。この夏、オグ・マンディーノの作品をいくつか
読んでいますが、このオグ・マンディーノの描く作品はどれも
人生の生き方の道しるべになる言葉が出てきます。

 この作品では、「成功の種子」という章で、次のような言葉を
紹介しています。

 「この日を幸福な日にするには、ほんの少しの努力でよいことを
忘れません。私は決して幸福を追い求めません。なぜならそれは、
目的でなく副産物であり、幸福は所有することや得ることではなく
与えることにあるからです。」

 つまり、幸福は人から与えてもらうものではなく、自分が他人に
幸福を分け与えることで、自分までもが幸福な気分になれると
言っているのでしょう。
 
 また、「今日という日をバイオリンのように扱います。ある人は
そこからハーモニーを奏で、またある人は不協和音を奏でます。
しかし楽器そのものを非難する人は誰もいません。人生も同じで
正しく弾けば美を奏で、わけもわからずに弾けば醜いものを奏でます」
と書いています。今日という日を良い日にするか、悪い日にするかは
その人が他人とハーモニーを奏でようとすれば、心穏やかな良い1日
だし、誰かと喧嘩したり、嫌だと思うだけで悪い1日と思うだろう。
つまり、自分の1日の過ごし方でどうにでもなると言っているのだろう。

 当たり前のことだけれど、これを毎朝、口にし、そのような人生を
送りなさいとオグ・マンディーノは登場人物に言わせている。
わかっていながら、常に他人のことが気になり、心穏やかで居られなく
なってしまう。そこに、他人より不幸だと感じて、イライラする人間に
なってしまう。
 私も朝、口ずさみ、良い1日が送れるようにしよう。

 今日の一首

  今日の日を 心穏やか 過ごすには 己を捨てて 和を重んじよ


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