日々記
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今日は、風が強くて砂煙にまかれました。 最近名古屋とか街付近しか歩いていなかったので気づきませんでしたが、昔に比べて砂がむき出しの道路が少なくなっているんですね。 なんだか新鮮な体験でした。
実は新しいパソにする際に、いろいろ移行作業を失敗しまして、今まで執筆時に使ってきたソフトを削除しちゃったり、辞書をクリアしちゃったりしていました。 それがただでさえ重い腰にさらに重石をつけていたのですが。 とりあえず、改善できる問題からこつこつと解決。 思い切り書ける環境にはなりました。 拍手の小話あたりからリハビリします。 書き上げてからご報告だとまた一ヶ月とか経ちそうなので、宣言だけ先に。 体温小話とオリジナル小話二本くらいの予定です。
あと近々、新しいご報告もできたらいいなと思っています。
☆ここ数日の感想 辻村深月さんの『凍りのくじら』 藤子・F・不二雄を先生と呼び、ドラえもんをこよなく愛している高校生・理帆子。それは、五年前に失踪した父親の影響だ。 学校と母への見舞いを繰り返す毎日の中で、理帆子はちょっとした遊びをはじめる。藤子先生のSF(すこし・ふしぎ)定義をもじり、自分や周りの人物たちにあてはめていくのだ。 そして、理帆子は自分自身に、SF(すこし・不在)の名前をあてはめる。
私も主人公ほどではないんしてもドラえもん好きなので、どういう話なのかと興味を惹かれて読んでみました。 ドラえもんネタに関しては、割とメジャーなものが多かったような。引用されてた話は私も印象に残ったものが多かったです。 辻村さんの作品を読むのは二作目ですが、思うに、この人の描く男の子はすごく好みなんだけど、どうも女の子は好みじゃないんだな。なぜか。 視点がシビアだからかな。どうも思考に共感できない部分があって苦手です。逆に、男の子はかっこよすぎるほどなんだけど。 でもさみしくて、空虚な物語の感じは好みです。面白かった。
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