日々記
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ぽかぽかしている中、読書に励むと贅沢な気持ちに。 とくにこんな話を読むと体を動かしていないと死んでしまいそうな気持ちになります。ぎゃー
☆以下は感想です。
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』 神さまに愛された走りの才能を万引きに活用していた走(かける)のあとを追いかけてきたのは、清瀬ハイジ。 走の才能に惚れこんだハイジはずっと心温めていた計画を実行に移す。 まったくの素人の下宿先の住人たちを巻き込んで、箱根駅伝に無謀な挑戦をすることに。 それぞれのスピードで、それぞれの頂点を目指して―
周りの評判がすこぶるよくて今年の駅伝は〜と話題になっていたりもしたのですが、すれ違いの日々が続きやっと読めました。 読めてよかったです。 最近スポーツ選手の心理を追いかける小説を目にする気がしますが、こういうものを文章に起こしてみたい、その衝動はすごくよくわかります。 憧れるんだ、圧倒的に。 駅伝というスポーツの特質上、一人一人のランナーが背負って走るものが見事に描写されていて大満足の一冊でした。 気持ちのいいお話だ! でも100メートルでも走ると息切れしちゃう不自由な体が情けなくてたまらなくもなります。 走ることに気持ちよさなんて感じたことないんだ。とほほ。
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