MIKI.PRUNEの方丈日記
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2004年01月06日(火) 恋火を読んで

 「恋火」を昨日、一気に読んだ。

 小さい時に感動して聴いた曲に不思議な縁で出会い、
 未完成のままのその曲を作りあげるピアニスト健太。
 かつて、町で模様されていた伝説の花火大会を
 復活させようとする香夏子。
 この2人のはなしを縦軸として、ストーリーは展開
 され、最後に完成した曲「恋火」と花火とが横から
 繋がりをみせて、健太と香夏子が出会うところで
 この物語は終わる。

 花火は儚くもあるが、なぜか人のこころを捕らえるし、
 また、素敵な曲も人のこころをとらえて離さない。
 これらをうまくまとめあげた物語でした。

  今日の一首

  さわやかな ものがたりを 読み終える 余韻をのこし フェードアウト 
 
 
 
 

 
 


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