MIKI.PRUNEの方丈日記
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「恋火」を昨日、一気に読んだ。
小さい時に感動して聴いた曲に不思議な縁で出会い、 未完成のままのその曲を作りあげるピアニスト健太。 かつて、町で模様されていた伝説の花火大会を 復活させようとする香夏子。 この2人のはなしを縦軸として、ストーリーは展開 され、最後に完成した曲「恋火」と花火とが横から 繋がりをみせて、健太と香夏子が出会うところで この物語は終わる。
花火は儚くもあるが、なぜか人のこころを捕らえるし、 また、素敵な曲も人のこころをとらえて離さない。 これらをうまくまとめあげた物語でした。
今日の一首
さわやかな ものがたりを 読み終える 余韻をのこし フェードアウト
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